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 荒涼園園丁日記

7月末はフジロック。8月末〜9月初めに英国旅行。英国旅行の目的は(1)XTCのホームタウン及び近代英国鉄道の町スウィンドン巡り(2)レディングのフェス(3)ミレニアムドーム見物。帰国して以来、残業の山。発作的に1月1日にパリに行くことを決める。

12月31日(日)

いろいろ愚痴が多かった一年でしたが、それでもSGのライブやXTCの新譜、英国旅行と、楽しい出来事も多くて、差し引きすれば、たぶん楽しい一年だったということになるのかもしれません。
気持ちの持ちようでどうにかなるなら、それでよくしてしまおうと思います。
明日からパリです。
あったはずのフランス語会話集が見つかりません(ひゃあ)。
成田で買うことにします……。

みなさまよいお年をお迎えください。


12月23日(土・祝)

TVK「音楽缶」で放送されたビデオクリップを借りました。
RADIOHEAD「Pop is Dead」白塗りのトム・e・ヨークが棺桶に入って運ばれるもの。この頃のちょっと長めのぼさぼさ金髪のトムが好きだったりします。
SUEDE「Saturday Night」ロンドンの地下鉄Holborn駅と小さい車体のPiccadilly Lineが舞台。大江戸線の車体が小さいらしいけれど、どのくらい小さいのかなあ。Piccadilly Lineくらいだったら、背の高い英国人もこれで我慢しているんだから、と言い訳してしまえばいいかもしれない。 でも私は地下深く、狭いPiccadilly Lineが苦手で(車体は丸くてかわいいので見た目は好きだが)、できるだけ乗らないようにしていたので、大江戸線に乗る人の気持ちは分からなくもないです。

バースデーテディはColinをゲット。


12月20日(水)

残業をしているせいでコンビニ弁当とお菓子の種類が気になります。
明治製菓『365日のバースデーテディ』は誕生日分365種類のテディベアのマスコットがおまけについているチョコレート。自分の誕生日のテディを当てるとラッキーというわけ。
セロファンごしに自分の誕生日のくまちゃん(だめだ、私はくまちゃんと云ってしまう)を探そうかと思ったけれど、チェックをするのも面倒なので、えい、とかわいい子を連れ帰ったら、同僚の誕生日のくまちゃんでした。おお、同僚に幸運を与えてしまいました。すごい。

12月9日(土)

アン・ライスヴァンパイア・クロニクルズ Webサイト・Specガイドの中村さんがサロンにお書きになられていたのですが、12月1日にオーストラリアでLestatのコンサートの収録が行われたそうです。ファンのレポートの写真を見ると、Lestatが黒髪で(なぜ?)アルバム『AFFIRMATION』の写真のDarrenに似ているような気がしないでもありません。『The Queen of the Damned』から取ったのだと思いますが、オーディエンスに配られたTシャツが「DAMNED」だというのも、THE DAMNED好きの私としては思わず笑みを浮かべてしまいます。

さて、花園にも書きましたが、クリスマス・パーティのBGM、クリスマスソングのテープ、MD、CDを作るための参考にどうぞ。Darrenの歌う「Last Christmas」(1999年版「A Rosie Christmas」発売ソニーに収録)を忘れずに。

◆HMV(日本) クリスマス特集ページ
 (XTCの変名バンドThe Dukes of Stratosphearがさりげなく入っています。HMVえらい)
◆アマゾン・コム(英国) クリスマス特集ページ
◆アマゾン・コム(米国) ホリデー・ミュージック特集ページ
 (多民族、多宗教の国なので<ホリデー>ミュージック)

たぶん、私がいちばん好きなクリスマスソングは、XTCのコンピレーションアルバム「Rag & Bone Buffet」に収録されているThe Three Wise Men名義で作った「Thanks For Christmas」。英国の家庭の素朴なクリスマスという感じが好きです。


12月3日(日)

職場のアルバイトの方が新婚旅行でオーストラリアに行かれたとのこと。おみやげに林檎フレーバーのブラック・ティーをいただいた。箱の絵がとてもかわいいのでスキャナーで取り込んでみました。ついでに去年、やはり新婚旅行でオーストラリア(うーん、人気の場所)に行った友人からのおみやげの紅茶の缶も。(画像はクリックすると大きくなります)

Apple Teaの箱

 

Grown Teaの缶

カンガルーに手を引かれたコアラがかわいい。小さい子みたい。   南国風の色合いの鳥がシンプルで味があります。

11月25日(土)

昔通っていたアトリエからニューヨーク旅行の案内が届く。ここのアトリエはインド旅行がよくあるのだが、とてもインドには行く覚悟がない私はニューヨークなら、と云ったのを先生が覚えていらしたらしい。そういえば美大受験を考えていた時期もあったのだなあ(遠い目)。リスクを冒すことのできない私は、結局は受験をやめてしまったが、平穏さを求めた結果が今の状態で、それがいいことか、悪いことなのかは分からない。でも、自分の選んだことだから、あの時○○していれば、今○○だったのに、とは云わない。やろうという気持ちがあるなら、今からだって出来ることなのだから。


11月19日(日)

持ち帰り仕事を抱えて、忙しいと云いながら、またHPに新しい項目を増やしてしまいました。先週は外観しかなかったマッキントッシュのページの「House for an Art Lover」に内部のインテリア写真を追加。もうこれは逃避もいいところ。

昔、いいちこのポスターにグラスゴー美術学校の図書室の写真が使われていて、私はずっとこの図書室のたたずまいに片思いをしていました。2年前にようやくグラスゴーに行って、この図書室に入ることができたのですが、この図書室以外の場所も、入り口から廊下、階段、踊り場の作りと、私が美術学校にイメージしている建物の形がそのまま再現されていて、初めて行ったのに懐かしい場所、という感じがしました。内田善美の描く建築空間と似ているかもしれない。


11月12日(日)

新宿の伊勢丹美術館で『マッキントッシュとグラスゴー・スタイル展 』を見る。Nさんと11時に美術館前で待ち合わせをしたのに寝坊し、伊勢丹に伝言放送を頼む。ううう、ごめんね、Nさん。(よく考えたらふたりとも携帯電話を持っていない…)

