Fishmans/SEASON



 「SEASON」ってすごくいい曲です。
私はずっとずっと「SEASON」のシングルが欲しかった。
SEASONとの出会いから、
97年当時、次のアルバム『宇宙 日本 世田谷』に「SEASON」は収録さ れるものだとてっきり思い込んでいた。だけど「SEASON」はアルバムに は未収録と曲となる。地方に住んでた私にとって、発売当時に買い逃して しまったら、二度と手にいれるのは殆ど不可能に近かった。
「あ〜聴きたいよ〜」という欲求と、テレビで見たあの演奏を忘れないよう、 毎日自分の願望と記憶と格闘していた。発売してからかなり時間は経って いたが「LONG SEASON」も聴いてみたりした。だけど、あのシンプルな 「SEASON」がやっぱり聴きたかった。

 季節は変わり、私は引っ越した。98年五月銀座山野楽器で「SEASON」 のシングルをついに見つけた。私はこれが欲しかったんだ。 時代は流れて、「SEASON」もベストアルバム「Aloha Polydor」に収録さ れてしまった。ちょっとこれまでの気持ちを思うと寂しくもあるけれど、 みんなも聴けるようになったことが、ただ単純に嬉しかった。


『SEASON』
 何度もしつこいんだけど、「SEASON」はすごい曲なんだと思っている。 この曲に出会えたことで、私の人生のかなりの部分は変わってしまった。 それも今ではもう良い経験だったと思う。
だけど、こんなに影響力のある 歌は、もうこれからも登場しないし、出会えることさえ無いだろうとうす うす感じ始めてきている僕には、 これから何が残ってくれるのだろうか?
 たったたらららと4回繰り返されてヴァイオリンが入る。歌詞がいいこと は言うまでもないんだけど、「走って」「呼んで」「夢の中」という何で もない単語がこの曲の中では華やかに光りだしている。佐藤さんの「あー」 という声、HONZIのヴァイオリン、タッダンタタダンという正確な欣 ちゃんのドラム、譲さんの最後に残る主張してるベース音。どれも無くて はならないものだと思います。 あ−、聴く度に思うんだけどすげえ曲です


『I DUB FISH』
この「I DUB FISH」こそ知る人ぞ知る曲になってしまった。未だ アルバムに収録されないままである。アルバム「Aloha Polydor」に収録さ れるかと思っていたが、どうやら外されてしまったようだ。
この曲はポリ ドールでのシングル・カップリング4部作の中では唯一remix作品ではなく、 オリジナル作品として光を放っている。カップリング4部作はシングルを 購入した人のみが聴けるお遊びみたいな楽しみでもあるが、実際にはほと んど幻みたいな存在になりかけている。有名な「ナイトクルージング・ Plasma Mix」なんかはファンの間では聴いてみたいという声は沢山あると 思うのに、収録されてる「ナイトクルージング」のシングルは滅多にお目に かかることはできない。シングルのみでアルバムに収録されないといったこ の状況は、シングルを売るための戦略だから仕方ない部分もあるが、あまり にこれらの曲を聴く機会がなさすぎる。シングルが絶盤になる前には、なん らかの形で音として残してほしいが、多分無理だろう・・・

 I DUB FISHはビデオ「THE THREE biRds & MORE FEELiNgs」 の最後の部分の作品紹介で、さわりの何十秒だけは聴くことができます。



LONG SEASON


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by Lucy Stone world lucystone@geocities.co.jp