Fishmans / Neo Yankees’ Holiday
僕らのバイブル『ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ』のジャケットはかっこいい。天気がいいのだから、これを見たら誰でも買いたくなってしまう。かわいいおサルも載ってるから、誰もが微笑みたくなる。 フィッシュマンズのアルバム収録曲に関して、順位づけとかは全く意味無いことだけど、この 『ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ』ではそんな愚行をあえてしてしまう。この順位もいつもと同じで、 気分やら精神的状態でがらりと変わってしまうようなものですから、あれこれ言わないでください。 好きな順で書いていたら、一番「1、2、3、4、」二番「RUNNING MAN」三番「パラダイス」。 4番、5番あたりに「エヴリデイ・エヴリナイト」や「Just Thing」でいいと思う。 好きな曲がたくさん収録されてるから私の中でも名作です RUNNING MAN 晴れた日はこの歌を思いだす。窓から見える風景は何時だって同じでちっとも変わらない。ただ空の蒼は一秒だってその瞬間そのものではありはしない。今見えてる蒼はもう無い。次から次へと暗さを失っていく。この刹那を迎えるために「RUNNING MAN」を聴き始める。 天気が良く青空が広がってると、いつだって口笛を吹きながらこの歌を思いだす。頭ん中でこの歌がかかり出して、いつものように自転車をこぎだしてしまう。毎日晴れてくれると、この歌ばかりがグルグル回りだしてそれだけでもう嬉しくなる。 一人でいてもこの歌が好きだ。晴れた日が終わろうとしても、オレンジ色した太陽が何度も差し込んでたあの部屋のことを思い出す。何もできない僕にもその間だけは中心にいられた気がした。 アルバム内での1、2を争う私のお気に入り。歌詞の世界が好きです。受け身人間としてはすごく憧れるものがある。なんでもないことなんだけど、それがかえって氾濫しすぎていろんなことも見えづらくなってるんだと思う。この歌を聴いてるといい風に勘違いできててそのことにも今はまだ甘んじていればいいんんだと考えてる。まぁそんな日も当分迎える準備もできはしないだろうとは思うけど。 なんかで読んだけど、この曲ってかなり異彩を放ってる風に思えるらしい。でもそれこそが私が好きになった大きな理由だと思う。 いかれたBaby どうしてかわかりませんが自分の中では 距離はできています。 いい曲だけど・・・という印象しかないです。歌詞も悪くないですし、メロディーも悪くない。だけどなにか物足りないと感じてしまいます。まあそれは自分の人生経験不足といえば元も子もないんですけどね。歌を好きになるかの基準って、やっぱりいかに共感できるかだと思います。私は今までこんな場面に出くわしもしなかったし、そうも思ってこなかった。それがこの曲を好かないもっともな所以です。 Smilin'Days,Summer Holiday 歌詞は前向きですっごい好きです。 ほんの少しざわざわしてきて、とろん・とろんな気持ちに放り投げ出されます。 なのに、メロディーはどんよりしてて重いような感じです。暗いし、決して明るい気分にはなれないと思う。歌詞の世界にそって、それっぽく作られていないのですが、逆にミソなのかもしれないです。私があえて言うことじゃないけど、「こういう歌もなにげに作ってきたことが、フィッシュマンズのすごいとこなんだ!」って誰かが言ってたかもしれないです。機として万人受けを狙わなかったのか分からないけど、「Smilin'Days,Summer Holiday」には未だ馴染めることができないです。 この歌を聴くからこそ、次の「エヴリデイ・エヴリナイト」がより活きてきます。 エヴリデイ・エヴリナイト 受け身な歌詞が私にすごく似合うような気がする。こういうのもいいかなって思いたいけれど、それじゃ何時まで経っても駄目なままだ!って思い知らされます。しみじみしてきて、ゆっくりなテンポが気持ちよくて、 ため息をつきます。 よく聴いてみると音が少ないことに気付く。主になるベースも良い感じに響いている。 疲れない人 息抜き。和ませてくれて、なんだかほっとできる。ちょっと重かったのをふっと退かしてくれてます。 二元論では言い過ぎだけど、これまでの歌とは逆の部分も補っているところが佐藤さんの歌詞の魅力だと思います。「難しい顏はもういらない」ホントにその通りです。気難しく変に考えなけなければ、いろんなことはうんと楽しいですからね。 Just Thing 潔く死ねとまでは言ってないけど、そうありたいです。