今回の展示は建築家マッキントッシュとグラスゴーの芸術家の業績を紹介する日本では初めての試みだとのこと。それにしても、私がWillow Tea Roomで座った椅子は銀色の塗りがちょっといかにもペンキを塗った風だったのでレプリカだと思っていたら、今回、展示されている椅子も同じ塗りで、もしや、あれは本物だったのかと驚いた。

98年にグラスゴーにマッキントッシュの建築を見に行ったときの写真をHPに掲載しようとやりかけになっていたものをこちらに掲載します。外観だけでも楽しんでいただけたらと思います。

星占いで「衝動買いに注意」とあったのだが、しっかり今日は憂さ晴らしの衝動買い。円安の98年に買えなかったマッキントッシュの本やアクセサリーや時計を買い込む。

あとMartin Newellの『The Spirit Cage』とキリンジ『3』を購入。あとひと月はこれで頑張ろう。


11月11日(土)

パリ旅行のための日記ページを作ったが、サーバにファイル転送をしてもHPの表示がされない(白いページになる)。TABLEタグが間違っていると白いページになるそうだが、これまで表示されているファイルをファイル名を変えただけで表示がされないので、これはおかしい。

よく分からないのだが、ホームページ用「英国旅行」フォルダー内にファイルを保存して、転送するとちゃんと表示されるのだが、新しく作った「パリ旅行」フォルダー内からファイルを転送するとファイルが変化するようなのだ。いったいどういうことなのだろう?

今週は30時間以上の残業。去年はSAVAGE GARDENのプロモイベントをこなすぐらいの余裕があったのに。

11月5日(日)

三連休だったのだが、どうも休んだ気がしないのが辛いところです。持ち帰った仕事もほとんど手つかずだし。仕事のタイムリミットがあとひと月なので、それまでの辛抱というか、それまでに全部片づけなくてはいけないというか。

英国アマゾンと日本アマゾンで買い物。購入を考えていたAnne Riceのヴァンパイア・クロニクルズの新刊『Merrick』と彼女の息子のChristopher Riceの『A Density of Souls』を米国と日本と値段を比較したところ、現在送料無料の日本価格と船便扱いの米国価格がほぼ同じでした。というわけで、米国からは船便の2ヶ月分が余分にかかるということで、日本アマゾンで購入することにしました。

英国アマゾンからはBBC料理番組『Naked Chef』のJamie Oliverの「Pukka Tucker Calendar, 12 New Recipes for 2001」、番組のDVDとサントラ「Cookin' (Jamie Oliver's Music)」(Manic Street Preachers、Blur、GomezとUKロックが収録)。それからやっぱり英国の人気シェフのNigel Slaterの料理本「Real Fast Food」。期せずしてお料理セットとなりました。

英国からの荷物その3
Anne Rice『The Master of Rampling Gate』のグラフィックノベル
ノッティングヒルゲイトの古本屋で購入。この本を出したINNOVATIONは今はなく、米国でも入手が難しいので、これを見つけたときは大興奮しました。
絵柄に萩尾望都の影響が見られます。基本的には、違う絵なのですが、ちょっとしたコマに萩尾望都の絵をそのまま使っているところがあります。絵のレベルが違うので、真似をしたところはそこだけ浮き上がっているので分かります。
これまで米国では『ポーの一族』は知られていないというのが通説でしたが、やはり一部では(絵を描く人だけはあると思います)読まれているようです。
この作品は1冊で完結だということもあって、完全な作品を仕上げる集中力が持続しているようで、アン・ライスのコミックス化の中では完成度が高いです。モブシーンにレスタト、ルイ、クローディアを描き込むというお遊びもあります。


10月29日(日)

昨日は映画『X-MEN』と『オネーギンの恋文』を見ました。『ミュージック・フロム・アナザー・ルーム』は寝坊したので(とほほ)パス。『オネーギンの恋文』に出てくるロシアの雪原は、なんとなく『ヴァンパイア・アルマン』に描写されるアルマンの故郷の風景を思い浮かべました。シンプルな恋愛映画。レイフ・ファインズ自らが描いたというタチヤナ(リヴ・タイラー)の肖像画は彼女の目の美しさを見事に捉えている。

英国からの荷物その2
Museum of the Great Western Railwayのクッキー
英国のミュージアムショップにほとんど必ず置いてあるアイテムが、クッキー。要するに日本の観光地に○○饅頭があるようなものです。赤い羅紗紙の筒に金の箔押しで機関車(King George5)のイラストが入っていて、なかなかお洒落。中身を出してペン立てとして活躍中。


10月28日(土)

英国から送った荷物がようやく木曜日(10/26)に到着しました。箱の表にはちゃんとインターナショナル・スタンダード(準航空便)のシールが貼ってあるのに、箱の裏に貼られたラベル(ゆうぱっくや宅急便で記入する宛名ラベル)の荷物区分にはエコノミー(船便)のところにレ点が付けられていました。航空便が船便になった原因は、このラベルのせいだと思いますが、これを書いたのがホテルか郵便局かは不明。届いた今となってはどちらでもいいや、という感じです。まあ、「ありがちな事故」に私が遭ったということでしょう。
送ってから2ヶ月近く経つと、中に入れたものを忘れかけていて、箱から出てくるものを見るのが楽しいです。そうそう、あれはどの袋に入れたっけ、と詰めたビニル袋を覗いたり。

英国からの荷物その1
DVD『Doctor WHO』
『モダン・ラブ(原題Queer as Folk)』の登場人物ヴィンスが好きなBBC製作のSFドラマ。字幕は7ケ国語対応。英語の字幕がついているので、なんとかストーリーを追えることでしょう(希望的観測)。ヴィンスが誕生日にスチュアートからもらったロボット犬は『Doctor WHO』のキャラクターだったことが分かり、ささいな事柄だけど、関連が分かってうれしい。

10月19日(木)

ぼんやりしていたら、アン・ライスのヴァンパイア・クロニクルズの新作『Merrick』が発売になっていた。息子のクリストファーの本『A Density of Souls』ともども読みたいが(『スタンド・バイ・ミー』みたいな話だというので気になっている)、日本語の本でさえ追われて読んでいるので、とても時間がない。今、注文すれば、船便だと暮れには届くはずだから、正月用に注文しておこうかな。

