|
C助「今がひの頭の中で音がしたような?・・・」 09/08 03:13 がひ「っていうか、あなたは誰?」 09/08 04:04 C助「ボク赤いキツネうどんです」 09/08 04:36 ナレーション「また 変なものを見てしまったようだ。」 09/09 01:16 がひ「頭の中に妖精さんが居て・・・って!それはFF8のラグナ(笑)」 09/10 02:19 B美「あっ!先生が来たわよ。光子先生が。」 09/11 02:11 ナレーション「家に居た筈なのに、いつの間にか僕は学校に来ていた。」 09/11 02:56 光子「はい、皆さん 静かにー。唐突ですが、明日から夏休みですねー。」 09/11 02:57 ナレーション「本当に唐突だった。」 09/11 03:01 がひ「(今朝見た夢に 森光子が出てきたのは、多分 光子先生の名前のイメージからだろう)」 09/11 03:04 ナレーション「「東山」という名の知り合いは 僕にはいない。ヒガシはおそらく、森光子からの連想で夢に現れたのだろう。加納姉妹は………願望からだろうか?」 09/11 03:09 D子「がひって、良くボ〜っとしながらニヤニヤしてるけど、フフッ妄想かしら?暴走かしら?」 09/11 03:14 ナレーション「クラスメイトのD子だ。彼女はアダモちゃんに似ている。」 09/11 03:16 がひ「両方かな。」 09/11 03:19 ナレーション「夢の内容は まだ鮮明に覚えていた。」 09/11 03:21 がひ「今朝、変な夢見ちゃってさー。いや、とりとめのない、ほんと わけわからん夢たったんだけど。」 09/11 03:25 ナレーション「確かに 一見、意味不明な夢でしかなかった。しかし あの夢が、後に起こる忌まわしき事件と重要な関係があろうとは、今の僕には知る由もなかった…!」 09/11 03:31 光子「がひ君、さっきから ぶつぶつうるさいですよー!」 09/11 03:34 ナレーション「第2章 六門島」 09/11 03:35 効果音「チュンチュン」 09/11 03:36 ナレーション「8月1日」 09/11 04:44 がひ「暑いな〜。」 09/11 04:50 ナレーション「現在 午前11時27分。背中に荷物をギッチリ詰め込んだリュックを背負いながら、僕はバスが来るのを待っていた。」 09/11 05:04 がひ「遅い………」 09/12 00:21 ナレーション「その時、後ろから僕を呼び止める声がした。」 09/12 00:42 C助「よお〜!がひ!そんなに荷物持って何処に行くんだ?がひの事をB美が探してたぞ。」 09/13 00:03 B美「あっ!がひくん、校長先生が、話がるから校長室に来なさいって」 09/13 03:53 D子「私の出番は?(汗)」 09/14 02:19 効果音「うぅ〜サンバ♪deアミーゴ♪♪ちゃらぁらぁらぁ〜〜♪♪」 09/15 02:08 ナレーション「いきなりサンバのリズムでD子が登場、校長先生の用事、8月1日・・・続く」 09/16 01:12 がひ「…ぶつぶつ。」 09/16 01:16 D子「D子は相変わらず なんというか、個性的である。普段から奇行の目立つ彼女だが、やはり今回も何故いきなりサンバのリズムなのか、僕には理解できなかった。」 09/16 01:19 がひ「あのハゲ校長が 何の用だ…?…ぶつぶつ。」 09/16 01:20 ナレーション「僕は D子を無視して校長室へ向かった。」 09/16 01:22 がひ「今 帰ろうと思ったトコだったのに…。」 09/16 01:27 校長先生「がひ君、六門島という樹海の先の磁場が乱れた場所にある島は知ってますか?」 09/16 01:30 がひ「…さあ?…聞いた事ありませんね。」 09/16 01:33 ナレーション「荷物が重い。しかし僕は校長と長話するつもりは なかったので、荷物はおろさず そのままつっ立っていた。」 09/16 01:36 がひ「…あの、先生。その島がなにか? 僕、これから飛行機に乗らなきゃならなくて…。急いでるんですが…。」 09/16 01:37 校長先生「おや? どこかへ行くのかね?」 09/16 01:40 B美「お待たせ〜♪がひ君♪さっそく行きましょうか?」 09/16 01:44 がひ「え?B美と何か約束してたっけ?」 09/16 01:48 ナレーション「B美は少々 妄想癖があり、時々相手の記憶にない「約束」を持ち出してくる。」 09/16 01:50 校長先生「こら、君。校長室に入る時は ノックをしてから 失礼しますと言って…」 09/16 01:51 がひ「あっ、遅れちゃう! 先生、僕はこれで失礼します。」 09/16 01:53 ナレーション「僕は勢いよく校長室を抜け出した。