AUSTRALIA(1996.1)
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ホントだったらこの前の年にロンドンに行っているはずだったのだけど
一緒に行く友達と日程が合わなくなって断念せざるをえなかったのだ。
後にぽっぽをハブにしてその友達はロンドンに行ってしまったという
悲しい経験をすることに・・・
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なのでぽっぽの初めての海外旅行はオーストラリアのケアンズとシドニー。
某遊園地のプールに遊びに行った時に「行こうか」という口約束が実現したのでありました。
当時ぽっぽは給与関係の仕事をしていたので1月末に提出する法定調書を仕上げてからの出発となった。旅行というともっぱら電車だったので初海外で初飛行。登場手続き等もちょっと緊張してしまった。「飛行機ってうるさいのね」が初飛行の感想。終始ゴォーって音がなくならない。新幹線などに比べると前の座席との間隔が狭くて不快に思っていたけど、空いていたので席を移動して座席を3つ占領してずっと寝ていた。約8時間のフライトで目的地、ケアンズに到着。暑いと聞いていたけど、朝方到着したので清々しい空気だった。日本のように湿気もないし、機内に閉じ込められていたのでよけいに空気が美味しく感じた。市内に向かう車中で現地係員の人から一通りの説明があった。「飲み水は・・・。チップは・・・。日本より紫外線が強いので日焼け止めを塗りましょう。」「なにぃ〜!?」ぽっぽは結構色が白いので日焼けしたいなぁと思ってオーストラリアに来たので、日焼け止めなんて持ってきていなかった。まあ、何とかなるでしょうとあまり気にもとめなかったが・・・
アーリーチェックインと聞いていたのに(あれ、違ったかな?)ホテルに着いたらウェルカムルームなどという部屋に通された。そこでしばらく休憩し、またまた説明を聞いた。その後はチェックイン出来るまで街を探検。ガイドブックなど買わず旅行社がくれた簡単なガイドブックだけだったけど結構役に立つのね。まずは現地通貨に換金するため市内で一番換金率の良いところに。エスプラネード通りをブラブラ歩きながら、「ね〜、なんでこんなに海が汚いの?」と疑問が湧いてきたがケアンズには海水浴の出来る海岸はないことが発覚。マングローブの林を伐採して出来た海岸だもん、茶色いのは当たり前。もう少し北に行けばパームコーブっていうきれいな海岸のあるリゾート地があるらしいけど、この時のぽっぽには知る由もなく。(2度目の旅行を選ぶ時に知った)チェックインの時間になり荷物を部屋においてお昼ご飯買いにスーパーに出かけた。体に悪そうな着色料いっぱい入ってそうな水色やピンクの砂糖がかかったドーナツにはちょっとビックリ。朝食をホテルで済ましていたのであまりお腹がすいていないときに選んだのがまずかった。簡単にパンでいいよねなんて思っちゃったもんだから昼食は硬〜いベーグルとジュースのみ。なんとも味気なかった・・・滞在1日目の目玉はバンジージャンプ。日焼けも目的だったけど、ぽっぽはこれをやるためにオーストラリアまで来たと言っても過言ではないほど楽しみにしていたのだ。一緒に行った連れは「私は絶対飛ばないから」と断言していたので見学者用のチケットを発行してもらっていた。昼食を済ませしばしの休憩の後、バンジー会場へと向かうバスがお迎えに来てくれた。連れの見学者用チケットを見て、スタッフのにーちゃんが「なぜ飛ばないんだい?すごく楽しいのに」みたいなことを話していた。連れは笑顔で手を横に振るばかりであった。車中では今までに飛んだ有名人等の写真を見せてくれた。(ぽっぽの知ってる限りでは、ガンズのスラッシュが飛んでた)