どうも『呪われし者の女王』の映画が本当に作られるらしい。「本当に」と書いておいて「らしい」というのもおかしいが。『シューティング・フィッシュ』のスチュアート・タウンゼントがレスタト役に上がっている。トム・クルーズがレスタトをやって以来、容姿に関しては、土台となる骨格に問題がない限り、どうにかなるのではないかと楽観視している。問題はレスタトらしい存在感が出せるかどうか。スチュアート・タウンゼントには頑張ってレスタトになってもらうよう、祈るばかり。


10月15日(日)

昨日、アルメイダ劇場の『コリオレイナス』@赤坂ACTシアターを見てきました。行きの電車で白水社の本を超読(飛ばし読み)してにわか予習。

レイフ・ファインズとライナス・ローチがとにかくいいです。英語の理解度に心配しつつも、やっぱり見てよかったです。役者の美と存在感というものは世界普遍なのだと思いました。ライナス・ローチが「マーシャス、マーシャス」と呼ぶところが、<昨日の敵は今日の友>の場面はもちろんですが、戦争中や後半の憎しみを込めて言う場面ですらも奇妙な愛情を感じて、あまりの場面のおいしさにわたくしは静かに打ち震えていました。

ライナス・ローチといえば、『司祭』『鳩の翼』でのうじうじした役どころが嫌いで(これは彼の役者としての評価とは別です)、ローマの敵の将軍なんていう役をどんな風に演じるのだろうと思っていたのですが、いや、もう、かっこいいです。不良っぽいコートの着方がすごくいい(対するレイフのノーブルなコートも素敵。まっすぐのラインのコートがお母さんにすがりついたときだけ崩れて、その崩れ加減が心のもろさを表していていい。というより端的に表現すれば色気があってよい←すみませんです。身も蓋もなくて)。オーフィディアスの血気盛んだけども、同時に如際なさ−−敵の武人を味方に入れたり、切り捨ての判断を間違えずに行えるところ−−のバランス加減がよかったです。

次の土曜日は『リチャード2世』。楽しみです。


10月12日(木)

行きの成田エクスプレスの中で申込書を書いたINROCKの読者サービスの生声CDが届きました。SGはダレンの電話インタビューが収録(2000年5月号掲載分)。ダレンの丁寧な話し方が好き。

英国から送った小包の行方を送るように依頼したホテルとPARCEL FORCEに問い合わせしたら……。
船便になっていて、到着には46〜51日かかるらしい。で、もしかすると11月7〜14日くらいになるかも、とのこと。スタンダードでお願いしたのに、どこで船便になってしまったのか。でも、最悪の場合、荷物そのものがなくなっているかもしれないと思っていたので、それに比べればましということにしておきましょう。それにしても、船便にしてもPARCEL FORCEのHPには極東へは20営業日と書いてあるのに、なんでこんなにかかるんだろう。最初から2ヶ月かかると書いておけば心配しないのに。

目下の楽しみ。

『モダン・ラブ(原題QUEER AS FOLK)』。来週はいよいよ本編の最終話が放送。
ジェイミー・オリバー著『シンプル・クッキング』ソニー・マガジンズは10月27日発売。 

CASA BRUTUSの月刊化 11月号の特集はバウハウス。
年間予約をすると、11ヶ月分の価格で、送料サービス、イームズのコースターセットをもらえるというので、申し込んでしまった。

英国のアルメイダ劇場のシェイクスピア公演。会場:赤坂ACTシアター 招聘元:ホリプロ
10月14日(土)『コリオレイナス』
10月21日(土)『リチャード2世』
出演:レイフ・ファインズ、ライナス・ローチ
14日は赤坂ACTシアターの隣のブリッツでMUSEのライブがある。『コリオレーナス』が昼の回だったら7時からMUSEのはしごができたのだけど、今回はアルメイダ劇場を優先。

マッキントッシュとグラスゴー・スタイル展
チャールズ・レニー・マッキントッシュと、グラスゴー・スタイルを確立したグラスゴー大学の卒業生・デザイナーの家具、装飾品、絵画などの展示。
11月9日(木)〜12月4日(月) 伊勢丹美術館 新宿


10月8日(日)

9月1日にスウィンドンからスタンダードで送った荷物がまだ届かない。いったいどこを寄り道しているんだろう。

9月から連日5、6時間の残業。さすがに金曜日は頭痛がひどくて休んだ(愚痴1000字省略)。これが12月まで続くと思うと泣きたくなるが、とりあえず体を壊さずにやり過ごさねばと思う。

英国の人気シェフのジェイミー・オリバーが出演するBBCの料理番組『NAKED CHEF』の料理本が日本でも翻訳出版される。
ジェイミー・オリバー著『シンプル・クッキング』ソニー・マガジンズ 10月27日発売。


同僚にヨーク兄弟のCDを買ってきてもらう。
RADIOHEAD 「Kid A」
歌詞にはネガティブな単語がたくさんあるらしいが、原詞がない上、聞き取りができないので、子守歌代わりに聞いている。原詞があったところで詞の正しい解釈ができない(あるいは無数の解釈が存在する)のならば、最初から積極的に誤った聴き方をするのも、あながち間違いではないのかもしれない。

UNBELIEVABLE TRUTH 「Sorrythankyou」
アンディ・ヨークがかねてから関心のあったロシア関係の仕事をするためUNBELIEVABLE TRUTHは解散だという。英国のどこにでもいそうな少年のジャケット(中にもいくつか普通の少年少女の写真がある)からして、彼らは普通の若者の生活の中に光を見いだしていたのだと思う。アルバムの中に2曲、歌詞の最初の語に「Tomorrow」が使われているが、明日という言葉に暖かさや明るさを感じるのは、彼らがその言葉を信じているからだろう。誠実な歌い手であったアンディ・ヨークに感謝をしようと思う。


10月1日(日)

シドニーオリンピック閉会式でSAVAGE GARDENが「Affirmation」を披露。うーん、選手が入場している途中の雑然とした中で歌っていて、ファンとしてはもう少し落ち着いた雰囲気を用意して上げられなかったかと思ったりもするが(日本選手を写すのもいいのだけど、同じ選手ばかり撮ってどうするんだい)、出演を承諾したのが遅かったのだから、閉会式中盤からのメインの流れの中に組み込まれなかったのも仕方がないだろう。

