日々の戯れ言(言いたい放題)
2001
日記はトップページに異動しました
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お断り |
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職場変更に伴い、日記を書いていくのが難しい状況になりそうなので、今後は、上記「思う事、考える事、笑う事」で続ける事にしました。よろしくお願いします。 |
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5/05 |
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■奥泉光や、柄谷行人などが編集した、これを読まなければサルというふれ込みの本を読んでいて、深く頷く。凄いのは、これらの識者が猛烈な文化の低落を嘆いている事だ。もう本を選ぶのに批評性も何もない。「むしろ凡庸さを通過することこそが重要になってきている。そこまで基本が欠落してしまっている」なんて当たり前の事から、知に関する無頓着、特に哲学等、人文学系の知識の欠落を嘆く発言に、自らを含めて恥ずかしい思い。確かにマルクスなんて読んでないものなあ、などと思いつつ、さてさて勉強しなければな、と自戒を込めて反省し、妙な興奮を覚える。■岡村靖幸のイベントへ行く。いやあ、何が凄いって、フリッパーズと岡村が共演したテレビ番組の映像などが出てきた事。思わずのけぞる程の岡村ワールド。「スウィートメモリー」をカヴァーする岡村の粘着質な視線は、夢に出てきそうな程のインパクトだった。 |
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5/05 |
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■劇団 青年団の舞台中継があったので見たのだが、NHKの舞台中継は、最近関係者のインタビューがあって非常に面白い。今回は勿論平田オリザ。彼の理路整然とした戦略は、心地よいのだが、それ以上に、彼が岩末了の作品にインスパイアされているとか、そういった話が面白かった。インターフェイスを変えても屈する事のない物でないと、このコピー文化を生き残る事は出来ない、なんてサラリとした名言に溜息も出る。■にんにくを潰す食器があって、それが見つかって嬉しい。くるみ割りの要領でニンニクを潰すのだが、これがあればパスタ類無敵と思うと少し嬉しい。■さんまの干物がメチャ旨かった。いや、何がと言うこともないのだけれど、生とは違うスモークしたような味わい。素晴らしすぎる程旨い。 |
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5/04 |
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■会社の後輩がやってきて都内を自転車で走り回る。中野〜新宿都庁〜中野〜高円寺のルート。裏道を歩いているとレコード屋があったので覗こうとすると、女の子が、今店内は段ボールがいっぱいで、入れません。ネットで検索して見て下さいと言われる。店なのに入れない店というのも凄い■高円寺から阿佐ヶ谷への帰り道、ママチャリが横から衝突、前輪が大破する。自転車屋へ行ってみるが直らないようなので、結局、タクシーで買った店に行ってタイヤ交換。ぶつけた人が良い人だったので、ちゃんと全額払ってくれたが、最後の最後でちょんぼが付いてしまった。■クリムゾンのライブ音源が、めちゃめちゃ狂気。すげえ演奏。 |
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5/03 |
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■とある海鮮料理屋の食事が美味。板前さんが気っ風の良いおじいちゃんで楽しい。カウンターに座って刺身を食べていると、「これ珍味」と言って、鰹節がふりかかった岩のりを出してくれる。これが潮の香りが口いっぱいに広がる素晴らしい味。おまけにあら汁があって、これも濃厚な魚の出汁が出た病みつきになりそうな味。素晴らしい。料理屋というのは食事も勿論だが、店員やサービスで食すものなのだなあ、と痛感。これこそサーヴィスの原点■金目鯛などの干物を買う。あぶって食べたら美味。ああ、日本人って素晴らしい。マクドナルドとか食べてる場合じゃないだろう、今こそ日本食の素晴らしさを見直すべきだなあと痛感。 |
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5/02 |
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■買ったコールマンの折り畳み椅子で読書。ゆったりとした気持ちになる。BGMはエリス・レジーナ。■テクノミュージックとは、ある種の革命を通過していて、それが「ブラックマシーンミュージック」という名著に詳細に書かれているのだけれど、レイ・ハラカミの話題になった作品「レッド・カーヴ」を聴くと、ある種の思想めいた物にも思えてくる。表現としてパンク以来の革命と言って間違いないんだろうなあ、等と思う。■村上春樹もインスパイアされた「ノモンハンの夏」を書いた半藤一利が、「今の日本は、ある種、第二次世界大戦の直前の日本に似た危うい雰囲気がある」と明言していて恐ろしくなる。識者が鳴らす警鐘は、こう言った小さな所で響くだけで、大きなうねりになっていない。誰しもが気付く筈の危うい雰囲気は、空いっぱいに広がっている筈なのに、誰もがそれを気付かない振りをしているのか?それとも本当に鈍感なのか?それとも死ぬほど楽観主義なのか? |
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5/01 |
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■父母が兄の所に来てるというので顔を出す。お洒落なバー風の店に3人はいたのだが、父はしたたかに酔っている様子。店員や、来ていたお客に絡む。かなり上機嫌な様子。カウンターに座った小粋な女性に絡み兄を困らせている。父、かなり上機嫌。■家に帰ってから、イワシの丸干しをのっけて茶漬けをすする。美味しい。近くの八百屋でときどき出るぬか漬けもぱりぱりと頬張り、すする。日本の深くもシンプルな食事の素晴らしさを堪能する。■子供服ブランドの売り上げが急増しているらしい。母親が子供に着たい服を自由に着せて上げる風潮があるらしい。少子化とも無関係ではなく、祖父母が買い与えるのも大きな特徴とか。そんな中渋谷の109パート2に出来た子供服フロアに居た母親のコメント「私がバブルの時に好きな服を着れたから、子供にも同じ思いをさせて上げたい」と言い放った。バブルを、一点の濁りもなく肯定する人を初めて見た。結構衝撃。コメンテーターだったやくみつる激怒。当然だよなあ。 |
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4/30 |
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■会社帰りに本屋に寄った。手塚治虫の「ブッダ」の廉価版が欲しかったのだが、なかった。ところが、フラフラと店内を歩いていると「続ターミネーター2」を発見(正式には「続T2」だが)。いや、これはどうなの?3じゃないの?ターミネーター3とは違うのね、と少し読みたくなった■近所の洋食屋で食事をしたら、なんだか幸せになった。通りから少し入った目につかない、少し汚れた洋食屋。安くてボリュームがあって、気取らず、味も油っこさも含めて素直に美味しいと言える洋食屋。コロッケと生姜焼きが抵抗なく並べられ、しかも目玉焼きがかなり必須アイテムの洋食屋。こんな洋食屋は、ずっと続いて欲しいと思う。 |
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4/28 |
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■駄目だ駄目だと思いつつWWFを見てしまう自分。しかも、明日は会社だと言うのにだ。くだらないMCに笑い、試合のあんまりな展開に笑う。プロレスって夢があるよな、等と思うのだが、この「夢がある」感をいつも伝えられそうで伝えられないのに歯ぎしりをせずにはいられないのだ。皆プロレスを好きになれば、世界は少し平和になる気がしてならないのだが、どうだろう?■ちょっと思いついてピンチョンの「ヴァインランド」を少し読み直す。ピンチョンの凄いのは、その圧倒的な情報量の詰まった文章自体が非常に現代的で、しかも、重くならない所だと気付く。■第一家電棚卸し。倒産しても棚卸しをするのか。 |
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4/28 |
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■大学の時のメンツで飲み会。ん〜、それぞれにそれぞれの生き方をしてるのだなあ、と痛感。生きるって言う事がひしひしと感じられる瞬間がある。■近所のベーグル屋の美味しいパンをかじる。粉の味。噛みしめれば噛みしめる程に、その味のシンプルゆえの深い味わいを噛みしめる。飽きのこないものとは、実はごてごてとしたものではないのだ。■全日空や、そういった会社の旅客機の一部がリースだと聞いて驚く。しかも、その出資をするのが、結構地方のお金持ちである事に、更に驚く。 |
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4/27 |
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■映画「スターリングラード」を観る。まるで時代劇みたい。男と男のせめぎ合い。しかも、その意地の張り合いが、何処か日本の武士道にも通じる痛快さ。良い映画じゃないか。■鳥越俊太郎の検察の不正問題の報道を観て、深く考える。今の企業なり、働いている人達の問題とは、目的意識なのだろうと。安定や、収入に偏り過ぎて、従事する仕事への意義を考える事が出来ない人達が沢山いる気がしてならない。警察は、治安維持だとか、教師は未来の大人予備群への教育だとか。そういうものがなければ、結局金や目先の利益に走るに違いない。魚の嫌いな魚屋や、料理が嫌いなシェフのレストラン。そういったシュールな状況の社会人が沢山いるのだろうなあ、そういう人達が不正を起こしている気がした。 |
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4/26 |
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■異動が決定。ありゃ、なんだか予期せぬことに戸惑うばかり。残される者が大変なので引継も大変になりそうで困る。後輩の不安な目に、こちらも不安になるのだから大変だ。■なぜか小泉と石原君がキナ臭く思える。いや、別に良いんだけど、というより、彼が何故あそこまで都内の神社に拘るのか考えるべきだと思う。いや別に良いんだけど |
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4/25 |
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■アメリカではジェネレーションYという世代が注目されている。丁度5年くらい前に、ジェネレーションXという世代が取り沙汰されたのを覚えているが、今回の世代は、宣伝等に惑わされる事がなく、コンピューターを中心にした価値観を持っているそう。既に、その世代に合わせた宣伝が主流になりつつあり、スターウォーズは、宣伝を抑えたりしているらしい。ベビーフェイスのニューアルバムもしかりとか。しかし宣伝に振り回される方が異常だろうと思う。日本は、未だそこまで成熟していない。 |
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4/24 |
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■最近、いわゆる説教本が増えたと思う。で、その説教本を、昔だったら「けっ」と鼻で笑った筈だが、今では出すべきだと思う自分がいる。奥泉光や柄谷行人などが書いた「必読書150」。読んでる本が3冊しかなかった。でも、そういう教養のない私でも、今の教養のなさを思うのだから、識者の人達が苛立つ気持ちも分かる。理想と現実。理想も持っていなければならないなあ、と感じる今日この頃。あの柔らか人間高橋源一郎でさえ、ストレートに文学を読むべきと言わなければならない時代。奥田民生が真面目に男を語る歌を歌うのと同じくらい深刻な事だ。 |
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4/23 |
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■ラジオで母親が子供をドラム教室に通わせていると言っている。しかも、母親は子供にバンドを組んで欲しいと言っていた。私は言いたい。そこからロックは少なくとも生まれる事は絶対ないし、生まれてはいけない。■抑圧は、個性を活かす為のふるいの一つだと、河合隼雄が新聞に書いていた。全面賛成。抑圧如きで潰れるのであれば個性ではないのではないか?堪えきれない思いは、少なくとも教育や大人達の抑圧如きで屈するものではないと思いたい。■高円寺に良い古本屋を発見し、喜ぶ。通りから岩波文庫が大量に並んでいるのが見え、ちょっと引っかかって入ってみて正解。野坂昭如の本を一冊買う。高円寺や阿佐ヶ谷の古本屋には、やはりそれなりのカウンターカルチャー臭のある本が置いてある。住んでいる身としては誇らしい瞬間。 |
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4/22 |
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■ふと閃いた事。歴史を遡ってみても分かるのは、権力者が我侭放題になった時、大体の繁栄した国は崩壊の道を辿る事になる。現在の王とは誰か?少なくとも民主主義の世界では、大衆こそが王なのではないか?そして、大衆が権力を乱用している今、国はぐらついているのではないか、等と考える。■以前、会社の人と話している時に、日本は文系が弱いのが、ある種いけない。という話が出て深く頷いた事がある。アメリカを筆頭にコンピューターを初めとする機械工学の大躍進があり、そこの底流になければならない人文的考えが後退した事に、ちっと危ないなあ、と思う事がある。科学とは人文がなくなった時に悲劇が生まれるからだ、と浅田の彰君が言っていて、それは同じ事じゃないか、と思うのであった。 |
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4/21 |
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■昨年のヒット作「ウォーターボーイズ」を見る。これは一家言あるよ、いやヒットするのは分からない事もないけれど、これで良いのか?これで満足か?つづく■第一家電倒産の為バーゲン。しかし30%引きとは中途半端な割引。この緩い感じが結局、第一家電の倒産の原因ではないか?倒産なら思い切ってくれよ、と我侭に思う。 |
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4/20 |
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■コールマンのアウトドア用の椅子を買う。以前から椅子が欲しかったのだけれど、コールマンの目当てのがあって探していた。荻窪のディスカウントストアで安売りしていたので早速ゲット。実は和間で本を読むときにも使えるだろうと思って、それなら折り畳みと思っていたのだ。コールマンの椅子。座り心地も良く、いやいや満足です。■あの名著「シュミレーショニズム」、現代美術からサンプリングミュージックまで。とにかくカットアップからコラージュといったコピー技術の発展に伴って発展した一種の盗みの芸術を徹底的に検証した本があったが、あれの続編とも言える「ポストテクノ(ロジー)ミュージック」という本をちらと見る。いや、あれから更に進歩したテクノロジーが見せたコピー文化が作り出した現代芸術の現在を描く良書と踏んだ。ちょっと楽しみな本だ。 |
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4/19 |
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■数年ぶりのオールナイトライブに行った。今もっとも(俺的には)熱いデートコースのライブ。しかし、2ndアルバムに収録曲をやるという事で、それも楽しみだったのだが、これがまたバンドがこなれていないせいでちぐはぐ。オールナイトに来て、これか?と肝を冷やした。いや、ああいう大所帯のバンドだと、こういう事もあるか、とは思ったが、それにしても・・・。しかし、後半に入って1stの楽曲になったら全然御圧が違う。凄い凄い。その演奏のぐちゃぐちゃ度は凄かった。圧巻はジミヘンの「hey joe」。凄かった。■高円寺にいなせなうどん屋を見つける。だしには多少不安があるものの、麺は本物に近い。ナイスです。 |
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4/18 |
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■「ブラックマシンミュージック」。ハウス〜デトロイトテクノの変遷を完全に描ききったと評判の書籍だが、これが滅法面白い。テクノの歴史としても面白いが、黒人音楽、そしてアメリカの歴史にまで視野を広げた作者の姿勢に拍手。素晴らしい作品。 |
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4/17 |
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■朝日新聞の中東問題の解説が異様に面白い。国際平和ネット「トランゼンド」のガルトゥング代表の話。米国はことの本質を文明間の衝突とも、宗教対立とも捉えていない。この国は、自分の資本主義的利益に反するものはたたく政策で一貫している。それは民主主義のための闘いでさえない。もしそうなら、タリバーンと同じイスラムワハブ派が支配し、非民主的なサウジを支援する筈がない。なんてばっさり。しかも、米国型経済システムの急激な拡大は、地域の市場文化を強引に変形しようとしている。だって。じゃあ、一番初めに強引に変形されたのは日本じゃん。なんて思う。■深田恭子が出てるドラマをちらっと見るが、嘘くさい家庭ドラマが延々と続いている。どうして美化するのだろう?どうして家庭に幻想を持つのだろう?もっとリアルに描くことも大事ではないか、と思うがリアルに掻けば不快になるから描かないのだ。テレビとは、そういうものなのかもしれない。迎合してくれるメディアは、常に夢だけを提供してくれる。怖し。 |
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4/16 |
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■酷く暑い。故郷八王子は真夏日だったとかで、驚かざるえない。夜窓を開けて悠々としていられるのはとても嬉しいが、風鈴の音も、まだ風流にはなりはしないのだ。■いやいや錦鯉。深い世界があるのだ。昭和なんて種類があったり、6トン池を作るのに悩んでいる人とか。いやあ、ディープな世界は楽しい。結局、どれくらい思い込めるものがあるか、が人生の幸せのバロメーターかもしれないなあ、等と思う。どんなに金があっても、思うものがなければ楽しくないね。■いなだの刺身を食べる。いや、安いんだよね、いなだ。で、茶漬けにしてみようと思い立って、お茶を煎れて、更にお新香と食べるとさっぱりしてるが、結構いなだの匂いはきついので、余り旨くはなかった。■岡村靖幸のトリビュート。いやあ、もう名曲ぞろいだなあ、と感慨に浸る。どうしたって岡村臭が漂うところが凄い。やはり天才なんだなあ、と思わせるが、最近は天才天才とか言われているので言わない事にした。 |
