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MESSAGE FROM DARREN

 

「INROCK」2000年4月号にsavagegarden.comのBBSに掲載されたDarrenのメッセージの抄訳がありました。このメッセージは多くのファンに伝えてほしいというDarrenの希望もあるので全訳を掲載します。ファンを大切に思うDarrenのメッセージをぜひ読んでくださいね。


 


これは僕からファンのみんなに向けてのメッセージ。

僕らに逢ってガッカリしたり、Danielや僕に逢いたいと思ってくれてるみんなへ、この場を借りて伝えたいんだ。
ファンのみんなにはとても感謝しているよ。金銭的にも(君たちは僕らの曲やコンサートチケットを買ってくれるし)、感情的にも(TVやラジオへのとてつもない数のリクエストをしてくれるし)、そして精神的にも(僕らの曲を理解してくれるし、僕らの曲で元気づけられたっていうのを聞くと)ね。
インタビューでいろんな人に逢ったり、コンサートでみんなに逢えたり、僕はこの人生を与えて下さった神様に、絶えず感謝してる。

でも、僕だってみんなと同じ、1個人であることをわかってほしいんだ。正直、もうエネルギーも尽きてきちゃって……。
もっと曲を売ったり、もっとたくさんの人に空港やラジオ局やコンサートで逢ったり……
ニコニコしてフレンドリーに接したり、世界中を廻って、僕が出逢う全ての人たちにそう接するのが難しくなってきてしまったんだ。誰だって、いい日もあれば悪い日もあるし、疲れている日もあれば、幸せ一杯の日もある。年間を通して僕は疲れっぱなしなんだ。特に、出逢う人みんなに親切であろうと思った頃から、特別であろうと思い始めた頃から。

前はFanzineにも書いたりしてたんだよ。みんなは知ってるのかな?
ファンレターの1通1通に返事を出したり、逢うファン1人1人にHUGとKISSをしてた。今はもうその時間もエネルギーも尽きてしまって……。立ち止まって「ハロー」と言うだけの時間さえないこともあって、イヤな気分になるよ。最悪…ヒドイよね。
でも、公の立場になってから、文字どおり有名になるのが現実になってからは、出逢う人全てにそう出来なくなってしまった。僕が素気ない態度を取って君たちが悲しむ前に、僕自身もツライんだよ。

以前はみんなが望む僕になれるように自分自身にも厳しかった。でも、ありのままの自分を受け入れる必要があったんだ。1日のうちでエネルギーを費やせる時間なんてそうあるもんじゃないからね。
僕が歌ったり、曲を書いたりするのがいい? アイドルでいることの方がもっと大切?
それとも僕らが曲を作って君たちを楽しませてあげることの方がいい?
ステージでは、CDでだって、僕の魂、ハート、エネルギーの全てをそそいで150%の僕を魅せてあげられる。これ以上ないってぐらい、全てをさらけ出して。

今は難しいけど、誠実であろうとしているよ。でも、ウソっぽい有名人にはなりたくないんだ。風邪で死にそうな時、疲れ果てている時、例えば悲しい時なんかにも、ニッコリ笑ってポーズをとって写真に収まるなんてイヤなんだ。ひどく最悪な状態だけは避けたいけどね。立ち止まって写真を撮ったり、サインしたり出来ない時でもいろんなこと考えてるんだ。1日に3ヶ国も廻ったりすることもある。眠れなくてストレスが溜まって、ラジオ局で君たちが待っていてくれるのに、満足に歌うことすら出来ない日だってあるんだよ。だからって、僕が冷たくしようとしたり、君たちをないがしろにしようと思ってるわけじゃない。「こんな状態で逢って、みんなをガッカリさせたくない」ってだけなんだよ。

実際、僕はみんながTV局やラジオ局や、僕らが滞在しているホテルのロビーに逢いに来てくれるのが好きだよ。みんながどれほど僕らを愛してくれて、応援してくれてるのかを知ることが出来るのって、こんなに嬉しいことはないからね。時間の許す限りはもちろん、挨拶したり、サインしたり、写真を撮ったりだってしてあげられる。でもね、わかってほしいんだ。それはいつだって可能なことじゃない。いつも君たちの期待に応えられるわけじゃない。そうしてあげたいけど期待されすぎるとちょっと……。君たちの望むとおりにしてあげられる保証はないんだ。

例えば、マイケル・ジャクソンのことを考えてみて。子供の頃に、彼が泊まっているホテルまで行ったことがあるんだ。そこに彼が「いる」ってだけで、そりゃもうワクワクしたもんだよ。でも別にサインとかをしてほしいわけじゃなかった。もしそんなことになったら大騒ぎだっただろうけど(笑)。でも、そんなことはどうでもよかったんだ。

もし君が僕に、僕らに逢いたがってるのなら、その道はもう出来ているよ。
いつか自然にその時はやってくるはず。
君がふさわしい場所に、ふさわしい時間にいて、僕らに逢って話をしたり握手出来たりしたら、それって素敵だよね。僕もそういうことは大好きだよ。それってとても自然なことだし、僕も心から楽しんで僕自身でいられる。
でも、24時間そうやって出来るわけじゃない。誰だってそうだよね。

みんなのことは大好きだよ。オフィシャルサイトの掲示板も大好き。
いつもは読めないけど、チェックしてる時は、ふざけた話題とか、みんながどんなこと考えているのかを見て楽しんでる。本来は楽しむためのものだから。
曲についてとか、誰かへのメッセージだとか。音楽は君たちの人生を変えてくれるもの。
何か影響を与えてくれる。抱えている問題を忘れさせてくれる。
そして、君は孤独じゃないんだって教えてくれるものなんだ。それを理解してほしい。
僕は絶えずこの人生に感謝してる。僕の家賃を払ってくれてるのは君たちなんだし……。でも僕だって音楽で君たちにお返しをしてると思うんだ。僕にとっては、お金以上のものだよ。
それは神聖で感情に訴えかけるもの。
僕と一緒にその場所へ行こうよ。だってその方が、ちょっとだけ逢うよりも遥かに親密だから。
君たちを愛してる。それを信じてほしい。

Darren Hayes


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