其の一
一年の春、まだ僕が学校に慣れていない頃の話だ。
二限の授業を終え、僕は友人何人かと学食へ向かった。
そこで僕らが見たものは、我が物顔で大量に席をとり、
のさばっているサークルの馬鹿者達だった。
もちろんただ食事をしにきた僕達の席などはあるはずも無く、
聞こえてくるのはバカ騒ぎをしているヤツらの声だけだった。
おまけにこの馬鹿者共は食器も片付けず、さらにタバコの吸殻や、
空き缶までもそのままにして去って行く。
僕はこの状況に苛立ちを感じた、もちろんお父さんも感じたのであろう。
僕はお父さんの肩が怒りで震えているのを見た。
おそらくこのときから僕とお父さんのこの大学との戦いが始まったのである。
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