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  「最近聴いたCD」と題して、感想や思い出など色々書いているが、書き始める前に考えていたのとは違って、同じアーティストを繰り返しとりあげることになった。結果として、あちこち飛び飛びになってしまって(本人にさえ)とてもわかりにくい。

 そこで、探しやすいようにブリティッシュ・フォーク関係のうち繰り返しとりあげているアーティスト、グループについて項目リストを作ってみた。これで少しでも、探しやすくなるとよいと思うのだが…。(一部まだ手を抜いています。)


THE PENTANGLE

The Pentangle [1967〜1973]

SWEET CHILD (68)

BASKET OF LIGHT (69)

CRUEL SISTER (70)

LIVE AT THE BBC 

 

Pentangle [1982〜]

SO EARLY IN THE SPRING  (88)

THINK OF TOMORROW (91)

 

LOST SESSIONS / JOHN RENBOURN

A MAID IN BEDLAM / THE JOHN RENBOURN GROUP(77)

THE ENCHANTED GARDEN / JOHN RENBOURN (80)

HEARTBREAK / BERT JANSCH (81)

ABOUT THYME / Jacqui McShee ・ Gerry Conway ・ Spencer Cozens(95)

 

トラッド・バンドとしては"有名"過ぎるうえ、ジャズ、ブルースの要素を持つため、あくまでディープなイングランドを求める人からは、やや軽視される傾向がある。

Pentangleとは五角形の意味であるという誤解 ( ペンタングルのロゴは一筆書きの星型、何か関係ありそうだが五角形ではない。) とか、

サンディ・デニーが在籍していたことがある等のデマも有名過ぎるために出たといえる。

(なお、Pentangleという単語は、辞書にはない。)

 

ジョン・レンボーンは、初めカタカナでジョン・レンバーンとか表記されていた。ジョン・デンバーと間違えられることがあった。


 SHIRLEY COLLINS

 

THE SWEETPRIMEROSES (67、63のEP盤を含む

ANTHEMS IN EDEN / SHIRLEY & DOLLY COLLINS(69 「AMARANTH」(76)を含む

LOVE , DEATH AND THE LADY / SHIRLEY AND DOLLY COLLINS(70)

NO ROSES / SHIRLEY COLLINS AND THE ALBION COUNTRY BAND(71)

AMARANTH(76)

THE PROSPECT BEFORE US / THE ALBION DANCE BAND(76)

FOR AS MANY AS WILL / SHIRLEY AND DOLLY COLLINS(78

 

ジュディ・コリンズと間違えられることがある。こちらは生粋のトラッドのシンガー。ただし、70年代後半に引退。妹ドリーは若くして亡くなられたそうです。


 FAIRPORT CONVENTION

 

LIEGE & LIEF (69)

THE HISTORY OF FAIRPORT CONVENTION (72)

"IN REAL TIME" LIVE '87(87)

 

フォーク関係の誰々が「フェアポートの出身」と言われるが、地名ではない。


 STEELEYE SPAN

 

HARK ! THE VILLAGE WAIT (70)

TEN MAN MOP OR MR. RESEVOIR BUTLER RIDES AGAIN (71)

PLEASE TO SEE THE KING (71)

TEMPTED AND TRIED(89)

Tonight's the Night Live (91)

 

スティーリィ・ダンと間違えられることがある。スティーリィ・ダンもいいけどネエ…。


 

フォーク関係でイアン・アンダーソンの名前をよく見かけますが、

ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンの他にもう一人同じ名前の方がいらっしゃるので、注意しましょう。

ちらのIan Anderson は、「Folk Roots」という雑誌の編集にもかかわっています。

Folk Roots Home Page

FAQの項に、こういうのがあります。

Q: And who the hell does your editor think he is? A: Not that one-legged flute player, for a start.

The truth about Ian Anderson( Folk Roots Ian Anderson Biography )という項目に

He is not to be confused with any other Ian Andersons of the same name. と書かれています。

この方も、LP、CDをずいぶん出しています。私も、この方が編集したフォークのアルバムを持っています。

間違えているのでは、と思える話しを聞いた覚えがあるので、書いておきました。


 

 ここにあげたアーティスト、グループは、ブリティッシュ・フォーク・リバイバルと総称される70年前後に現れたフォーク/トラッドの代表格である。

 といっても、年代順に聴いてみればわかる通り、シャーリィ・コリンズを除けば、はじめからトラッドに取り組んでいたわけではなく、ジャズ、ブルース、ロックなどをベースに次第にトラッドへ向かっていったというのが実情であろう。その過程からも、それ以前のギターの弾き語りなどによるいわゆる「フォーク・ソング」とは少し違う。日本では「トラッド・ミュージック」と呼んで、区別する人も多い。

