思春期

笑いたい奴は笑えばいい。私は今22歳で思春期だ。

思春期って、小学生とか中学生じゃないの?とお思いの貴方。

私もそうだと思ってた。とっくに通り過ぎたと。だって私小学生で大人になったもん。

確かに大人だった。思春期を通らなくても、大人にはなれるのだ。

でも、思春期を通らないと、人生はやっていけないのだ。

そもそも思春期って何よ?恋すれば思春期なの?

確かにそうとも言える。一方通行ではなくて、相手のことを考えた時に通るのが思春期。

将来が分からなくなった時が思春期。

壁にぶち当たった時が思春期。

もやもやするのが思春期。

便利な言葉だ。でも最も的確だ。

私は、思春期を通らなかったから。

病気だと勘違いした。

勘違いして病院行って、鬱だって言われて薬投与されて。

思春期が薬で治るわけがない。

案の定私はおかしくなって、周りに迷惑をかけて、自分自身も沢山傷ついた。

傷ついてどうにもならなくなって。

やっと親に相談した。

他人だと思ってた家族。

でも答えをくれたのは、他でもない母だった。

「遅い思春期がきたのよ」

その言葉で、私は母を許せた。

22年間他人だと思っていた人間を、家族だと認識した。

薬と病院通いをすっぱり止め、私は今元気にやっている。

「幸せだ」と言った私に、友達は「嬉しくて泣きそう」と言ってくれた。

包まれて、怒られて、やっと周りが見えている。

この文章を読んだら、鬱の人は怒るかもしれないな。

でも、鬱だと決め付ける前に。

誰でもいいから相談してみて。

違う答えをくれるかもしれない。

医者は最後に頼りなさい。

抗鬱薬は神の薬じゃない。

副作用に耐え続けられるものだけが、飲める薬。

ほんの少し脳を麻痺させて、つらいことを思い出させないようにする薬。

決して「性格を明るくさせてくれる魔法の薬」じゃない。

私は昔読んだ本で、プロザックを魔法の薬だと思っていた。

アメリカ人は、大半が飲んでいるらしい。憂鬱を解決してくれる薬。

私はプロザック飲んでも、具合が悪くなって絶望しただけで、明るくなんてならなかった。

抗鬱薬飲むと、物覚えが悪くなります。すぐ物事を忘れます。

楽しいと思えなくなります。

これは私の体に薬があってなかったのかもしれないけど。

薬は万能じゃないから。

まずはカウンセリングがいいんじゃないかな。

鬱のCMは間違っている気がする。

病院に行くことは勇気がいる。それを少し改善したかもしれない。

でもね。薬は確実に何かを台無しにするよ。

1ヶ月憂鬱だったら、誰かに相談する。

それでも駄目なら運動してみる。歩くだけでもいい。

運動する元気すら沸かなかったら、太陽に当たってみる。

少し幸せな気分になるかもしれない。

何が憂鬱なのか言葉に出してみたら。

何か変わるかも。

私みたいに、薬でどうしようもなくなって治す意志すらなくす前に。

鬱に依存する前に。

これを読んだ貴方に、少しでも参考になればいい。

そう思って、私は文章に残すのです。

自分が壊れたと思っても。

「何も壊れてなんかないよ」と言ってくれる人が、傍にいますように。