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4/15 |
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■イスラエルとパレスチナの状況は、本当に危ない。今まで見ないようにしていたもののつけが一気に来ているのか。既に合わせて500人以上の人が死んでいる。これは最早戦争ですね。ブッシュじゃないけど、自分の国じゃなくて、ちょっと後ろめたいと大騒ぎしないのがアメリカ。酷いものだ、レノン君。■あさりが安くなってきていて、早速お吸物にする。塩と少々の塩昆布を落として飲めば、最高にうまい。日本の食べ物って素敵だと思う。 |
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4/14 |
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■夢って何だろう?って話から。夜見たドキュメントで、父は父さん寸前の会社で一人働き、夜はラーメン屋でバイト。母は惣菜屋の深夜のパート(OUTみたい)。そして、息子はミュージシャンになりたくてプータロー。20歳になるまで自由にしていい、と言われ、部屋でギターをかき鳴らす。その2 やることが別にないから、武富士に就職。やりたい事を見つけられられないから、とりあえず。就職難、フリーターが約200万。夢や、やりたい事が見つからない症候群が増殖する社会。見た感じ夢というより、好きにやりたいだけ。ちっとも羨ましくない夢追い人は、見ていて侘びしい。■イスラエルとパレスチナは、どうなるんだろう?憎悪や隠された歴史や、そんなものが淀んで異臭を放っていたと思ったら引火しちゃった感じ。出口なしのハードコア憎悪を解決する手立てはあるのか?アメリカのやってる事も、第3者的やっつけ仕事みたいで、今のタイミングでのアラファトのテロ非難させてどうするつもりだ?案の定、過激派は激怒してるらしい。更にアメリカへの憎悪を生みそう。 |
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4/13 |
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■というのを受けて、養老孟司が毎日新聞に書いていたこと。ゆとりの教育とか言っているが、自由がそんなに大事なのかは疑問。たかだか十数年生きた人間に選択できるだけの力があるとは思えない。事実、明治、大正といった抑圧が強かった時代に、個性的な人材は出て来ている。ゆとりとか自由なんて、そうそう必要ないのかもしれない、とか。確かにね、壁があるから突き破る者がいる訳で、個性って、そういう常識とかの壁で強靭な力を持つのかもしれない。どんな手を使ってもしたい事と好きなモノも違いくらい分かりたいものだ。夢を見続ける力の事を才能という、という言葉を思い出した。わがままを夢と言えてしまう温い社会なのだなあ、と、そんな事を思う。 |
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4/12 |
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■OLの教祖とまで言われているらしい古内東子の唄の一節「優しくされると切なくなる、冷たくされると泣きたくなる でも貴方が一番好きなのに〜(フェイドアウト)」じゃあ、どないせいちゅう話やね。 |
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4/11 |
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■アジアの方では、ジブリセットと称して、宮崎駿の作品を集めたボックスセットがネットで買えるらしい。コピー文化も凄いコトになってるらしい。■錦鯉の掲示板を、ちょっと楽しんで見ている。いやあ、深い。最近は海外でも錦鯉を飼う人がいるらしく、HPでは、錦鯉のページが相当利益を上げているという話も聞いたが、最近では競売にも外国人が、かなり来ているらしい。しかし、言葉が美しいのよ、昭和、とか、銀鱗落ち葉とか。ああ、美しい日本語の世界。鯉を一腹と数えたりするなんて粋ですね。 |
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4/10 |
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■和というのを真剣に考えていて、そういう流れがあるようだ。三味線の大会に若者が集まったり。ナショナリズムとか、そういうのではなくて、美として、アイデンティティとしての和を考えたいなあ、と考えている。で、錦鯉の掲示板等に行き着いた訳だけど、そこには日本語の美しさを痛感させてくれる発言の数々が!■以下抜粋。「昭和オスを拝見しました。緋質は判りませんが、キワは良いように見えますし、墨キワも良いと思います。それに上下を切った緋模様は綺麗です。子供に全部移る訳ではありませんが、良いところを移してくれることを期待して選ぶ訳ですから、親候補として合格ではありませんか。」ああ、日本語だ、美しい柔らかい日本語じゃないですか。いやあ、久々にほのぼのしました。 |
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4/9 |
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■多重人格に興味があって、HPを調べる。いやあ、ネットって凄いなと思ったのが、多重人格であるところの本人がHPを解説、自らの生活を語っている。ましてや、それぞれの人格の日記まで出てきて、驚いた。読んでいる内に、実に落ち着かなくなる。言葉から滲み出る匂いというのか、悲鳴にも似た感情と、それが全く感じられない別人格の人間の言葉が交互に出てくる。なんともはやである。■菊地成孔の日記に感動。自らが精神的病を持っていて、自分が音楽をやっている(HPも含めて)は、決して救済する為ではなく、少しでも音楽やHPで慰められれば嬉しいという言葉。頼る存在でもない、安易な慰めでもない、それぞれがそれぞれに立つ為に鳴らされる音楽。最高だと思う。 |
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■ゆとりの教育が紛糾している。既にゆとりじゃないじゃん、って突っ込みはさておいて、それにしても教育とはかくも難しい物なのか、と痛感する。親方日の丸が一番なんて言って先生になった人って、どれくらいいるのだろう?今回の騒動を、どう見てるのだろう?10年20年経たなければ答が出ない事が、この議論を難しくする。何かを選択する事は、何かを捨てる事なのだと思うに至る。■高校時代に熱中した芝居「朝日のような夕日をつれて」が衛星放送でやっていたのでビデオに録って見た。恥ずかしいくらい影響受けまくり。それにしても放送したのは10年前に上演した作品。なのに、今見ても通用する台詞の数々に驚く。みんな流行を読む事が流行ってしまって、とか、欲望が商品を作り出すのなんて、もう時代遅れなんだよ。商品があって、欲望を作り出すのが21世紀の商売だ。なんて、そのまんまだ、と驚くばかり。 |
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■近くのパン屋で、いつも買う美味しいパンを買い、オリーヴオイルとバルサミコ酢を混ぜたソースに付けて食べる。これ、結構いける。テレビで偶然見て真似したのだが、バターよりさっぱりしていて食べやすい。イタリアでは、かなり普通の食べ方らしく、なかなか新鮮。■Gマルケスの「予告された殺人の記録」が、古本屋で¥100だったので買った。マルケスの小説は未だ読んだ事がないが、一時流行したラテン文学なるもののタイトルは、何故か乾いた感じの良い本が多い。「族長の秋」「蜘蛛女のキス」等、何故か印象に残る。しかしノーベル文学賞に価値があるかどうかは別にして、そういう本が¥100で買える、売られるのは良い事だろうか、どうだろうか? |
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■アラン・ケイというパソコンの歴史上重要な人が、子供に教育を施す番組を見る。かくいうこの人、マックの生みの親であるS・ジョヴズにも影響を与えている人で、偉い人なのである。この人の話も非常に面白かったが、このNHK教育でやってる番組は凄い。シリーズでやってるらしく、次回は歴史的建築物などを布で包む現代芸術家クリストが講師とか。おそるべし、NHK。■中野の狭い路地を入った所にイタリアンレストランがあって、そこでランチを食べる。壁には現代女性JAZZシンガーの最高峰の一人、カサンドラ・ウィルソンのポスターが貼ってある。店員に尋ねると、店員さんがファンだという。Pバラカンも絶賛した「ニュームーンドーター」は、バックにノイズ系などのアーティストが参加しているらしい。ライヴはレコードばりのクールなライヴだったそうだ。店員さんが、コーヒーを飲んでいるとカサンドラ・ウィルソンのアルバムをかけてくれた。サーヴィスが心地よく、なんだか得した気分になった。 |
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■古本屋で「マジックバス」を発見。¥1000だったので買う。実は、この本、以前に読んだ本で、バスを借り切ってアメリカ大陸を縦断。歴史的場所を訪れ、アメリカの歴史に肉薄するというツアーをしている人の手記である。実に刺激的な書物で、アメリカの歴史に対する執念ともコンプレックスとも取れるものを実感出来る。しかし、ヘイトアシュベリーや、ウッドストックまで廻る現代の歴史まで網羅した教育。日本には、今歴史に名を残すような出来事自体がない、刺激の少ない国なのかなあ、などと考えてしまう。■深夜に放送している「虎ノ門」は冗談ではなく面白い。時間は縮小されたが、ここ最近の井筒監督の発言は冴えている。大人がきちんとした事を発言している番組と捉えるべき。今回は美保純が、「贅沢な骨」という映画について「永瀬君がきちんと演技しているのに、若い女の子の台詞が軽すぎて、逆に永瀬が浮いてしまっている」という発言に唸る。一言で現代の言葉の弱点を突く。「かわいい」だけで済ませてはいけない感情があるのだ。 |
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■ぽっちゃり系という男の幻想があると思う。女性に母性を求めるというか、そういう類の幻想。かくいう私もその気がある気がする。他にも知的な女性幻想、学級委員タイプ幻想などだ。さて、逆の場合にあると思われるワイルド願望はどうだろう?主にトカゲ等の爬虫類に近いタイプの男性。岩城宏一や館ひろしをルーツにして、今の江口洋介や反町隆史まで流れるパターンである。しかも、このタイプ森高千里や松嶋奈々子など、かなりいい線を妻にしているのも気に入らない。要は愚痴なのである。■松浦亜弥のライヴのMC「今日は、なんだか素敵なデートになりそうだよねっ!」(会場ヒートアップ)。私は、何度もライヴに行っているが、こんなMCを聞いた事がない。ただ、目当てのアーティストにこんな事言われても困る。渋さのライヴで、そんな事を言われても困るのも確かであるが、想像してみたら、一回位なら聞いてみたくもなった。 |
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■チャン・イーモウ監督の「秋菊の物語」を観る。「初恋のきた道」のベースになったイメージのようなものが、そこかしこに観られて面白い。物語自体も、非常に皮肉の効いたユニークな物語で、観た後、考えれば考える程深い筋だ。ところで、この監督。間というのを大事にしている。沈黙の持つ意味というか、そういうものを非常に考えている気がしてならない。人物が、何か行動を取る時の一瞬の間。ここに潜む意味を、刺激的に見せてくれる。 |
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4/2 |
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■昨日、優香の夢を見た。優香が、僕にいちゃついて来るのだ。ところが上から両親や友人が見ているのを知っている僕は、それを諌める。なのに優香は僕にベタベタする夢だ。で、その話を会社の後輩にしたら、「いいな、いいな」と羨ましがられる。それは果たして良いことなのか?■ファジル・サイの映像を見る。非常に刺激的な演奏。ピアノを打楽器のように使い、弦を時々押さえたり、叩くように弾いたり、リズムの取り方が面白かったり。クラシックの事はしつこいようだが、余り知らない。そんな僕でも目を釘付けにさせるファジルの演奏は、やはり月並みだが、凄い。 |
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4/1 |
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■名匠・ビリー・ワイルダーが亡くなった。良い意味でのウィットだのユーモア。(これは日本で言う面白いとは絶対に違う。気品と知性があるからね)というとワイルダーの映画が頭に浮かぶ。僕の世代より前の人たちが憧れたアメリカの、西洋の理想にした世界は、ワイルダーやキャプラの世界だろう、と思う。ジャック・レモンやモンロー、シャーリー・マクレーン、それにヘブバーンとみんな気品と屈託なく笑える面白さがあった。あんなアメリカなら、絶対憧れる。今でも思いはおんなじですね。合掌 |
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3/31 |
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■どうやらフジロックに井上陽水が出るらしいという不穏な噂を耳にする。中年の逆襲というか、過激な事をやっているのは中年のような気がする。何だか悔しい。■でもって、僕らの頃は、怒らない若者と言われ、中傷されたものだが、怒るどころか否定もしない若者が増えていて、しかも、それを批判するメディアもない状況ってどうなのだろう、等と考える。寛容と言う名の逃走。どうせならテルマ&ルイーズの如く、徹底的に逃走すれば気持ち良いが、それも出来ないのは、かなり寂しいのではないか、等と考える。 |
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3/30 |
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■家族を連れて花見に。公園で食事して、買ってきたドイツワインを飲むだけだけれど、休日のほんわかした陽光が気持ち良く、極上の贅沢。モストフェイヴァリットパーク善福寺の休日の昼間はサイコーです。■初めてラーメン屋に並ぶ。正直、ちょっと屈辱。その店のラーメン自体は、豚骨こてこてばかりのラーメンスープが氾濫する今では貴重とも言える鰹と煮干し?のさっぱりスープ。美味しかったのが、更にちょっと悔しい。 |
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3/29 |
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■プロレスという特殊なエンターテイメントについて考えている。嘘か、本当かみたいな議論って、プロレスには必ず付いて廻る訳で、この虚実を楽しめる事や、ユーモアのセンスがあるかしないと分からないプロレスの魅力。それをどう説明しようか、一人で悶々と考えている。■言葉が、どんどん簡略化され、チープになる中で、画数の多い漢字や、何処か意味ありげな言葉に執着しているものは、アニメとプロレスと暴走族である事を発見。この3つに共通するものとは何か?なんとなくだけれど、考えてしまう事でした。 |
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3/28 |
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■初めて週刊プロレスを買った、ちょっと恥ずかしかった。表紙は、ホーガンにロック。日本では、ちゃんと放送するのだろうか?ジェリコは負けたみたいでまあ、そろそろ潮時だったよなあ、などと思う。それにしてもレスラーの発言ってなんで面白いんだろう?カシンの「渕さんのことを、結婚してないとか言うから」とか言って金的するって感覚。大好きです。■ファジル・サイの来日が決定。嬉しい。クラシックの事は、余りよく知らないが、それでも凄いなあと思える分かり易い凄さ。とにかく生で見てみる事。さすれば、更にファジル・サイの偉大さが分かる筈。楽しみ。 |
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3/27 |
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■MM&Wの新作、衝撃のグルーヴ。最早、このバンドの勢いは止められないのか?ベースのグニグニ感が堪らないというか、殺人グルーヴとしか言い様がない。精神性で言うロックとは、彼らが引き継いでいる。それだけは確かで、実験を素早く昇華してクオリティの高い作品を提示出来る数少ないバンドの一つ。■渋さ、イギリスの歴史的イベント、グラストンベリーに参加決定!これは快挙だ!ロックバンドじゃないバンドが、海外で評価される。痛快。羽ばたけ渋さ。ぎりぎりのギリまで。 |
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3/26 |
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■友人と電話で会話。頭の悪そうに思われがちな食べ物について話をする。とりあえず、大人として、これが好物と言うのは気を付けた方が良いと思われるものの存在に気づいた。まあ、好物というのも危険だ。それが食卓に出れば、見境もなく喜んでしまうのだ。好物。やばい。ちなみに友人と話していて危険と思われるものは以下の通りだ。目玉焼き、ハンバーグ、スパゲティミートソース、そして極め付けはミートボールだ。いけない。「好きなものは何?」と聞かれて「俺、ミートボール!」。助詞がないのは、更に危険だ。 |
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3/25 |
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■「高市さんにとって、凄い快感って何ですか?」と聞かれたので、「はあ、今日で休みも終わりか、と思ったら、明日が祭日で喜びがこみ上げて来た時に快感が来るね」と答えたら笑われた。我ながら小市民な答だと思う。■小さな贅沢というのが、前ラジオのコーナーでやっていたのを思い出す。そうそう、1万円の箸を買うだの、トイレットペーパーを無闇やたらと使うだの、そんな話をしていた気がする。小さな贅沢。ちょっと憧れる。 |
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3/24 |
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■大人の文化について、最近よく考える。それはビターで、しかも知や感性を必要とした快楽で、しかも実用的だったり深かったりして欲しいものだ。で、会社の人と荻窪の近くにある自転車屋に行った。そこに溢れる狂気のような自転車パーツの山。工業デザインとして魅力あるパーツを見ているだけでも楽しい。そこには奥深い文化が潜んでそうだ。それに今や自転車は環境問題や、特にこの東京では望まれる交通手段であり、しかも最も刺激的な乗り物と思える。大人だ、なんとなく大人じゃないか。にわかに興奮した子供じみた僕は、かねてからボロボロだったサドルとグリップを付け替える事で、ちょっと大人の気分を満喫させて貰った。昨日の「真夏の夜のJAZZ」同様、実に大人な楽しみを満喫した週末だった。 |
