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5thアルバム
「ドミノ・スカイ」

(2008年)

 

収録曲 試聴♪
1・シェルター [歌詞]
2.ホープフル・ソング [歌詞]
3.負の世界 [歌詞]
4.ひよこ [歌詞]
5.Talkman Boogie [歌詞]
6.ファイターズ・ハイ [歌詞]
7.北へ(不南) [歌詞]

 夜明けの街に脱ぎ捨てられた羽根が舞っている

崩れ落ちる瞬間の空を見上げながら僕は
今、目の前の最果ての地で

廃墟の夢と
夢の廃墟を探している自分を想像したんだ。

 

★ ライナーノーツ ★

「ドミノ・スカイ」
モスクワとは、ようするに(R)のギターであり、(R)が元気に、思うままにギターを弾くアルバムを作りたかった。ローリングストーンズにキースが元気な「キースのアルバム」とミックが元気な「ミックのアルバム」がある話を聞いた事があるけど、その意味で「ドミノ・スカイ」は「(R)のアルバム」です。

そして、いつものお願い。
少しだけ大きめの音で聴いてもらえたら嬉しいです。


1.シェルター
(R)と(H)が原案を作る曲はコトバとリズムから作ると書いた事がある。
そのやり方で曲を作ると「具体的」にどうなるのか?
最も特徴的なのは、英語がほとんど出てこない事じゃないかと思う。
僕らは、もちろん日本語を話しているので、生み出されるコトバは当然日本語になるのだ。
イントロのギターは(R)。

2.ホープフル・ソング
この曲は夢で作った。
裏(ブログ「ロシ愛」)に記述した事もあるが、知らない曲を演奏している夢を見て、その夢で見た曲がベースになっているのだ。
夢で曲が出来れば、そりゃあ楽だ。
ハハハ。

とにかく。
とにかく夢の力を借りて?モスクワはここまで来ました。

(夢でも、道を歩いてても、食事中でも、曲の断片を思い付く事はあるのです。でもそれを実際の曲として完成させるのはスゴク大変な事なのです)


3.負の世界
俺は、俺達は、ロックが演りたいと思っていて、ロックとは、こういう曲じゃないかと思っている。
そして、この2008年に、こういう曲を演るバンドは、あまり多くないんじゃないかと想像している。


4.ひよこ
1989年頃の作品。
延々と続くギターリフ、地を這うメロディ、何かを象徴するようなギターソロ。
初期モスクワのすべての要素が詰まった曲だ。
詰め込み過ぎて8分長の曲になってしまったよ。


5.Talkman Boogie
非常に感覚的な話だが、モスクワの二人のギタリストは、対照的な形で成長してきたような気がする。
(R)が決め球を磨くように良いギターを弾くようになってきたのに対し、(K)は球種を増やすように良いギターを弾くようになってきた。
聴く人はどのギターを誰が弾いているかなんて分からないと思うけど、この曲は、その特徴が非常に良く出ていると思う。
中間のマリンバは(K)の演奏。


6.ファイターズ・ハイ
(K)の球種に関して。
この曲の歌のバッキングでは主に左側から聴こえるのが(K)のギターである。
相当変わったギター、クールなギターだと思うが、このギターワークとストリートスライダース風のギターソロ。直球から変化球まで、相当幅が広い。
黄河のように幅広いと思うなあ。


7.北へ(不南)
2ndアルバム「北極星」のラストの曲「シベリア」には歌詞はあるがメロディが無い。
シベリアのイントロは(R)が作った中でも最高のものの一つで、歌詞も結構良いと思うのだが、残念ながら当時はどうしても歌を付ける事が出来なかった。
この曲は、その続編のつもりで作った。
冒頭の歌詞だけが決まっていて、他は白紙で始めたが、何故か歌が民謡風?に、リズムがレゲエになってしまった。
まあ、そういう事もあるんですよ。


