内田春菊
この人の本ははっきり言って苦手だった。といっても2冊しか読んだことなかったんだけど。
理由は読後感が悪いから。 主人公がされることへの理不尽さに怒りがわくんだよね。
そしてそれが本当のことだから。ファザーファッカーなんてすごかった。
内田春菊は父にこんなことをされたのか。よくそれを乗り越えて書けるなと思った。
内容はタイトルが表しているとおり、養父に強姦されてしまうのです。
そしてそれを母親は黙って見ている。本当の親だよ?
信じられない。でもこの世にはこんな奴らもいるのか。
これがかなり堪えたので、敬遠がちになっていた。
でもブックオフで「犬の方が嫉妬深い」を見つけて。
どんな話なのか全然知らなかったんだけど、またノンフィクションみたいだった。
そして買ってしまった。またむかついた。
夫と離婚する過程の話なんだけど、この夫がどーしようもない。
何で17年間も我慢してたのか。そしてどうして結婚してしまったのか。
寄生虫のように妻の稼ぎを吸い取っていく。ヒモの方がまだかわいい。
マネージャーと言いながら、人と関わるのが嫌で電話もとらない。
具合が悪いのに無理やりライブをやらせる。
体面を気にして、自分はいい夫だと勘違いしている。
我慢しすぎだ。本当に我慢しすぎとしか言いようがない。
離婚するとなった時も慰謝料をもらって当たり前の顔をしている。
自分の借金を妻に払わせて、まだ足りないと言う。
こんな腐った人間もいるのか。
でも彼女は新しい彼と結婚できた。今度は幸せになれる。
春菊さんはすごいと思う。こんなに男にひどい目にあわされてそれでも男を愛せるのだから。
父に犯された時点で男性不信になっていてもおかしくないのに。
彼女は優しい。そして強い。 きっと誰よりも。
私が読んだ本>キオミ、ファザーファッカー、犬の方が嫉妬深い