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■レコード屋のスタンプが溜まったので「真夏の夜のJAZZ」のDVDを購入。素晴らしい。映像もそうなのだが、JAZZフェスティバルの雰囲気が確実に伝わってくる構成が良い。夏の涼しさも熱さも全てが画面から伝わってくる。同様にライヴを楽しむ人達の喜びが伝わってくるのが良い。何回でも見たくなる。マヘリア・ジャクソン、サッチモ、アニタ・オデイ等、大人の音楽としてのJAZZを十分に見れて大満足。 |
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3/22 |
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■ITバブルが崩壊し、実は、その負債というのが問題になっているらしい。なるほど、銀行だの不動産だのの不良債権ばかりが問題になる中、アメリカではそんな問題もあるってことは、日本にもいずれ?と考える方が自然だろう。そういえばビットバレーってどうしたんだろう?なんか、えらい勢いで消滅した言葉だなあ、とか思うのだけれど、いずれ問題になるのかもしれない。■吉本隆明の9・11に対するコメントが非常に面白い。一時期カリスマ思想家だった彼だけに、着眼点も面白く、日本が国際的な視線を意識しているかどうか、という話も含めて、目鱗のエッセイ。やっぱり偉い人は居るもんだ、と感心した。 |
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3/21 |
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■友人の又友人が、金沢でレコード屋を開く為に東京を出るという。なので、会いに行った。面白い話が沢山聴けるは友人の奥さんの実家の料理が、ふきのとうの天ぷらや、奥さんが作った沖縄のドーナッツのようなもの等、目新しいものが多く大満足。楽しい時間を過ごす。■で、その知り合いの話が、実に面白い。アナログの正しい聞き方講座。脅威的レコードクリーナーの話から、カッティングやプレスの国ごとの違いやら、超音波でレコードを綺麗にするなど、音楽ファンとしては面白く、新鮮で楽しい話ばかり。プロレスの話も海外の話も、いまどきの若者の悪口もチャンプルーで楽しめた。 |
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3/20 |
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■古本屋もデフレが襲いかかってくる。ブックオフの関係で、値段が総じて下がっているのは確かだ。キングの単行本が2冊で千円と、吃驚価格で文庫本よりも安いんじゃないかという値段で驚いた。という事で「骨の袋」を購入■歳を重ねれば重ねる程に感受性は鋭くなる、と言ったのはチェーホフ。その言葉を糧にして、おやじ化を肯定せんとする者にとって、リッキー・リー・ジョーンズやJハイアットの活躍は、頼もしくてしょうがない。この渋み、深み。もうメロメロです。 |
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3/19 |
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■趣味嗜好は極度に細分化され、しかもその情報量が増えすぎた為に、なんだか皆疲れているように思う。例えば音楽にしても、一曲に詰まった音数の多さってどれくらい多くなっているのだろう?等と思ってしまうのは僕だけか?その多さを、何処まで削る事が出来るか?その手際の良さこそが、今求められるものかもなあ、等と考えるのだ。セレクトショップの類が受けるのは、心地よく情報を選択し、無駄な情報を省いてくれる事にあるのかもしれない、等と意味もなく考える。■じゃがたらの本を読んでいると確実に揺さぶられる。ここまで揺さぶられるとは思わなかった。感傷的。その一言に尽きる。アケミの歌が、装飾を省き、しかも奇跡的なまでに詩的であることに今さらながら驚く。アケミが感情移入を止める事の出来なかった人だったと、高知の故郷は余りにも綺麗過ぎて驚いてしまうほどだったこと。全てがフィクションのような、ある種の出来すぎの悲劇のような喜劇のような。なんとも言えない感情に陥る。 |
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3/18 |
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■近頃、Gパンの上にレースのスカートっぽいものを履いている女性を見掛けないだろうか?一体あれは何だろう?トイレ行くときに面倒臭そうなのもあるが、それ以上に異様だ。何をもって、あれを可愛いというのかが分からなくて困る。一時期のカルバンクラインパンツを見せるブーム、Gパンを腰で履くブーム以来、それはなしだろう、と強く思う風潮だ。何よりも美しくないと思う。 |
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3/17 |
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■会社の人と吉祥寺へ。自転車専門店があって、そこが全国に知れ渡る専門店。お買いあげの札も山形だの高知だの全国に広がっている。しかし、自転車のパーツというのも奥が深い。それにスタイリッシュ。正直格好良い。今乗っている自転車も、それなりの値段だが、そこにあるのは20万とか30万の自転車だ。どれも乗る人の体型を考えて作る為、フレームだけ売っていたり、サドル、ペダルなどばら売り。こういうコアな世界はこだわりがあるから非常に見ていて楽しいし、目の保養にもなる。■帰りの道すがら、中原昌也と阿部和重の映画対談の掲載された「文学界」(¥200)と、未だ期待もしてないが読み続けているP・オースターの「Mrヴァーディゴ」購入。 |
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3/16 |
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■ライアン・アダムスの「ゴールド」初回盤は、ボーナスCDが付いている。アメリカでも1万5千枚だけに付けられたレアCDだ。これが聴きたかったので、探していたら阿佐ヶ谷の新星堂で発見。購入。聴いてみると、このボーナスCDに収録されたバラードがかなり良い。探した分だけ嬉しい。■ルーファス・ウェインライトの「アクロス・ザ・ユニバース」のカヴァーが良い。個性を消さず、しかも納得の出来る仕上がり。素晴らしいの一言。この人、当分追っかけようと思う。 |
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3/15 |
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■19(ジューク)が解散。いや、ただね、やっぱりね、少しホッとしているんですよ。ただ、それだけ。■椎名林檎が再始動?「YER BLUES 」をカヴァー。シンプルでソリッドな演奏が良い。いや、今年は本当にシンプルなロックの復権がある気がしている。複雑怪奇になったサウンドよりシンプルなバンドサウンドが良い。食傷気味な耳には心地良いのだ。 |
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3/14 |
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■友人と電話で会話。頭の悪そうに思われがちな食べ物について話をする。とりあえず、大人として、これが好物と言うのは気を付けた方が良いと思われるものの存在に気づいた。まあ、好物というのも危険だ。それが食卓に出れば、見境もなく喜んでしまうのだ。好物。やばい。ちなみに友人と話していて危険と思われるものは以下の通りだ。目玉焼き、ハンバーグ、スパゲティミートソース、そして極め付けはミートボールだ。いけない。「好きなものは何?」と聞かれて「俺、ミートボール!」助詞がないのは、更に危険だ。■チャータースクールの本を少しづつ読み始める。総合学習、私立との競合、学区制の崩壊。教育の現場は不安定になっている。教育の場が不安定なのは非常に危険な事らしい。チャータースクールは、ある種の選択を促す。今まで与えられるものだった教育も、やっとそこまで来たのかもしれない。 |
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3/13 |
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■丁度スケジュールの谷間に当ったので、休暇を貰う。銀行や荷物の受取り、図書館などに用事をすませに行く。家賃を自動振り込みに変えたのだけれど、今度グループになる関係もあって振り込み手数料を50円アップすると言われる。別に構わないのだけれど、大家さんと同じ銀行にして、それで手数料だけでも腹が立つのに、更に値上げって、何が値上げなのか聴かせて欲しいものだ。勝手に色んな所に融資して四苦八苦になって、最後は顧客から金をむし取るのかよ、と腹立たしく思う。■近くの中華料理屋でランチ。上手い!大人の味なのである。和風中華と言ったお店で、菜の花とごま味噌をあえた豆腐と芝エビと卵の炒め物。この絶妙な甘味と苦味のハーモニー。さりげない、ほんのりな味付け。素晴らしい。味噌汁の適度な味加減もプロですね。スバラシいの一言。子供には分からない味付けだ。 |
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3/12 |
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■大家さんの所の御主人さんが亡くなっているのを、2ヵ月経ってから知った。アパートの向かいが大家宅なのだが、葬式は別の所でやったらしい。大きな家なのだ。阿佐ヶ谷では贅沢なくらいの造りなのに葬式も出来ない。それには色々な事情があるらしいが、葬式とかをすると空き巣が狙うとかで危ないとかもあるらしい。御主人さんは、自宅でなくなったとのことで、珍しいですね、というと家で死ぬのも大変でね。お金もかかります。と言われた。折角マイホームを持って、念願の幸福を掴んだのに、葬式も死ぬことも出来ないって、何か間違っている気がするのは僕だけか?日本は、人間を幸福にしないシステムだ、という言葉が頭を過ぎる。なんなんだ?■WWFという、いかにもアメリカなプロレス団体があるのだが、これがばかばかしくて面白い。別居中の妻が、因縁の相手の見方に豹変、リングで妻を必殺のキメ技をかけようとすると客席からブーイング!しかも、同時中継で他のレスラーが、試合を妨害したのに怒りまくり会場内を武器片手に追いかける姿が流れる。馬鹿馬鹿しくて笑っちゃいます。癖になりそう… |
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3/11 |
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■久々に散髪。スッキリする。いつもの親父がいないのは寂しいが、代わりの人と、しばらく懇談。一時期は散髪屋も人が減ったが、それなりに戻りつつあるという。それも、結局、不景気になれたのかなあ、なんて話。いきなり不景気になると倹約ばかり先走るが、そろそろ普通の生活というのが始まっているのかもしれない。■ワールドカップの話。前のフランス大会では会社を辞めて行った人がいるが、あれなども会社を辞める体の良い理由だった気がしてならない。結局、辞めたい人が、大義名分をワールドカップに押しつけただけだろうか?結構、そういうので会社を辞めたりする若者が増えたりして。それはそれで、なんか理由としては嫌だなあ、等と話をする。 |
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3/10 |
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■新聞によれば、9・11の被害者に対しての補償金でかなり揉めているらしい。補償金が高すぎるって話らしい。結局、あれだけヒーローだのと持ち上げていても金が絡むと人間って、こんなものなのか、と少し複雑な気分です。■ウィリーネルソンのアルバムが良い。いや、カントリーとか何とかではなく琴線に触れるメロディと深みのあるボーカル。これは新人さんには出せないサウンドじゃて。などと渋く思うのだけれど、本当に良い。Jハイアットと言い、ここらのアメリカンミュージックの深みのあること。今アメリカングッドミュージックは素晴らしい深みを称えている。聴き時ですよ。本当に。 |
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3/09 |
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■東京現代美術館でharcoの演奏を聴く。いや、ほんとシチュエーションにときめく。美術館の演奏会ってだけでね。なんだか楽しい。ピアノとサンプラーとマックのG4を使ったアヴァンギャルドな演奏から、独特のポップソング、新曲を披露。ポップス系の音は、もうある部分で古くさい部分も感じる部分有り。いやいや、なかなかの曲者でした。と思ったら兄貴が来ているのを発見。ふ〜ん、兄弟の行動が一緒ってのも不思議なものですね。 |
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3/08 |
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■久々にケーブルテレビを見る。たまには見るものだ。今まで気になっていたアーティストをかなりチェック。既に人気のインキュバス。名前がどうもね、と思っていたが、意外や良い。正統派のアメリカンロックバンドがグランジ、ラップを通過して今時の良心的なサウンドを作り出したという感じ。アルバムは聴く価値ありとみた。ライヴハウスで対バンで良いバンドと組んでいるPE'Z。ライトなJAZZフレイヴァーだが、非常に表現力高し。それぞれのテクもしっかりしている感じ。勢いでごまかさない演奏が潔く良い。PHATより表現力が高い分だけ期待。JAZZ系の入り口にはもってこいのバンドかも。 |
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3/07 |
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■最近出てきた、エグザイルとかいうユニットだが、あれがZOOやTRFの焼き増しだと、何故誰も言わないのか不思議でならない。例えば、二人の上手いんだか下手なんだか分からない声張り上げ系のボーカルの周りで決めまくっている人達だが、あの中の誰かが怪我か何かで休んだ場合、エグザイルは公演を中止するのか?中止しないんじゃないの〜と突っ込みたくなる。■新しく入った強力社員が正式に社員に登用されたとの事でお祝いを兼ねて飲みに行く。あいかわらず喋りまくる。ディズニーとマクドナルドのダークサイドを力説。他3名引きまくり。まあ、ありかな。人間が水棲動物だった話から、大学時代の友人小池の驚くべき生態までオンパレード。久々に話し疲れた。 |
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3/06 |
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■昨晩遅く、兄に頼まれ事もあって高校の頃の友人に電話。小学生の総合学習というものについての話に花が咲いた。いやいや、混迷する教育の現場の生の声というのを聴くと日本という国が今、どうなりつつあるのか漠然とではあるけれど見えてくる気がする。偉大なる童話作家のMエンデは、現在人間は時間を越えて未来へ戦争をしかけている、と生前言っていたが、正しくそういう状況は起きているのだと実感。これについては、キッチリとした文章を作りたいと思う。■言葉に出来ない事がある。しないという方が正しいのか。感情というのは、常に主観であり、それを形にすることは、既に人の目にさらされれば誤解を招く事を承知で書かなければならないだろうと言うこと。そして、その覚悟をして人に見せなければならないということ。その責任こそがネットで言う所のマナーの根源である事は確かなのだろうなあ、と考えている。それに無自覚で文章を書くというのは、やはり日記のレベルで、この日記だって日記のようで日記ではないのだなあ、と。そして、そうである内は未だネット上に書けるのだなあと思う今日この頃。 |
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3/05 |
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■安西ひろこについて考えてみる。どう考えても嫌いなのだ。いやいや別に相手にする程のことでもないのだけど、彼女がファッションリーダーって誰が言ったのか?誰が影響を受けているのか?私は、そういう人に出会った事がない。で、これが言ったもの勝ちなのであれば忌忌しき問題である。学級委員だって、クラス一の人気者だって、周囲が決める者であって自ら「私人気者だから」というのは違うのである。引っかかるのだ、安西ひろこが。■博物館や図書館の人達が困っているらしい。ここでの文句がふるってる、(引用)突然、子供たちがおしかけてくる。各地の博物館や図書館が、こんな恐怖に見舞われている。自由な学習と称したお仕着せ教育で、図書館や博物館に子供が襲来しているらしい。新聞によれば、琵琶湖の博物館に「琵琶湖について教えて下さい」「琵琶湖に魚は何匹いますか?」というファックスが送られて来ているそうだ。う〜ん、自分で調べろよ!もしくは興味がないなら、ないって言えよ!自由について考えるべき時が、目の前まで来ている。■半村良死去。 |
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3/04 |
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■モンスター完結。浦沢直樹は、綺麗に長大なストーリーをまとめ上げた。流石ですね。ラストにキチンとしたメッセージ性と批判精神を貫いた仕事に拍手。■プライド、K−1を続けて見る。つまりは人間の衝突と摩擦こそがエンターテイメントであり、むしろ選手の精神性やバックグランドが話題になりつつある格闘技は既にプロレスと同等のストーリーを作りつつある.凄い物語は自然に湧きあがるものだ。 |
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3/03 |
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■マルホランドドライブ観賞、感想は映画のページに載ってます。それにしても、相変わらずのリンチワールド。個人的には好きなので、言うことなし。松尾スズキがリンチファンって分かり易すぎて笑えた。■会社の人から一人で寂しいよお、の哀願テレフォンが掛かってくる。いつものことなので笑ってかわす。まあ、冷たいと言われるかもしれないが、いつもいつもじゃあ、此方が保たないので今日は一日家で色々と物書きをしていた。■テーマとは何かについて考える。ある意味、この目に見えないお化けは、観る者、聴く者に色眼鏡を掛ける気がしている。作り手の指標となるもの?それとも?色々考えるが人はテーマを持って生きているのかについて考えるとテーマというのは、実に非現実的なものにも思えてくる。 |
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3/02 |
