多言語の活動を1981年にスタートしたヒッポ。最近は「7カ国語で話そう」のキャッチフレーズで
世の中でも有名になってきました。 その7カ国語というのは、
スペイン語、韓国語、英語、日本語、ドイツ語、中国語、フランス語。
ヒッポが始まって10年たった1991年には、この7つのことばに
ロシア語、イタリア語、1992年には、マレーシア語、タイ語、 
その後、ポルトガル語、広東語、インドネシア語、アラビア語、も加わり、今では15カ国語になって、
ますます多言語の環境が豊かになってきています。


世界中を眺めてみると、日本のように1つのことばだけが話されている国よりも、
1つの国の中で、多くのことばが話されている国のほうが多いのです.
例えば、ヨーロッパのルクセンブルクでは、ルクセンブルク語、ドイツ語、フランス語、英語、の
4つのことばをだれもが話せます。  オランダやスイスも多言語です。
インドだは、100とも、200とも言われていることばが飛び交っています。
そんな中で暮らしているインドのひとたちは、地域によってことばの種類は違っても、
そこで聞こえてくる4つや、5つぐらいのことばをだれもがわかり、はなせるそうです。


日本語、英語、ロシア語、タイ語、・・・・・・・。一見、全くちがうことばと思うかもしれませんが、
どんなことばも、人間がみつけ、創り出してきたことばです。
だから、にんげんのことばにはどのことばにも共通の普遍的な秩序があるに違いない
と考えています。


ヒッポには先生がいません。 ことばってこれまでの外国語教育で考えられてきたように
一方的に誰からか教えてもらうものではありません。
周りにいるいろんな人との関わりの中で、自分で見つけていくもんです。
先生はいないけれど、毎週のヒッポの活動を各地域で主催しているひとがいます。
その人たちをフェロウと呼んでいます。フェロウとは、研究員、一緒にことばをみつける仲間。
自分自身がヒッポが楽しくて、自分たちの家族や地域の人たちと一緒に身近な日常に
多言語の環境を創っていこうという人です。だから、メンバーの人よりもことばができるとか、
みんなを指導する立場の人ではありません。みんなが同じ目の高さで、わいわい作っていくから
面白いんです。それから、ヒッポには、黒板も、テストもクラス分けもありません。
自然習得をしようというのがヒッポなのです。