文責:(H)@モスクワ



「裏ライナーノーツ」はこちら

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1.シェルター

Words:(H)@モスクワ
Music:モスクワ
Arrangement:モスクワ
Music Conception:(H)@モスクワ+(R)@モスクワ
Rhythm Programing:(R)@モスクワ


雨が降り止まないんだ、どこに行けばいい?
傘は折れてボロボロだ、どこに行けばいい?
明日の約束など忘れていいんだ
今、この時の事だけ考えていよう

何もしなくてもいいんだ、ここに居ればいい
泣くも笑うも自由さ、ここに居ればいい
心と体を温め直すんだ
季節が変わるのを、ただただ眺めていよう

君を隠すよ
世界が終わるまで、そして始まるまで

ドアを叩く音がする、何をすればいい?
君を呼び出す声がする、何をすればいい?
真冬の夜の門番のようになろう
一晩中でも眠らないでいるよ

君を守るよ
罪を犯しても、すべてを失くしても
君を隠すよ
世界が終わるまで、そして始まるまで

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2.ホープフル・ソング

Words:(H)@モスクワ
Music:モスクワ
Arrangement:モスクワ
Music Conception:(H)@モスクワ+(R)@モスクワ
Rhythm Programing:(R)@モスクワ


空に月を磨き、地に波を拾う

闇のように深く、虹のように淡い
黄金色をした海を静かに眺めているんだ
喜びは色褪せ、悲しみも滲んで、
内向きの怒りだけが青白く燃えているんだ

手元に浮かんだ丸い月に歪んだ顔が映っている

今夜、俺は死ぬのだ
ここで、俺は死ぬのだ
舌に刻んだ文字を思い出しながら

空に月を磨き、地に波を拾う
空に月を磨き、地に波を拾う

砂のように重く、風のように軽い
波間に溶けゆく声に耳を澄ましているんだ
悔しさは錆付き、焦りさえ消え去り
奮える想いだけが貼りついて離れないんだ

途切れ途切れの言葉の欠片を拾い集めて繋ぎ合わせる

今夜、俺は死ぬのだ
一度、俺は死ぬのだ
舌に刻んだ文字を思い出しながら

空に月を磨き、地に波を拾う
空に月を磨き、地に波を拾う

血のような朝陽を左の頬に浴びて
この道を戻ってゆく
見慣れた景色が嵐の後のように違って見えたんだ
別のものに見えたんだ

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3.負の世界

Words:(H)@モスクワ
Music:モスクワ
Arrangement:モスクワ
Music Conception:(H)@モスクワ+(R)@モスクワ
Rhythm Programing:(K)@モスクワ


眩し過ぎる太陽が、ほどよく影になっている
サングラスを外して氷の言葉を口にする
音より速く伝わって負の世界
感じ考える間もない負の世界

場違いな笑い声が爪の間に入り込む
役割を終えたかのよう、すべての人々は立ち止まる
崩れ落ちる空、瞬間の負の世界
セピア色の空、静止画の負の世界

きっと俺のせいだろう、たぶん俺のせいだろう
眩しいなんて、それだけなのに

寂し過ぎる夜にだけ、必ず君は訪れる
名乗らない君の名を、おそらく俺は知っている
脱ぎ捨てられた羽根の舞う負の世界
切り裂かれた羽根の舞う負の世界

君の語る言葉がだけが心の中に溜まっている
変わらないその笑顔、俺だけ又一つ歳を取る
縮んだ記憶、必然の負の世界
伸びゆく想い永遠の負の世界

きっと俺のせいだろう、たぶん俺のせいだろう
寂しいなんてそれだけなのに
寂しいなんてそれだけなのに

崩れ落ちる空、瞬間の負の世界
セピア色の空、静止画の負の世界
崩れ落ちる空、瞬間の負の世界
セピア色の空、静止画の負の世界

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4.ひよこ

Words:(H)@モスクワ
Music:モスクワ
Arrangement:モスクワ
Music Conception:(H)@モスクワ+(R)@モスクワ
Rhythm Programing:(R)@モスクワ

ひどく事務的な手付きで等身大の絵を描く
うねりを持った曲線が人の姿を描き出す
静まりきった部屋の中、聞こえない声が聞こえた
例えば満足していないとしても違う言い方があるだろう?