スタッフのにーちゃんがバンジージャンプに使用するゴムを見せながら「こんなに丈夫なんだよ」と何千本と束ねてあるゴムのひとつを持ってぶら下げていた。次の瞬間座っていたお客さん全員言葉を失った。切れちゃったのよ、プツンと。半ば乾いた笑いが虚しくこだましていた。そんなこんなで約1時間くらい走ったかな。会場の山に着いた。まずは「私はこのバンジージャンプで怪我をしたり命を落すようなことがあっても全責任を負います」と書いてある誓約書にサインをした。その次は体重測定。手の甲に体重書かれるのは恥ずかしかったよ。1人で上まで行くのが寂しかったので連れに着いて来てもらったんだけど、工事現場の足場に使うパイプみたいなので作られてるジャンプ台の階段は下にネットが張ってあるとはいえ足がすくんでしまうような作りで怖かった。やっと44mの頂上に着いて景色を見たら、高い建物なんてどこにもない。ただただ草原が広がっていて時間が止まっているようだった。しばらくしてぽっぽの順番がやってきた。台に座り係のにーちゃんに足首をきつくグルグル巻きに縛られながら「You are crazy!」とか言われてるし。他の人が飛んでる間ずっと気になっていたのが係のにーちゃんの掛け声。外国人のときは「three・two・one・バンジー!!」なのに、ぽっぽのような日本人は「5・4・3・2・1・飛べぇ!!(しかも”と”の部分が強い)」なの。数字くらい英語でも分かるっちゅ〜の。あの掛け声嫌だなぁと思いつつジャンプ台へ移動。両足縛られているので思うように前に進めない。手すりも結構後ろの方で終わっちゃってるから、いい位置に足を置くまで時間がかかった。(あまり勢いつけちゃうとそのまま掛け声の前に落ちちゃうから)ふとした瞬間下を見てしまった。「うわ〜・・・なんてバカなこと考えてたんだろう」と弱気になるぽっぽ。にーちゃん、アンタは正しかった(笑)。「シタ ミナ〜イ」と言われたが時既に遅し。ぽっぽが飛んだケアンズのバンジー会場は下が結構大きい(緑色の)池だったんだけど、上から見たら学校の教室とかの床の1マスくらいにしか見えないのよ。「絶対ぶつかる〜」と心で叫びつつ、係のにーちゃんの「これからぽっぽが飛ぶよぉっ」「5・4・3・2・1・飛べぇ!!」容赦なく発せられた言葉通りぽっぽは宙に舞った。あとは44m下まで急降下。下に落ちるまでの記憶があまりないのだ。落ちてからまた宙に舞っている間ってのは鮮明に覚えてるんだけどね。ただ、ぽっぽが飛んだ時のゴムってすごいよじれていたから体ごとグルグル回っちゃって大変だったよ。ついでを言えば、飛ぶ瞬間は水泳の飛び込みのようにかっこよく飛ぶ予定だったの。なのにちょっとかがんだままで飛び込むと言うより落ちていったって表現の方が正しい飛び方だった。飛び降りる時って足を踏み出すようにするから両足一緒でしかも頭からってのは難しかった。でもぽっぽの数人前の女の子はすごくきれいに飛んでたなぁ。ぽっぽは下まで数十秒。しかし連れは、恐怖におののきつつ上ってきた階段を今度は下るはめに・・・帰りのバスを待つ間は野生化した蚊と格闘。やたらでかくて刺さった瞬間が何気に分かるのよ。
「you are crazy」の図 この緑の池に向かってダイブ!!ホテルに戻り本日の夕食はエスプラネード通りにあるシーフードレストラン「カニーズ」。ミールクーポンを使ったのでコースになっていた。しかし魚介類(生)が苦手なぽっぽは火の通ったものが中心。火が通っていてもムール貝とかは×。「挑戦だぁ」と意を決して食べたがあまり美味しくはなかった。この時頼んだBeerがCROWN LAGER。お店の人に飲みやすいのをと頼んだらこれが出てきた。グラスに注がれていたのでビンまでは分からなかったけど旨かった。・・・次の日に備えて就寝。