後ろの方から校長の呼び止める声が聞こえたが 聞こえないふりをして階段を駆け降りた。」 09/16 01:56 がひ「む!」 09/16 02:00 ナレーション「校長が僕に何の用があったのか 少し気にはなったが、時間が無いのは事実だし、なにより僕はあの校長のことが あまり好きではなかったので とりあえずこれでよし、と思うことにした。 」 09/16 02:00 がひ「間に合うかなぁ…。」 09/16 02:05 ナレーション「ロンドンに住む伯母夫婦の家に遊びに行く予定であった。今日の登校日と飛行機の日時がギリギリに近づいてしまったのは僕のミスである。」 09/16 02:14 光子「がひ君、私も相乗り良いかしら?」 09/16 02:30 がひ「えっ?! 光子先生、どちらまで行かれるんですか?」 09/16 03:20 光子「六門島という島よ。がひ君知ってる?」 09/16 03:21 がひ「えっ!?」 09/16 03:22 ナレーション「 2」 09/16 03:23 効果音「↑ミス」 09/16 03:26 ナレーション「 2 」 09/16 03:37 光子「六門島っていうのはね、隠岐諸島の少し北にある小さな島なんだけど、私の実家があるところなの。」 09/16 03:42 ナレーション「空港に向かう道すがら、光子先生に六門島について話を聞いた。」 09/16 03:44 がひ「隠岐諸島って…どこですか?」 09/16 03:45 光子「島根県よ。」 09/16 03:51 ナレーション「つい先程校長から聞いたばかりのその島の名前が、校長とは同じ職場であるというくらいしか共通点のなさそうな光子先生の口から出てきたことで、僕の六門島に対する興味は一気に涌いた。」 09/16 06:11 がひ「六門島か…。聞いたことないなぁ。どんな所なんです?その島。」 09/16 06:14 光子「どんな所…、そうねぇ…。なんにもない島よ。つまらない所。ただ…」 09/16 06:18 ナレーション「そう言った時、先生の表情が一瞬曇ったのを 僕は見逃さなかった。」 09/16 06:20 がひ「ただ?」 09/17 00:35 光子「島根県で採れる虹色の貝は、がひ君知ってるかな?」 09/17 00:36 がひ「平たい貝ですね?それが何か?」 09/17 00:39 光子「壱岐諸島の島の中で唯一、虹色貝の中でも真珠色に光る貝が採れるのが六門島なの」 09/17 04:17 校長先生「わしの生まれ故郷でもあるんだ。その島には昔から数々の伝説があってな…」 09/18 01:43 光子「校長先生!その話は・・・他言無用で村の暗黙の伝承じゃないですか!」 09/19 01:29 ナレーション「その時の校長の目は光子に懇願するような目で、静かに頷いたのであった。」 09/21 01:44 校長先生「光子先生、いま悠長な事を言ってられないんじゃ・・・」 09/21 06:14 ナレーション「なんという事だ! さっき学校で別れた筈の校長がいつの間にか このタクシーに乗り込んでいる!しかも さも当然のように自然に僕と光子先生の会話に参加している!!」 09/21 06:17 光子「どうしたの? がひ君。そんなに驚いたような顔をして。」 09/21 06:18 がひ「あ、いえ…。」 09/21 06:21 ナレーション「僕のクラスメイトには奇人が多い。しかし この僕自身も、どうやらその一人であるということを、今やっと自覚した。」 09/21 06:22 がひ「………。」 09/21 06:27 ナレーション「そうなのだ。よく考えてみれば 確かに僕はちょっと変かもしれない。よく僕にしか見えない妖精が現れ、あろうことか、そいつと会話までしてしまう。」 09/21 06:28 がひ「………。」 09/21 06:33 ナレーション 「記憶の倒錯だって、今の校長に限った事ではない。一学期の終業式の日、僕は家に居た筈なのに ふと気がつくと、学校の自分の席にいた。家から学校までの間の記憶がまったく無かったのだ。こういう例は それ以前にも何度もあった。」 09/21 06:36 光子「そういえば ごひ君はどこへ行くの? まだ聞いてなかったわね。」 がひ「ロンドンに伯母夫婦が住んでいるんです。そこへ遊びに行くんです。」 ナレーション「そうこうしている内に、窓の外に空港が見えてきた。」 がひ「雲行きがあやしくなってきたなぁ・・・」 ナレーション「空港に着くゲートの手前ぐらいから、突然の雷雨。このままイギリス行きの飛行機に、がひは乗る事が出来るのであろうか・・・」 効果音「ザーーーッ」 ナレーション「 3 」 効果音「ザーーー」 ナレーション「空港のロビーで しばし待つ。どうやら間に合ったらしい。」 