それから出演順だが、イメージとして後半に行くに従ってオーストラリアという国の独自色が強くなっていったので、ワールドワイドなイメージがあるSGは前半に登場させたとも考えられる。それにしても、閉会式に出演したオーストラリアの歌手の中で名前を知っているのはSG以外はINXSだけというのもお恥ずかしい。もっといろいろ聴かなくちゃなあ(でもすぐには行動しないなあ、きっと。今後の課題)。

金髪混じりになってワイルドになったダレンを見て、アメリカではこうやってたくさんのステージをこなして来たんだなあ、とハートマークを飛ばすよりもねぎらいの気持ちを持って見てしまった。TVで見るのと現地で見るのとでは音響が違うとは思うが、TVで見ている限り、競技場ではフルバンドの音よりもアカペラの方が映えるような気がした。

開会式をちらと見た時も、おやと思ったのが、ミレニアムドームで見たショーと同じ竹馬人間と空中ぶら下がり人間がいたこと。これは英国文化圏では共通のものなのだろうか。


9月12日(火)

苦瓜は蔓性である。自宅の庭に植えてある苦瓜がこの夏2階のベランダまで伸びてたいへん茂り、涼しい風を送ってくれた。ちょっと見は「蔦の絡まる家」と表現をしたいところだが、如何せん安普請なのでそうもロマンチックなことは言えない。そして緑が生い茂っているせいか蛙が2階まで上がってくる。小さな雨蛙なのでどうということはないのだが、ちょっとびっくりするのだ。ちょっとね。さっきも雨戸を閉めるとき戸袋のところでひやりとして驚いた。こんな狭いところにじっと納まって何を考えているんだろう。


9月9日(土)

レコードが見つかった。
どこにあったかというと、飛行機のなか……。超おまぬけですね(^^;;。
ちゃんと持ち出していたと思っていたので、英国航空には電話しないでいたのですが、念のためしてみたら(13箇所も14箇所もこの際同じ)あったのです。

教訓:手間を惜しまない。思いこみは排除する。スーツケースを大きいものにする。


9月8日(金)

最後に使ったタクシーから、各鉄道駅、空港と都合13箇所、問い合わせの電話をしたが、レコードは見つからなかった。出来ることはやったので、とりあえず気分は落ち着いた。無事に元気に外国から帰って来られたんだもの。これを有り難く思わなくては。元気にしているからこそ、また英国にも行けるし、レコードにも巡り遭えるのだから。


9月7日(木)

ただいま失意のどん底。どうも英国で買ってきたレコードを成田以降のどこかに置き忘れたらしい。今まで気がつかないというのもショックのひとつ。胸がくるしい。


9月6日(水)

昨晩は、今日の『モダン・ラブ』の録画の準備をして(英国出発前日にスカパー番組表が届いて複数回の放送があると知って安心して渡英)、さあ寝ようと思って、でもまだ見ていない郵便物を開けたら、興奮して眠れなくなってしまいました。
なんと、なんと、タワレコの懸賞でXTCのコリン・ムールディングが「Apple Venus vol.1」の「Fruitnut」で使ったハーモニカが届いていたのです。コリンの直筆メッセージ付き。内容は次のとおり。

<Colin's Hamonica>
I used it on 'fruitnut'
A track for 'Apple Venus VOL1'
But bewore they are a breeding place for bems & diseases.
So as mentioned in the song keep away diseases & Blow don't Suck!

うん、うん、使いませんってば(「なんでも鑑定団」で個人が使ったら骨董価値が下がるって言ってるし)。
黒い丈夫な紙箱ケースに入っている小さなハーモニカです。箱にはJAMBONEと銀文字で書いてありちょっと見はチョコレートかと思いました。箱の裏を見るとMADE IN CHINAとなっています。
アンディ・パートリッジのものでなかったのは興奮しすぎないようにの配慮かもしれません(誰が配慮したかは知らないけど)。スウィンドンに行った後だけに、別送でおみやげをもらったような気分です。

8月22日(火)

だいたい海外旅行の準備というのは日延ばしで出発当日の朝までやっているものだが、今回ばかりは、完全に時間が足りなくてできていない。もっとも時間が足りなければ、何かの時間を減らせばいいだけのことであって、今日からHPの更新を休むことにします。
今、決まっている日程は次のとおり。

8月25日 金 成田発ヒースロー着London泊
8月26日 土 London泊 レディング・フェスティバル
8月27日 日 London泊 ミレニアム・ドーム
8月28日 月 Swindon泊
8月29日 火 Swindon泊
8月30日 水 Swindon泊
8月31日 木 Swindon泊
9月1日 金 Swindon泊
9月2日 土 London泊 ハットフィールド・ハウス
9月3日 日 London泊
9月4日 月 ヒースロー発
9月5日 火 成田着

8月15日(火)

終戦記念日。

残業の夜食を買いにコンビニに行ったら、お弁当の棚が空っぽだった。近隣のオフィスの人に夏休み状況を聞いてから仕入れをしたら、予想に反して働いている人が多くて売切れてしまったそうだ。飲食店も夏休みなので、売上のチャンスを逃してしまったと店長さんがこぼしていた。


8月13日(日)

そろそろフジロック記事の掲載された洋楽雑誌が発売される頃ですが、ようやく3日目の感想文です。

さてフジロック最終日7月30日(日)はUKファン泣かせの一日でした。
その前に、30日朝いちのステージの予定だったEVE6ですが、29日の終演頃に放送が入って、なんと「飛行機会社のトラブルでドラマーが来られない」という事態が起こり、突然キャンセルに! 飛行機会社のトラブルってなんだろう、そんなのないじゃん、とがっくり。ギターだけではできないのかな、とかグリーンステージの穴をどうするんだろう、と考えつつ29日はホテルに帰りました。

で、EVE6の代わりに30日の朝いちばんのステージをやったのが、前日フィールド・オブ・ヘブンでやったDEADWEIGHT。ステージの大きさはグリーンステージ>ホワイトステージ>フィールド・オブ・ヘブン>レッドマーキーですから、いきなりの大抜擢。何事もなかったようにステージをおさめました。

