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spiral lifeは96年3月23日の横浜アリーナ公演をもって、 活動停止となった。 とりあえず解散ではなかったはず・・・。 そして2人は、ソロ活動をスタートし、今に至っている。 自分ながら、何を今さらという感がある。世間的にも 「あー、そんな2人もいたなー」 と覚えてくれれば幸いで、多くの人はその存在すら知らぬままだろう。 私もそれでいい。 spiral lifeは、私の中でFishmans以前だった。 spiral lifeというあの波があったからこそ、音楽が好きになり、Fishmansにも出会えた。 今の価値観を支える土台となってきた。 spiral lifeについての自分を考えは、今も整理しきれてない。 ある意味で、 spiral lifeはもう私の中だけの、追憶だけの存在にしたいのかもしれない ここに、たまたま見つけた当時のぴあの切り抜きがある。 「”時代を告げるライブ”の予感 SPIRAL LIFE、ついに横アリへ」 私はspiral lifeと成長してきたわけではなく、残った香りだけを追いかけてきた。 本当に最後の1ヶ月間だけ、活動停止前の spiral lifeのファンでいられた。 もし・・・は、不要だが、私も一緒に夢を見たかった。だけど、 夜明け前に飛びつけただけでも幸運かもしれない。 けれど、二人の 可能性を何度も夢見てしまう・・・ spiral lifeに関しては、私は語れない。 あの数ヶ月間のことだけを書いておく。 二千年四月、ミュージックスクウェアを久しぶりに聴いたら、 「タマガワミサ」なる人にパーソナリティーが変わっていた。 貴ちゃんのミュージックスクウェアが好きだった。 「こんばんは!中村貴子です。」 あの声が待ち遠しくて 21時になるのが楽しみだった。 AIRの「ARE YOU SLEEPING BR.JOHN」も Fishmansとのおぼろげな出逢いもこの番組。 全国で聴けるらしいNHK-FMの利点も好き。 引っ越しきたばかりの春の季節は、なんとなくこの番組を聴いてる人って、結構多そうな気もする。 16才の冬の終わりに、ラジカセを買った。高校一年の2月だったはず。 その日からラジオを聴く毎日が始まったものだった。 FM群馬で聴くことができた、spiral lifeの番組。 あの番組がすごく懐かしい。 3回か4回しか聴けず、妙に高いテンションで車谷君が曲紹介をしていた。 「F.O.G.G.S.2」に収録されていた曲を流したり、 ファンが選ぶベストテンみたいなことをやっていた。 「Why Don't You Come with Me?」を聴いたときなんか 痺れてしまった。 3月いっぱいでこの番組は終わってしまった。 そして、いきなりの活動停止。 好きになりかけた瞬間での、裏切りだった。 ミュージックスクウェアは必ず聴くようになってた。 5月の始めに、とうとうあの曲を聴いてしまった ラジオだけを真剣に聴く人なんていないだろし、 私も読書しながらだったり 勉強しながら聴いてるのが、当り前だった。 その日も、なにか本でも読んでた気がする。 「女?男?なにこれ?すごすぎる。とにかく録音しなきゃ!!」 慌てて、空のテープをセットし ラジオを録音した。 おかげで、無事に録音できたのは後半だけだった。 その日から、 「ARE YOU SLEEPING BR.JOHN」のCDが発売するまでの一ヶ月ちょっと、 このテープばかりを聴いた。 あの出逢いは忘れない。 最高の想い入れと、 確実に聴いてきたと時間が証明する。 この曲がなければ、音楽なんて好きにはならなかった。 車谷浩司(ヴォーカル・ギター)とLucyStone(ドラムス、本家)という 二人からなる音楽 ドラムがすごい。始まりの「タ、タ、タタ、タン」の繰り返し から脳裏に焼き付けられる 3分10秒過ぎからの、 LucyStoneのドラムを叩きっぷりは中毒になる。 「ダン」という力強い一撃が8回。シンバルも加わって更に勢いづいた 「バァァン」が4回。最後も締めとなる最大の聴き所が一発。 サビ前のコーラスで「ラーラーララー」とつながる。 音が限られているから、どうしてもドラムが目立つ。 音があまりにも少ない。素っ気なくて、突き放された感じであるのに、 こうも惹き付けられてしまう 車谷君の声が、 女性のような天使のささやきだったりする。ちょっと 何を言っているのか聞きづらい。 歌詞が今もわからない。私が購入した初回仕様。透明ケースに クレジットが印刷されている。 セロファンっぽい透けている表ジェケはあるのだが、歌詞カードはない AIRのARE YOU SLEEPING BROTHER JOHN?があったから、 spiral lifeの過去の作品を聴いた。車谷浩司を好きになった。 ただそれだけのことにすぎない |
by Lucy Stone world lucystone@geocities.co.jp