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■会社の人と、その同郷の人と食事。いやいや、なんだか知らないが楽しい会話だった。昔観たドラマの話とか、映画の話。で、いつもは冷酷無比なその人が「ゴドーを待ちながら」の話をしたら急に涙ぐんだ。俺達のゴドーは何時来るのかねえ、そんな一言を必殺で出せる、その人は、やっぱり興味深い人である。■ELOのボックスセットが楽しい。彼らの音楽が、ひと昔前の商業ポップのイメージを引きずっているのに、実はボックスセットを聴いていると50年代のロック等に実に造詣の深い音楽を7〜80年代的アプローチで作られた音楽だと気付かせてくれる意義深いボックスになっている事に気付く。いやあ音楽って深い。 |
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3/01 |
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■デートコースの音源が凄い。スペースシャワーの企画盤に収録されたライブ音源のグニグニ感に痺れる。正に粘着質なJAZZファンクの醍醐味。エレクトリックマイルスとか、どうでも良くて、その腰に粘り付くグルーヴがすさまじい。ライヴ音源を聴くと、アルバムがスタイリッシュに作られているのが良く分かる。しかもそれが悪くなるのでなく、別物になっているのが菊地成孔の凄い所か。■スープに大根やブロッコリを付け足して美味しく仕上げる。味見をすれば素晴らしい。近くでマスカルポーネチーズが安く売っていたので購入。じつは、このチーズをソースにして作るスパゲティが好きなので作るのが楽しみ。ベーコンとほうれん草に絡めれば美味しいのだ。 |
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2/28 |
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■例えば、綴る文章の裏側に様々な想いがつらなって見えたとき、その文章は凄い文章となる。その意味を汲み取るコトが出きる事は、素敵な事ではある。でも、それが悲しい文章であるならそれは、痛くて、ちょっと辛い時がある。それを感じるコト、実感として受けとめるコトも大事なのかどうか?よく分からなくなることがある。 |
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2/27 |
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■新聞を見ていると、どうにも暗い世の中になった事を実感する。ましてや過去の不祥事が次々と発掘されると、誰が正しいコトをしているのかさえ分からなくなってしまうじゃないか。バブル以降、日本人は、何をしてきたのだろう?■フジの掲示板を見ると、またキュアー出演の悲しい願望交じりの噂が流れている。もういい加減期待しないで待とうよ、と思うが、やはりときめいてしまうのはファンの性である。 |
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2/26 |
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■ごま入り鳥団子でスープを作る。シャケのあらも骨ごとぶち込んで、更に鳥のモモまで突っ込んだ。塩しか入れていないのに、既に白濁化したスープを見れば、微笑まずにはいられない。会社の人から貰ったゆずコショウで食べるのがベストだが、さてこれからどんな味付けをして楽しもうか、と考えてしまう。■妙に温かくなってきた。夜歩いていると夜霧が立ち込めている。見上げれば、月には輪っかがかかっていて、ちょっと幻想的。「夜霧よ今夜もありがとう」が頭の中でループする。ベタである。 |
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2/25 |
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■DPRGのライブ音源の入った作品を見つける。今や音源だけで良い、欲しいと思うアーティストになった彼らだが、こりゃあ凄い。とにかく音の洪水と言ったニュアンス。とにかく下世話、ハードとくれば、このバンドのあり方は凄いことになってる。JAZZだかなんだかしらないが、とにかく凄い作品。■モンスターズインクのCMが、非常に気に入らない。著名人を出して「感動しました」とか言わせるのはやめようよ。テレビ朝日か何かで、「息子の部屋」か何かでそういうのをやっていたけれど、それって予告編とかとしては最低の部類だと思う。小説で「面白かった」「綺麗だった」と書いてしまう位に野暮なんじゃないのか? |
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2/24 |
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■良い映画と好きな映画というのは、得てして合致しない。「あの頃ペニーレイン」は大好きな映画の一つになった。ロックと年上の魅力的な女の子と反抗期と。何やら甘すぎはするけれど、とても良い映画だったと思う。主人公の家族の思いやりや、さり気ない優しさも胸に詰まって、見ている間中、ずっと胸をしめつけられている感じがした。確かに監督の自伝であり、ノスタルジック過ぎると思う人もいるだろうが、やっぱり青春は甘酸っぱいし、何処か手の届かない夢のような時間だったのだ。そんな事をハッキリと入ってしまえる作品だった。 |
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2/23 |
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■ネットでお世話になっている人とレコード屋などを巡る。今、一番興味があるのは、アメリカンミュージックで、これから随時出てくる事になると思う。アメリカンロックと呼ばれがちなアメリカンミュージック。勝手にそう呼んでいるが、アメリカンロックも含む、あの人種融合から生まれ出た良質の音楽をそう言いたい。で、早速J・ハイアットのアルバムにノックダウン。ギター、ベース、バンジョーというシンプルな演奏で聞かせる聞かせる。さりげなく、しかも豊かな、伝統のある焼き物のようなシンプルで味わい深い作品。今年はアメリカンミュージックで決まりのような気がする。 |
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2/22 |
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■小さい頃のすいとんなる食べ物を良く食べた記憶がある。小麦粉をこねてそばがきのようにしたもの。これを味噌汁の中で煮込んだものだが、母曰く貧しかった頃に食べたという。もちろん、出汁とかも効いていなかっただろうし、味噌汁とは名ばかりのものだったのだろう。最近、このすいとんを時々作る。野菜をたっぷり入れて、その中にそばがき状になった小麦粉を入れて煮込む。大きな塊をはぐはぐ食べるのだが、それ以上に粒粒の小さな塊が出汁を吸って旨い。母は、きっと戦中の厳しさも教えたかったのだろうが、実は結構好きな食べ物として記憶されているのだから、ちょっと思惑は外れてしまっているのかもしれない。これはシンプルなだけに改良の余地あり。美味しいすいとんを考えてみようと思っている。 |
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2/21 |
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■はまぐりでスパゲティ。基本としては、味をごてごてさせないで、はまぐりから出るエキスでスパゲティを味わうのが一番良い。オリーヴオイルで多少火を入れてから、スパゲティの煮汁をさっと入れて蓋を閉じる。蒸気ではまぐりが開き、エキスを出してくれる。それにパスタを絡めて塩胡椒のみ。ストイックながら、貝の味を楽しめる最高のパスタ。ごてごてしたものより味が深く、何度食べても飽きない味だ。 |
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2/20 |
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■会社の人と戦争の話をする。て、何故、日本が初めからボロボロだったという話に終始。どこでも止まらなかったこと。それがやはり不思議でならないのは確か。しかし、その中でも民衆はしたたかだったという話は面白い。■レコード産業自体が変わりそうな雰囲気がある。ビジネスとしての音楽と嗜好品としての音楽。今まで以上に目に見える形での変革があるかも。それは、決して理想とか現実ではなく、大産業が進まざる得ないテクノロジーの進歩が生み出すんじゃないか?とレディメイドレーベルを立ち上げたピチカート小西のインタビューを読んでいて思う。 |
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2/19 |
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■ネットでお世話になっている方とお会いしてTHE DIVINE COMEDYの「パワー・オブ・ラブ」の音源を貰う。FGTHのカヴァーで、超甘甘のラブソング。オリジナルもねっとりしてるが、カヴァーも凄い。いやあ愛って粘着質なのね、とスパンクハッピーの「あなたが好き」と同じ位、色々と考える。若い人のセックス事情を嘆く人は、彼らが愛し合ってると思うから、不安になるのだ。彼らは、きっと他人を愛してはいないのでは?等と戯れに思う。 |
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2/18 |
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■「ゴッドファーザー・レガシー」を読む。映画本編同様ドラマティックな制作秘話は、J非常に面白い。ヤッパリ名作というのには、様々な苦難がつきものというか、コッポラ自身がトラブルメイカーなのではないか、とちょっと思う。それにしてもオーディションに来た若手俳優の豪華なこと、デニーロ、Dホフマン等等、凄いねえ、アメリカって、そういう層の厚さは感心する。■わたなべともえを知っているか?「ピクミンのテーマ」の、あの人だ。彼女のベートルズという名義のアルバムに驚く。彼女は、日本のベックだ!すげえユルユルなメロディながら根底に流れる音楽知識の底知れぬ深さ、ピクミンで実証済みの圧倒的なパワーを持つ歌詞!この人天才です。で、妊娠中で、活動してるかしてないやら。あらら、天才は違います。 |
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2/17 |
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■素敵な喫茶店というのは、少し薄暗い。そして、何かが隠れているような雰囲気がある。これが僕の好み。消費するのではなくて、みんな何かを咀嚼しているような雰囲気がある。しばらく経ってからポコッと何かが生まれるような、生まれないような。そんな雰囲気。■沖縄について調べている。登川誠仁のドキュメンタリーを見直すと、沖縄に横たわる強い文化の息吹が羨ましい。町の公民館で厳かに行われる演奏会。心地よい風が登りを揺らしていて良いなあ、等と溜息。若い頃は、浜で遊んだものよ。こんなセリフにも感動する。浜で?何を? |
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2/16 |
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■Jコルトレーンのラストライブの圧倒的なすごさに息を呑む。渋さ知らズで驚いた衝撃が、すでにコルトレーンがやりかけていたことの延長線上にあるように聞こえて来るくらい凄い。激しいリズムと時折挿入される美しいメロディと、ノイズ一歩手前のブロウ。ああ、ジャズの力強さがここにある。狂気です。ある意味でこれは。■厚みのある椎茸が美味しい。肉厚であるがゆえの独特の口触りと、出汁になりそうな位濃厚な味。炒めて良し、煮て良し、美味しすぎ。 |
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2/15 |
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■井筒監督のコメントは、時々非常に鋭い所がある。映画の批評ばかりに目を奪われていると聞き漏らしがちだ。特に「アメリ」の時の「自分を好きな人が多すぎる」発言は、雑貨屋や、お洒落な輸入家具を見る度に頭を過ぎる。きちんとした観察眼と知識。芸術家と呼ばれる人達が持つ、それらと第六感の凄さ。そういう物を見逃したくないな、と感じたりする今日この頃。 |
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2/14 |
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■ペイルファウンテンズというネオアコのバンドがある。そのバンドの1stを聴いている。正にエバーグリーンという言葉がピッタリと来るのだけれど、何故?そこまで脆く、しかも美しいのだろう?と思っていると、その音楽性の幅広さ、ボサノバからロック、パンクまでを吸収し、それを表現しているのだけれど、それがどうにも拙くて、不器用で、でも高い志だけが何故か耳に残る。精一杯とか言いたくないが、その美しさに久々にやられた。若いって良いなあ、そんな事を思う。 |
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2/13 |
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■レコード会社は、今ベスト盤やコンピばかり量産し、売りまくっている。後は再発でコレクターを食い物にしている。見ていて、余り気分の良いものではない。なんでだろう?と考えると、育てるという行為が全くと言っていい程ないのだ。そして、これから高齢化社会に突入するのに若い世代にばかり目を向けている。音楽とは農業のようなものではないか?と思うことがある。育てて、その収穫を有り難く手に取る。ただ闇雲に刈り取り続ける音楽業界に栄えあれ!と言った気分になる。 |
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2/12 |
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■想像力について考えている。ゲーム世代の想像力。いとうせいこうのエッセイを読んでいて、非常に納得したのは、あるヒントを与えられて、初めて想像力を使うというのがゲーム世代のあり方だという考え。これは非常に面白い。では、現在の小説の殆どが削ぎ落とした非常に端的な文章になっているのか?というのは、このエッセイにも書いてあって非常に面白かった。RPGの文章とは?いとうせいこうって時々、凄い事言う。 |
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2/11 |
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■会社の先輩と朝食。いつも食べるモーニングセットを食べていると、朝食を済まして来た先輩にねちねちと愚痴を言われる。なんで教えてくれないのか、と。言われのない文句だが、いつもの事なので気にする必要もない。それはそれで楽だ。■i-bookを愛でる。色々といじくっていると楽しくて時間も忘れる。通信環境を整えなければならないのだが、それでも楽しい。色々、設定を変えつつ、使いやすい形を模索してから、ゴッドファーザー・パート2を観る。哀しい、マイケルはとても哀しくて切ない。 |
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2/10 |
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■「地獄の黙示録 特別完全版」を遂に!観る。驚くのは、これが20年前の作品だということで、その事自体が衝撃であると同時に、やはりアメリカ映画らしくないあり方が印象的。で、感想は別でということで、予告編で「ナースのお仕事 ザ・ムービー」があって口あんぐりだった。主演は勿論観月ありさなのだけれど、病院にたてこもる凶悪犯の役がウド鈴木。この事だけでも、この映画の懐が分かるというものだ。コッポラが狂気の淵をさまよいながら作った映画と同列に、そんな映画があること。資本主義とは、全てが同列で評価されるのです、という岩井克人の言葉が頭に鳴り響き、警鐘(軽笑)する。 |
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2/09 |
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■遂に買ってしまった「ゴッドファーザーDVDボックス」。生涯好きな映画のベスト5には入るであろう名作の未発表映像を含むボックスセット。やっぱり買っちゃいました。今年の初めは、ある意味でコッポラ回顧月間と奇しくもなってしまった訳だけれど、兄から貰ったゴッドファーザーの製作秘話本と共に、じっくり楽しんで観たい。驚いたのは、ジェームス・カーンやアル・パチーノやデ・ニーロのテストフィルムだ。こんなものが存在するなんて・・・吃驚。■ちなみに、このボックスの本編は2時間40分以上ばかり、つまり劇場公開の時より映像が増えている。テレビで放送された「ゴッドファーザーサーガ」で初公開された分も加えた形での収録。そして、それに加えて未公開映像があるという事で、益々驚き。 |
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2/08 |
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■友人が突如電話を掛けて来たので、何かと思えば「THE DIVINE COMEDYのアイテムで一つ落としているのがある」というシリアスな電話だった。しかし、いい大人が、そんなコレクションに一つ見落としがあったからって、そんなにシリアスになられても、と、ちょっと呆れてしまう。■友人と電話で話す。大学からの友人の為、まあ、それなりにツーカーな訳だが、いろいろな意味で平成無責任男なだけに、発言に色々新鮮な発想があって刺激的。大学卒業から大分経ちながらも変わらない友人との会話に嬉しいやら、恥ずかしいやら。 |
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2/07 |
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■会社の後輩から文章を上手く書くにはどうしたら良いか?と聞かれる。さて、どうしたものか?と悩むが本を読むだの、書いてみるだの、通り一辺倒な事しか言えない。はてはて自分は文章が上手いのかどうかも不安になってくる。好きだから上手いのだ、と自らに言い聞かせながら喋るが、なんとなく不安になるのだ。■岩井克人という経済学者のエッセイが面白い。名著「貨幣論」を書いた人だが、この人、貨幣の事を書きながら、全く貨幣を信用していない節がある。ちょっと不思議なのほほん学者。この人のエッセイが月一回新聞に載る。僕のささやかな楽しみの一つなり。 |
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2/06 |
