my homepage © S.Terajima
あ れ これ
Don't trust over thirty [English] フォーク/トラッド トランジスター・ラジオ MIDIについて
| .
私が10代の頃 Don't trust over thirty という言葉があった。 そのせいか、自分自身が30を超えたときには、もうロックは聴いてはいけない音楽みたいな、人には言えない悲しさがあった。 私は、こっそり隠れてNicoの退廃美の世界にひたっていたものだ。 もう、30歳からもずいぶん経ってしまった。その間、CDの普及とバブルで、音楽ファンの世界もすっかり変わったようだ。 私が初めてLPを買ったとき、アニマルズのデビューアルバムは確か1,200円(モノラルで800円だったかな)くらいした。安くはない。 しかも、いったん買い逃すと、たいていすぐ廃盤になった。 2度と聴けないと思っていた曲が、CDになってかなり安い値段で再発売されている。 今、CD店に行けば、ハードロックだのプログレだのときちんと整理されてなんでも手に入る時代になった。 「60年代ロック」とか「70年代ロック」とか、呼び名に反して年代が、単にそれぞれのジャンルを表す言葉になっている。 「ビートルズ世代」などという言葉があるが、実際に10代の頃にビートルズを聞いていた人間は圧倒的少数派である。「世代」を特徴づけるだけのファンの数はなかったはずだ。ただ、確かにビートルズの来日をテレビで見た人は多かったかも知れない。史上何番目とかいわれる高視聴率だったのだから当然である。 しかし、ビートルズもビートルズ・ファンも小バカにしていた人間が、ビートルズのCDを全部買い揃えて、「あの頃は・・・」などとやっているのを見ると、私は虫唾が走る気さえするのである。マスコミが「ビートルズ世代」とかいうと、嫌いだったはずのものまで懐かしくなってしまうものらしい。楽しみ方は個人の自由だが、やはりウソをついてはいけない。 ある人は、マザーズ・オブ・インベンションを「冗談音楽」だと言った。時代が変わって、世の中も変われば、マザーズを冗談音楽として楽しむ人も現れることにもなるのである。 それにしても、最近の若い人が、私が若かった頃のジャズ・ファンみたいにロックの歴史とかよく知っていて、それこそ鑑賞するように聞いているのには少し驚いてしまう。ピンク・フロイドとかプログレなどなら、まだそれもうなずけないこともないが、どうでもいいようなアイドル・バンドまで・・・ まあ、お宝・骨董ブームの音楽版なんでしょうか。 ともかく、私もそれほど肩身の狭い思いをしなくてもよい時代になったみたいだ。(1/30/99) .
(So called "Beatles Generation" really exists in Japan?) When I was a teenager, there was a saying "Don't trust over thirty". It really affected on me. And when I became thirty, I felt that I was too old to enjoy rock music. I felt depressed, listened to Nico secretly and I almost hid my pleasure. Time has changed. I grew more older. And I find many reissued albums of 60's and 70's around here, in these days. I often came across people at my age saying, "I love the Beatles. I have all of their albums, the Beatles was and still is my life" and such. But so called "Beatles Generation" really exists in Japan? Absoluuutely not, but as a minority yes. I didn't know there were so many Beatles fans here in Japan. I almost felt like I was a outsider of this country. Where they come from, then? It's so easy to pretend and even deceive yourself. But don't forget how they disliked the Beatles and despised Beatles fans. I was surely at Budou-kan in Tokyo, where the Beatles held their concert, with surrounded by a sea of police. You never imagine how it was like those days. (2/19/99) . |