それは理屈や理論じゃないのさ
だから意味とか理由とか無いのさ
昨日の事など忘れた、昔の事など覚えてない
輝ける時を売り、色付きの夢を見る
輝ける時を売り、色付きの夢を見る

心の奥の被害者を指先だけが理解する
光と影が交差して、呟く言葉跳ね返る
瞳を描き入れた後に、本当の事を口にしよう
仮に軽蔑している奴とも俺は笑顔で話せるさ

そうさ、後に結果が残るだけ
別に覚悟や勇気はいらない
明日の事など知らない、先の事など分からない
輝ける時を売り、色付きの夢を見る
輝ける時を売り、色付きの夢を見る

そして全ての嘘は溶け合って一つの世界を支える
言い訳なんていらない、説明さえも必要ない
輝ける時を売り、色付きの夢を見る
輝ける時を売り、色付きの夢を見る

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5.Talkman Boogie

Words:(K)@モスクワ
Music:(K)@モスクワ
Arrangement:モスクワ
Rhythm Programing:(K)@モスクワ

あなたの言葉が全く聞こえない
あなたは何かをたしかに話しているのに
俺はニッコリ微笑んでみせるだけ

あなたのココロが全くワカラナイ
あなたは何かをたしかに話しているのに
俺はゆっくり頷いてみせるだけ

あなたの姿が全く見えてない
あなたはたしかに目の前で話しているのに
俺は静かに見つめてるフリをする

あなたが誰だか全くワカラナイ
あなたは何故だか親しげに話しているのに
俺はニッコリ微笑んでみせるだけ
そしてゆっくり立ち去ってしまうだけ

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6.ファイターズ・ハイ

Words:(H)@モスクワ
Music:モスクワ
Arrangement:モスクワ
Music Conception:(H)@モスクワ+(R)@モスクワ
Rhythm Programing:(H)@モスクワ

夜が明けるまで世界の果てで
廃墟の夢とか夢の廃墟だとか探していた
ズレていた世界が突如切り替わり
何がが生まれる、そんな瞬間を待ち続けた

見えなくなるまで走り抜けてゆきたい
道を作り出し走り抜けてゆきたい

そして囚われたい
君に囚われたい
他の誰でもない
君に囚われたい

わずかな灯り、最果ての先の
瓦礫の山だか宝の山だかを登っていた
痛みに耐えて、苦しみを超えて
俺が俺ではなくなる瞬間を狙っていた

血を流しながら声を出し続けたい
ここに居るのだと声を出し続けたい

そして喰らわれたい
君に喰らわれたい
他の誰でもない
君に喰らわれたい

風が
風が
強く吹き荒れていた
強く吹き荒れていた…

見えなくなるまで走り抜けてゆきたい
道を作り出し走り抜けてゆきたい

そして囚われたい
君に囚われたい
他の誰でもない
君に囚われたい

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7.北へ(不南)

Lyrics:(H)@モスクワ
Music:モスクワ
Arrangement:モスクワ
Music Conception:(H)@モスクワ
Rhythm Programing:(H)@モスクワ

大人は泣くわけないと何故だか信じていた
こぼれゆく砂を握りしめ、北へ北へ歩いていく

忘れてしまいたい思い出も無くなるわけじゃない
溶けない雪を踏みしめて、北へ北へ歩いてゆく

いつかどこかで会えるのだろう
君にも会えるだろう
そして、この道分かれるまで、しばらく話をしよう

どんなに悩んだ事だって決める時は一瞬さ
過ぎゆく季節を追い越して、北へ北へ歩いてゆく

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