2年程前に知人から「もう使わないから」とMesaBogieMarkIというギターアンプを貰った。
非常に具合が良くて気に入ってたんだけど、パワーアンプ部分に使っている真空管が壊れてしまった。
なんとかしないといけないと思い、真空管を探すクエストがはじまった。
6L6GCという真空管を使っている様だったので、まずは同じ物を探す事にした。
思ってはみたものの、真空管を扱っているお店って割りと限られているみたいなので
静岡にある割と有名なビンテージギターショップのVへ足を運んだ。
尋ねてみた所、今在庫はないとのこと。いつごろ入荷するかもわからない
とのことだったので、あきらめて連絡先だけ伝えて入荷を待つ事にした。
しかしその後、待てど暮らせど連絡の一つもなく、1年以上が経過した。
そんなに急いでアンプを使う用事があるわけでも無かったので
そのまま放っておいたんだけど、5月のライブで使う事になってしまった
ので、改めて6L6GCクエストがはじまる事になった。
以前真空管の事を調べた時よりも、色々な意味で自分も勉強したのでさっそく
あちこちお店をあたってみる事にした。
今回はあんまり時間に余裕が無いのでインターネット通版を最優先で探してみる
事にした。
6L6GCという真空管、自分の持ってるアンプの場合はカルテットといって4本使うん
だけど特性を揃えた状態で使用しなければいけないものなので、問い合わせる条件
の中に必ず明記して問い合わせた。
前回も問い合わせた静岡市内のショップVにメールで問い合わせ。
早速返事がきて、互換品の5881なら在庫で持っているとの事。でもメールの返事を
出すのなら、ちゃんと金額載せてから送ってきて欲しいなぁ。こっちは予算少ないんだから。
気を取り直して金額を教えて欲しい、とメールして返事を待つ事にする。
続いてYahooJAPANのビジネスと経済カテゴリーの中にある楽器店で
大きめなお店と、小さいけどビンテージ物を扱ってそうなお店に何件か問い合わせを
してみた。
新潟周辺で3店舗お店をもっているAから返事がきた。
当店には在庫が無いとの事。別店舗には在庫があるかも知れないので
確認してみます、との回答。
おぃおぃ、ホームページに載っている代表のアドレスにメールしてるのに
他店舗がどうの、ってのはないんじゃない?メールする前に他店舗へ電話すれば
在庫ぐらいすぐわかるでしょうに。
しばらく待つとその他店舗からたて続けにメールがきた。
やはり在庫が無いとのこと。連休明けになら取り寄せられるとのこと。
ありゃりゃ、こっちは急いで欲しいので今回はパス。
埼玉にあるO、雑誌にも広告を出している所。返答のメールが届いたので早速みてみました。
1本3,500円、4本で14,000円(税別)とのこと。金額はオッケーだなと。
でもカルテットなのかいな?単価なんてかかれてしまうとちょっと、いや、だいぶ不安に
なってしまうので確認のメールを返信。
返事がきて、真空管測定機でちゃんと測ってから送ってくれるそう。はじめっから
そう書いてくれよ。こっちはわざわざ問い合わせる時にカルテットで指定してるんだから。
そうこうしているうちに、先程のVから返信。
耐震タイプが32,000円、通常タイプが26,000円、とのこと。
うわぁー、高い!
実は今回真空管が欲しいな、と思った時にアメリカのYahooで価格を調べたんだけど
高い物で$69.00ぐらいだったから、高く見ても18,000-ぐらいでおさまるかな、と
思ってました。正直かなりびっくりです。
なんだかすっぽりとツボに入る回答がこないなぁ。
自分は別の商品ではあるけれども、いわゆる小売業とよばれる商売を
8年程やってますけどなんだかお客さんをなんだと思ってんだ!って感じです。
顧客のニーズに応えられる、顧客に満足を持って返ってもらうのが
小売業やら、販売店の存在する目的ではないのか!少なくとも店頭なり、電話なり
メールなどで問い合わせを貰った時に、その顧客がどういう事を望んで
いるのか察しながら返答を返すのが本筋ではないだろうか。
自分が顧客に対して返事をする時には必ず、顧客が何を言いたいのか、何を
望んでいるのかを確認しながら物事をすすめて行くように心がけているので
ちょっと今回問い合わせた楽器屋さんたち、揃って難ありですね。
でもってさらに先程のV、そりゃあないんじゃない?
たしかに値段の張る商品を取り扱っているのもわかるし、なるべく
良いものを提供して行きたい姿勢の現れだと理解はしているけど
高すぎる。いや、正確に言うならば懲りすぎ。
たしかに高級なアンプを持っているお客さんだったら、値段がどうの
こうのっていうのはナンセンスなんだろうけど、誰もがそうではない
と思うし、ましてやこの不景気な時代にそういう商売は如何なもんかと思います。
はじめのメール返信で金額を載せてきていればこんなに書かれる事も無かっただろうにね。
処変わって、自宅の電話に留守中に電話が掛かってきました。東京都内に数店舗あるIからでした。
Webにあった送信フォームから問い合わせたんだけど、電話で連絡して来るなよ。
確実なやりとりがしたくてメールで送ってるのに。
渋谷店には在庫ありとの事でさっそく電話連絡。無事にあったようなので発注。
無事にライブ本番には間に合いそうです。
翌々日、無事に届きました。代引手数料込で16,500-でした。電話では14,000-
だったんだけど、代引手数料で高くついたようです。
さんざん偉そうな態度で書いていますが、メールにて問い合わせた楽器屋さんで
回答いただいたお店には、ごめんなさい、他店で購入しました、メールを送りました。
しかし、またお願い致します、といったような返事のメールを受け取ったのは
静岡のVだけでした。ちょっとキツク書いちゃったかな?ごめんね。
今回のクエストは非常に勉強になりました。
自分の商売のやり方を見つめ直す良い機会にもなりました。
最後に今回書かれた所、書かれなかった所、全ての楽器屋さんに対して一言。
意識を変えて商売していかないと10年後には潰れるぞ!
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