(540)NIRVANA 〜 NIRVANA
今回は最近リリースされたニルヴァーナのベスト・アルバムです。カート・コバーンが自らの命を絶ったのが1994年ですから、8年以上の月日が経ちました。“ネヴァー・マインド”が超弩級のヒットとなったとは言え、オリジナル・アルバムの枚数は少ないし、時の流れも考えると16日付のチャートでの3位初登場はこれで良しとすべきでしょうか。出るぞ、出るぞの噂はかなり昔からあったものの、残ったメンバーと悪名高き未亡人、コートニーの間でかなりもめたようで、結局は新曲1曲収録という、あまりインパクトの無い平凡なベスト盤ということになってしまいました。
収録曲はファーストやMTVのアンプラグドからも幅広く収録。ただ15曲という曲数(55分)は、CDのキャパから考えると、もうちょっと頑張ってほしかったという気がします。注目の新曲が録音されたのは、カート・コバーンの死の3ヶ月ほど前のこと。これは今まで眠らせておくには惜しいナンバー。どうしてもう少し早くリリースされなかったのか不思議。グランジ・ブームなんて言葉は好きではないけれど、現在活躍する彼らのフォロワーの数も考えると、一度は聴かねばならないバンドではあります。ただ、個人的には同じ1枚聴くのならこのベスト盤よりは“ネヴァー・マインド”を聴くほうははるかによいとは思いますが。
評価★★★ 2002/11/11