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■モハメド・アリとマルコムXの運命的な絆。その絆は、ある意味でシェイクスピアを思わせる悲劇に近いが、この劇的な関係を詳細に書いた本に初めて出会った。公民権運動の中で、政治とスポーツと人種問題の中で翻弄された二人。若さと老獪さの微妙なすれ違いは、ある意味での悲劇である。「モハメド・アリとその時代」。公民権運動をスポーツの側面から見る事の出来る名著かもしれない。益々のめり込む。■久々に素面で乗り越す。気が付けば恵比寿に来ていた。池袋で座って寝る姿勢をしてからの記憶がない。いや、池袋を出発した時には既に眠りの世界にいた気がする。ディスプレイの見すぎか?睡眠不足か。とにかく、この眠り方は不気味だ。 |
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2/05 |
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■大振りの牡蛎を一工夫した料理を作る。マヨネーズを油代わりにして、軽く炒めて野菜を一緒にする。それにオイスターソースを掛けて味を調える。なかなかこれはいける。当然、濃厚な牡蛎の風味と、野菜に染み込んだ牡蛎の風味がいける。牡蛎鍋より牡蛎の風味を楽しめた。なかなか満足。■海外の日本に対する評価ががた落ちだそうだ。そりゃあそうだろう。政治も経済もガタガタなんだから。それを評価しろという方がおかしい。旧世代の保守的な考え方も、ちょっと右よりに傾いていそうな若い世代の考え方も僕には理解出来ない。もっと新しい方向性というのは出てこないのか? |
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2/04 |
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■友人宿泊。朝起きて、モーニングを食べに行く。平日の午前中の街並みが好きだ。何時も見る出勤や帰宅を急ぐ歩調ではなく、何気ないスピードの足並みが通りに溢れていてホッとする。阿佐ヶ谷は比較的都内でも、そういった雰囲気が強いとは思うが、平日の昼間の阿佐ヶ谷は、もっともっと足並みが優しい。■スティーナのCDを入手。昨年リリースされていたアルバムのジャケットに惚れ込む。神々しいオーラをまとったスティーナの姿に感動。美しいとかキュートとも違う、何か静謐な感じに酔う。一緒に購入したデビューアルバムが実に良い。評判通り。 |
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2/03 |
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■とてつもない音楽世界とライヴで圧倒されっぱなしのROVOのライヴを久々に見る。その圧倒的な演奏力と、巧みな演奏は舌を巻く。曲の転調や自在な演奏形態はメンバー個々の圧倒的な演奏技術の賜。堅苦しいと思える技術あってこその圧倒的自由だ。自由とは、払うべき代償を払って手に入れるものだ、という民主主義の概念にも似た理想の姿がROVOにはある。ただ、今日のライヴではツインドラムのパワーが少々足りなかった気がした。芳垣さんのドラムが聞こえ難かったのは、ただのPAのせいだろうか?凡百のバンドは余裕で凌駕しているが、ROVOなら昨日どころの話じゃないでしょう。■友人とレコード屋廻り。中野のお気に入りレコード屋で、しこたまCDを買い込む。当分楽しめそうだが、本当に欲しかったスティーナ・ノルデンスタムの作品が手に入らないで悔しい。今日の収穫は、話題のリアン・アダムスが在籍したウィスキータウンのアルバム。探していただけに嬉しい。 |
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2/02 |
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■想像力は何処へ行ったのだろう?と考える事がある。何もない所から、面白かったり哀しかったり、そういう物を作り出す想像力という魔法の技術は、徐々に衰退しているのではないかと思える。というのも、ある曲を聴いていた時の知り合いの言葉からは音から湧き出るイマジネーションというものが感じられなかったのだ。MTV世代というのは僕らの頃から出てきた言葉だ。ある人は、音楽に映像は不必要だと言い切ったが、それはラジオ等が元気だった頃の話。今や、音楽に付随した映像こそが音楽のイメージを固めているのではないか?だからこそ音楽には隙間ない音そのものと、映像が不可欠になっているのではないか?と考えている。 |
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2/01 |
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■とある人の新作を聴く機会があった。全く変わってしまったサウンドに驚くやら、戸惑うやら。で、夜にテレビを見ていたら、岡本太郎のドキュメンタリーをやっていて「芸術とは居心地の良いものにあらず」と言っていた。そういえば、この人はソロになった時から摩擦や驚きばかりを与えていた気がする。この作品は明らかに成長というものだと思う。ただ、絶対的支持かというと、そうではなく、次作を聴きたいと思った。■残業だ。溜まっていた仕事を、ちょっとづつ片づけていくのだが、やるべきことがあって、それを片づけていく作業は分かり易くて良い。ただ、分かり易いからスリルがないのも確か。 |
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1/31 |
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■月が、ここの所やたらとでかい。まだ、夜が闇でしかなかった頃、月は夜の救いの光だったろうなあと思う。そりゃあ、月が綺麗だったら祝いもしただろう。■大振りの牡蛎が安かったので買う。なんかの料理番組で、牡蛎は炒めたのがうまいと言っていた。僕の大好物であるカキフライより味が出るのだそうだ。一番美味しいのは干したのですよ、と笑いながら言う中国人。なんだか変に説得力があった。 |
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1/30 |
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■楽しい話なんてなかなかないようだ。新聞で印象に残ったのは、自己破産の件数が増えたのと同時に、その破産額が高くなっていると言うこと。理想と現状のズレが大きくなってる。そう感じた。最早感覚的に、今の自分の生活に戻れない人が増えている。そんな気がして怖い。 |
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1/29 |
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■THE DIVINE COMEDYと共演ライヴを行うバタフライ・チャイルドについて調べていたら友人がファンである事が発覚。自分達が拘っている音楽の方向が変わっていないという事なのだろう。そう思うとTHE DIVINE COMEDYからだけだって、広がるものがある。それが凄く嬉しい。■雪印の事件は、本当に不快な事件だと思う。今まで見過ごして来たものを広げられたような感覚に陥る。これを見る子供はどう思うのだろう?我侭し放題が許されない時代にシフトして欲しい。雪印の事件を尻つぼみに報道はして欲しくない。 |
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1/28 |
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■小山遊園地が閉鎖されるそうだ。今まで、ダイエーがバックにあったらしいけれど、撤退と言うことで、閉鎖になったとのこと。レジャー施設も、様々な特色があっても駄目なのか?向丘遊園も閉鎖されているそうだし、既に遊園地は子供の為のものではなく、カップルの為のニュアンス近し。しかし、心配なのは桜金造であることは間違いない。■古本屋の価格破壊は確実に進んでいる。「クリスマスのフロスト」を¥100で購入。文庫本の資産価値はゼロに等しいのではないか?嬉しいのは¥100だと、躊躇いなく書き込みが出来る事だが、それにしても、この底値状態をどうするのだろう? |
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1/27 |
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■引越を手伝う。引越自体は非常に楽しい。新しい生活の場というのがあって、その場に土台を作る作業は、それなりの楽しさがある。ましてや、そこに埋もれていた過去があって、それを掘り起こせるとしたら、それはそれで楽しい事だからだ。秩序を作り出す快感というのは確かにある。部屋から見える夕空はとても綺麗だった。■フードファイトという暴飲暴食番組のプチ情報をゲット。今、あの大食漢達は、科学研究所とやらに通って胃を大きくする為に日夜励んでいるらしい。馬鹿である。 |
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1/26 |
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■それにしても寒い。この寒さは尋常ではなく、体の芯から冷えていく感覚は耐え難いものがある。今は暖房があるから良いが、昔の人はどうしていたのだろう?等と考えてみた所で何も変わらないのだが、ない所から始める面白さというのに、非常に魅力を感じる。■モハメド・アリの本が面白い。アメリカの歴史に交わるアリのキャリアを総括する本なのだが、黒人が何か事を為す時に、必ず人種の壁にぶつかる宿命にあることが、凄く明確に伝わる本。再び、アメリカという国について考えさせられた。 |
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1/25 |
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■リッキー・リー・ジョーンズの新譜を繰り返し聴きまくる。悪い訳がなく、聞けば聞くほどに味がでる。アメリカンロックというのは、始まりからしてボーダレスであり、アイリッシュやアフリカンや、人種が混合して出てきたものなのだから、悪い訳がないのである。それが定型化していく事が問題な訳で、定型化した中に新たなる方法論とかが出てくる土壌がアメリカには確実にある。今、アメリカンロックは、新たなる地平へ出ていく気配があると僕は踏んでいる。 |
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1/21 |
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■買って来たはまぐりが異様に美味しい。身が大きくぷりぷりしていて堪らない食感。貝類は、やはりこの食感が命。いつもハマグリはスパゲティにするのが常なのだが、この味は堪らないものがあった。■早々に会社を出て、リッキー・リー・ジョーンズの新譜を買いに行く。今年は、比較的ストレートなアメリカンロックが新鮮に受ける、と踏んでるのだけれど、ここの所のアメリカのアーティスト、特に渋目のアーティストの充実ぶりはどうだろう?癒しだの言ったって、やっぱり音楽はハートだよね(バンドのハートではありません)、と力説しがちな僕。早く聴きたいよね、リッキーの新譜は。 |
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1/22 |
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■「GO」で一躍人気になった金城一紀の「レボリューションNO.3」を読む。確かにやりたい事は伝わる。それに描きたい事も、おこがましいようだが、僕が求めている物と近いと思う。ただ、表現が露骨過ぎるのだ。ライトだが、底に流れるシビアな表現との対比というかが、酷く鼻についた。「GO」は、そこらのバランスが凄く良く取れていたのだが、混作は、そのスタイルが青臭く出てしまった気がしてならない。残念。■ |
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1/21 |
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■余りにも温かいので、夜自転車で喫茶店に行く。いきつけの喫茶店の指定席。煙草を吸いながら文章を書いていると、ゆったりとした気分になる。余りにも心地よいので2時間近く居座っていた。店員も嫌だろうが、こちとら自腹なので勘弁して貰うことにした。■ししゃもが余っていたのでスパゲティにしてみる。すると、子持ちだったので子供がまとわりついてたらこスパゲティのようになる。これはいけるかも、と期待するが潮臭くて余り美味しくない。初めにカラリと焼くことが必要なようだ。懲りずに、ちょっと追求してみようと思っている。目先としては悪くない。 |
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1/20 |
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■デートコースのCDが¥1000で売っていた。あんまりなので買って友人に売ろうと思っていたら、別のレコード屋で偶然ばったり。こういう事もあるんだ、と思う以前に殆ど変わらない行動範囲に情けなくなるやら、なんやらで、ちょっと失笑。すぐにデートコースを渡せたのは嬉しい限りだが、ちょっと「俺って何?」的失笑をしてしまった。■吉祥寺も消費の街と化してしまったくさい。何だか普通の店が増え、人がひしめき合っている。何か不穏な、何かが生まれそうな雰囲気がない。ここもまたリトル渋谷化している。最早東京にナイスプレイスを作るのは大変なようだ。 |
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1/19 |
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■図書館で、長らく読みたかった「モハメド・アリとその時代」を見つけて飛びつく。アリが偉大なボクサーである事は周知の事実だが、それ以上に60年代のアメリカのイコンの一つであることは非常に興味深い。マルコム・Xやサム・クックとの交流。勿論、イスラム教との関係など、非常に時代に密接したボクサーだった。時代の象徴としてのアリを描いたノンフィクション。出だしから異様に面白い。■スズキのクリーム煮に近いものを作る。ソースの作り方は良いのだが、やはり白身魚の淡泊さはクリームに負ける。いつものソースにもスズキを投入。これは、かなりいける。こんなものか。 |
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1/18 |
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■スズキのあらがあったので買って来る。ムニエルにして食べれば美味しいのは当たり前だ。塩胡椒を少しきつめにして、バターの風味と共に食す。少々皮が片目なのは残念だが、身の方は頗るうまい。鍋に入れたらどうだろう?和風に調理してみたらどうだろう?等と思いを馳せると楽しい。生クリームもあるので、色々試してみよう。■新日の武藤敬司が全日に移籍。プロレス界は大激震だ。結果論からすれば、なるほど、と思うが、やっぱり予想出来る事じゃなかった。全てにおいてトップクラスだった武藤にとって、格闘技路線というより、ただ勝つためのみに戦いを繰り広げる今の新日のやり方はついていけないものがあったようだ。カシン、小島と好きな選手ばかりの移籍。永田の「武藤潰す」発言が飛び出る程、不穏な状況。でも「潰す」って・・・。だからプロレスって好きだなあ |
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1/17 |
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■ニーナ・シモンの再発を見つけて気色ばむ。いや、凄いです。いままで聞いたシモンの作品の中でも衝撃度、充実度、興奮度。どれをとっても凄い。熱い、とにかく熱い。■ラーメンって味がくどくなってると思うのは僕だけだろうか?とんこつ醤油味。味は一つで良いだろう。とんとろなんてのも、どうかと思う。脂っぽく、柔らかく、味が濃い。日本人の洗練された薄味を尊ぶ感覚は何処に?さらりと舌に感じる出汁の精神の復活を願う |
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1/16 |
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■田宮模型の仕事を総括した本、読了。物にこだわり、徹底した完璧主義的姿勢に拍手したい気持ちになった。日本の素晴らしい所を凝縮したような姿勢に羨望の目を向けずにはいられない。とにかく素晴らしいの一言。 |
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1/15 |
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■テレビで偶然、大食いものをやっていた。ハンバーガーをバクバク食っていた。テーブル汚しているわ、口から物が飛び散るわ、パンを潰して口に押し込んでいるわで、酷く汚らしい。ドリフやひょうきん族より、ずっと教育上よろしくないのではないかい?戦略だの、攻めに転じたとか格好良いナレーションはついているけれど、ひと昔前なら「食べ物を粗末にするな」とか叱られているぞ。PTAは何処に? |
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1/14 |
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■会社の後輩が、MC.ATって元CCBのドラマーだという噂があると教えてくれた。ありそうな、なさそうな話。この噂話は知られているのか?微妙にニアミス感があってリアル。小柳ゆきが小柳トムの娘説と同じ位、微妙な信憑性をはらんでいる。真実は?■ハロゲンヒーター(温かい扇風機)を買うか悩んでいる。画期的商品であることは間違いなし。電気代が1時間約20円というのも魅力。問題は部屋が暖まるかどうか、なのだ。知りたい所だ。ちなみにハロゲンヒーターって、ワンルームにありがちな電気コンロの事を指すらしい。ネットで検索したら鍋のページが出てきて驚いたら、そういう事だった。意外で、ちょっと嬉しい発見。 |
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1/13 |
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■バッファロードーターのライブに行く。業界人の多さに吃驚する。ゆら帝のVO、小山田、今野雄二、AKI、アレック・エンパイア等。業界受けしているのねえ、と感心する事しきり。ライヴは実にストイック。いきなり、リゲッティの話やストックハウゼンの話から入る。(リゲッティは「2001年宇宙の旅」でかかります)現代音楽をかけて、映像を絡める。記号としてのリゲッティやストックハウゼン。単純に格好良いと思う事は悪くない気がした。そこから何かが始まればいいなあ、と。そんな事を思う。■鈴木慶一の大好きな曲の中に「左岸」という歌がある。「本当の敵は、自分の中にある」というフレーズが、初めて聞いた時ショッキングだった。イスラエルとパレスチナの話。その先にあるのもこういう問題だし、個人と集団、国家の問題も、結局行き着く所は、ここなのだろうと思う。「セルフコントロール、教科書は何も教えてはくれない」半分真実、半分虚実。 |
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1/11 |
