Fromageフロマージュふろまーじゅ
第1号・1999年6月
千葉支部長が5月24日に投稿して下さった”Fromage第1号です。
ついこの間の話なのに、懐かしく拝見しました。
皆様は如何ですか?
<<<注意>>>
千葉支部長からいただいた原稿は”紙ベース”でして、ここにアップしたものは
harimaが打ち込んだものです(原文を変えないように改行位置を変えたりもしています)。
ですから誤字脱字等につきましての責任は全てharimaにあります。
少し想像の羽を伸ばして下さい。
雨の音と、人の熱気を心に浮かべながら。
では、1幕のベルです。
[Fromageフロマージュふろまーじゅ 第1号・1999年6月]
一人のタレントさんのファンで有り続ける。これは変化の激しいこの時代にはむずかし
いかも。とはいえ、いままで夢をあたえてもらった感謝をこめて、文章を書いてみようと
思います。でも冷凍ピザを温めなおすみたいで、どこまで続けられるか手探り状態です。
まあ気楽に読んでみてください。
EPISODE 1 「春一夜」
平成11年3月19日金曜日午後6時のサンシャイン劇場前は人だかり。セーラームーン
ミュージカル「かぐや島伝説」初日ゆえか独特の期待と不安が交錯するムードが感じられ
る。おまけに同じ階の反対側で明日から一般公開されるスヌーピー展のプレイベントが開
かれている。自然に熱気が増幅する。
やがて島田沙羅ちゃんファンクラブ事務局長が登場する。おごそかな貫禄でと−いうべ
きだが、もともと気さくな人。しかも背中にデイバッグ。なんか目立つ。
「カメラ2台に400ミリレンズ、朝から働き詰めです。年のはじめに芸能界から足洗
うって宣言したんで忙しい忙しい。でもわかった完全に足洗うの無理。・・・ゲネプロが押し
たんで20分遅れの開演です」。自然に顔見知りが集合する。事務局長が語り続ける。「沙
羅はね足を痛めちゃったんですハイヒールで踊るからね。あれ堅いんで良くないんだバレ
ーシューズみたいのがいいの、気力で舞台に立っていますから応援よろしく。暗い顔しな
いの、あと3月末に最後の会報あるんでガンバッテます、去年秋のイベントが良い記念か
な」。少し雑談して思い思いに劇場に入る。
初日の舞台が終わる。役者さん達の演技や集中力に感心させられる。ロビーには立ち去
りがたくヒイキの出演者を待ちわびる人波。
島田沙羅ちゃんが姿を見せたのは午後10時を過ぎた頃。ファン達が殺到しかける。だ
がクルリとUターン、楽屋へ駆け足。傘を取りに行きました。
気を取り直して再び沙羅ちゃんの周囲にファンが集まります。「また会えましたね」「素
適でした」と口々から熱く言葉がシャワーのようにふりそそがれる。ある若い女性は「仕
事の都合で今日の舞台は見てないんですがどうしても会いたくて来ました」とすまなそう
に小さな声。・・・こういう人こそファンの鑑(かがみ)かも知れません。
かろやかに笑顔で握手やサインをいっぱいすませて沙羅ちゃんはやっと帰路につきまし
た。お疲れさまですと大きな声で見送るのです。別れがたくエレベーターまで見送るので
す。
沙羅ちゃんに並んであるくのはT事務局長その人。「あたしスヌーピー展見たいんですよ。
・・・リハビリしてます。お医者さんによるとアクロバット芸人みたいな筋肉の付き方してる
んですって。良い骨してるねってほめられました」。
おそらく、聞こえた人達は全員、素直に落ち着いて会話する沙羅ちゃんへの好感が強ま
ったでしょう。
外へ出れば街路は濡れている。見上げれば雨。見上げる前から分かっていたんですが、と
にかく雨の金曜日。伝説が甦ったのはミュージカルだけじゃなくて島田さんの雨女レジェ
ンドもだと、つくづく確認したのです。
島田沙羅さんがオーディションでセーラーネプチューン役を射止めたのは98年4月初
めの事。その年の夏公演に続き99年春公演に登場。3月19日から31日までの24回の
舞台を立派につとめあげました。ファンとしてこれほど嬉しいことは中々ありません。早
咲きの桜の花を見せてもらったような気分です。
3月公演千秋楽とオフィシャルファンクラブ解散が重なったので、これも一つの卒業だ
と痛切に感じたのは私1人でしょうか。
2月上旬の有明ビッグサイトのイベントの時「あたしの演じるネプチューンは冷たく思
われがちだけど実は優しいんです」と説明してくれた沙羅ちゃん。本当に優美な演技です。
付記。
思い出を綴ろうと初対面の話を書いていたのですが、皆様の共感が得やすいかも、とごく
最近の事からスタートしました。
ファン仲間は沙羅ちゃんのヘアスタイルがショートになったのを見て「妖精っぽい」「少
年のようだ」と感想を述べ合いました。結構大好評でした。
ちなみに最もロングだったのは97年12月石丸ソフトワンで開催された「ビデオ・
グラビアの美少女」の頃。肩まで楽にかかる長い髪にパーマがかかっていました。まるで
「マダム」っていう雰囲気でした。丁度4冊目の写真集elle撮影でメキシコのアカプ
ルコから帰国した直後でした。
ところで情報を知らせて下さい。島田氏のネプチューンはいったい何代目でしょう?
四代目か五代目らしいけれど、知っている方、おしえてください。
以上がR.D.V.千葉支部長が寄稿してくださった文章です。