ステージの割り振りの基準というのがよく分からないのですが、これはバンドにとっておもしろくないだろうなあと思ったのが、グリーンステージでやったTOPLODER。日本盤は8月に1枚目がリリースされるのですが、やはり知名度がないので、舞台前が閑散としていてかわいそうでした。フジロックのひと月前にでも日本盤が出て雑誌で紹介されていれば、どんな音だろうかと思って興味を持つ人がいるはずなのに。あるいはホワイトステージくらいの小さいところでやれば、こぢんまりとした雰囲気を楽しめるのに。もう少しステージ割を考えるべきだと思いました。
あんまりさびしいのも何なので、賑やかしに前にいきました(人混みがないから行けるということも)。私にとっては、まあ、ふつうのステージ印象。パンフの紹介ではボーカルのジョセフ・ウォッシュバーンはビッグマウスだと書かれていましたが、歌の合間あいまに律儀にサンキューという好青年でした。

日本初ステージがフジロックということで言えば、今回はEVE6とTHE KILLER BARBIESが直前に日本盤をリリースしていて、EVE6は非常にめだつジャケットイラスト(かなり日本のアニメに影響されたコミックイラスト)で、インターFMのブースではイラスト入りうちわを配っており、友人は「これを持って聴くんだ」と意気込んでいました。私は、「混んでいなかったら行くー」なんていうものぐさですが。こうしてみると、(1)フジロック前日本盤リリース&雑誌、ラジオ紹介 (2)フジロックステージ (3)数日後の低価格ライブ(クアトロクラスで3500円)の流れは効果的な宣伝なんですね。

ZEBRAHEADは観客へのかけあいが絶妙でした。最初「シーブラと言うんだよ」と言っていて、シーブラってなんだろうと思ったら次に「ヘッド」と言ったのでそうか「ZEBRA」のことかと合点。

ELASTICAはアルバムがなぜか入手できず、今回初めて聞きました。ギターの旋律が凝っていて、楽しゅうございました。
ちょっと曲と曲との合間が開いてしまって、勢いを削いでしまっているのが残念でしたが。
キーボードのミュウがとってもかわいいです(元モデルだそうです)。キーボードを弾いていないときは跳ねて踊っているのですが、おかっぱ髪とネクタイが一緒にゆれて、もう元気!!!そのもの。フジロックにこんなかわいい人が出ていていいのかって感じです。かっこいいジャスティーン姉様ともどもいち度で二度おいしいバンドです。

ELASTICAが終わって、すでに始まっているGOMEZを聞きにレッド・マーキー(テント)へ。定員が3000人なのですが、行ったときは満員でテント入り口にあるモニターに映る舞台映像を見ながら聞きました。GOMEZは最初から聞いておけばよかったと後悔したほど、素晴らしいライブでした。CDで聞いていたときは、悪くはないけど優等生的に手堅くまとめられているという印象があって、あんまりライブに期待していなかったんです。パワフルで、かつ安定した音で、低音と高音のボーカルが交錯し、非常に立体的な曲の広がりがありました。(他に言いようがないのかと自分の語彙の少なさをうらみます)メンバーがわきあいあいとして演奏しているのも、見ていて、とても幸せな気分になりました。
これはぜひアナログを入手しなくてはと思いました(私のオーディオはアナログ・プレイヤーの方がCDよりいいスピーカーなので)。
GOMEZとELASTICAはレディングでも私が行く日に出演するので、再び聞くことができるのが楽しみです。

GOMEZが終わり、グリーンステージに戻ると、どひゃあ、なんかすごいよ、という状態の人物が舞台に。腰まである金髪の男性が黒ぱんつ一丁(『QUEER AS FOLK』のスチュアートのとおなじの)で歌っているんですよ〜。A PERFECT CIRCLE featuring MAYNARDのメイナード・キーナンでした。金髪は鬘だったのですが、これはインパクトがありました。

で、次はホワイトステージのSTEREOLABへ。(あっちこっちへと移動が忙しい)
始まる前にメンバー自らがサウンドチェックをしていました。
ふつうCDの方がライブよりきっちりと複雑な音を収めているものですが、STEREOLABはその反対で、CDで聞いていた和やか系の音は見事なくらい裏切られ、ライブの方が複雑な音の層を持たせた実験的なものでした。歌詞はあっても単語ひとつ拾えない歌詞(私の場合)は言葉が音に解体し、メロディーも音の組み合わせにすぎなくなります。苗場は虫の声が不思議とないのですが、同じメロディーを繰り返すSTEREOLABの音楽は、夏から秋に聞こえる虫の音のようで、音が音楽に、音楽が音に変容するその境界を感じることができました。この感覚を持てたのは、周りを森に囲まれた夕暮れ時のホワイトステージだったからでしょう。夕焼け空がだんだんと暗闇になる時間の経過と音楽の
ステージ脇にスクリーンを見て思ったのですが、映像ではかなり観客の場が明るく撮れていましたが、実際は薄暗かったです。たぶん高感度のカメラを使っているのでしょう。WOWOWでご覧になる方は明るさを差し引いて見てください。

さて、トリのPRIMAL SCREAMですが、前日、前々日ともトリの時間に眠ってしまった私は、今度こそは眠るまいとイアン・ブラウンとプライマルの間の時間にピクニックシートで眠って備えたのですが、またしても途中で眠ってしまいました。
楽しみにしていたのにーーー!!!。
でも、これだけは断言しましょう。私が見たフジロック出演者のなかで誰がいちばんセクシーだったかといえば、ブライアン・モルコでもジャスティーン・フリシュマンでもなく、ボビー・ギレスビーがいちばんでした。マイクをわし掴みして歌っているところが、なんともいえずドキドキしまして、それなのに、きれいだ、きれいだ〜と感激しつつ、ゆらゆら踊っているうちにコテンと眠ってしまいました(ばか、ばか、ばか)。
すでに発売になっているINROCKにフジロックのスナップが掲載されていますが、ボビーが着ているのは黒ジーンズに赤シャツに黒地に金色の刺繍の入ったジャケット(ソフトデニムのジージャンという感じ)です。うーん、全身黒だと思っていましたが、赤シャツも着ていたんですね。