2日目はグリーン島巡り。やっと泳げるよぉとウキウキしながら乗船。船中でシュノーケリングをやろうと決めて申し込んだ。島に着き申込書を持ってマスクとフィンを借りた。めちゃくちゃきれいな海にぽっぽ大感動!!しかしこの後の海水浴が後々のぽっぽの行動の妨げになろうとは知る由も無く・・・ 海はきれいなんだけど行けども行けども遠浅で膝より上に水が来ない。仕方なくその辺でパシャパシャ。泳ごうと顔をつけた瞬間、ぽっぽの真下に茶色いエイがいてビックリしてもがきまくった。踏まなくて良かったよぉ。お昼をはさんでの数時間ひたすらシュノーケリングをやっていたので、背中・ふくらはぎ(B面部分と言うのか)が日焼けしまくり。ふくらはぎなんてやけど状態。ぽっぽは黒くならず赤くなっちゃうんだけど、赤いの通り越して浅黒くなってた。ズボン・靴下擦れまくり。ヒリヒリしてどうしようもない。寝るまでも大変だったけど起きる時がもっと大変。目覚ましを止めにガバッと起きたりなんかするとその場でしばらく動けなくなるほど。シャワーもほとんど水で悲しいかぎり。あの時はマジで痛かったなぁ・・・
どこまでも遠浅なグリーン島の海この日の夕食は、ケバブをテイクアウト。ケバブにかけるソースがあるんだけど、何を考えてそれにしたのか、ホットチリなんて頼んじゃったのよね。ファンタ・オレンジと共に食べた。一口目は良かった。食べて行くうちにホットチリの辛さが口の中に充満してきてケバブ自体の美味しさなんて感じている暇なんてありゃしない。日本より量が多いファンタを食べ終わる前に飲み干してしまい、何で流し込めばいいのよぉと半べそ状態で食べ終えた。体も日焼けで熱い上、口の中まで火事状態という災難な日だった(泣)。
翌日は午前中市内を散歩&写真撮影した後、シドニーに向かう為ケアンズを後にした。滞在4日目、この日はオプショナルでブルーマウンテンと動物園を訪れた。市街からバスで約2時間でブルーマウンテンが眺望できる町、カトゥンバに到着。マウンテンというだけあって山・山・山。一面が緑一色で瞳に優しい風景であった。ここでの目玉はやっぱり”スリーシスターズ”かしら。”スリーシスターズ”の伝説というか名前の由来はご存知でしょうか?
〜その昔この地方に女の子をさらっていく魔王が住んでいて、自分の子供を連れて行かれたくない父親が魔女に頼んで3姉妹の姿を岩に変えてしまった。探しても女の子が見つからない魔王が怒って魔女を殺してしまったため(あれっ、勝手に死んだんだっけ?)3姉妹は元に戻れぬまま今でもこうしてブルーマウンテンの一角にその姿をあらわしている〜って内容だったと思うんだけど。
ホントに同じような形の岩が3つあるからその伝説もホントのような気がしてきたよ。
伝説の”スリーシスターズ”今度は違う角度から観る為に少々移動。そこでは、レイルウェイかスカイウェイに乗れるんだけど絶叫マシン系大好きなぽっぽは迷わずレイルウェイを選択。急な斜面を結構なスピードで下って行く。しかも最初から椅子が斜めっているのであまり安定感がないのだ。このレイルウェイで下ったところに滝があるとガイドさんから聞いていたのでさっそく観に行った。「おいおい、大袈裟なガイドするなよ」とマジで言いたくなるようなチョロチョロとしか水が流れていない滝だった。「これだったらスカイウェイに乗って違うもの観た方が良かったのかしら??」なんて思ったりもしたけど、レイルウェイの面白さには敵わなかったのよ。戻る時なんて後ろ向きのまま下ってきたときと同じスピードで上がって行くんだから。戻る時の方がスリルがあっておもしろかったよ。
スリルたっぷりのRAIL WAYブルーマウンテンの見学を終えて、カトゥンバにあるホテルで昼食。ここのトイレで男の人が女性トイレの個室から出てきた。しかもぽっぽの隣だった。超ビックリしたよぉ〜。トイレにいた他の人達も振りかえって見てたけど唖然として声が出なかった。しかもこの人日本人だったんだよね。最悪!!
