3 июня 2002
"MOONLIGHT & VALENTINO" という作品を観ました。
Elizabeth Perkins 主演。
Gwineth Paltrow(スペル合ってますか?)、Kathleen Turner、
Whoopi Goldberg 共演。
冒頭の音楽から私の好みで内容的にも
私の涙腺を刺激する事を意図して作ったのではないかと思う程
涙無しには観られませんでした。
中盤、某有名ロックスターが出たところで
個人的にはテンションが一気に下がってしまいましたが、
後半で盛り返します。
演技派揃いですからそれぞれの性格を良く演じていて、
安心して涙しながら観られました。
エンディングで LONE JUSTICE(Vo.Maria Mackee) の
"Shelter" が使われているのも素晴らしいです。
だって、この曲を知っている人が今どれだけいますか?
90%位満足。久々に気分が良かった。

02/2/19
大分下のほうで触れた旧ソ連製作の"罪と罰"を監督した
レフ・クリジャーノフ氏が16日にモスクワで亡くなられた様です。
享年77歳。合掌。

02/2/15
"HANNIBAL"の原作を読み終えやっとビデオを観る事が出来ました。
「羊たちの沈黙」では一人の訓練生が
事件を通して成長していく過程が丁寧に描かれ
Jody Foster の感情を押さえた緻密で丁寧な演技とも相俟って
非常に惹き付けられました。
実は「羊〜」の原作は読んでいないのですが、
映画の方は私にとって重要な位置を占めています。
あれから約十年、私のなかでこの作品に対する
評価は増幅しつづけ、その続編と言う事で
「ハンニバル」は読まないわけにはいかなかった、
それほど待ち望んだ作品だったわけですが、、、
レクター博士自身の名前が題名になっているだけに
全編に彼の趣味嗜好が散りばめられていますが、
私の好きなサスペンス的要素は希薄です。
ラストも気に入りませんでした。
Jody 画映画に出演しなかった理由がわかるような気がします。
もちろん実際に何故出演しなかったのかは知りませんが、、、
さて映画の方ですが、登場人物を何人か省き
短い時間に濃い内容を積め込もうと無理していますので
サスペンスとしてもアクションとしても
あまり印象に残らないのが残念です。
ラスト近くで原作と違ってきたので
ひょっとして面白くなるかと思いましたが
あっさりと終わったので肩透かしを食らった気分です。
博士が凶悪犯罪者であることに変わりは無いのですから
最終的にはクラリスと対決そして逮捕されなければと思うのですが、、、
追記
「レッドドラゴン」が今年再映画化されるそうですが
原作の良さが何処まで表現されるか疑問です。
トマスハリスの作品はどれも犯人が犯行に至るまでの
過去からの経緯が詳細に描かれていると思います。
私は特に「レッドドラゴン」の犯人には感情移入した覚えがありますので、
「刑事グラハム 凍りついた欲望」のような
只のアクション映画になって欲しくは無い様に思います。
これはこれで良いとは思いますが、、、
これを読んでいる人がいるのかどうか知りませんが
毎度毎度稚拙な文章ですみません。

02/1/2
"Coyote Ugly" "Class of 1999" "The Chamber"を観ました。

02/1/1
"The Cell"
映画は作り手によって全てが関連付けられ完結しています。
現実世界の凶悪犯罪一つ一つも容疑者の経歴を入念に調べ
精神面から解明していけば事件は解決するでしょうか。

"13Days"
"カノン(仏)"
醜い中年オヤジが下品な言葉を吐きつづける。
こんなフランス映画が有って良いのでしょうか。
良いのです。何故なら彼が言っている事は正しいのですから。
しかし最後は娘を撃ち殺して自分も死んで終わりにした方が
良かったように思います。どうせ映画なんだし。
さもなくば娘がこの世で一番大事だと気付いて
そこで終わりにすればもっと美しくまとまったのに、
このオヤジときたら、、、
いやしかし男ってこう言う生き物だという良い例かもしれません。
現実ってそんなものです。

"Girl,Interrupted(17歳の地図)"
私の中には Lisa と Suzanna の二人が同居しているようです。
一日四本は疲れましたが久々に当たりが多かったです。

3/23
"Buffalo'66"を観ました。
10年位前の私ならば好きになった作品かもしれませんが、
今ではあまり主人公に感情移入も出来ませんでした。
むしろ「父親の目を通した出来の悪い息子との関係」といった作品を見たいです。
Christina Ricci 扮する Layla がボーリング場で KING CRIMSON の
"MOON CHILD" をバックにタップダンスを踊る場面は
何故か見入って、というか聞き入ってしまいました。
曲とタップの音が合っているのかずれているのか非常に微妙なところで
気になって仕方が無かったもので、、、
他にも YES の曲が使われていたりするのですが、
Vincent Gallo という人はプログレ好きなのでしょうか?
珍しく Rosanna Arquette が嫌な女の役で出演しています。
暴力性重視でもなく、内面を深く描くでもなく、
結局この気弱で神経質だけれど大声を張り上げて強がってみせる
最低人間(少し違いますが Sydney を思い出しました)も
幸運に恵まれる事があるのだなという程度。
大体私がここでお薦めしなくても「世界の都市でロングラン大ヒット」
という位ですから若い人は皆さんご覧になることでしょう。

