| そろそろ新曲が聴きたいなぁ、と思っていた矢先の、実にファン心理のツボを突いたリリース時期の新譜である。リリースの回転が速いAvexならではの商法ではあるが、個人的にはvocalの声が大好きなだけ(個人的に好みど真ん中の声である)で楽曲は結構どうでも良いこのユニットに関しては、単純にポンポン新曲が出てくれるのは何とも嬉しい限りである。って、ひどい言い方だけど。 んで、このところ数作ではリミックスの出来がかなり良く、今回も期待し過ぎない程度には期待していた。 そしてまたも当たり。結構良いんだなぁ、この何ともポップでフラワーなリミックス。日だまりの中をスキップしながら散歩する、そんなイメージの明るいリミックスは、Vocalの声質と彼らの曲・メロにしっくりくる。 かつてもう一人のメンバーがいた頃は、80年代テイストでチープ極まりない音飾がなされてて、曲全体のイメージもそんな感じだったために、リミックスもBPMを上げて電子音を装飾したいわゆるユーロっぽい感じの駄作・凡作が多かったのだが、Vocal+Guitarのユニットになって以来メロとVocalの声質の曲に対する比重が大きくなり、その分リミックスも良くなった気がする。勿論、リミキサーの選択も良いのだが。 今の彼らの良さを十分理解した人間が、リミキサーの選択もやっているんだろうなぁ。非常に良いセンスだと思う。 何と言っても、聴いてて『イイなぁ』と思わせるリミックスなんだもの。これ、地味に日本人アーティストじゃ珍しいと思う。単なるオマケに収まってないし、それに浜崎その他と違って1枚に1〜2曲しか入れないってのが、これまたイイとこ突いてるなぁ、と。良いものを厳選して、って印象与えるもんね。 ま、いずれにせよ好き、って部分でかなり甘めに見ちゃうってのはありますが。リミックス好きの人間としては、元々結構好きなアーティストな上、こうして良質のリミックスも聴けちゃうってところにすごく魅力を感じちゃいます。 って、ほめてるのリミックスばかりですな。あはは。ま、深くは突っ込まないで下さい(苦笑)。 ちなみに今回紹介したのはプロモ盤。正規盤とは打って変わって可愛らしい作り。こっちの方が良いんじゃないの? とついつい思ってしまう、そんな一枚。ある程度はレア盤かも。 |
| いきなりの名作で大ヒットだった1枚目、『あれれ?』と若干コケ気味だった印象の強い2枚目という、新人アーティストにはありがちな経緯を辿ってきて、ここで真価が問われる3枚目のシングルである。 結論。 当たり。 良いわ、この曲。プロフィールなどから、本人は本来2枚目に近いR&Bテイストの曲が好きであろうと想像しており、このままそっち方面に進んでしまうのは何とも勿体ないなぁ、と危惧していたのだが、見事それを払拭するかのような1枚目の路線バリバリの新曲。何より、サビが良いね。Vocalistとしての彼女の魅力が十分に発揮されていると思う。 そして今回も充実の布陣で楽しみでならないリミックスは・・・、と思ったら何と肩透かし。何と新曲のリミックス入ってないじゃん! 頼むよ、Avexぅ〜。今回もThunderpussが参加するって噂を聞いていたから楽しみにしていたのに・・・。出し惜しみ、しているのかなぁ? 勿体ない話だ。 ちなみに僕はイマイチ気に入らなかった前作のリミックスは、やはり前作に収録されていたThunderpussによるものが一番の出来だったと思う。他の人は、どう思っているのかなぁ? 今度USでも"Trust Your Love"のシングル出るって云うし。どうなりますやら。 何はともあれ、このまま1枚目、3枚目の方向で進んでって、早くアルバム出してほしいもんですが。ついでに未発表曲を中心にリミックス集も出してくれるとすっごく嬉しいんだけどなぁ。無理、だろうなぁ・・・(苦笑)。 |
