「こんばんは。日付が変わると同時に始まる深夜のテレホンショッキング。司会のオモリです」
オモリさーん!
「えー今日はある意味何が起こるか分かりません。脳内メリーゴーランド。三原色君です!」
色サマー!!!
「来たよ」
「こんばんは。ちょっと心配していました」
「約束してしまったからね。うん、決めたよ。僕の絵のモデルになるといい」
「えっ?いや、私よりもっと相応しい人がいると思います」
「そんなことないよ。ミューズが僕に囁いたんだ。このヴァルキュリアがいいと」
「・・・この前も思ったんですけど、何でそう呼ぶんですか?戦乙女のことですよね?」
「僕は見ていたよ。君が颯爽と悪魔の化身達を倒すところを!その荘厳な様をすぐにカンバスに描いたよ。今度見せてあげよう」
「悪魔の化身・・・うまい表現ですね。私のことはいいので、三原君のことを質問させて下さい」
「何でも聞くといい」
「天才芸術家と名高いですが、どうして芸術家になろうと思ったんですか?」
「僕自身が芸術だからだよ」
「・・・・・質問を変えます。三原君は長髪ですけれど、伸ばしているんですか?」
「このほうが僕の美しさを引き立たせるからね。僕の髪は流れる海のようだろう?」
「流れる海・・・?じゃ、じゃあ女性の好みはありますか?」
「ミューズだよ」
「は?女神みたいな女性ということですか?」
「みたい、ではなくミューズでなければだめだよ。ミューズ以外は僕とつりあわないだろう?」
「その言動を理解できるのはミューズしかいなさそうですしね。でも三原君は近づき難い所が神秘的でいいそうです」
「僕は人見知りをするからね。あまり人と話すのは好きではないんだ。だから今日は特別だよ」
「ありがとうございます。じゃ最後の質問です。好きなものってありますか?」
「マミーが作ったものなら何でも好きさ」
「マミー?お母さんのことですか?」
「他に誰がいるんだい?マミーは料理が得意なんだ」
「そうなんですか。三原君の彼女になる人は大変ですね」
「マミーはとても美しいんだ。流れる豊かな髪。ミューズのような神々しい顔・・・」
恍惚とした表情で語り始める三原を遮るオモリ
「マミーの話はもういいです。えっともう時間なので次のお友達を紹介してもらえますか?」
「いやだよ」
「は!?」
「僕の後を任せられるような人物はいない。そうだろう?」
「・・・そうですね。私が探します・・・。今日はありがとうございました」
「楽しかったね。また来てあげてもいいよ」
「気持ちだけいただきます・・・・それではまた明日!」
げっそりとした表情をしたオモリを映し出すカメラ。
果たして次のゲストは見つかるのか!?
このシリーズの意味はあるのか!?