10/24
"The Mighty"「マイフレンドメモリー」という映画をビデオで観ました。
若い二人の KNIGHT (騎士)の物語です。
一つ一つの台詞が私はたまらなく好きです。
"You need a brain, I need legs."
"Don't take it as a friendship, take it as a partnership."等々
Gena Rowlands も出演していますが
すっかりお年を召してしまったようです。

Stanley Kubrick が愛すべき奇妙な作品を多く遺したのは
今更私が言うまでもありませんが、そのうちの数本に出演した
Peter Sellers もまた愛すべき個性派俳優でした。
"Dr.Strangelove"「博士の異常な愛情」では三役をこなす怪演振り。
DARTH VADER の声でお馴染みの James Earl Jones もお間抜けキャラで
出演している必見の一本。
しかし最後の台詞の意味するところがはっきりしません。
この作品の他に Peter はナボコフ原作の有名な作品にも
執拗に迫る刑事役で出演しています。

学生時代長距離通学だったので
読書をする時間を得る事が出来ました。
誰もが読んでいなければならない作品を表面的にではありますが、
読むことが出来たのは私にとっては好都合でした。


長距離走者の孤独
この作品に関しては殆ど印象に残っていません。
というのも、その前に読んでいたのが Stephen King の "死のロングウォーク"だったからだと思われます。
映画化されているので後に見たのですが、やはり印象に残りませんでした。

ドストエフスキー

最初に読んだのは、”罪と罰 ”でした。
内容に関してまるで知らずに読み始めたのですが、
あっという間に主人公ラスコーリニコフは二人も殺してしまいます。
彼には独自の理論があり、そこにいくつかの要素が絡み
遂に計画を実行してしまうのです。
しかし周到に準備をしていたにも関わらず、
肉体的疲労と病気、精神的苦悩と恐怖の為に倒れてしまいます。
その後は延々と彼の心の葛藤が描かれます。

当時私は映画を観ることにも興味があり、三鷹オスカーと言う映画館で
ドストエフスキー原作の映画を三本立てで上映すると知り、
ある休日に出かけていきました。
”罪と罰 ”は1970年旧ソ連製作の白黒映画でした。
この作品で主人公ラスコーリニコフを演じていた俳優が非常に印象的でした。
原作のエピローグの部分は省略されているのですが、
ラストの映像が今でも私に強い印象を残しています。

この日のもう一本は、”カラマーゾフの兄弟 ”でした。
こちらは原作を読む前に映画を観た事になります。
朝早かったために眠かった事、内容を知らない上に長い作品である事、
座席が固く、体中が痛くなった事などの悪条件により
余り印象に残りませんでした。
しかし運の良い事に私の友人の友人がBSで放送された時に
ビデオに録ってくれたので今でも観る事が出来ます。
簡単に言ってしまえば欲望の固まりのような父、
性格的にそっくりな長男(実際には一番純粋な人なのかもしれません)
哲学的であまり感情を表に現わさない次男
神学生で誰の事も傷つけたくない三男
そして私生児で下僕のスメルジャコフ、それぞれの言い分が複雑に絡み合い、
人が殺され、人間関係に悩み、自己との葛藤に苦悩するわけです。
三男アリョーシャを演じた俳優の容姿が少しイメージと違いましたが
演技力で若さと弱々しさ良く表現していました。
この原作はアメリカでも Yul Brynner 主演で映画化されていますが、
残念ながら今だに観た事はありません。

4 июня 2002
追記
インターネットというのは凄いもので、
アメリカ版「カラマーゾフの兄弟」"THE BROTHERS KARAMAZOV" の
予告編の映像を見つけました。
今だとVHSが20$未満ですがどうも評価が良くないようです。
父親役のLee J.Cobbは素晴らしいのですが
アリョーシャ役のCapt.KurkことWilliam Shatnerの演技が
今一つと批評している方がいらっしゃいました。
ま、人の評価がどうであれ観たい事に変わりは無いのですが、、、

因みにもう一本は”悪霊 (1988年フランス製作)”でした。
”赤ちゃんに乾杯 ”の Phillipine Leroy-Beaulieu
(フィリピーヌルロワボーリュー)が出演していました。

Ingrid Bergman
Sweden 出身で映画史上、最も美しい女優の一人。

Nastassja Kinski
Germany 出身。にしては細身。それは偏見でしょうか。
私の好きな女優の一人。しかしこれと言った代表作が無いのが残念。
強いて挙げれば "MARIA'S LOVER"(マリアの恋人)。
ここでは John Savage が共演していて、
"DEER HUNTER" 以来相変わらずのヒキツケ演技を披露しています。凄い。
もう一本。"TESS" (テス)。
「神はあなたよりも美しいものを創造し得なかった。」
納得。
しかし監督のロマン・ポランスキーは彼の妻で女優の Sharon Tate を
この映画の主役に起用する予定だったそうです。
が、その後起こった事に関しては周知の事実。合掌。

話が少し逸れますが、その昔私がアルバイトをしていた中古レコード店に、
彼のCDが有りました。一度だけ聴きましたが、アコーステイックギターに
呪術的な歌がのった奇妙な音楽でした。
誰が売りに来たのか見てみたかった。
そしてこれを売り物にして良いのか迷ったものでした。
私がその店を辞めるまでに売れる事は有りませんでした。
その後どうなったかも分りません。

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