<番外編>
フジロックといえばゴミの分別ですが(それでもそこらへんに捨てる人がいる。むかむか)、今年は集まったペットボトルの再生作業の下準備をやるとTシャツがもらえるというのがありました。友人がやるというので、一緒に参加してみました。
作業は100本のペットボトルをキャップと商品名のラベルを剥がし、踏み潰してかさを小さくするというものです。煙草の吸殻が入っているものは再生できないので、廃棄です。ペットボトルにもつぶしやすいもの、ラベルを剥がしやすいものといろいろあるんですね。ラベルが剥がしにくくて苦労したのが某お茶。ラベルがボトルのカーブに食いこんでカッターを使ってようやく取れるんです。これは会社に改良をお願いしたいところです。

食事はエスニックが人気でした。やきそば、焼き鳥といった日本の定番は人気低し。やっぱり変わったものが食べたいですものね。私が食べたのは、肉まん、餃子、タイラーメン、シシカカブ、チキンカレー、フィッシュ&チップスのチップスが売切れて魚フライをパンにはさんだもの。

キャンプサイトはグレードアップして今年は火を使える場所とシャワーがありました。なんだか難民キャンプの様相を見せていましたが、ちゃんと食べ物はあるし、音楽があるのでみんな楽しそうでした。

それから相変わらず某ホテルのやる気のない接客態度は、どうしたものかと思います。これがここのホテルの標準なのかしらん。笑顔は元手のかからないサービスなのにね。夏場は閉めている棟をわざわざ開けてくれるのだから、あんまり文句は云いたくはないのですが(使わせてもらえないと困る)、営業している間はプロであってほしいです。お客がいるのにレジで爪をいじっているのはいかがなものか。少なくとも私はこの系列のホテルでは絶対に結婚式はやらないと思いました(あてはないけど・笑)。

越後湯沢駅と会場を結ぶシャトルバスもグレードアップ。前回は路線バスに詰めこまれて、立っている人もいましたが、今年は観光バス使用で全員着席、かつ次々とバスが到着。スムーズな移動措置がとられました。

8月6日(日)

SAVAGE GARDENのビデオクリップのDVD『The Video Collection/サヴェージ・ガーデン・ビデオグラフィー』を購入。歌詞の字幕がついているのでカラオケみたいで楽しい。

スカイ・パーフェクTV!をついに導入。やったー。

それではフジロック7月29日(土)の感想です。

29日は前日とはうって変わってのいいお天気となりました。
グリーンステージを見下ろす芝生に陣取りをしてごろごろしていると、11時に最初の出演者OZOMATLIが紹介されました。すると後方から景気のいい太鼓や笛やラッパ(サックスです)が鳴らされて、なになに、ファンが鳴らしているのかと思いきや、これが当バンドの演奏だったのです。彼らはラテンぽい演奏をしながら芝生の丘の上を下って、ライブエリアへ、そしてステージへと、演奏につられて踊る観客を引き連れて移動していきました。人って本能的に鳴り物に弱いというか、面白いようにOZOMATLIに吸い寄せられる観客を見ていると、なんだかハメルンの笛吹き男ってこんな感じかなと思いました。
フェスのいいところは普段は聴かない音楽に接することですが、OZOMATLIのように夏に似合う曲を演奏するバンドは、芝生の上に寝ころんで聴くのには最適です(元気があれば踊るけど・笑)。「ライブに行く」というと、いつもだとCDを聞き込んで、歌詞を暗記して、としゃかりきになることが多いのですが、フジロックですとこういう風に肩の力を抜いて音楽をシンプルに聴くことができるので好きなんです。

ラフィータフィー(忌野清志郎)は今年もすごい歌を作りました。韓国のロックフェスティバルに招待されて練習一生懸命やったのに中止になったから、代わりにここで演ります、というMCの後に演奏されたのが北朝鮮をモチーフにして世界平和を訴えるもの。前半は過激な歌詞なのですが、後半でしんみりとさせます。サックスを吹いている武田真治がスクリーンによく映しだされていましたのでWOWOWでの放送でも見られる可能性が高いでしょう。

グリーンステージから一番遠くて小さい「フィールド オブ ヘブン」というステージで奥田民雄を聴きました。彼目当てに観客が大勢押し掛けるのは想像ができたので、前日の雨でぬかるんだ道で立ち往生しないように、早めに移動をして聴いたのが一つ前のDEADWEIGHT
電子ヴァイオリン、電子チェロ、ドラムによるファンク、ロック、ヘビメタを混ぜたミクスチャーロック。ようするにヴァイオリンとチェロがギターとベースの役割で、みな踊る踊る。一緒に行った友人によれば、ニルヴァーナの曲もやったそうです。
ロックとワールドミュージック(というジャンル名も不思議なものだけど)あるいはクラシックの線引きはどこにあるんだろう、線引きをする必要はあるのだろうか、と思うのが、こういう音楽を聴いたとき。2年前にエジンバラにフェスの時期に行ったときに、通りの場所場所で様々な楽器の演奏が行われていて、バグパイプやアフリカの太鼓(何て名前だろう)がギターやヴァイオリンetc.とが違和感なくマッチしており、楽器は音を出す道具で、それを使う人間が音楽を作るのだと思いました。
日本では六三四(むさし)が邦楽器を使ってロックをやっているそうですが、フジロックに来ていたのに聴きそびれて残念に思いました(パンフを後から読んで気がついた)。

さて奥田民雄は、始まったとたんに膨れ上がった観客が跳ねまくり、DEADWEIGHTに引き続いて前の方にいた私は怖くなって早々に後ろに逃げたら、やはり演奏が一時中断、観客が少し舞台から下がってから再開になりました。
「フィールド オブ ヘブン」は森の中にぽっかり開いたスペースにステージがあるのでこぢんまりとしています。夜になって辺りが闇に覆われると、森の中のホールという感じになります。スペース入り口にあるミラーボールみたいな回転照明が蛍のようなちらちらとした光を落として、とても幻想的でした。
人が多かったのでステージ上がどんな様子かは分かりませんでしたが、「荒野を行く」を広い空間で聴けたというのがとてもよかったです。