|
. ブリティッシュ・フォークのファンは、トラッドという言葉を良く使う。トラッド(trad)というのはtraditional musicを略したもので、確かにCDのクレジットにはtrad.と書かれていることが多い。それに、「フォーク」というとドノバン、キャット・スティーブンスなど、必ずしも伝承音楽を主要なレパートリーとしていないミュージシャンを指すこともある。 だから、それらと区別する意味でトラッドと呼ぶ人の気持ちもわからないではない。(ファン層が、かなり違うはずである。)ただ、海外のサイトを見てみると、トラッドという言葉はあまり使われていないので、このホーム・ページでは、フォークと書くことにした。(注) このブリティッシュ・フォークだが、私にとっては、今でも初めて聴いたン十年前とあまり変わらないリアリティをもって聴ける音楽のひとつである。それは、フォークとはいっても、アメリカの反戦フォークなどとは違って、時代と直接にはかかわりのない伝承音楽を主要なレパートリーとしているためではないかと思う。 はっきりいうと、私はあまりサイモンとガーファンクルとかボブ・ディランとか、いわゆる「フォーク」は特に好きというわけではない。それなのに、なぜ私がペンタングルのようなブリティッシュ・フォークが好きなのか。 ペンタングルがデビューしたころ、ちょうどルネッサンスやカーブド・エアーといった女性ボーカルを主体にしたプログレ・バンドがあった。そのなかで、ペンタングルも毛色の変わったプログレ・バンドとして聴き始めたのがきっかけである。 イギリスのペンタングルのオフィシャル・サイトを見ると、初めてのアメリカ・ツアーでフィルモア・イーストでコンサートをしたときの思い出話をジャッキー・マクシーが書いている。 そこで、次にフィルモア・イーストのホーム・ページを見てみると、Showlistingの1969年2月7・8日にPentangleがある。同じ日程でキャーンド・ヒート、その前後にアイアン・バタフライ、レッド・ツェペリン、ジャニス・ジョプリン、グレートフル・デッドの名前が並んでいる。(すごい!) 今考えると、ペンタングルだけかなり異質な音楽をやっているようにみえるが、やはり、当時はそうでもなかったのだろう。私もあまり違和感はないし、これを見てペンタングルを聴き出したきっかけに自分自身あらためて納得した。 要するに、ブリティッシュ・フォークのファンは、プログレを経験しているのが普通だろうし、いわゆるカレッジ・フォークなどとはファン層が明らかに異質なはずである。その辺が、ブリティッシュ・フォークが、あまり一般的でない理由でもある。(1/30/99) (注)追記;書き出してからは、フォークとトラッドを適当に使い分けている。 レッド・ツェッペリンが、”Black Water side” (Black Mountain side) というトラッドをやっているということで、これでトラッドに目覚めたという人も多い。だけど、さすがに、レッド・ツェッペリンをフォーク・ロック・バンドだと言う人はいない。当たり前だ。 けれど、ジェスロ・タルのあたりになると…?? じゃ、ムーディー・ブルースは、プロコル・ハルムは… ということにもなりかねない。 ビートルズにしろ、ピンク・フロイドにしろ、まあ、イギリス人のやる音楽にどことなくトラッド風の旋律が入りこんでいるのは当然ですからネエ…。 |
|
. 私がポップスとか、洋楽とかを自覚的に聴き始めたのは、実はビートルズのデビューより前である。コニー・フランシスの「夢のデート」という曲があって、ある時、その日本語版がラジオから流れていた。まだ小学生だった私には、外人さんが日本語で歌っているのが、それだけですごく衝撃的だった。それで、もっと聴きたいと思ってトランジスター・ラジオを買う決意をした。チャビー・チェッカーだったか、ツイストなどがブームになった頃のことである。 トランジスター以前にも、ゲルマニウム・ラジオというのがあったけれど、はっきり言って、あれはおもちゃのようなものだった。イヤホン専用で、しかも、電波が弱くなったり、強くなったり、あれは、子供しか持っていなかったのではないでしょうか。(私は、子供だったのでグリコかカバヤか景品で当てたロケット型のものを持っていた。) その後、東芝製(ソニーだったような気もするが…ま、どっちでもいいや。)のトランジスター・ラジオを実際手にすることになったのは、いつだったかはっきりしないが、ビートルズがデビューした時には持っていた。