俺は、ずっとこのまま生きていくんだと思った。

誰とも関わらないで、ずっと一人。

つらくはなかったし、その方が楽だった。

人は結局一人なんだと・・・・そう思ってた。


そんな俺の前にアイツは現れた。

アイツの笑顔を見ながら、俺は幸せだと思う。

幸せ・・・・ずっと前に諦めたもの。

手にしたくても、できなかったもの。

アイツはいとも簡単に俺にくれた。

俺は不器用だから、うまく伝えられないけれど。

手放したくないと、思ってるんだ。

この気持ちを・・・・いや、やめよう。

臆病な俺は、言葉にすることができない。

幸せな日々を壊したくなくて。

誰かを欲することは、こんなにも苦しいことなのか。

苦しくて・・・幸福だ。

この時間が

ずっと続けばいいのに。