この後はシドニーに向かって約1時間バスで移動。ワイルドライフパークに到着。ここではコアラを抱っこして写真撮影が出来る。(ちょうどこの時期に「もうコアラを抱っこ出来なくなるかもしれない」という噂が流れていたんだけど、2回目の旅行でも抱っこ出来たのよね。どうなったんだろう??)
抱っこと言ってもコアラを直に触れるんじゃなくて、ぬいぐるみの上に乗っているコアラを渡されるので頭の辺りをチョビチョビと触っただけだった。でもフワフワですごくかわいかったよ。
なんだか心が和むなぁと思いつつパチリ。この日の夕食は日本食「四季」(だったと思う・・・)。ぽっぽのわがままで和食に決めてしまった。数日振りの日本食がなんか懐かしくて、普段は(嫌いなので)食べない酢の物まで食べてしまったよ。
ホテルに戻って一休みの後、「今日の夜しか夜景って撮れないんじゃない!?」と再び夜の街へと繰り出した。しかし、夜景はうまく撮れていなかった(泣)。治安が悪いと言うわけでもないけど、やっぱり後ろを外国人男性数名が歩いているとなんだか怖い。連れより一歩前を歩き振りかえるようにして話ながらホテルまで戻ってきた。滞在最終日は、シドニー市街をぷらぷらと観光。たぶん旅行者用のものだと思うけど市内循環バスがあって、カードを見せればタダで乗れたのでフル活用した。
ここでぽっぽの無知さ加減を暴露(笑)。オペラハウスというものがあるのは知っていた。が、それがシドニーにあると知ったのは空港からシドニー市街に移動中のことだった(爆)。「あ〜、ここにあったのかぁ」なんて恥ずかしいので心の中で叫んでみた。
ロックス、ダーリングハーバー、ハイドパーク、シドニータワーと時間の許す限りバス&徒歩で観光。ケアンズよりは暑くなかったけど、それでも日焼けしたぽっぽの体に太陽光線が容赦なく降り注ぐ。
ここにあったのか・・・オペラハウス 登りたかった・・・ハーバーブリッジそう、今ではハーバーブリッジを登るツアーがあるけどぽっぽが行った時はそんなのなかったのよ。もしあったら絶対登っていたことでしょう。○○と煙は高い所が好きってことかしら??
オーストラリア最後の食事はロックスにあるバーベキューハウス「フィリップス・フート」。自分の好きなお肉を選んで自分で焼いて食べるお店。席に着いて鉄板で焼くんじゃなくて、お店の一角にグリルがあるの。ぽっぽはT−boneステーキをオーダーしたんだけど失敗だったわ。お肉一切れは大きいけど骨ばっかりであまり食べる所がなかったのさ。大好きなフライドポテトも頼んだら、まあお皿にてんこ盛り(笑)。これだけ食べれば体もでかくなるよ、とぽっぽ1人で納得。
ケアンズでは海に長く入っていたせいかお腹が痛くなったし(腹痛で目覚めた)、シドニーではオペラハウスがあることを知った。いろいろな楽しい想い出をつくり日本へ帰国することになった。帰りの飛行機も空いていたので座席3つを占領して熟睡。スチュワートさんに「ご飯で〜す」と起こされなかったらたぶん着くまで寝てた気がする(笑)。帰国してからも旅行の興奮が冷めなくてまた行きたいってしばらくの間思ってたなぁ。
そんな感じでぽっぽの初めての海外旅行は無事幕を下ろしたのであった。