このままずるずる暮していくことも一つの選択枝として心に留めておいもいいのだけど、どこかで波状をきたすのはまちがいないから。揺さぶって崩れかけてる時にすっと忍び来んでくるからこわい。そうされたかったと望んでいたことも認めなければなりませんが、この歌は雁字搦めだった私を自由にさせた。どこかでこんな事を思う人間がいたっておかしくないと思う。最後のキーボードの音がすごく好きです。少年の頃に聴いたアコーディオンのあの音みたいで懐かしさが蘇ります。 大平洋 正直、難しいと思います。あれやこれやと言える私の守備範囲ではありません。こんな曲は、他にあまりないのでよくわかりません。波音は好きですよ。 パラダイス この曲は3、4番目ぐらいに好きです。この曲も目立ちはしないしアルバム内でどのぐらい比重を置かれてたのか分かりません。シングルになった曲の方が有名だろうし、やっぱりあか抜けています。 だけど、この歌詞がとにかく好きです。歌詞の怖さ的なものは後々のフィッシュマンズにもつながる所があります。悪くいったらマイナス的なものが全面に出されてますし、逆説的な意味あいだらけの歌詞でもあります。素敵で小さな物語りを思わせるところも好きですね。 楽曲は大変すばらしいものなので、新しいバージョンでも聴きたかった・・。すごく思い入れのある歌です うまく歩けないよ 小嶋謙介さんの作詞・作曲による、このアルバムでは唯一の歌です。 歌詞の内容が個人的に好かないので、 聴き逃しがちな歌になってます。私もこんな事を吐く時がくるのかなと思いながらも、何時か幸せな気分で聴いてみたい歌でもあります。 独りでもあるく、それを繰り返してきたのが今までの私です。まぁ、こんな人生でも大きな後悔もせず、それなりに満足して生きてきました(笑) 1、2、3、4、 笑いかけて見てごらん。聴く度に「独りで何笑ってんだ」と思う。ギュっと凝縮されて込み上げるものが微笑みに変わるんだから仕方がない。笑っちゃうくらい最高とはこんな曲を聴くときのためにあるんだろう。 アルバム内での1、2を争う私のお気に入り。だけど「1、2、3、4、」はこのアルバムでしか聴けないから一番にします。「RUNNING MAN」は『オー!マウンテン』でも聴けますし。小嶋さんの作詞した曲はやっぱりすごい。アホな意見なんだけど解りやすいといったら変かな?ストレートにずしんと胸に届いてくれます。歌詞は一語、一字が完璧というか過不足が全くないですしね。引き込みはめちゃくちゃいいと思います。 この歌も私の中でのフィッシュマンズに於ては、別格のグループに属してます。こんな曲がアルバムだけで聞けることが、フィッシュマンズをこれほどまでに好きでいる理由の一つでもある。シングルでもなくアルバム内の単なる一曲というだけなのに、こんなにも底を掘り下げて最も個に想いを向けた歌を作るなんて、ズルすぎてカッコ良すぎると思う。こんなこともやっておいたよ!という感じがたまらなく好きです。だから 思い入れのある歌ではあります。この歌で友達が元気を出してくれたことが今は一番うれしい。 Walkin' 名曲だと言われてるし名曲だと私も思う。だけど好き嫌いで言えば、嫌いじゃないけど好きでもないの部類に入っちゃんですよね。私にとってはその程度にしか思い入れはないです。みんなが良いと言うのは分かるけど、どうして好きになるのかわからない(しつこい?)フィッシュマンズのこっち部分に属してる歌は好きじゃないんだと思います。 勝手な解釈なんだけど、Walking系ソングの草分け的な歌。この歌から、のちにつながっていく壮大な物語りを彷佛させます。Walkingソングの序章的な位置付けにしてもいいと思う。 ス−・パ− 煙草を吸うようになって肯定的に聴けるようになった。佐藤さんがマイセン・ス−パ−ライトを吸ってたらしいので、私も最近はこの銘柄ばかり吸うようになってしまった。煙草を毛嫌いしてたころは「依存しちゃダメだ」って言い聞かせてました。(煙草は依存というより中毒と言った方がいいかもしれない)この歌詞も煙草あって成り立っているわけだし。だけど、体験してみないと分からないことは沢山あるということがわかりました。一日が終わって一服する。楽しい食事の後に一服したい。そんなことを思えるようになったら、中毒へとまっ逆さまに落ちていくだけですね。 Glittering rewinder mix こっちの方が好きです。とりあえず、そんだけです。 毎回かなりしんどいです。歌に関することを全く書かないこともあれば、同じことばっか書いている場合もあります。まぁ仕方ないと諦め半分でやってます |
12.20.1999 文 lucystone
by Lucy Stone world lucystone@geocities.co.jp