| 97年か98年のレディングでの映像をちらっと見て以来、ずっとずっと気になっていたバンド。 その時やけに印象に残って好きだったのが、"Ready To Go"だったのだが、好きなんだけどこの曲じゃぁアルバム買う勇気が出てこなかった。一番ヒット性が高い曲でこれじゃなぁ・・・、と正直そう思っていたから。 先日そんな彼らのアルバムを、遂に安値で発見。迷わず購入。ハズレだったとしても、200円分なら十分に楽しめそうだな、とそんな軽い気持ちだった。 ところが。 こりゃ予想外に良い、良いよ。すっげー気に入った。どの曲のドライブ感もあるし、ちゃんとロックしてる。何より、最も恐れていた『単調なだけかも?』という危惧は完全に的外れ。実にUKロックな一枚。う〜ん、良いわ、これ。 アメ盤ということで1曲目が差し替えになっているが、ちゃんとオリジナルも入ってて。個人的には、キーボード主体のオリジナルの方が、ブルースを意識したのかアコギモードなUSミックスより、好みかなぁ。両方の中間くらいのバージョンがあればもっと良い気もしたけど。ま、無い物ねだりですか。 何はともあれ、思わずシングルばかりを載せ続けてきたこの欄に紹介してしまうほど、望外の好盤であった。 こんなことなら、買い渋るんじゃなかったなぁ・・・。今彼らは、どこで活動しているのやら。すっかり音沙汰無くなっちまったよ(苦笑)。 |
| 突如としてハマってしまったバンドの最新シングル。邦楽バンドで純粋に楽曲だけでこれだけ入れ込むのは久しぶりかも。 元々何の予備知識も無かったのだが、先日深夜の音楽番組で彼らの曲を耳にして以来、数日間その音の感触が耳から離れず、結局このシングルを購入、しっかりハマってしまってそのまま現時点で出ている4枚のシングルを全て買い揃えてしまった。くはっ。 『透明感』だとかそんなありきたりの表現がまず浮かんでくると思う。確かに、そんな音。楽曲そのものは洋楽テイストで、邦楽特有の泥臭さが感じられず、非常に心地よい。そしてVoもすごく良い。独特の雰囲気を持った声で、この人がずっとベース弾きだったとは思えないくらい。この声の価値に、よくぞ気が付いたものだなぁ。 それはともかく、何よりメロが、特にサビメロが極上だというのが一番の決め手だろうか。何物にも代え難い素晴らしさが、ここにあるように感じる。 そして、そんなメロやアレンジやヴォーカルなど全てをひっくるめての、音の肌触りとでもいうべきもの、これがたまらなく気持ち良いのである。ホントにホントに、すっごく良い。 そしてこれは4枚のシングル全てに共通することであるが、B面曲の出来がこれまた素晴らしい。ハズレ曲が無いというのは、できたてバンドが走り出した時期ならでは、って感じもしないではないが、このバンドならこのクオリティを結構保ち続けてくれるんじゃないかなぁ、とそんな期待もついつい抱いてしまったり。 母体となっているrumania montevideoの楽曲も、こうなると気になって仕方なくなるなぁ・・・。 ※RAMJET PULLEYはrumania montevideoのGuitar、Bass、Keyboardを担当する3人が作るサイドプロジェクト。アレンジで同じくGuitarの三好氏も参加。 |
| あまりにも美しい、美しすぎるこの曲はMansun珠玉の楽曲群の中でも異彩を放ちつつ、心ふるわせる。THIRTEEN EP、通算では15枚目に当たるこの曲で彼らは一つの境地に、間違いなく立ったと言えるだろう。 そもそもあの孤高のひねくれ者フロントマンPaul Draperがここまでリリカルに恋を、自分を歌い上げると一体誰が想像し得ただろう。しかし、その驚きをも超える静謐な『こころ』が、この曲に脈打っているのを感じずにはいられない。静かながらも、ここまで力強い印象をもたらすのは本当に驚異的としか言いようがない。だからこそ、誰よりもまず"rock"を求める、愛する方々にこそこの曲を聴いてもらいたいと思う。 結局、『美しい』としかこの曲を形容できない自分が哀しくなってくるだけなのではあるが、それでも敢えて、繰り返そう。 あまりにも、美しすぎる・・・。 |