罪人すら避ける場所

神聖な場所。それは神社とかお寺の境内。

クリスチャンなら教会と言うかもしれないけど、私に身近なのはやっぱ仏教なんで。

不思議に思ったことない?

どうして寺社では事件が起こったという話を聞かないのかと。

たまーに賽銭泥棒が捕まったりもしますが、それだってあくまでたまに、だ。

普通の人ならこう思います。

そんなバチ当たりなと。

賽銭泥棒じゃなくても、寺社の中は殺人現場になったりしない。

私が知らないだけかもしれないけど、そんな話は聞かない。

とゆーことは、犯罪者でさえ寺社は神聖な場所だと思ってるのだ。

思わなくても、神罰を多少は気にしてるわけだ。

だってさ、場所的にはおあつらえむきじゃない?

人は来ない、薄暗い、埋める場所もある。

これほど良い条件が揃ってるにも関わらず舞台に選ばれないのは、やっぱそれなりの理由があるんじゃないかと思ったのです。

今回はバチ以外の理由を探ってみたいと思います。


私が人を殺したと仮定しましょう。

神社に死体を捨てる利点は・・・

目撃される恐れが少ない。

掘り返される危険が少ない。

今急に思いついたけど、丑の刻参りって何で神社の裏の森でやるんだろう・・・

絵馬に呪いの言葉を書いたりする人もいるし。

ここでは関係ないが。

お墓にも埋めないよね。

バレないって点では一番だと思うけど。

やっぱ怖いからかな?

問題点は、階段かなぁ。

だいたい寺社は高いところにあるから、重たい死体を運ぶのは一苦労(神護寺なんて絶対ムリ)。

次、神社で犯行を行う場合。

利点なんてなんもない気が(笑)

通り魔なんて夜にフラフラ神社に来る人もいないからできないし、呼び出しという点でもリスクが高い。

レイプを考えると・・・結構あるのかもしれない。

ナイフとかで脅して連れ込んだりとか。

こーゆーのはニュースにならないので、案外多いかもしれないですね。

って逆の結論出しちゃまずいんですが。

気が引ける、というのを除けば、やっぱ犯人も怖いんじゃないかなぁ?

夜の境内って、入りにくい雰囲気がない?

幽霊が出そうで。

お寺だとお墓とかあったりするし。

木々のざわめきしか聞こえない場所。

神がいる場所で罪を犯そうとしている罪悪感。

相手もわざわざそんな場所行きたくないから、身構える。

要するにリスクが高いのかもね。

昼はひたすら神聖ですが、一度日が暮れれば、妖しく姿を変える。

用があっても、夜には行きたくないもん。

寺社は今でも暗い=怖いの図式が成り立っている場所です。

闇を追いやった現代人だからこそ、夜の寺社を怖がるのかもしれません。


まとめに入りますが、寺社の防犯性は視覚イメージもそうですが、心理的な要素が高いのだと思います。

セコムのシールが貼ってある家には泥棒が入らないのと一緒で、神社とか寺とかいうだけで、防犯の役割をしてるのですな。

だって暗くて人通りの少ない夜道は、絶好の犯罪現場でしょう?

同じ条件でも寺社を避けるのは、本能的なのかも。

一般の家庭の防犯には応用できないけど(笑)

結果から言えば、嫌な思いして神社に埋めるより、山に行った方が気が楽だから、ってとこでしょうか。

逆に神さえ恐れなくなったら、日本も終わりだと思うけどね。