ところで、29日のグリーステージのトリはTHE MICHELLE GUN ELEPHANT。そして前日のトリはBLANKEY JET CITY。ブランキーはこのフジロックのステージで解散だったのですね。もはやフジロックは紅白歌合戦みたいなものなのでしょうか。実は、この日本を代表するバンドを前にして、私は眠りこけていました……(^_^;; トリは9時半スタートなのですが、睡魔におそわれて、いつのまにかピクニックシートの上で寝ているんです。去年は日射病で頭痛も引き起こしていたので、それがなかった分、今回はましでしたが、トリで眠ってしまうというのはあまりにももったいなく、体力作りをしなくてはと思いました。


8月3日(木)

SAVAGE GARDENのビデオクリップのDVDが発売された。早く買いに行きたいよお。ディスコグラフィの更新は週末にでも。

少々力つきながらもフジロックの感想。とりあえず、28日(金)の分から。

今年はなぜかトンボの数が少なかったです。代わりにバッタを見ました。あとてんとう虫。苗場の虫は怖い系がいないので助かります。木が生い茂っているのに蚊がいないのも不思議(ありがたい、ありがたい)

28日(金)は見事に雨に降られました。ちゃんとトレッキング用レインスーツを持って行ったので、とりあえず雨よけは出来たのですが、芝生のないところがぬかるんでしまったので、根性なしの私は一日グリーンステージ(メインステージ)から移動せずに過ごしました。雨の中でも濡れないようにして寝転ぶ方法(ピクニックシートを折り曲げて餃子の具状態になって入る)を考えついたときは、人間はいろいろな状況に対応できるものだと感心しました。という状況で、ELLIOT SMITHは心地よいピアノと声を聞きながら眠ってしまったのでした。

ライブエリアまで行ったのはPLACEBO。予習で『You Don't Care About Us』が『モダン・ラブ(原題QUEER AS FOLK)』で使われた曲だと気づき、にわかマイブーム(1週間前から・笑)。ぎゅんぎゅんのギターサウンドとブライアン・モルコの弾ける声の絡まり具合が最高でした。特に立て続けに入る韻を少し足らずの声(でも明瞭に聞こえる)で発音するのが、歌を歌うというより楽器演奏のようになっていて、大変私好み。ラストはほぼ持ち歌状態の『20th Century Boy』。これはすごい盛り上がり様でした。ついでにベースのステファン・オルスタルのアメンボのように細い足も感動的。

聞いているうちにすごい、と思ったのがFOO FIGHTERS。私のライブの聴き方は、ライブがCDよりいい音だったら得をした、声が音を外していたりすると、しまったCDだけで聴いておくべきだったと思う傾向があります。FOO FIGHTERSはボーカルのデイブ・グロールが最初、しゃがれ声で音程が不安定で歌詞もCDほどはっきりと歌わなかったりで、こんなものかと寝転んで聴いていたのですが、このしゃがれ声で元々の歌詞をすっとばしてさびを繰り返すと、とにかく迫力で耳が、というより体が響いてくる音に惹きつけられるんです。結局は途中から立ちあがって、舞台を注視することに。声なんて野太くて私の好みでは全然ないのだけど、歌っているデイブ・グロールの存在には圧倒されました。
途中で彼は舞台の右端から降りてライブエリアのセキュリティが立っている通路をがーーーっと通り抜けていきました。観客と一緒に雨に濡れる彼を見ていると、すごく遠いところに彼はいるにもかかわらず、確かに彼はここにいるんだ、と思いました。


7月26日(水)

あさってからフジロック。3日間、いい天気でありますように(日射病にならない程度に)。疲れたので明日早起きして荷物を詰めることにしよう(と日延ばししている)。去年の持ち物リストをみたら、たぶん買い物忘れはないと思うし。


7月20日(木)海の日

昨日はXTCのシングル「I'm the man who mudered love」がHMVに入荷したというので、横浜に行くついでに旅行代金を入金。やはり8時30分まで営業している旅行会社というのは魅力的だ(6時に閉まる店が多い)。新たに作ってもらった請求書にまたミスタイプがあったのだが、手配には差し支えがないというので了承。ミスの仕方が私の仕事のミスと似ているので、あんまり人様のことを云えない。それにしても自分の文書のミスは見つけられないのに、他人の作った文書はどうして気がつくのか不思議だ。

7月16日(日)は<東京の夏>音楽祭2000の「ベンジャミン・ブリテンと映画」を見た。ドナルド・リチー氏のレクチャー付き。会場は草月ホール。大変おもしろい企画だったので感想文。

■上映作品
『石炭の顔』 "Coal Face"
英国帝国通商局製作/1935/モノクロ/16mm/12分/日本語字幕付
『夜行郵便』 "Night Mail"
英国中央郵便局製作/1936/モノクロ/16mm/24分/日本語字幕付
『管弦楽の楽器』 "Instruments of the Orchestra"
クラウン・フィルム製作/1947/モノクロ/35mm/20分/日本語字幕なし (スクリプト配布)

上記の作品は英国政府が政府広報のために制作したドキュメンタリー映画。ベンジャミン・ブリテンは音楽になりにくい英語を、映画『夜行郵便』において初めて魅力的な音楽に変えた音楽家だそうです。『夜行郵便』、これはわくわくして見ました。ロンドンからグラスゴーへ夜の間に郵便を運ぶ汽車のドキュメンタリーで、いわばUK版「はたらくおじさん」(昔教育TVであった番組)。

列車の中で郵便物の仕分けをするのは、かつての日本の郵便列車でもありましたが、すごいのは、仕分け済みの郵便袋を各駅に受け渡す場面と、各駅から列車に回収する場面。大きな駅では500袋、1000袋を入れ替えるので、もちろん汽車は停車して手で袋を積み替えカートで搬送するのですが(これが各地から来る列車が遅れると、あと何分待てるか、線路を開けられるか、と慌ただしい)、田舎町でのやりとりがすごい荒技をするのです。

まず、各駅から列車に郵便袋を回収する方法ですが、線路のそばの支柱に郵便物を下げておいて(郵便袋をつるすところは少し列車側にせり出している)、それを列車の脇に設置されている頑丈な網が一瞬にしてすくい取っていくのです。列車は速度を落とさず、フルスピードで走行していますから、もうあっという間の出来事です。観客は一体、今、何があったんだ?!とあっけに取られていました。また、列車から郵便袋を駅に受け渡すときも、列車からのびた支柱に郵便袋を下げて、線路脇に設置されている網が回収します。