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■やけに温かい一日。ニュースによれば、初春並の気候だそうだ。そんな一日、なんだか夜でも歩きたい位だった。寒い中、ホッとする一日。■バッファロードーターのライブに行ける事になった。会社の先輩から譲って貰う。「ただより高いものはないからな」と言われる。少々不安。 |
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1/10 |
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■ラジオで、13年前に生き別れた彼氏に向けた投書があった。最近、人を好きになったけれど、ふられてしまったという手紙。「誰かを好きになるなんて珍しいでしょ?」と自虐的に書いている書き手の気持ちが痛い程に伝わってくる。「天国で会いましょう」と手紙が締めくくられていて、最後にAIKOの「カブトムシ」が流れた。少し涙が出そうになった。 |
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1/09 |
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■ある掲示板で、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」の話が出ていた。井戸が出てくるのだけれど、その話が盛んに交わされている。井戸は、自らを掘り下げていく露骨なメタファーとして描かれていると思っていたが、どうも掲示板では井戸が、凄くお洒落な、もしくは、美しいものとしか捉えられていないように思えてならなかった。次は中原昌也を読みたいと言っている人がいたので、やめた方が良いかも、とさり気なく助言しておいた■寒くなると部屋に閉じこもって本を読む。そろそろ閉じこもりの季節だ。今年は、日本の小説をちゃんと読もうと思っている。去年、小島信夫を読んで感動し、夏目漱石を再読して、その凄さに驚いたからだ。きちんと伝わる日本語で、きちんと感動する事が、これ程までに心地の良いものだとは思わなかった。さしあたって、幸田文、太宰治、丸山健二辺りを目星にしているが古本屋で出会ったものから読もうと思っている。 |
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1/08 |
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■接続詞の無い時代だそうだ。だから、とか、そしてとか後に続くきっかけを捨ててしまった時代だとかで、そういえば、そういう突き詰めていく姿勢って無くなりつつあるのかなあ、等と考えてしまう。突き詰める事って結構楽しい事だと思うのだけれどねえ■父が借金を貯め込んでいた夢を見た。■兄が教えてくれたチンザノというお酒をチョビチョビ飲むようになった。知っている人は知ってるが、私はお酒を殆ど飲まないし、飲めない。それがチンザノのコーラ割りは、とても美味しいと思う。で、飲んでいるのだけれど、コーラが好きなのか?チンザノが好きなのか?未だに分からないで飲んでいる。 |
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1/07 |
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■「シーズンチケット」を観る。痛快だった「ブラス!」の監督の作品だ。サッカーの1シーズンチケットを手に入れる為に翻弄する少年の話だ。不況だったイギリスの混迷した生活を描きながら、どこか牧歌的な香りが漂う作風は相変わらず。ラストの痛快さもあって、なかなか小粋な話。ビデオで観るにはもってこいです。 |
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1/06 |
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■今日で正月休みも終わり。振り返ればアッと言う間なのは毎年か。バーゲンも始まっているので色々見るが、明らかに美的センスは変化している。妙に軽くラフでルーズなものばかり。ファッションの世界が時代を表しているとすれば、何も買う気が起きなかった僕は、既に時代に取り残されていると言っても良い。取り残されてもええじゃないか。■日本は、世界でも「趣味・読書」ではワーストに入るらしい。文字を読み、考える習慣がなくなりつつある、と新聞には書いてあった。携帯やパソコンが生んだメールというメディアは、文字や活字のあり方を変えつつあるように思う。活字が、個人の狭い世界の中でのみ通用する暗号のようになり、流行語といったものが外界に溢れ出る事なく消えていっているような。電波が、言語を変え、見えない所で流れていくような空しさを感じる。読み、考え、思いを馳せる事の面白さや素晴らしさは、何処へ行くのだろう? |
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1/05 |
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■まとめて新聞を読む。正月は新聞を殆ど読んでいなかったので、まとめて見てみると、これはこれで凄い情報量だ。やはり9月のテロをきっかけに変わりつつある世界と教育の話は重要なテーマのように思える。■正月の新聞をじっくり読んでみる。宮崎駿や、大江健三郎、井上ひさし等の発言に、いちいち頷いていた。なんだ、日本にも、これだけの賢者がいるではないか。そんな事を思った。賢者が語る言葉に耳を傾けて色々考えるようにしたいなあ、等と思った。テレビを見ていると、こういった賢者が語る事が、どれだけ少なくなったか。芸能人の喧嘩は報道しても、賢者の言葉は、先細りのメディアである新聞にしか載らない。色々な事を考えたり、様々な異世界に目を向けたり。そういう事が出来なくなっている。もっと外を見つつ、何かを感じようと誓いつつ、新聞を畳んだ。 |
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1/01〜04 |
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■実家に帰っての正月。ダラダラとダラダラと過ごす。毎年会っている友達が来訪、無駄話に花を咲かせつつも、色々な事を思う。小学校の先生をやっている友人の話を聞くのが実に刺激的なのだが、最早学校とは何か?という疑問までいってしまいそうな現状に色々と考える。教育とは教え育てるという事なのね、なんて当たり前の事がまかり通らない現状。大人と子供の境界線が曖昧になっている今。この事について考えなければならないのだろう。「先生頭痛い」としか言わない小学生がいるそうだ。僕も初め、どこがいけないのか分からなかったが、「保健室に行きたい」のか、「家に帰りたいのか」そういう自分のしたい事を提示出来ない事が問題なのだそうで、言われてみれば、なるほど、と思う。つまり、何か言えば分かってくれる親がいて、それに慣れきってしまっていると言うことらしい。かと思えば、責任感のない教師もいたり、新任の女教師にセクハラに限りなく近い親切をする教頭先生がいたりする現状。正に、未来を悲観するしかない現状が学校にはあるのだと、背筋が寒くなる。■うちのファンキーママは、相変わらずのファンキーさを醸し出しつつ、積極的に話をしたがるから痛快。アメリカとアフガニスタンの問題では、テレビを見続ける親ならではの感想に激論勃発。というより、僕が熱く語っただけなのだけれど、「あのポテさんだっけ?」などと言うので、随分可愛らしい名前じゃないか、と思ったら、9・11の主犯と言われているアタの事だった。「アイダホ生まれか!ポテって!」と厳しい突っ込みをする僕。厳し過ぎる突っ込みに友人も引いていた。■小さい頃育った場所へ、10年ぶり位に出掛ける。坂道だと思っていた所は、ほとんど坂とも言えない場所だったり、よく手を洗った泉が枯れそうだったり、通った剣道の道場はマンションになっていたり、その激変ぶりに驚く。しかし、昔のまま時が止まったように建っている坂を下った所にある肉屋や、ざるを持って行った卵を直売してくれた農家の家や、通学路にあった畑は、そのままだった。その変わらぬ佇まいに随分と揺さぶられた。 |
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12/30〜31 |
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■新聞の書評を見ていたら、ベストセラーの影に隠れて健闘した純文学というので上げられていたのが綿矢りさ「インストール」、川上弘美「センセイの鞄」、宮部みゆきの一連の作品と書いてあった。以上三作は、今年読んだ小説のベスト3である僕は、結局宇多田と、モーニング娘。と、浜崎あゆみを聞いていたのと同等の本選びをしていた事になるのか?なんだ、随分メジャーじゃん、と嬉しいやら悲しいやら。今年も良い本に出会いたいものです。■大学時代の友人達との飲み会。既に、のんべんだらりとした定例の飲み会は、お約束と同じネタの嵐だ。今年の話になると、小岩井乳業の友人が、狂牛病の話で、風評被害を熱く語り出す。社会人って大変なんだな、と痛感。乳製品関係は、雪印、狂牛病とダブルパンチを受けたらしく、本当に辛かったようだ。 |
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12/29 |
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■街も随分と忙しなくなってきた。師走とは、こういう事なのね、等と思いながらの会社からの帰宅。最後の最後まで疲れた。■人は言いたい事を繰り返すものである。で、そのリピートを目の当たりにした時の、人々の反応は沈黙だ。それを壊すのは、言っている事が真面目であれば、真面目である程、辛い物であるようだ。 |
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12/28 |
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■仕事が激務の中、後輩が一身上の都合で休み。本当にへとへとになる。■そういえば、最近のんびりとした休日を過ごしていない気がする。そんなこんなで、正月はごろ寝を決め込む事に決めた。久々に両親が作る料理が出るがままに食べて、寝るがままに寝て、という正月が良いなあ、等と考えてもみるのだが、そこまでうまく行くのやら。 |
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12/27 |
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■渋さの新作、聞けば聞くほどに良くなる。何よりも圧倒的な音数の多さ。今作では、その音の一つ一つが、凄くクリアに聞こえるので、演奏の深淵な事この上なし。ライヴが何故良いかというと、そう言った音数の多さを視覚でも、聴覚でも楽しめるからではないか?と、勿論臨場感が第一とは言え、思った次第。この作品は名盤だ。 |
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12/26 |
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■渋さの新作。かなりリスナーを意識した作品と感じた。何だかアルバムとしての完成度は凄いんじゃないか、と感じる。特に、音が開けたというかライブの臨場感に近付いたような、音の一つ一つがクリアに聞こえる分、長い間楽しめそうな作品。■何はともあれ、ニュースで芸能関係の報道をやるのをやめて欲しい。酷くみっともないと思うのは、僕だけだろうか?夕方のフジテレビは、特に酷い。報道を勘違いしている人が多いか、視聴者の興味が芸能とか娯楽に偏り過ぎているか。とにかく見苦しい。 |
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12/25 |
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■SPANK HAPPYのシングルを聞く。岩澤瞳の声が艶っぽくなっているのには驚くが、前のパワフルさがないのが残念。SPANK HAPPYという名前が、石野卓球にとっても電気グルーヴなのか?バランスというのを酷く考えすぎている気がしないでもない。■最近の高校生の口は、何故ああまで開くのか?昔、親から「口を閉じなさい」とやたら怒られた記憶がある。小学生くらいまで、何故か口が何時の間にか開いていた事があった。それに近いのか?とにかく口は閉じて欲しい。■「ブッシュ大統領が一日に3キロ走って体型を維持しているなんて、大したことないね。なにせ、ラディンは一日40キロは逃げてるんだから」久々に笑ったアメリカンジョーク。やっぱり笑いとは知性であって欲しい |
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12/24 |
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■今、アイドルとかがデビュー前に、漫才師から会話の勉強をしてからデビューするという話を聞いた事がある。最近のバンドもアイドルも面白い話をするのに必死だ。誰しもが、そういう話をするのを虎視淡々と狙っていて、逆に面白くない。みんな無意味に笑いたがっている。■舌平目のムニエルを作って、生クリームのソースで絡めて食べる。かなりうまい。ただ、舌平目は、なんであんなに薄いんだろう?そして、舌平目は、どうして豪華なニュアンスが漂っているのだろう?ちょっと作っていて豪華に感じる自分がいる。海外コンプレックスが、ちょろっと顔を出す瞬間だ。 |
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12/23 |
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■朝起きてみれば、見上げる程のピーカンの晴れ。非常に気持ちが良い。少し肌寒い気候も、ちょっとした季節感があって心地良いことこの上なし。■クリスマスのイルミネーションを家にするのが流行っているのか?やたらと家をライトアップしているのを目にして、なんだかなあ、と思う。一体誰に向けてライトアップしているのか?自室をアジア風にコーディネイトし、外観はクリスマスの文字が点滅している。一体、どこの宗派の、どこの人間か?と思わずにはいられない。 |
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12/22 |
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■土曜日なのに残業。なんだか知らないけれど、年末になっても仕事少しも落ち着かず、年末まで、この調子なのか、と少し途方に暮れる。■やけっぱちで中野でCD購入。ポラリスのオオヤユースケが在籍しているラブライフなどを購入。比較的新しめのセレクションに、ちょっとした満足。エレクトリックというジャンルが、最早意味をなさない世代の音楽に思いを馳せる。 |
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12/21 |
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■最近、お気に入りの番組「虎の門」は、井筒監督と蛭子さんの映画評目当てで見始めたのだが、その後にあるいとうせいこうが進行を務める対談番組が非常に面白い。いとうせいこうの突っ込みが絶妙。すでに、みうらじゅんとの「スライドショー」で、その実力は証明済みの彼だが、ここでは蛭子さん、玉袋筋太郎という二人のボケを味方に付けて、切れ味鋭いつっこみを披露している。しかも内容が実にしょーもないだけに、ぎゃくにいとうせいこうの冴えが映える。 |
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12/20 |
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■ミュージックマガジンの年間ベスト10に目を通す。既に、シーンを代表するアルバムなど存在しないのだなあ、と痛感。この10年で、音楽は多用どころか、手のつかない暴れようで広がり続け、そのまま混沌としているのである。その中で、どんな音楽を聞いて、どんな感動を覚えるかなど、最早、個人の満足度以外の尺度はない。凄く素晴らしいようで、とっちらかったものだ、と寂しく思う事も多々あり。 |
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12/19 |
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■キャパが設立した写真家集団マグナムが、9・11にNYに集合していたのは、偶然というより、必然だったのかもしれない。序文はD・ハルバースタム。そして、写真は、大好きな写真家B・デビットソンその他。帯にはこうある「運命の日、悲劇の街に、まさに偶然、世界最高の報道写真家集団「マグナム」が結集していた」。その瞬間を世界に、歴史に刻む為に集められた選ばれし者達のようだ。ただ、感傷に浸るのは危険で、この写真集から見て取れるのは、ハルバースタムが書いていたように、「ごく普通の人々」こそが伝えられるべき被写体だった事に、今さらながら気が付いた。イスラエルの歴史も、アメリカの傲慢さも、アフガニスタンの悲劇も、全ては伝えられるべき事柄であっても、見るべきものではない。ニュースではなかなか伝わらなかった一市民達の沈痛な表情こそが、伝えられるべき事柄だったのだと思う。この事件に対して、僕は経済至上主義対狂信者の戦争だと思っている。世界貿易センター(中央)が襲撃された事は、例え偶然であっても、実に象徴的な事だったのだ、と思っている。そして、どちらにせよ哀しみ、途方に暮れるのは一市民なのだ。この写真集で痛感したのは、そういう事だった。周囲の人達は知っているけれど、私は、どちらに賛同はしないがアメリカの傲慢さが導いた悲劇でもあると思っている。アメリカは、完全なる被害者では決してない。ただ、この写真集の収益が「NYのテロで逝去、または、負傷した市民や救助隊、消防隊員の家族を支援する基金への寄付金が含まれている」事は、当然、僕が、この写真集を買おうと思った動機の一つであることは間違いないのである。僕は、マグナムが、アフガニスタンの悲劇を一冊の本にしてくれれば良いと思っている。そうした時に、初めてこの写真集は一つの事件を確実に切り取るのだろう、と。本気でそう思っている。 |
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12/18 |
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■I-POD目撃談が、結構入ってくる。ということは比較的売れているんだろうか?意外と買った人は、これみよがしに見せているらしい。当たり前か。■マグナムの9・11の写真集が発売されている。早く見てみたい。■スパゲティを久々に食べる。ソースは出来合いなので、肉と玉葱をこんがり炒めて乗せてから、ソースを掛ける。玉葱の甘みがしっくり来て美味しい。白菜を煮て、鳥肉でことことと煮ていたら、えらい濃厚なスープが出来た。豆腐を散らして一煮立ちさせてから飲んだら、サイコーに旨い。冬の贅なり。 |
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12/17 |
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■タワーが経営権を売りに出しているらしい。一応、カルチュア等が名乗り出ているらしいが、来年の一月辺りを目処にしているらしい。本当に不景気なのだねえ。それにCDって売れないのねえ、とも思う。■白菜が安くなっている。鍋と言えば白菜!白菜を煮ると何故、あんなに甘みが出るのだろう?等と考えていると、鍋が食べたくなってきた。鱈でも勝手鍋ろうか?とも思う。■朝、起きてからポラリスを聞いたら、異様に良かった。なんだか良い気分だ。 |
