君の声

この雨音が通り過ぎたら
僕の所まで駆けておいで

雨上がりの街にドアをあける気持ち
二人乗りの坂を降りる風の匂い

僕が僕らしくいられるように
もう少しだけ君を知りたい

お互いについた小さな嘘は捨てて行こう
捕われる事のない恋や愛で出かけよう

真直ぐに真直ぐに捉えて離さない この腕で
  真直ぐに真直ぐに背を伸ばした心と 君の声
 
何もかも上手く行かなくても
聞こえる声に生かされて行く

その手に触れ、泣いて決して離さないで
湧き上がるこの思いを
  伝えあうよ そばにいよう

真直ぐに真直ぐに捉えて離さない この腕で
真直ぐに真直ぐに背を伸ばした心と 君の声

優しい声で君が歌うよ 大きな声で
  愚かな歌も僕は歌うよ 誇りを込めて

真直ぐに真直ぐに捉えて離れない
  君の声

written by sato wataru (c)traveler's sun records 2003.
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蝶の道

虹の中を 光の中を 迷いながらも 君は飛んだ

僕の事が 見えなくても 七色の 羽を振った

漂った想いに君は気付いて
ありふれた言葉に振り向きもしない

ああ、いつもならば知らぬ顔で通り過ぎた
それが今は立ち止まって眺めている
いつも君が見えるこの場所で

雨が降れば 蝶の道も 君の匂いも 消えたはずさ

風に吹かれて物語を知る
飛び去ったあとに散る花びらを拾う

ああ、いつもならば知らぬ顔で通り過ぎた
それが今は待ち続けて祈っている
君が振り向くように

夜の夢の果てから君が僕を呼ぶんだ
黄金の粉を撒き目の前で消えるんだ

いつも いつも


ああ、いつもならば知らぬ顔で通り過ぎた
それが今は立ち止まって眺めている
  いつも君が見えるこの場所で

ああ、いつもならば知らぬ顔で通り過ぎた
それが今は待ち続けて祈っている
君が振り向くように

written by sato wataru (c)traveler's sun records 2003.
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海の見える丘

海のある丘に育ち 海のない街に暮らす
くだらない決まりごとを崩せると思ってた

「僕はうまくやっているよ」
  あの手紙嘘じゃないけど
君が伝えたかった事も
わからずにいるんだ

そして今、生まれた場所で
  ただひとり海を見てる
  動かない羽根を広げ 落ちて落ちて行くよ

空の意志を気づけぬまま
  このまま終われない
風きりさえ失くせぬまま
  飛べないはずはない

自分を探し続ける旅の途上で
目の前を塞ぐ壁を超えたいだけ
光が探す方へ

空の意志を気づけぬまま
  このまま終われない
海を見てる 風を聴いてる
  自分が小さくなる

大きすぎた海は言った
  「君の敵は君だけだ」
風きりさえ失くせぬまま
  飛べないはずはない


written by sato wataru,wakatsuki atsuko,shigemitsu koji (c)traveler's sun records 2003.
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a bird of passage

失うもの全て無くした夜に 籠の中で羽ばたく夢を見た
やがて朝は光とともに昇り 突き抜けるような冬の青空だ

もう何も信じない もう君を離さない
手紙を捨てた僕にはもう 帰る場所など無い

誰にも媚びずにその力で
  飛び立つ鳥のように
そう、鮮やかに風を切ろう

変わらぬ日々に焦りだけ募っても
  飛び立つ空がここから見えてりゃいい

もう何も信じない もう君を離さない
手紙を捨てた僕にはもう 帰る場所など無い

誰にも媚びずにこの力で
  あの旅鳥のように
もっと自由に飛べばいい

君に会いに行こう
  遠く離れた心求めながら飛べばいい
この旅の途上で力尽きたら
  そのまま朽ち果てて
  海に落ちればいい

誰にも媚びずにその力で
  飛び立つ鳥のように
そう、鮮やかに風を切ろう

誰にも媚びずにこの力で
あの旅鳥のように
もっと自由に飛べばいい


written by sato wataru (c)traveler's sun records 2003.
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夜明けに起きる

夢を見た あなたの夢
ゆっくりと どこまでも沈んでいく
夢を見た 揺れる手のひら
ゆっくりと いつまでも目を閉じてる

天使の羽も 愛の言葉も 朽ちかけた船も
何もかも沈んでいた

目を覚まし いつもの部屋
つかの間の まどろみに座りつくす

雲の写真も よりそう犬も
  隠れた音さえも

何もかも変わらぬまま

天使の羽も 愛の言葉も 朽ちかけた船も
何もかも沈んでいた

雲の写真も よりそう犬も
  隠れた音さえも

何もかも変わらぬまま

何もかもあの日のまま


written by sato wataru (c)traveler's sun records 2003.
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モノラル

地図を見ていた 僕の住む街は
小さすぎて、指で指したら隠れた

ここで僕は暮らし 君と笑い抱き合い
胸の傷も忘れた振りして生きてる

何も聴こえないようにとあの曲を
無理矢理流したけど
いつの間にか ヘッドフォンの片方が壊れていた

ありのままに歩き それが回り道でも
僕は喜んで歌いながら歩こう

泣いたのは うれしいから
いつの日も そばにいるよ

壊れたヘッドフォンを外した音はほら、こんなにも美しい
余計なもの外したらぼくら、どこへでも行こう

泣いたのは うれしいから
いつの日も そばにいるよ
風に飛んだ 地図は追うな
泣いたのは うれしいから

catching a teardrop in my hands


written by sato wataru (c)traveler's sun records 2003.
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花々
  
  道は続いて 明日の空へ
どうしても解けない謎を残して
まっすぐのびる この道の果て
誰も待ってやしないそれでも進む、僕達。

ひと休みして 通りを見れば
みんな急いで砂埃をあげる。
霞んだ空は ぼくだけのもの
いつのまにか君がそばにいて 笑ってる

知らない景色だけ
追い求めて急ぐより
ここに咲く花々を
眺めてからでも 間に合うだろう?

やがて陽は落ち 星空の風
僕らは寝ころんで耳を澄ませる
忘れていたよ 大地のことを
今もこうして周る大きな船を

知らない景色だけ
追い求めて急ぐより
ここに花々を
咲かせてからでも 間に合うだろう?

道は続いて 明日の空へ
どうしても解けない謎を残して
  僕らが咲かせた花を残して そして
いつまででも君はそばにいて
        

好きな人に会い 好きな歌をうたう


written by sato wataru (c)traveler's sun records 2003.
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*歌詞の無断転載は禁止します。