GREAT WHITE Live at ROCK 106 BIRTHDAY BASH, MARVERICK STADIUM 4/10/1999





ども。ようやくここのコンテンツ製作にとりかかり始めました。
さて、4月10日に南カリフォルニア、ヴィクターヴィル(ランディ・ローズのお墓があるサンバーナディノから30キロくらい離れているところ)で行われた地元ロック系ラジオ局の開局一周年記念イベントへグレイト・ホワイトが出演するというので、パソコン通信で知りあったアメリカ各地の友人たちと一緒に行ってきた。


最初の晩は待ちあわせを兼ねるということもあって、ヴィクターヴィルではなくグレイト・ホワイトの出身地であるレドンド・ビーチで泊まることになっていたものの、空港で待ちあわせると何かが起こるというジンクスがどうやら確立されたらしく、私が搭乗したフィリーからロスまでの直行便はいきなり出発から管制の問題で遅延。ついでコロラド州デンバー上空の天候が悪いという理由で大きく迂回する別ルートを取ることになり、とうとう燃料補給ということでラス・ヴェガスへ立ち寄ることになってしまい、結局予定から2時間あまり遅れて到着。空腹と日ごろの食い意地が優先して、夜中の便で来る友だちを見捨ててトーランスにある知人経営のフレンチ・レストランへタクシーを飛ばして駆けつけた私は人でなしでしょうか(笑)とにかく異常なくらい寒くて寒くて、出発直前のフィリーは20度台後半だったのと相反して凍りそうなロス…CNNのウソつき!スタジャンとTシャツしか上に着るものがないので早くもトリハダが立つ。かさばっても万一の場合に備えて長そでTシャツの一枚くらい持っておくべきだと学んだ。サニー・カリフォルニアはどこへいったんだぁ〜!


次の日は某スシバーでディナーをとった後にヴィクターヴィルまで出かけるということで、それまでちんたら近所を散策したりして過ごした。でも私だけチームワークを乱し一足先にスシバーへ行く(笑)だってアメリカ人と一緒だとあれ食べられないこれ食べられないやれそんなもの喰うのか、といちいちウルサいし酒だってろくに飲めないんだもの。というわけで一人のうちにあれこれ美味を堪能させてもらう☆後から友人たちも無事やってきて、宴会開始。とびっ子を「最悪」とか「この変なものなに」とかアメリカ人にありがちなコメント連発で説明するのに苦労させられる。ちったぁ予習してこい!(ここらへんについては雑記帳に書いてやる)


さてヴィクターヴィルに向かう。最初ロングビーチの方まで南下してから高速にのって北上するという形で2時間ほどかかっただろうか。しっかしアメリカらしくハイウェイ沿いの照明がめ〜〜〜ったにない………こんな田舎に来たの、久しぶりだ。出口入口とストリート名の表示の上にくらい照明つけてくれよ。どうせこんな人里離れた山(砂漠か?)ん中メンテが大変だからってんで手ぇ抜いてるんだろうけど、危なくて仕方ない。NATO牛耳る前にすることあるだろ〜が。ってこれは州政府の管轄か。


小さな集落寸前の街なかにあるホテルへチェックインして、すぐに階下のコーヒーショップへとお茶しに行き、ぐたぐた話しているうちに午前3時。とはいえ女ばかり5人もいるとかしましいを通り越してうっるせえうっるせえ。修学旅行みたいでラップトップでメールチェックを始めるとそれをネタに盛り上がって更に寝ないという具合でなかなか眠れん。こっちは東海岸ペースで眠いのに…とかいいつつメールチェックから返事を書いてネットを始めてしまい、あちこち書き込みして結局寝たのは朝6時。


それでも朝9時にはちゃんと起きて交替でシャワーを浴び、朝ご飯を食べて簡単な買い物をしてから昼過ぎにはコンサート会場になるスタジアムへ向かった。入り口でゲスト用パスとチケットを受け取って入場し、たらたらスタンド席で日なたぼっこをしながらグレイト・ホワイトのサウンドチェックを見ることにする。今度は日差しがキョーレツでローストチキンにされているような気分。黒いジーンズ穿いているから脚があっち〜のなんのって。マイケル・ラーディがやってきたのでちょこっと話をする。


サウンドチェックが終わってから一度ホテルへ戻って再度出かける。座席の配分は、ラジオ局のコンテストで当選した人、もしくはゲストがグラウンドの中央付近に設けられているステージの前に行けるという仕組みで、それ以外の人はスタンドの指定席。開演が午後4時で前座のラジエーターズは観ていなかったのでどうだか憶えていない。次のブレットボーイズは遠目に観ていたけれど、ファースト・アルバムからの曲を中心にしたコンパクトなセットで、演奏もまとまっていてよかった。確かいまはオリジナル・ラインアップのはず。このままのノリで新作を出して活動してほしいと思う。ルックスがグリッターな感覚になっているんだけど似合うんだな、これが。特にヴォーカルのマーク・トリエンは華が感じられた。歩いているだけでもカッコいいんだよ。