 ピンク・フロイドやレッド・ツェペリン、ビートルズやローリング・ストーンズでもそうだと思うが、イギリス人のやる音楽を聴いていて何となくイギリス的だと感じるその背後にあるイギリス的なものを追究した音楽だといってよいのかもしれない。

 最近思うことだが、こういう音楽は語学と同じで、ネイティブ・レベルというのはほとんど不可能に近い。

 そういう意味で、決して深入りする必要はないが、ロックのルーツのひとつとして聴いてみるとなるほどそうかと納得させられることが多いはずである。

 


 なお、ご覧の通りデスコグラフィー、バイオグラフィーとしては不完全な内容です。より詳しい情報はオフィシャル・サイト等へのリンクをご利用下さい。

 重複しますが、レコード会社等のLINKをここに整理しておきます。

 

Park Home Page Park Records

マディ・プライア、スティーライ・スパン、カーニバル・バンドなど

Road Goes On Forever Records ページタイトル通り

リチャード・トンプソン、アシュレイ・ハッチングスなど

The Folk Corporation Home Page  ページタイトル通り

ペンタングル、フェアポート・コンベンションなど

BEE'S KNEES FLEDG'LING RECORDS

シャーリィ・コリンズ、リチャード・トンプソンなど

 

インターネットでの通信販売は、私自身試したことはありません。また、リンクは通信販売の利用を推薦する趣旨ではありません。

特にCD再発ものは、単なる”マニア向け商品”で、一般のファンが聴いて楽しめるようなものでないこともあります。マニア向け商品には、ご注意を!

私としては、代表作といわれているもの、あるいは入手し易い最新作から聴いてみるのがよいと思います。

(当然、好き嫌いの次元にまでは責任をもてませんよ。)

 

また、バラッドの歌詞や歴史的背景については、MIDIのシーケンサーでもあるLesley Nelsonさんのサイトをご覧いただくのがよいと思います。

Welcome to Contemplations from the Marianas Trench

 

*なお、バラッド(ballad)とバラード(ballade)も、似ているけれど発音も意味も違います。


イギリスの伝承歌というと数は多いのだろうが、名曲あるいは良く知られた曲となると、やはり、数は限られてしまうようです。

私の特にお気に入りのものをいくつか紹介します。

 

Lyke-Wake Dirge

dirgeとは葬送歌のこと。ペンタングルのBasket of Lightに収録されている。

国内盤のLPには歌詞と訳、解説がついていたのだが、今手元にない。古語あるいは方言で歌われていて、死者を送る歌であるが、ハリエニシダの泥炭地から炎が上がる、など訳を読みながら光景を想像した記憶がある。

ペンタングルは、この歌をフィルモアでロックの聴衆を前に演奏したということである。この曲はベンジャミン・ブリテンの編曲でも知られているらしいが、私はまだ聴く機会がないままでいる。ご存知の方がいらっしゃったら教えていただけるとうれしい。

 

Black Smith

マディ・プライアもシャーリィ・コリンズも何度も録音している。(もう少し細かく、 「最近聴いたCD」の中にそれぞれ書いてあります。)

チャイルドのバラッド集に収録されているそうだが、各地に異なったヴァージョンが存在するとのこと。

婚約した鍛冶屋に裏切られた女性の歌。マディ・プライアのアカペラ・ヴァージョンがお気に入りです。

 

Geordie

シャーリィ・コリンズのLOVE , DEATH AND THE LADYの一曲。

マディ・プライアもいいんですが、トラッド歌手としては、少し教養が邪魔してるという感じがなくはないですね。

その点、シャーリィ・コリンズは環境的にもトラッド歌手としては、恵まれていたといえるのでしょう。

この曲は、トゥリーズもやってますが、お嬢ちゃまが歌ってもねえ…。

この曲はLesley NelsonさんのMIDIを使わせていただいているんですが、彼女のアレンジは少しメロディが違うようです。この曲にも色々ヴァージョンがあるらしい。

不当に裁判のかけられたGeordieを歌ったものなのですが、歌詞カードがついていないので、Let hung himというのが、どうしてなのか理解できずにいました。

しかし、Lesley NelsonさんのHPに歌詞が掲載されていて、その後にGolden chainと続くことを知って疑問が氷解しました。

死刑にされても、それなりの名誉をということなのでしょう。

イギリスでは、こんな風に裁判を批判した歌が長い間、民衆に歌い継がれてきていたんですね。

 


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