TM NETWORK から TMN へとリニューアルした3人は、

1990年10月28日、“レコードジャック” と題して

 リリースしたばかりのアルバム 『RHYTHM RED』 のレコード店プロモーションを決行。

同25日夜の木根さんのオールナイトニッポン内で告知された

・ 都内大型レコード店4店舗

 その4店はすべて歩行者天国のある街にある

というヒントから推測されるレコード店前には、

サイン入りアルバムを手に入れようというFANKS達が集まった。

予定されていた4店中2店舗は、FANKSが集まり過ぎて

警察沙汰にまでなったことから、3人の訪問はやむなく中止された模様。。。





 1店目 秋葉原 石丸電気3号店 

 ここを予想して来ていたFANKSは10人くらい。

 店長さんとお茶を飲み、世間話なんかをしながらCD100枚にサインをした。

 店長さんの娘さんがFANKSだとかで、店長さん、「アルバム、買わされたんですよ」 とのこと。 

 その関係からか、店長さんがお土産にレーザーカラオケのソフトをくれたが、

 LDのハードを持っているのはてっちゃんだけだったので、それはてっちゃんのモノになった。(笑)
 
 「じゃぁ、次に行こうか!」となった矢先、次の目的地の銀座・山野楽器から連絡が入る。

 “山野楽器はパニック状態!”

 お店の前にタクシーが止まると、そのタクシーをバカンバカン叩いている群集 (FANKS) がいて、

 苦情のTELで警察沙汰になっているとのこと。

 集まってくれたFANKSのことを思い、3人は 「強攻で行っちゃおうか!」と言うが、

 EPICのスタッフさんが 「クビが飛んじゃうっ!」と真っ青になったので、行くのを諦めたとか。(!?)

 そんなわけで、3店目の新宿・新星堂に入るまで、時間があいてしまった。

 そこへてっちゃんが 「山野がダメなら、NSビルの新星堂に行こうか」と言い出し、

 急遽、アポなしで新宿・NSビルの新星堂に行くことになる。





 2店目 新宿 NSビル内新星堂  

突然のことに驚きながらも、そこの店長さんは3人を受け入れてくれ、

ダンボールにごそっと 『RHYTHM RED』 のCDを出してきてくれた。

 これを見た木根さん、 「こんなにあって売れるのかなぁ?」とちょっと心配になったらしい。(笑)

こんなヌキウチ的な “レコードジャック” にもかかわらず、FANKSさんがひとりいた!

たまたま 『RHYTHM RED』 を買いに来ていたようで、

「こんなところで何してるんだろう?」 って顔をしていた。。。

 ・・・CDへのサインは各店100枚くらい。 

店員さんがビニールをむいてくれる中、3人で流れ作業のように行なう。 

初版アルバムなので、あの箱のウラの真っ白な部分はサインするには最適だった模様。

・・・この店でちょっと嫌だったのは、“当店のオススメレコードBest10” の

第1位がB’z、 第2位がTMNだったこと。

お店を出る際、その順番を入れ替えてきたとかこないとか。(笑)





 3店目 新宿 (靖国通り?)新星堂 

ここを予想して集まったFANKSは30人くらい。

それをかいくぐるようにして狭い店内に入り、CDの棚を隔てたところでCDにサインをしていると、

お店に来ていたおじさんの怒る声が聞こえてきた。

 「(店内のFANKS多さで、自分の欲しいものが)見れね〜じゃんかよぉ! (FANKSを)早く出せよ!」

というようなそのコンプレに、店員さんがFANKSの会場整備?にまわったらしい。

それを見て、自分達がした “レコードジャック” のコトの大きさを感じながら、

「やっぱり山野楽器には行かなくてよかった」 と思う一方、

「オレ達のかわいいファンに何するんだ! 大切なファンにそういう言い方はないだろう!?」と、

3人で小さな声で言っていたとか。。。(笑)

・・・そんな事もありつつ、最後の店舗、新宿・帝都無線に行こうとするが、

こちらも山野楽器同様、警察沙汰になっているということで、3人の訪問はまたもや中止、

結局 “レコードジャック” は3店舗で終わった。。。

・・・ちなみに、オールナイトニッポン内で “都内” と告知したにもかかわらず、

広島のとあるレコード店にもFANKSが集まっていたというハナシもある。(笑)