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12/13 |
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■「すばる」に掲載されたS・ソンダクのインタビュー「わたしは『裏切り者』か」を読む。9・11報道の中で一躍時の人と化したソンダクが極めて冷静に、一連の騒動について答えている。9・11について、アメリカサイドも批判した事で広がった波紋は、日本では想像出来ない程のものだったようだ。著作まで出たノーム・チョムスキーとは立場が違うとしながら、答えたものは、かなり一般論的な平和主義の発想でもあった。ただ、彼女がコソボ紛争を身をもって体験している事。そして、湾岸戦争についてや、アメリカのメディアコントロールについての不満が、今回の騒動の引き金となった節は多々見受けられる。ソンダクが主張するのは、大きな枠組みでの大雑把な思想や考えに対する反撥ととって良いかもしれない。印象としては人1人1人の顔や考えが見えなくなるものに対する恐怖。全てが大きな波に飲まれて同化してしまう事に対する不安感が、ソンダクをしてあのような発言に至ったという気がしてならない。それにしても、そんな事件があって、それに対する論争が活発化するアメリカは、ある意味未だ健全なように思える。赤ちゃんが生まれたくらいで旗振り人形と化す人々が多発する国に比べれば。 |
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12/12 |
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■MMWがネットオンリーで販売した「エレクトリック・トニック」。名盤「トニック」と同時期に録音された作品とあって、どうにか手に入らないものか、と思っていたら、やっぱり新宿のディスクユニオンがやってくれた。早速入手。期待したのだけれど・・。インプロの嵐・・・ん〜ここまでいくと、ちょっと引いてしまう。瞬間瞬間でドキドキするプレイがあるが、ちょっとガッカリである。■「ファストフードが世界を食いつぶす」読了。前半の口が半開き状態になる、すさまじい表現に比べると中盤失速は否めない。肉加工業の実体に傾き過ぎるきらいあり。ただ、終盤持ち直し、筆者が一冊を通じて届けたい思いは十分伝わってくる。今、読まれるべき本であるのは確かか。 |
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12/11 |
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■貿易センタービル爆破事件の論調は下降気味だが、むしろ、アフガニスタンにしてもアメリカにしても、「それから」に注目しなければならない。事件発生当時から、アメリカを被害者ではなく加害者である、という視点から事件について発言したものは、余り多くはないようだ。ロック界ではL・リード、パティ・スミス。思想界ではS・ソンダクなどが、それに近い発言をした。意外なのはバックストリート・ボーイズの1人が発言し、かなり顰蹙を買ったとか。一体誰だろう?あごひげ?■その事件の写真集として、マグナムのものが出版される。是非見たいものだ。 |
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12/10 |
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■衛星で「ゴッドファーザー」を3夜連続放送。何回も見てるのに見たくなるこの映画。コッポラは素晴らしい映画監督なのだ、と痛感。文芸に走る名匠が多い中、常にエンターテイメントを意識した映画作りを徹底した巨匠として、やっぱり評価すべきだと思う。あのたらこ唇は伊達ではないのだ。それにしても、フレドの哀愁度合いは凄い。■久々に音楽三昧。やっぱり寒い夜は家の中に閉じこもって本でも読みつつ、お気に入りのBGMっていうのは極楽。片手間にCDRを焼きつつ、楽しい時間を過ごした。 |
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12/09 |
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■中野でCDを、またもや大量に買う。ファミレスは個人的に、どうしても好きになれないので、サンプラザの下の喫茶店で文章でも書こうと思ってチラッと寄れば、性懲りもなく大量に買う始末。ウィルコ&ビリー・ブラック¥700、ルー・リード¥900、ウィングス¥900、石野卓球¥1100、ダブル・フェイマウス¥700、R.E.M¥700。で、ポイントが貯まったので、¥2500オフでフィッシュのDVDを¥1000で買う。やめられんだろう、この値段は。久々にロックファンって感じの戦利品に新鮮な感触を味わう。■近くの肉屋がサービスデイという事で買い物。豚のモモ肉やベーコンを買い貯め。更に、塩振り鮭や青柳(バターで炒めると苦みもあって美味しい)を購入。しいたけなど、キノコ類もそろそろ打ち止めかもしれないので買って帰る。今週のおかずもなかなか良いものが作れそうな感じだ。 |
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12/08 |
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■「ファストフードが世界を食いつぶす」。これは今の食生活をミステリとして考える事が出来る秀作かもしれない。しかし、アメリカの現状。凄い事になってる訳だ。毎日、昼にマクドナルドに並ぶ切ないおじさん達に是非読んで欲しい一冊。チキンナゲットを「再形成した一口大の鳥肉で、胸肉を主原料とし、安定材でつないだのち、パン粉をまぶして油で揚げ、冷凍した」ものと表現する恐ろしさ。ナゲットの生産に適した鶏の新種を開発「ミスターマクドナルド」と呼ばれるこの新種は、胸が異様に大きくふくらんでいた。等、顎を外しかねない描写の数々に唸る。■自分の中での定番、皿うどんを作って食べる。あんを大目に作って、次の日に中華丼とも出来る秀逸アイテム。えのきだの、もやしだの、えりんぎ等を刻んで炒める。つくづくとろみに弱い人間です。 |
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12/07 |
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■朝日新聞の評論が結構面白い。先日も9・11に関する伊藤俊治の評論は出色だった。写真評論では大物。もちろんクオリティが高いのは当たり前なのだが、こういう評論にしても、ほぼ見られる機会が少ないのは残念な気がする。ネットや携帯の普及で活字媒体は大胆な方向転換を迫られているが、良い意味での転換があるのなら、それはそれで良い気がする。■麿赤児が出演している「ニッポンウーマン」というコンピのCM。それに最近の紙ジャケの再発など、とりあえず高年齢層も購買対象として音楽業界は考えているのか?それにしても子供向けのものばかり追いかけてきたレコード会社のツケは、そんなに簡単には修復出来ない気がする。 |
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12/06 |
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■かねてから欲しかった本2冊を購入。フアン・ゴイティソーロの「サラエヴォ・ノート」とローレンス・ウェシュラー「ウィルソン氏の驚異の陳列室」の2冊。特に後者は、ずっと欲しかった奴。あとがきは、こんな感じ「ロサンジェルスに実在する不思議な場所ジュラシック・テクノロジー博物館。本書はこの小さな建物の訪問記として始める。物体を貫通するコウモリ、人間の角、トーストの上のハツカネズミ・・・〜ここを訪れる者は二つのワンダーの間に捉えられてしまう。展示物に対する驚きと、どれが本物なのだろうという疑いに。〜ポールオースター、オリバーサックスが揃って絶賛する、話題のノンフィクション」。おお、読みたくならないだろうか? |
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12/05 |
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■ポラリスというバンドを語る時、何故か躊躇いがあった。フィッシュマンズを引きずっている自分みたいなものが意識されて嫌だったのだ。ただ、今日、ポラリスのフロントマンであるオオヤユースケのソロを聴いて吹っ切れた気がする。大した奴だ。彼のソロ名義のインストは素晴らしかった。もしかすると、凄い逸材かもしれない。■新宿駅で、I-PODを剥きだしに手に持って歩いているお洒落な男の人を見た。余り良い気分がしなかった。剥きだしにすることはないだろう。むき出しに。■電車の中で、牛乳を飲みながら「ワイルド7」を読む人を見た。それだけだ。 |
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12/04 |
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■「乙女、パスタに感動」は良い曲だと言えば笑われる。松浦亜矢の声は、久々に艶っぽい素敵な声だと言えば失笑される。正直言って良いと思うが、歳相応の発言をしなければならぬのか、悲しい・・・■柿をくれた会社の後輩に自然が多いのは良いことだ。というと「また馬鹿にして」と言われる。そんなことはない。ある年齢をいくと、庭に柿が出来る事が素直に素敵と思える。老けたと言われようが、それは違うと思う。そんな事にまで感受性が鋭くなったと自分に言い聞かせる。そんな老けた私も、ROVOの音を聞くと、部屋の中で踊りたい衝動に駆られるのだ。それはそれでナイスファンキー。 |
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12/03 |
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■一時期、最近の日本の作家ではお気に入りだった奥泉光と久間十義。二人とも何故か失速状態。読み終わった奥泉の新作「坊ちゃん忍者幕末見聞録」もなんだか尻切れとんぼで残念。男性作家の牙城と思われた二人の失速は痛い。どこぞの家も女だらけ、本格的女性上位時代は到来しているようだ。■デニーズで文章をしこしこと書く。しかし、デニーズなど近所に居て、2、3回しか入った事がない。入ってみると、これが結構食事をする人が多い。ノートパソコンを持っていくとテーブルがでかいのが嬉しいのだけれど、食事をする気には絶対にならない。周囲には定食屋が沢山あるのに、何故何処で食べても同じファミレスで食事をするのか?不思議でならない。 |
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12/02 |
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■喫茶店で新聞を読む。毎週日曜には、近くの喫茶店で毎日新聞と日経新聞の書評を読んで、今後の読書の為の情報収集をする。今週の朝日新聞は二つの嬉しい事あり。「インストール」の綿矢りさが、本をかいたいのコーナーに登場。初々しい本の買い方に心温まる。更に敬愛するS・キングの「小説作法」を「センセイの鞄」でいい仕事をしていた川上弘美が書評を担当。こういう自分の感性と呼応する出来事があると随分と楽しい。9月11日関連の本で書かれていた「アメリカ国家こそ世界最大のテロ国家」という記述にやっと、そういう意見がメディアに乗るようになった。と、少しばかり安心。■「アンブレイカブル」を見る。考え過ぎの失敗作。敵が見えないアメリカの苦悩。正義と悪が顕在化しない事への不安を描きたかったのだろうけれど、展開に無理ありあり。何故?B・ウィルスは正義の味方になろうとするのか?何故?S・ジャクソンは悪を演じなければならないのか?テーマが先にあり、無理矢理物語を押し進めた節あり。 |
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12/01 |
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■愛しのI-BOOK用のバックを探しに新宿へ。しかし、ノートパソコン用のバックというのは、なかなか良いのがない。基本として、ビジネス用というのがあるせいか、鈍くさいのが多いのは悲しい。もっと素敵なバックがあっても良いのではないだろうか?IT不況とは言うが、ちゃんとそういう粋なバックを作ればきっと売れるのに。パソコンの奥には、大きな知性がある。それが格好良いという認識が出てくれば、少しは世の中も楽しくなるだろう、と思うのだが、どうなのだろう? |
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11/30 |
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■風邪が未だ直らない。そんな中で仕事していても集中が出来ないのがきつい。時間がダラダラと流れるのは悲しいものだ。そういう時に限って色々と面倒くさい仕事が発生するのは、やはり神様からの罰なのだろうか?昔、そういえばマーフィーの法則なんてのが流行ったな。チーズは何処に消えた。も、その本自体が何処へ消えた?状態だからなあ。流行は、実に儚いものである。 |
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11/29 |
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■「ファストフードが世界を食いつぶす」は衝撃の書だ。ディズニー、マクドナルドなどを引き合いに出しながら、アメリカがやってきた事を象徴的に書いている。マクドナルドをもってして「流れ作業的生産を食産業に持ち込んだ初めての企業」と言い切ってしまう辺りが凄い。マック、ディズニーを取り巻く、あの騒々しい程の明るさの対極にある暗黒面はどうだ。ハッキリ言って、この書が出版されることは時代の必須なのだと思う。■ポラリスをずっと聞いている。この心地良さについては、ちゃんと文章で書いているのだが、浮遊するような心地良さ、そして音のあり方、フィッシュマンズとの関係を考えるとなかなか文章に出来ない。ただ、今、僕にとって、とても大切な音であるのは確かだ。 |
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11/28 |
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■風邪をひいた。悪寒、目眩が激しく、完全に風邪の症状。この時の対処法は一つ。先ず、お風呂を湧かし、その間に卵とねぎを沢山のうどんを作る。うどんを食べると同時にお風呂に入れるのがこつ。あつあつを食べてから、風呂に飛び込む。で、体が暖まったら出て、布団をすかさずひいて、武田のビタC1000で風邪薬を流し込んで、寝る。夜中に一度くらい汗を掻いて起きれば、次の日には絶対直ってる。これで、私は十数年病院知らずで過ごしています。 |
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11/27 |
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■どうやら風邪をひいたらしい。悪寒が激しく困った。大人になると何故、ここまで熱に弱いのだろう。子供の頃、どうも体調が変だと思って熱を計ると、38度とかあってたまげた事があったのを思い出した。■CDRのコピーガードが遂に登場したらしい。確かCDRは魔物だ。次々とコピーされる危険性が高い。しかし、結局破られる事が何で分からないのだろう?■イギリスのイスラム系の人達が義勇兵としてアフガニスタンに入っていたというニュースに驚く。ただ、経済的な価値観だけで括れない文化があること。精神的な部分を第一にする生き方があること。これは知っておくべきだ、と思う。 |
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11/26 |
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■急に寒くなった。鍋でも食べたい。基本は鱈に鳥肉だろうか。鳥すきというのがあると会社の人に聞く。鳥のすき焼きらしい。ちょっと興味あり。■CDRでCDシングルを集めて作る。CDシングルは聞く気がしなくなるが、こうやって編集しておけば聞きそう。本当に自己満足の世界。 |
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11/25 |
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■自転車で久々に走る。気持ち良い。高円寺辺りには大きな日本家屋が多く、庭先のモミジが真っ赤になっている。しかし、紅葉の赤は良い色だ。ワインレッドに近いような、派手ではない赤。大好きな色です。■洋風きんぴらを作ろうとベーコンと人参、ごぼうを炒める。非常に美味しい。ゴマ油とベーコンもなかなかの相性。■久々に少々昼寝。そういえば昼寝なんて、とんとやってない。ただ、起きた時の爽快感はなかなかのもの。起きれば目の前にi-book。なんとも微笑ましい光景だ。 |
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11/24 |
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■とうとうi-book購入。これだけ悩めば、もう良いだろうということで、買っちゃいました。白のボディがナイス。まだまだ、osXには慣れないけれど、ネットの接続をした後、楽しみにしていたCDRを堪能。これは面白い。癖になりそう。しかし、CDって、こんなに安いものだったのね。なんだか¥3000はぼったくりだろう、としばし考える。■この不景気だというのにパソコンコーナーはにぎわっている。宛名職人を持ってる人を多数発見。数少ないパソコンが活躍する時期なのだ。そういえばプリントごっこって何処へ?パソコンブームの最大の犠牲者の一つだと思う。 |
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11/23 |
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■会社の友人とノートパソコンを検証。しかし、マックは高いね。ある意味。でも、そのデザインとかそういう所でのクオリティの高さが、やっぱり断然良い。マックの魅力って厄介だ。■久々に豆腐を買って帰る。美味しい。今日は、ゴマ油とモヤシとだし醤油で、煮込んでみる。お吸物とおかずの中間。美味しい。他に、ぶりのカマを炙って醤油をかけて食べる。醤油をかけるとジュワワと音がして顔がほころぶ。中華料理は、音も楽しむというが、料理は五感で楽しむもの。まさしく実感。 |
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11/22 |
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■ポラリスの無料ライブに行く。ギターのオオヤユウスケの存在感が良い。ふわりとしてはいるけれど、存在感のある感じ。ドラムの坂田も良いし、ベースの柏原もとつとつとベースを弾いている。最近は、ライブ時にZAKやダブマスターXがエンジニアで参加しているらしく音が良いそうだ。フィッシュマンズがしていた事の流れが続いている。硬質な感じはするが、それでも、なぜか生あくびをしたくなるような、実際には出ないのだけれど、それくらいほのぼのとした音。ちょっとワンマンを見ないといけない。 |
