1.マルコム・タム・ジュリアンが出会うまでのお話
1995年に、ジャグアーは結成されました。オリジナルメンバーは、マルコム君と、別のベーシストとドラマー(名前はわからない・・・)だったらしい。

96年夏、バンドは自分達のライブに、ワーナーのA&Rマンを招待します。ワーナーといえば超大手レーベル、ここら辺から既に、マルコム君の自信が窺えますが、このとき緊急事態が発生!ライブハウスが満員で、そのA&Rマン、会場に入れてもらえなかったのですね。
しかし、逆にこの人気ぶりに舌を巻いたのでしょう。よそにとられたら困る、と思ったのかもしれません。7月、めでたくバンドはワーナーと契約しました。しかし、この契約は、後に少なからずバンドに影を落とすこととなってしまいます。でもそのとき彼らがそんなことに気づくはずはなく、将来は順風満帆に見えました。

ところが。ところがです。
バンド内の人間関係のもつれから、ベースとドラムが脱退してしまいます。というか、ベースとドラムが抜けたら、マルコム君一人になるじゃないか。メジャーデビューも決まってるのに、ピンチ。

しかしながら、そんなことでヘコむマルコム君ではありません。というより、1度は落ち込んでスタジオで一人考え込んだりしても、結局は顔を上げて、前に進もうとする人なんですね。新しい仲間を見つけるため、ロンドン中のライブハウスをしらみつぶしにまわります。
そして、出会ったのですね。まず、タムに。

タム君、ああ見えて、すごく器用です。ブライアン・ジョーンズみたいに、楽器なら何でもお手の物らしい。マルコム君は彼の才能を終始高く買っていて、「一緒に曲を作り始めてるんだ」と言っていたほどですから。しかし結局それは世に出ず仕舞だったのですが、これはもっとずっと先の話。

次に、彼は友達の紹介でジュリアンに出会います。タムもジュリアンも、別のバンドで活動してたのですが、そんなことにはお構いなく(かどうかは知らない)、彼らをとっても気に入ってしまったマルコム君、頑張って2人をジャグアーに引っ張り込みます。

こうして、私達の知る「ジャグアー」は生まれたわけです。
                             to be continued・・・