忌野清志郎(RCサクセション)の曲で、「トランジスター・ラジオ」というのがあるけれど、あの曲を聴くと、私もあの頃を思い出す。 まだ深夜放送などというものはなかったし、夜が更けてくると初めはFENをどこから電波が来ているのかさえよく知らずに、英語はちんぷんかんぷん、でも、カッコいい音楽のよくかかるラジオ局ということで聴くようになった。私ひとりのことではなく、外国のものなら、何でもカッコよく見えた時代である。 20代の頃、なつかしくなって、コニー・フランシスやヘレン・シャピロのLPを買って聴いていたことがあるけれど、その後あまり聴いていない。 今のように、いつでもCDで手に入るとなると、「今しかない」という気持ちでCDを探し回ったりすることがあまりない。逆に、何故か持っていなくてもいいような - 持っていてもあまり聴かない - CDをつい買ってしまうことがある。まあ、それでもCDは、安くて場所もとらないから、あまりじゃまだとか、買って失敗したと後悔したりすることもない。CDは、消費は美徳という思想に合わせて進化した商品なのだと、あらためて感心する。音楽自体も、少なくともそういう観点から言えば、昔より「進化」している。(4/21/99) |
【1】 このページのMIDIは"Cuckoo"。ペンタングルのレパートリーにもなっているイギリスのフォーク・ソング(トラディショナル・バラッド)です。 このMIDIはカナダの Barry Taylor 氏のサイトからダウンロードしたものを使用させていただいています。 Barry Taylor氏のサイトは閉鎖ということですが、 彼のサイトはそのままレズリーさんによって引き継がれていますので、 今まで通り楽しませていただけます。(5/18) 【2】 フォークに興味のある方は、ぜひアメリカの Lesley Nelson さんのサイトへもどうぞ。Childのバラッド集などトラディショナル音楽の背景的資料も豊富です。一曲一曲に歌詞と解説がついていて飽きません。 私の「壁紙ギャラリー」の背景に使わせていただいている”Geodie”のMIDIはこちらのサイトからダウンロードした。この曲は、Childのバラッド集からのもので、シャーリィ・コリンズやトゥリーズがレパートリーにしている。 また、「最近聴いたCD」のMIDI、”Bruton Town”も同じく Lesley Nelson さんによるもの。この曲はペンタングルが取り上げている。もうひとつ"Outlandish knight"も、Childのバラッド集にあり、シャーリィ・コリンズが歌っている。 最近、Childのバラッド集をまとめたページができました。 また、Barry Taylor氏のサイトはレズリーさんが引き継いでおられます。(5/24) 【3】 また、"Belle, Qui Tiens Ma Vie"のCurtis Clark 氏によるMIDI を使わせていただいている。 この曲は、ジョン・レンボーン・グループの"The Enchanted Garden"のなかの1曲。16世紀頃のフランス宮廷舞曲である。ジャッキー・マクシーがフランス語で歌っている。 Curtis Clark 氏のサイトには、中世・ルネサンス音楽のMIDI集があります。 MIDIファイルの使用について、ご了解のお返事いただきました。(3/1) I have already dawnloaded many fantastic Midi files from their sites. Only a few of them you can listen in my homepage Please visit their sites if you wish some more!! |
なお、「MIDI;(曲名)、(シーケンサー)」と使用個所に断りのないその他の背景音は、windowsの効果音・WAVEファイルを素材に私がミキシングしたWAVEファイルです。
I have just started this "my homepage".
And so far I have had more visitors from overseas than Japan.
Most of them are my special guests, whose sites I made links to.
Language seems to be the last barrier, but time and space is definitely not in the Web.
I hope they have more visitors from Japan.
LUV & PEACE !
(2/15/99)
![]()
![]()
MIDI: ”Cuckoo” Sequenced by Barry Taylor
© S.Terajima