さて、午後7時になったのでいよいよグラウンドに下りて自分の場所を確保する。友人たちはみなこぞって左側、つまりマイケル側に固まってしまい孤立無援(T_T)ではあるが、後ろに去年の大晦日のショウへ来ていたという人がいてバックアップしてくれるらしいのでちょっと安心(しかし!なぜ私が大晦日に来ていたと知っているんだ?どこに行っても「○○の時にいたでしょ?」と訊かれるが、私はそんなに目立つのか?)。7時半を少々廻ったところでラジオ局の人のアナウンスを合図にショウが始まった。すでに夕暮れどきにさしかかり、空はちょうど比重を利用したカクテルのように、赤みがかった部分から紫がかった部分にまで何層ものの色合いに分かれ染まっている。野外のショウで何が好きだって、この空の色が変わっていくところが見られるのが最高にいい。どんな照明をつかったってこれは再現できるわけがない。


まさかまた去年と同じセットじゃないだろうなと懸念していたものの、オープニングは"Face the Day"。この曲は普段中盤を過ぎたあたりで演って大きく盛り上がるのだが、立ち上がり一曲目に持ってきてもなかなか合うと思った。ただし、あくまでもカヴァーなので個人的にはやってほしくないと考えているのも事実。続いて"Old Rose Motel"。一時期外していたけどいまやこれはライヴでの定番曲に収まっている。野外のイベントでありながら音もいいし、メンバーの調子もよい。早くもどんどん観客がクレイジーになってきてぎゅうぎゅう押される。ステージの下はスカスカで、正面にスポンサー企業のロゴ入り幕が張られているだけなので、押されるとうにゃ〜となって踏ん張りがきかない!なんとか脚みたいになっている部分にこっちの足を引っ掛け、幕の上の部分を引っつかんで抵抗するがたまらん。重めの"Hand on the Trigger"としっとりした"Rain"(マーク・ケンドールがヴォーカル)で落ち着くかと思いきや、ここでわっけわかんねぇ乱入女出現!ガンガン後ろから前に入り込もうとして人のこと引きはがそうとするから、即キレてどつきカマしたけどそれでもやめない。奮闘していたら隣にいた子連れのおじさんが「子どもがいるんだからやめてくれ」みたいに言ったらしく、一応その女は素直に引き下がったけど泣いてやがんの。だからアメリカ女ってイヤだよ。てめえで自己管理できないんならこんなどさくさする位置に来るんじゃねえ。こういうことよく見てるから、「アメリカ人女性は自立している」なんて絶対ウソだとしか思えない。


去年からプレイされている新作からの"Wooden Jesus"につづいて名バラードの"Save Your Love"。これは地元南カリフォルニアだといつもライターの火があちこちで灯り、気持ちいいくらいの大合唱になる。そしてレッド・ツェッペリンのカヴァー2曲連発。"No Quarter"は良かった!ちょうどここで歌詞に合わせたかのように、絶妙のタイミングでふぅっ、と涼しい風が吹き抜けて「おおっ!」と驚かされた。自然の演出にかかると人間技の演出効果なんて足元にも及ばない。それからこれも去年から加わっている新曲の"Rollong Stoned"、定番の"Call It Rock-N-Roll"、"Mista Bone"と流れていってGWといえばこれ、"Rock Me"!どうしたわけか気分が高揚してひさしぶりに涙ボロボロこぼしながら合わせて歌った。最後の方ではキレた観客の兄ちゃんが乱入してヴォーカルをジャック・ラッセルと分け合っていた。


アンコールはドアーズの"Roadhouse Blues"(これもマークが歌った)を皮切りにおなじみのヒット・シングル"Once Bitten, Twice Shy"(再度いうが私はやってほしくないと思う)、"Wasted Rock Ranger"でフィニッシュ!ひ〜〜助かった。あれ以上押されていたら腰でも背中でも絶対痛めていたと思うよ。そろそろ年齢と体力を考えないといかんな…


セットリストは以下の通り(*はヒト様の曲)

Face the Day*(ANGEL CITY)

Old Rose Motel

Can't Shake it*(ANGEL CITY)

Hand on the Trigger

Rain*(vo. Mark Kendall)(Johnny Winter)

Wooden Jesus

Save your love

No Quarter*(LED ZEPPELIN)

When the Levee Breaks*(LED ZEPPELIN)

Rollin Stoned

Call it Rock N Roll

Mista Bone

Rock Me

Roadhouse Blues*(vo. Mark Kendall)(THE DOORS)

Once Bitten, Twice Shy*(Ian Hunter)

Wasted Rock Ranger*







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