書くだけだと、なんてことない作業のような気がしますが、列車はスピードを出していますから、ひとつ間違えれば回収し損なった郵便袋は破れて大切な郵便が散逸することでしょうから(そんな事故はなかったのだろうか?)、下手なアクション映画より手に汗を握ります。列車から郵便袋を下げた支柱を下ろすときも、「まだだ、2つ橋をくぐってから45数えるんだ」とベテラン職員が若い職員を注意して、服に当てた手が緊張したように拍子を取って数を数えるんです。45数えて、「今だ」と支柱を倒して、郵便袋がバタン、バタンと激しい衝撃音とともに線路脇の網に回収されると、おおおっと観客から声が上がりました。郵便の仕事でどよめき声が上がる、なんて考えられます? でも本当にびっくりするんです。日本の郵便列車でもこんなことをしたのでしょうか。いっしょに見に行った母と、昔はどうだったかしらねえ?と思い出そうとしたのですが、どうも思い出せませんでした(気になる)。

郵便屋さんというと自転車でちりりん、という牧歌的なイメージがありましたし、郵便は届けられてあたりまえのシステムと思っていたので、日常の中にこんな手に汗握る冒険の日々が隠れていたとは驚きでした。(と書いている一方で、この郵便システムを使ってばらばら死体移動トリックができそうだ、もしかしたらすでにそんな作品があるかもしれない、とつらつらミステリねたを考えていたのでした)

で、夜が明けて、冒険の時間が終わり、スコットランドに入ってからW・H・オーデンの夜行郵便の詩が朗読されるのですが、これがラップ調でとっても軽快。音楽はどこで流れるのだろうと思ったら、この朗読(というより歌)と一緒に流れました。英詩は韻が命といわれますが、それを今回ほどリアルに感じたことはありません。

たかだか24分のモノクロのドキュメンタリーなのですが、ちょっと語りたくなる魅力があります。英国ドキュメンタリーの金字塔と称されるのもわかります。昔の隙のない労働者の顔と動作が高潔で素晴らしいし(これは炭坑夫を映した『石炭の顔』にも云えます)、汽車の進む力強さと、規則正しく動く郵便仕分けと列車の運行。列車が遅れてもその時間を取り戻すだけの能力のある人間。郵便袋をつるし、回収する微妙なタイミングをみる職人的感覚。機械と人間の関係がどちらか一方に力点が置かれるのではなく、うまく調和しているところ。働く人間と機械の美しさが無駄のない映像から感じられます。歌われる詩のリズムがなんと軽やかなことか。


7月15日(土)

旅行会社にホテル予約日の訂正依頼を、ホテル手配を依頼した際のFAX送信文と共にFAX送信する。口頭で伝えてはまた混乱するでしょうから。

スウィンドンのホテルも部屋を確保したからカードナンバーを知らせてほしい、と返事が届いた。こちらも連絡したので、ひと仕事終わり。インターネットを始めて便利だと思うのは、やはり旅行の準備だろうか。私は英語ができないにもかかわらず、ツアーで取り扱っていない場所に行く傾向があるので、現地に行く前に準備ができるインターネットが本当にありがたいのだ。インターネットがない頃はFAXで英語を話さないで問合せができるというだけで、とても便利になった感じがしたものだが、それさえも隔世の感がある。

今回インターネットで手配したのはレディング・フェスのチケット、ミレニアム・ドームのチケット、スウィンドンのホテル。

最近買ったCD

フジロック用
FOO FIGHTERS 「There is nothing left to lose」
アンディ・パートリッジのお嬢さんが好きなバンド。雑誌の紹介記事を読むと、どうもデイヴ・グロールはとんでもなく「いい人」らしい。
PRIMAL SCREAM 「Exterminator」
今回買ったフジロック用CDの中ではいちばんのお気に入り。
The Best of MORRISSEY
結構好きな音なのに出演が取りやめになってしまった(涙)
EAGLE-EYE CHERRY 「Living in the present future」
GOMEZ 「Liquid Skin」
奥田民雄「Goldblend」


レディング用
BECK 「Midnite Vutures」
つくづくこのジャケットは変だなあと思う。音は試聴盤で聞いていたときよりずっと好印象。

サウンドトラック
Plunkett & Macleane
やっぱり舞踏会の場面の音楽が好き。
My Fair Lady
XTCは「My Fair Lady」のようなミュージカルの音楽を作ってみたいそうだ。
EUREKA STREET
BBC制作のベルファーストを舞台にしたドラマのサントラ。RADIOHEADのエド・オブライエンがギター参加。一部作曲も手がけているようだ。


7月12日(水)

旅行会社から請求書が届いた。明細を見てみると、予約をお願いしたロンドンのホテルの日にちが違っている(泣)。訂正の連絡をいれなくちゃあ……。

スウィンドンのホテルの予約をようやくメールで送った。町の規模から考えると5泊は多いような気がするのだが、日にちがあまればコッツウォルズまで足を伸ばせはいいし、映画を見るという手もあるので、あとから「もっといればよかった」と思わないために5泊にしてしまった。場所はアンディ・パートリッジが住んでいるというオールド・タウン(笑)

フジロック用予習CDを何枚か購入。


7月10日(月)

仕事から帰ってはすぐに寝てしまう日が続いていたけれど、どうにかひと息ついたような感じ。7月7日は思いがけないプレゼントが届いた。なんとジャケットのりんごにかわいい顔の落書きがされたXTCサイン入り「WASP STAR」である。昨年はイベントに行き損ない(ファンになったばかりだったので、私みたいのが行ってもいいのだろうかと思ったのだ)、今年はイベントが開催されなかったので、本当にうれしくてならない。Music WatchのXTC特集での懸賞。もちろん欲しいと思って応募をしたのだが、まさか本当に当たるとは。やっぱり応募しなければ始まらないのだなあ。

休み中にミレニアム・ドームの入場券の予約をする。ミレニアム・ドームの入場券はどういうわけか会場では販売をせず、ツーリスト・インフォメーションかインターネットで予約をするようになっている。インターネット予約の場合、ユーロ諸国へはチケットを郵送をしてもらえるが、それ以外の国は会場入り口にて予約番号と引き換えとなる。


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