チャラララチャーチャラチャーランラン チャチャララチャララ チャンチャンチャン
「みなさんこんばんはー!!久々に帰ってまいりました!テレホンショッキングの時間です」
オモリさん、老けたー?
「何だ、それは。私はいつでもピチピチギャルですよー。さて今日のゲストは、いたのか?こんな小僧。影が薄い燃える男!日比谷君でーす!」
小僧―!
「ひどいっス・・・先輩・・・」
もうすでに泣きそうになっている日比谷。
「開始早々泣かないでください。何でヒドイの?」
「自分、出番をずっと待ってたのに、どうして最後なんですかっ!?流れからいけば、理事長の次は自分じゃないっすか!」
「だってホラ。人気順だし」
「主要メンバーなのに!?花椿先生より下ってことっすか!?」
「うん。そだね」
「ううっ・・・」
「このまま話してても埒があかないので、先に進みます。日比谷君の夢は?」
「プロ野球選手になって、女子アナと結婚することっス!」
急に元気になる日比谷。
「うーん・・・なんとゆーか・・・。じゃ趣味は?」
「いい男ウォッチングっス!」
「どっかで聞いたようなセリフだな」
「先輩の弟の尽さんにはお世話になってるっス!」
オモリは暫く思案顔をした後、ぽんと手を打った。
「君、カラミづらい」
「な、何てこと言うんスかー!!質問に答えてるだけじゃないッスかー!」
「もーちょっとさー広げようのある答えをしてよ」
「葉月先輩なんて、ああ、とか、・・・しか言ってなかったじゃないスか!贔屓ッス!」
「だっているだけでカッコイイもん」
「ごふー!!」
オモリの暴言に吐血する日比谷。
「第一今まで一回も君は登場してないからね。もっと存在をアピールしたほうがいいよ」
「先輩が邪魔してるんじゃないッスか!」
「よし。じゃあ自己紹介タイムをあげよう。30秒ね。ハイスタート!」
「早っ!えーと、自分ははば学1年(オモリが2年の時)日比谷渉ッス!野球部ッス。葉月先輩みたいないい男を目指して驀進中っス。えーとそれから・・」
「はいおしまい」
無情に告げるオモリ。
半泣きの日比谷。
「まだ大事なこと言ってないッス〜!」
「男がウダウダ言わない!さてそろそろ終わりに近づいてまいりました」
「先輩待ってください!自分、何の為に出たんですかー!?」
「一人だけ出番がないのも可哀相だと思って。本編出るのも、もうちょい先だしねー」
「まだ先なんすか!?1年待ち続けてるのに!」
「出たとしても、最初のストーカー騒動のとこだけかもね」
「人気が何なんだぁー!!年上のばっかやろー!!」
叫んで席から走り出す日々谷。
取り残されるオモリ。
「・・・暴言はいてたみたいなんで、後で教育的指導をしなくちゃいけませんね。これだから体育会系は・・・」
オモリさんがいぢめるからよー
「彼はヤラレキャラですからねー。宿命です。さて、ここで残念なお知らせがあります」
えー!なにー?
「長らく続いたテレホンショッキングも今回が最終回となりました。締まりのないシメでしたが。文句は日比谷に言ってください」
えー!!寂しい〜
「一応全員出ましたしね。2順目いくと大変なんで」
○ 晴君はー?
「彼は隠しキャラですからね。エセ外人会話も楽しそうですが。間違った日本語教えたりとか」
オモリさんくろーい
「期待してるくせにー。それでは長らくの御愛願ありがとうございました」
いつになく笑顔のオモリ。
晴れ晴れとした顔をしている。
フェードアウトした後、次回予告のテロップが流れる。
新番組「理事長は見た。葉月の番長豪遊記」