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ふたつの詩集
佐藤伸治の詩集、「ロングシーズン」が発売された。 "2月23日に発売される!"との情報をもとに、午前中から池袋の東側の書店を探したが 一向に見つからず。 お昼過ぎ、HMVに行ったついでに西側の本屋も探してみることにする。 最初に立ち寄った芳林堂書店に、たくさん並んでいた。 芳林堂書店は新刊の品ぞろえはしっかりしてるようだ。 これからは、まず芳林堂書店にいくべし、と自分に言い聞かせます。 でも書店としては、立ち読み自由のジュンク堂書店の方が好きなんだよね。 (池袋の話でわからない人、ゴメン) 「ロングシーズン」を購入したわけだけど、もう一冊 銀色夏生の詩集「月夜にひろった氷」も 一緒に購入した。 「月夜にひろった氷」は4年前、図書館で借り 全てを覚えてしまうほど、読み返した。 今、思いだそうとしても 蘇ってくれない言葉をもう一度見つけ直すため あの言葉を私だけのものにするためにも どうしても、この詩集を買う必要があった。 「ロングシーズン」と、「月夜にひろった氷」 かなり共通してる。 同じ出版社だし、互いに文字だけの詩集 言いたいことを代わりに伝えてくれた 「月夜にひろった氷」の初版が発売されてから、 およそ13年 いつまでも色褪せず、私を惹き付けてくれた、 この言葉の魔法たちが 「月夜にひろった氷」には、いっぱい詰まってた 探していた言葉を、やっと取り戻せた 言いたかったこと、先に言われたけど それも構わない。 だって言葉が見えたから。 ありがとうが言えるだけでも、喜びが噛み締められる。 けど、言葉が見えることなんて 二度と起こらない気がする。感性が鈍り出したのも あるし、幸せになりきれないというのもあるから。 (2000.06.05 最終更新) |
by Lucy Stone world lucystone@geocities.co.jp