Tool de Music StudioとPCシーケンス/HDRソフトの連携を考える 高い金払って買ったHDRソフトを何とか使う 〜もったいないオバケに襲われない為に〜 9/9/1999 23:29 UPDATE 超β公開 Tool de Music愛用者デス。コレの為に98新調しましたハイ。 一生使います。でもMTC対応して下さい(涙)。
純国産シーケンスソフトであり、国民機であった98で動くTool de Music Studioは、現在でもMIDIの信頼性、動作の軽快さにおいて最強を誇ります。 機能優位とかそういう事を言っているのではなく、DOSベースアプリケーションであるが故にマルチメディアタイマーの呪縛、 マルチタスクによるタイムスライスの限界を知らないことも大きな原因のひとつですが、 MIDIプロセッシングや動作の安定性、実際においてこれを上回るソフトは現在でも存在しません。 TMSのおかげで送り出し側のMIDIのもたつきやヨレを経験することが無かったことは、幸運かもしれません。
Tool de Music Studioを使ってて、 これにエディター/ライブラリアン機能があればなぁとスゴク感じます。 ○古い機器に限定されてるけど一応エディタも用意されている(別売り) ○TMSに付いてる汎用のエクスクルーシブエディタを使ってバルクダンプ という方法もあるにはあるんですけど、 世の中色々エディタが存在しますから、組み合わせて同時に使う方法を提案します。 「ウチはそうやって使っとるがな」って人もいるかも知れないケド。 CUBASE等のHDR/MIDIシーケンスソフトと、 使い慣れたハードシーケンサやマックやPC-9800等の他の環境上のシーケンサを 使ってる方も参考になるかと…思いますがナンヤソレ当たり前ヤンケって話カモ。

必要な機能と機材の選定

それでは必要な機能を考えていきましょう。
まず前提。
   
MIDI I/Fの操作だけでMIDI機器にアクセスできること

インプットデバイス(MIDIキーボード等)もMIDI I/F経由であれば、
音源類とMIDI-I/Fの電源を入れるだけで音出しが出来ます。
マシンの起動を待っている間に浮かんだ曲を忘れるなんてのは良くある話です。
情けないですけどいつ何時そんな自体に遭遇しないとも限りませんので、
備えあればナントヤラ。ガスの元栓は閉めて、風呂桶に水を溜めておきましょう。

余談ですが私の場合、ごくベーシックな作曲時に
シーケンサが立ち上がっていなければならない
必要性と言うのは稀だったりするんでこれが出来る事はワリと重要。

そして、
 ○複数の入力からのMIDI信号をマージできる機種
か?
最も重要で出来なきゃ話になりませんが、
コレに関しては殆どのMIDI I/Fは可能みたいなんで、問題は無いと思います。
つまり、
PC、TMSのどちらからでもMIDI機器にアクセスできる事で、
シーケンスはTMSから、音色の切り替えやエディティングはPCからといった
操作が可能になり、かつ物理的に繋ぎ変えやパッチの変更をしなくて済むので、
作業性が落ちません。
また、部分的にMIDIをCUBASE側でも使用するときなど
考えられる局面は多々ありますから、非常に合理的です。
…ホントかオイ。
   

MIDIルーティングの実際


上記の設定であれば、
PC側および98側(お使いの環境によってハードシーケンサやMAC等)どちらからでも
音源にアクセスできます。マスターキーボードも双方に信号が渡せますね。
例えば、
98側でバッキングパートを打ち込んだ後に、
PC側のオートミックスをキーボードのつまみでレコーディングするとか、
音源からベースの音色を探しててどーも使える音色無ェなチクショ
しょうがねぇなNEONでも試してやっかオラオラといった、
フレキシブルな(って実際どんなんだオイ)使い方が出来まっせ旦那。
当たりマッセ(謎)。
使っていない入力をフィルタリングするか
ミュートしなければいけない手間は生じますが、
繋ぎ変えの手間を考えればこちらの方が優位でしょう。
ソフトシンセやサウンドカードのMIDIを外から鳴らす事も
リアルタイム、シーケンスに関わらず可能ですね。
 ところで、
ウチではPC側からアクセスしたい機材は一つか二つなので、
その分のパッチングしかしてありません。
その上、上記の図のようなセッティングはMIDI-I/Fをまだ
調達していない都合上PCから98にルーティングして、
必要な時に内部で信号を回す仕様になっています。
リアルタイムでエディタが必要な事なんて無いので。
音源が多いとかMIDI-I/Fの入出力に限界があるときは、
エディタを通す必要の無い音源は外すなど、
取捨選択してみてください。

で、ウチでは実際にTMSで
CUBASEやハードのHDR等と同期演奏させてみたりしてるんですけど、
MIDIクロックで十分実用になっています。
やがてズレて来たりとか、同期が外れたりする事は無いです。
チェイスも時間がかかる事も無くちゃんと付いてくるので、
わざわざSMPTE用意しなくても十分使えてます。
オーディオからんでくると、なかなかMIDIをマスターと言うのは
難しい面もあるので、CUBASEがスレーブというのはちょっとあり得ないですね。
現状の使い方を考えると、MIDIクロックでも十分かもしれません。
ある程度作ったらオーディオに流し込むなりQベースに読ませるとか
そういう手段も取れますし。
分解能違うんでデータが荒れちゃうとは思うんですが。
PCとTMでドンカマ鳴らしてみると、当たり前ですが若干TMが遅れがちなので、
オフセットの調整は必要ですね。
機材や通過インターフェースによっても微妙に違ってくるので、
それぞれを適宜調整します。
といってもMTCの同期精度なんかこだわっちゃいないので
ヨレなきゃいいですハイ(こだわってんちゃねぇか)。
それから重要な同期ですが、接続対象がハードシーケンサ等で、
MTCに対応しているならそれで済みます。
TMSは残念ながらMTCには対応しておらず、MIDIクロックか、
もしくはTIMETAILなるMIDI/SMPTEインターフェースによって、SMPTEでの同期となります。
TIMETAILは非常に信頼性が高いので実使用に不安はありませんが、
欲を言えばMTCに対応して欲しいところではあります。
ま、仕方が無いのでウチの場合PC側のMIDIインターフェースは
SMPTEが装備されたものをチョイスする事になります。
DSがらみのハウスシンクまで考慮に入れると、
MOTUのMTP-AVかOPCODEのS64XTCが欲しいですね。ハイ。

TMSにまとめて調整してくれる機能があればいいんですけど、
MIDIクロックの場合は用意されていないので(SMPTEは設定項目があります)、
トラックごとに調整する必要があります。


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