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11/21 |
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■マックの雑誌を読みながら、やっぱりノートパソコンを買うべきか悩む。I-BOOKはやはりそそられる。グッズを見ても楽しいのだけれど、喫茶店で、店の迷惑も顧みず、文章を黙々と書きたい衝動に駆られる。家で書くのもいいのだけれど、それ以上にフラリと立ち寄った所で、思いつくままに文章を書きたい気がする。モバイルか・・・。そういう部類にはなりたくないのだけれど。 |
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11/20 |
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■トンキン湾事件は、ベトナム戦争において、非常に重要な事件だ。その時のジョンソン大統領が、非常にその事件の信憑性を疑っていたという事実が判明。非常に驚いた。ジョンソンというと非常にベトナム戦争には積極的だったというのが定説で、しかも、トンキン湾事件を理由に北爆を強引に仕掛けたというイメージがあったので、吃驚。やっぱり大統領になるだけの人は馬鹿ではないのだ。ブッシュも馬鹿じゃないのだろうか? |
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11/19 |
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■職場ではラジオが一日中流れていて、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」が、ふいに流れた。この曲は弱い。斉藤由貴の「卒業」と同じ位弱い。なぜ、僕らの世代は薬師丸に弱いのか?考えてみると、あの頃のアイドルは陽気でカラッとしていた。薬師丸だけは、何故かウェットで、いやらしかった。「か・い・か・ん」と呟く薬師丸のセーラー服から覗くへそが未だに瞼に焼き付いている。いやらしかったのだ。薬師丸は。■黒人のスラングに「THA」というのがある。THEと同じ使い方をするのだけれど、これの発音は「ダ」が正解。知らなかった。 |
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11/18 |
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■良い店の条件なんて知らないけれど、結局、出た時に気分が良いという事に尽きる。さて、じゃあ、どういうのかというとファストフードの暴力のような笑顔ではないことは確か。今日行ったお店は、確かにハキハキしているけれど、決して紋切り型でもなくスパゲティのソースを聞くと「教えられません」などと意地悪を言う。「生クリームでしょ」と尋ねると「違います」というが多分、そうなのだ。心地よい気分になれた。美味しかったのはあん肝を大根と一緒に似た「あん肝大根」と「キムチとたらこのうどん」。美味しかったです。■言葉の使い方を考えると、なんだか凄い複雑怪奇ではある。例えば、会話の流れとか、言葉の組み合わせで全然意味合いが変わるし、その下にはいろんな意味が隠れていたり、それを作り出したり分解したりする作業は極めて面白いゲームのようだ。キングは、明らかに、そのゲームを楽しんでいる節がある。 |
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11/17 |
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■高校の時の友人とCD屋巡り。中野の僕が通っているCD屋に感動。普段から感動屋さんではあるのだけれど、さすがに中野のCD屋は感動しまくっていた。元ギターバンド熱中屋さんなのだけれど、いつの間にかディスコティークやファンクにそまっていて、しきりに「オーイエー」を繰り返しているのには苦笑。■引き運が良い時というのはあるもので、欲しいものが幾つも見つかる。バーズボックス¥3000、フレイミング・リップス、ルイス・フューレイ各¥1000、ザッパライブ2枚組¥1700、ダン・ヒックス最新ライブ¥1100、UA¥1100、モービー¥700、カーラ・ブレイ¥900、アイテム数8、枚数12枚で締めて¥9800也。なかなかの買い物上手。■高円寺ブックセンターという高円寺ならではの書店があって、そこを通った時に友人に「この本屋いいよ」というと、偶然にも煙草を吸いに外に出ていた店長さんが「ありがとう!」と言ってくれた。ちょっとした嬉しいアクシデント。こういうのが嬉しい。 |
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11/16 |
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■恒例の豆腐丼に舌鼓を打つ。その豆腐屋のさつま揚げもナイス。そろそろきのこ類ラッシュ。なめこ汁に、お土産でもらった美味しいワカメで彩りを添え、近くの八百屋で売っていたいりぬか漬けを添えれば、なかなかの食卓。日本食の極みと言っても良い出来映え。釜揚げしらすの旨さに唸る■アメリカで反戦運動をしようとした少女が、停学処分になっているというニュースあり。戦争とは、やはり様々な所に影響を出す物と痛感する。正義の為の戦争とはあるんだろうか?生井英孝氏の同時多発テロの記事を読んで、正義も悪も概念自体が朧気になりつつある事を実感。それより、先日の旅客機墜落事故の対応に経済を第一に考える行動が露骨に見える事。それの方がずっと怖い気がした。報道など俯瞰した言動は全て、ヒューマニズムという言葉を意味のないものにするのかもしれない。 |
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11/15 |
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■先日、レコード屋に行くと、デュークス・オブ・ストラトス・フィアー(XTC)が廃盤であることを知り、吃驚。好きなレコードなだけに欲しいなと思ったら、既にプレミアが付いていて、¥2800。ばかばかしいと思っていたら、ブックオフで¥950になっていたので早速購入。久々にギターポップを堪能。ブックオフも捨てたものじゃない。■ケン・キージー氏が死んでいた。60年代の代表的な文化人がどんどん死ぬのは寂しい限り。それに比べると未だ結婚したりしているp・マッカートニーは凄い。なんであんなに元気なのだろう?ポジティブでいる事の大切さを身をもって体現している人かもしれない。ポールの底抜けの明るさは、真面目に考える事の大切さの対極として大切な事なのだろう、と1人しばし納得。 |
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11/14 |
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■時々、餃子ととんかつは食べたくなる。本当に突然なのだが、どうしても食べたくなるので困る。どちらも油っこいものなのは何故だろう?生まれついての油好きなのだろうか?新宿に美味しいと評判の店があったが、余り美味しくなかった。なんだ。■U2が、何故同時多発テロの追悼に熱心なのか、ちょっと不思議だったが、よくよく考えてみれば、消防士や警官にはアイルランド系が多いのだった。まあ、直接的な動機とは思わなかったけれど、それでも根底に愛国心があるのかもしれない。何処までも自国を愛する彼ら。初志貫徹の男達だ。 |
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11/13 |
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■S・キングの小説論が異様に面白い。キングと言えば、ホラーの神様のように言われるが実にユーモアのある人だ。そして、その筆致の鋭さは、最早名人芸だ。読むほどに、これほど洗練された饒舌な文章を書ける事に羨望の念を禁じ得ない。彼が簡潔、かつ、鋭い描写を重んじ、それを実行できる凄さだけが、文章からひしひしと伝わってくる。 |
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11/12 |
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■テレビをつければ、NYでまた飛行機が落ちる。全く21世紀は文明否定の時代になるのではないだろうか?と本気で考えてしまう。僕らが得た便利さと、それによって失われたものを計る事は出来るのだろうか?暫く沈思黙考したいものだ。■昨日の続きだが、体毛の生える所は弱い所だと言う。とすると男女平等に生えているわきはやはり弱点なのだろうか?わきは鍛えられそうもないし、弱点なのだろう。とすれば、誰かに襲われた時、わきを殴るのは有効なのだろうか?試してみる価値はあるかもしれない。試す機会があればの話だが。 |
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11/11 |
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■久々に食材を買いに行く。魚類はすっかり秋の装い。さわらや、さんま、鮭が並び、野菜売場にもキノコや、なす等色合いも落ち着いたものになっている。さわらが安かったので買って帰る。焼けばほくほくとしていてはらわたも白みがかった、程良い苦みが良い。キノコ類もホイル焼きにでもしてバターを落として食べたいものだ。これから食の秋も堪能できそうだ。牛肉類は、やっぱり気が引けるなり。■会社の後輩なぞと飲む。新宿辺りも随分と店の装いも代わり、お洒落な感じの店が増えた。ただ、そのお洒落さも、なんとなく一様に思えて、もはやお洒落であること自体が当たり前で非日常を感じない。■芸者遊びをしたいというので、後輩と意見が一致。投扇という遊びをしてみたい。あれは一体誰が考えたのだろう?きっと暇を持て余した風流を理解する二代目辺りが考えそうな遊びではないか。芸者遊びとは、風俗ではなく、脈々と続く伝統を堪能する遊びなり、という事で意見が一致する。なんとなく同じ考えかどうかは分からないが嬉しい。 |
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11/10 |
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■会社の帰りに床屋へ。前回「種馬になりたい」発言をしたおじさんが居たので少し嬉しい。早速、僕の頭を触りながら「佐々木の来期の契約金が決まったらしいよ」と、いきなり金の話をし始めた。さすがだ。しかも、もし、自分が10億貰ったらどうします?と聞くやいなや、「ばらまくね」と爆弾発言。「だって、気持ち良いでしょ?来月には、また億単位のお金が入るし」と、絶対金持ちになれないタイプの発言をかます。期待を裏切らない発言に椅子の上で小踊りする。美容院も景気が悪いらしく、話をふると、急に憂鬱な雰囲気を醸し出しながら低いトーンになるのが正直で、好感がもてる。「又来てねえ」と駄菓子屋のおばあさんのように言う、おじさんに「当たり前です。おじさんと話をする為に来ます」と言いたかったが、やめておいた。■うちの近くの並木の葉がさらさらと落ち始めた。並びに店を持つ従業員の人達が、落ち葉を掃く姿を見ていると冬が近い事を実感できる。ただ、未だ緑が残っている。頑張っている葉っぱも沢山あるのだ。日に当たる為に背伸びをしているのかもしれない。 |
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11/09 |
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■雨が強くなったので、商店街のアーケードに逃げ込み、時間つぶしでブックオフに入る。すると、ザッパのブートレグシリーズの2枚組が¥350(しかも、日本盤!)で売っていた。凄く嬉しい。で、これを聴いていてフィッシュと通じるものを感じた。ザッパファンがフィッシュを聴くのも分かる気がする。それにもまして、この「雑派大魔神 パリで逆襲」は、「ホットラッツ」以来のヒットかも。ザッパには、ある一定の距離を置いている僕が言うのだから間違いない。■ロールキャベツをコンソメで煮て、それにほうれん草と鱈をぶち込んで煮たら、かなり良いスープがとれておいしかった。冬になれば煮込み。ことことと煮て、その湯気で部屋を温めて、しかも美味しい煮込み料理が食べられる。これぞ冬の楽しみなり。 |
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11/08 |
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■ポラリス購入。タワー閉店間際に滑り込んで買いました。聴いていて、色々思うことあり。それは、良い悪いではなくて、聴く側のこちらに問題あり。高水準は確かなのだけれど、フィッシュマンズの影を追い求めるリスナーにとって、これは素面で聴けるのか?深く考える。ただ、ZAKの音処理は凄い。フィッシュマンズに不可欠な人だったと改めて思う。■たらを、市販のパスタソース(にんにくととうがらし)につけてオリーヴオイルで炒めて食べたら、殊の外美味しい。やっつけ料理が、えらい美味しいとそれだけで満足出来る。これこそ食の楽しみなり。 |
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11/07 |
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■セブンイレブンのパンはなかなか良い。つい最近はメープルパンがお気に入りだったが、今はシナモン風味のデニッシュが美味しい。微妙な苦みとシナモンの香りがグッド。■小坂忠の新譜は渋すぎだが、一曲だけ宝石のような至極の曲がある。年季を積んだからこそ出せる音がある。その深みを味わう幸福感。小坂忠だからこそ出せる声があった。■急に冬がやってきた。セーターやコートを引っ張り出してみる。去年来ていた、ちょっと久しぶりの冬服は、なんだか懐かしい感慨に浸らせてくれた。 |
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11/06 |
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■新宿でTHE DIVINE COMEDYのDVDシングルを手に入れる。帰り道に台湾料理屋に入るが、これがべらぼうに美味しい。ジャージャー麺のような温かい麺の料理に水餃子。デザートにおぼろ豆腐のようなものを煮込んでしょうがと砂糖を混ぜた甘い汁をかけた料理を食す。美味しい店を見つけることは至極の喜びなり。■友人と、その帰り道に古本屋に立ち寄る。今、最も劇的な変化をしているダンスミュージックの資料を手に入れたくて、かつてのリミックス等を見て購入。昔の雑誌のベストアルバムとか見ると時代の変遷が分かって非常に面白い。 |
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11/05 |
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■宮部みゆきの「模倣犯」が素晴らしい。とにかく、作者の訴えたい事が切実に伝わってくる内容は、一種の感銘を受ける。設定にちょっとした穴があったりもするのに気が付いたが、そんな細かい事をうっちゃってしまう内容。後半に入ったが、この小説が分厚く、とんでもない長さが必要だった訳が分かる。「永遠の仔」以来、必然的な長さを感じる。読書の喜びなり。■フィッシュマンズの「イン・ザ・フライト」を聴いて、何故かグッとくる。佐藤伸治の「ドアの外で思ったんだ あと10年たったら なんでもできそうな気がするって でもやっぱりそんなのウソさ やっぱり何も出来ないよ 僕はいつまでも何も出来ないだろう」。優しい調べに乗って出てくる、こんなフレーズに佐藤の強さを感じてしまった。 |
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11/04 |
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■横浜トリエンナーレへ行く。みなとみらいの地区の色々な場所に作品が展示され、パシフィコ横浜と赤レンガ倉庫で展示がされていた。赤レンガ倉庫の展示はシチュエーションもあって面白かったが、パシフィコの方は、少し展示の仕方に問題があるか?野外の展示は面白く、作品うんぬんより、その場に作品が展示されている面白さが良い。インターコンチネンタルホテルに展示されていたという巨大バッタが見たかった。残念なことにバッタが破損し、撤去されていて、展示スペースに「バッタ未だに資金難」のチラシあり。逆に刺激的で、面白いアクシデンタルな作品のようになっていた。出色は草間やよいのナルシスルームとナルシスシーというミラーボールを並べたものだった。ビデオ映像を主体とした作品が多く、それらの多くはパワー不足だった気がする。 |
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11/03 |
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■高円寺で「中絶論争とアメリカ社会」を発見。早速購入。しかし、読む本が部屋にとうとう積まれる羽目になった。じっくり腰を据えて読む時間が欲しいものだ。■ |
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11/02 |
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■昼間に恵比寿に仕事で行く。暖かく心地が良い。その事務所は禁煙なので、たばこを吸い貯めしようと思うが、吸い貯めとはなんの意味もないのに、何故しようと思うのか不思議に思う。しかも、ビルでは外資系の会社が多いせいか、入り口で荷物チェックをしている。ただ、形だけなので、全然意味がない。結局安定剤なのか?入館許可として名前を書かされる。新手のアンケートにしか思えない。■ついでに恵比寿には、大好きなカフェがある。滅多に置いてないような雑誌があるのが嬉しい。ちょっと分かりにくい所に、そのカフェはあり、そこではランチの癖にワインがグラスで付いている。で、酒も余り飲めない僕は、ちょろっと飲んで顔を赤くする。昼の陽光を浴びながら、ぼんやりとしてくる頭を感じつつ、ちょっとした飲ん兵衛の気分を疑似体験する。 |
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11/01 |
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■兄からの荷物を取りに大家さんの所へ。いつも色々な話をするのだけれど、阿佐ヶ谷の戦中の話になって面白かった。銀行に勤務していた事のある大家さんは、いつも二部の帳簿を作り、一部は事務用に、一部は金庫に入れていたそうだ。今僕がいる所の後ろは田んぼが広がっていて、その上空で空中戦があったとか。阿佐ヶ谷の駅周辺は空襲でやられて怖かったという。やはり交通手段は、真っ先にやられるのだ。様々な戦中の話を聞いていると、まるで別世界。でも、話を聞いていて、昔ほど大変と思うより「生きている」という感覚に憧憬さえ覚えるのが不思議だ。■経済ニュースを見ていると、最早資本主義経済はゴールを越えているのではないか?と思う事がある。目標は、向かっている時が楽しいのであって、ゴールした後に、次の目標を作らなければ、そこには何もない。と幾つもの芸術は表現しているが、今、どんな目標に資本主義は向かおうとしているのだろう? |
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