LIVE AND COOKIN'/HOWKIN' WOLF 
| チョット前に『ブルースの歴史』みたいな、正式なタイトルは失念してしまいましたが、まあ、そういった趣旨のビデオを知人からいただきまして、ニューポート・ジャズ・フェスティバルでのマディの映像とか、結構、『おおっ!』っていう映像が入っていたんですけどね、その中でも、もう抜群にかっこよかったのは、ハウリン・ウルフの映像でしたね。 エド・サリバン・ショー(?)、まあ、番組名はわかんないんですけど、ストーンズのミック・ジャガーが『最高にかっこいいんだぜ!』って紹介して、歌い始めたのが誰あろうハウリン・ウルフ!! 上のジャケット写真見てもらっても想像できるとように、でかいのは顔だけじゃなくって、身体も巨大なんですが、その巨体をくねらせて、身もだえしながら吼えるサマはまさに圧巻でございました。 と、若き日の。。。とは言っても、ウルフさんは遅咲きの人ですから、デビューした段階で既に40歳を超えていたはずですがね。まあ、身体がビシバシ動く時期のウルフさんのライブっていうのは凄かったんだろうね。 で、今回ご紹介の音源は、そのウルフさんのライブ音源。ただ、悲しいかな録音は72年と既に晩年に差し掛かった時期であります。 交通事故による大怪我や病気など体調が万全では無い時期のものであり、先述したようなパワフル汗撒き散らし状態のパフォーマンスではなく、椅子に腰掛けて、それでも吼えまくる!!といったライブの模様を詰め込んだ1枚でございます。 で、何気に凄いのはバックメンバー。 サックスのエディ・ショーは、マジック・サムとつるんでいた、あのエディさんですし、ベースのデイブ・マイヤーズ、ドラムスのフレッド・ビロウは言わずもがなのエイシスのメンバー。さらに、ピアノはサニーランド・スリム!と、ロックウッド翁と組んでいた実力派がずらり!と豪華に並んでおります。 そして!ウルフのバックと言えば!この人!!ということで、ギターはヒューバート・サムリン!!ブルースのバックであるなんてことを忘れ果てたかのようなアバンギャルドなギタープレイが2.I DIDN'T KNOWなどで炸裂しております。いや、この人はマジですげい(笑) で、肝心の内容は?といいますと、上記、鉄壁のバックに支えられて、身体は動かなくとも、その咆哮はいまだ健在!という感じでウルフさん吼えてます。まあ、全盛期の叫びと比べると正直、パワーは落ちてますが、その分、味わいは深いですよね。染みるんだよ、ウルフの叫びが。 ただ、曲が比較的地味目のチョイスなのが寂しいかなあ。有名どころは8.SITTING ON TOP OF THE WORLDくらいのものだもんね。 6.DON'T LAUGH AT MEなどで聴けるウルフのハープも心に染みます。いいハープです。マジで。あ、8のハープもいい!泣きたいときにちょうどよい(笑) とまあ、満身創痍の状態にありながらも、全身でブルースを表現して見せたウルフ。このライブの翌年には遺作となる『BACK DOOR WOLF』を製作。そして、その3年後に召されてしまうわけです。。。 MCでのウルフ自身の言葉が胸に染みる一枚ですな。 。。。I really appreciate you because you are mu people... 『皆さんに深く感謝します。貴方たちはわたしの仲間です。。。』 う〜ん、『知ってるつもり?』みたいになっちゃったなあ(苦)
MCA MVCM-220848 |