Fromageふろまーじゅ,
第7号 2000年 7月
R.D.V.千葉支部長の”Fromage第7号”です。
とても貴重なレポートです。
なお映画「TOMOKO 最も危険な女」の内容に触れていますので、
映画未見の方は読む時に御注意を。
<<<注意>>>
R.D.V.千葉支部長からいただいた原稿は”紙ベース”でして、ここにアップしたものは
harimaが打ち込んだものです(原文を変えないように改行位置を変えたりもしています)。
ですから誤字脱字等につきましての責任は全てharimaにあります。
あなたが幸せを感じる時はどんな時ですか?
妖精は、気まぐれでもやはり妖精です。
心を感動のさざ波で満たします。
では、7幕のベルです。
[Fromageふろまーじゅ第7号 2000年 7月]
「納涼Chinema Talk2000或いはDangerous Ladyに捧げる夏物語」
遅れ馳せながら暑中&残暑お見舞い申し上げます。
行ってきました映画完成披露試写会。梅雨が小休止したような6月27日火曜日の夜でし
た。しみじみ「ラッキー・ハッピー」、そう実感した私だった。
所属事務所さんが開演直前まで関係者各位の方々へ親しく「島田沙羅をよろしく」「我が
社の愛娘です」といった雰囲気の挨拶をしている。一般の人である私は、それを好ましい
風景だなあ、と少し離れて何気に眺めていました。
突然ですがQuestionです。True or False? よろしければお付き合いください。
Q1.映画「TOMOKO もっとも危険な女」(以下「TOMOKO」と記す)本編のランニン
グタイムは1時間38分である。
Q2.「TOMOKO」完成披露試写会が行なわれた新橋・徳間ホール。かつて同じ場所でビ
デオ「キューティナイト」完成記念イベントが開かれた。その時MCを担当したのは元オ
フィシャルファンクラブの事務局長も勤めたT氏である。
Q3.完成披露試写会は封切りの一般公開の4日前。21世紀の何日前かというと188日前
である。
Q4.TOMOKO&tomokoが最初に出会うホテルのシーン、ルームナンバーは「909」
である。
Q5.沙羅ちゃんが登場するファーストシーンは米議会の委員会での証人喚問という設
定。照明の関係か、その顔色が余り良くないような気がした。見ていた私は女優の仕事
は重労働だと痛感した。
Q6.舞台挨拶に登場した中田信一郎監督はクリエイティブな御仕事の人らしく服装が
オールブラック。私はその帽子がカッコイイと思った。
Q7.私がTOMOKOアルファ&tomokoベータをみて連想したイメージは花にたとえる
とバラとコスモスである。
Q8.須藤智子役の、なんとキュートなガン黒メイクであることか。ファンデーションは
何を使っているのかと真剣に知りたくなった。
Q9.ベンガルさんと遠藤さんが接触したシーン、場所は新宿中央公園のような気がす
る。もしそうなら御二人の背後に映った滝の名前は「新宿ナイアガラの滝」である。
Q10.一発必中、一撃必殺。映画のあるシーンを一言で表現すると「ファイト一発!」
かなと考えた。(沙羅ちゃんは他力本願な、小文字のtomokoさんで終わる訳はないのです。
最後の方のシーンに瞠目すべし。)
Q11.島田沙羅さんの持ち味は「さわやかさ」「可憐さ」のような印象が強かった。それ
ゆえ寡黙な大人の女性へと変貌した沙羅さんのコケティッシュな魅力を過小評価してたか
もと大反省した私だった。
番外のQ.沙羅ちゃんは京都のお豆腐が美味しかったと語っていた。世紀の変わり目に、
京都でのブームの1つは、平安時代の陰陽師「阿部清明」。これは「あべきよあき」では
なく「あべのせいめい」と読むのが正しい。以上、1ダースです。
試写会では司会のお名前が「かしわぎ・りか」さんだとか監督さん主役・準主役の女優
さんの発言やコスチュームをしっかりメモってきました。そのまま書いてもよかったけ
どテレビ・プレスカメラマンさんが多数来場していたから、あえて省略させてもらいます。
でも、ほんのちょっと言及すれば中田監督と主演女優の方はクリエイティブな世界の百戦
錬磨というイメージで「ブラック」をベースにしたコスチューム。それに対して沙羅ちゃ
んはノースリーブ水玉ワンピース。飾り気の無いマドモアゼル的気品を漂わせておりまし
た。余談ですけど、昔のドイツの大文豪ゲーテは「黒が色彩の根源」という考え方を発表
しています。(本当だよ!)それから監督の姓は「ナカダ」と読むのが正しいです。
映画撮影の話を聞いてから公開まで1年余り、時間があったので大沢先生の原作小説を
5〜6回通読。幾多の小説作品が映像化されるつど囁かれるのは原作と映画の関係は微妙
だする意見。素人の私は「そうなんだ」と素直に耳をかたむけるばかりです。
小説も映画もすごく魅力的エンターテイメントとして完成している。映画はすぐれたカ
メラアングルかつ色彩・音響的にも丁寧に製作された立派な作品。ひょっとしたらスピー
ド感がありながら何処か粗雑な映像ができてしまうかもと心配したけど、まったく杞憂。
主役級に加えて脇の演技陣が実力も個性も豊かな方ばかり。「いいよ、すっごいよこれ、
素敵な映画をありがとう」。ぜひ鑑賞してください。スリル満点ハラハラワクワクドキドキ
気分間違いなしの作品ではないでしょうか。
アクション映画だから壮絶シーンが多いけど、二人のTOMOKOによるラストシーンは
レンブラントの絵画を思わせる美しさがある。苦難を乗り越えてのハッピーエンドで良か
ったと胸をなで下ろしました。幾多の犠牲を乗り越えての、ほろ苦いエンディングですが、
二人のトモコに幸いあれと気持ちが強く動きました。
感覚的だけどCINEMA TALKを試みました。1ダースのQuestionの答えは、すべてTrue、
丸丸丸丸丸の大団円でございます。
以上がR.D.V.千葉支部長が寄稿してくださった文章です。