がひ「でも・・・先生達の僕に訴えかけるような視線が痛い・・・」 09/28 02:06 ナレーション「どうやら、雷雨の影響で全線発着が遅れているようだ・・・」 09/29 14:30 効果音「ごごごごごおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」 09/29 14:31 ナレーション「驚きに包まれた皆が音のするほうに目線をやると そこには巨大な飛行物体が!!!!!」 09/30 01:37 がひ「な、なんだ!? あれはっ!?」 09/30 01:41 ナレーション「飛行物体は どんどんこちらに向かってくる。まるで僕を狙って突進してくるかのようだった。やがて、」 09/30 01:42 効果音「ドーーーン!!バキバキ ガシャーン ゴオォォォ!!」 09/30 01:44 ナレーション「謎の飛行物体は 激しく空港に激突。建物は大破した。」 09/30 01:45 がひ「うわあっ!!」 09/30 01:46 光子「どうしたのっ!? がひ君!?」 09/30 01:47 がひ「はっ!?」 09/30 01:50 ナレーション「しばし呆然とする。今のは夢か幻か。また 自分の世界に行ってしまったらしい。」 09/30 01:51 がひ「あ、あはは。い、いえ、別に………。」 09/30 01:58 ナレーション「愛想笑いをしてごまかす。心配そうだった光子先生の表情は すぐに元に戻った。いつもの事、とでも思ったのだろうか? どうやら光子先生は僕などよりずっと早く僕が少し変わり者であるということを認識していたらしい。」 09/30 02:01 がひ「あの、僕ちょっと 伯母さんちに電話してきます。」 09/30 02:03 ナレーション「先生達の方は見ず、顔を伏せがちに 電話のある所まで急いだ。」 09/30 02:04 がひ「………。」 09/30 02:05 ナレーション「 4 」 09/30 02:06 がひ「………うん、そう。今 空港。こっち すごい大雨でさ。ちょっと どうなるかわかんない。」 09/30 02:09 ロンドンの伯母「そうなの。ところで がひちゃん、羽田空港からでもイギリスって行けるの?」 09/30 02:57 がひ「「ええ!?行けないの?嘘・・・」」 10/02 01:27 ナレーション「イギリス行けないのなら、ずっと夢だったエロマンガ島に行くしかないと思った。」 10/02 23:15 ロンドンの伯母「おばちゃん、ずっと こっちに住んでるから よくわからないんだけど…。」 10/03 02:16 ナレーション「本気でエロマンガ島に行こうかと ちょっと思った時、僕の意識は深く沈みこんでいった。」 10/03 02:17 頭の中の妖精「ヘロ〜。」 10/03 02:18 がひ「また お前か。」 10/03 02:25 頭の中の妖精「お前、エロマンガ島に行くのが夢だったのかよ? 変なヤツだなー。」 10/03 02:29 がひ「うるさい。ほっとけ。それよりも、お前の事は僕にしか見えてないんだ。だから お前と話しているところを人が見たら 僕が独り言を言っているようにしか見えないだろうな。それこそ本当に変なヤツだよ、この僕は。」 10/03 02:36 頭の中の妖精「それなら大丈夫だと思うぜ。何せお前は 今眠っているんだから。」 10/03 02:37 がひ「んん!?」 10/03 02:40 頭の中の妖精「俺は お前の頭の中に居るんだ。だから お前に話しかける事ができるのは こうしてお前が眠っている時、夢の中でだけだ。」 10/03 02:41 がひ「???」 10/03 02:45 頭の中の妖精「ああ、もう一つ お前にメッセージを残す手が有ったな。書き置きって手段さ。」 10/03 02:46 ナレーション「さっきから何を 言っているんだ、コイツは。話が見えない。」 10/03 02:49 頭の中の妖精「俺が お前に何を言いたいかというとだな。六門島へ行けって事だ。」 10/03 02:52 がひ「…? よくわからんが それは出来ない。僕はイギリスへ行きたいんだ。」 10/03 02:55 頭の中の妖精「もう遅い。光子先生に 一緒に連れていってくれるよう頼んだ。実家やロンドンの伯母さん家には 既に電話でその旨を伝えてある。」 10/03 02:57 がひ「僕は そんな電話した覚えはないぞ!?」 10/03 02:59 頭の中の妖精「俺がした。鈍いヤツだな。まだ わからないのか。俺はお前の中にいる もう一つの人格なんだ。」 10/03 03:01 がひ「なんだって!!?」 10/03 03:05 頭の中の妖精「お前は俺の事を妖精だとか表現してたが…、なんで そうなるかな〜。」 10/03 03:07 がひ「ぼ、僕は二重人格だったのか…!?」 10/03 03:10 頭の中の妖精「お前が眠っている間は この体は俺の自由になる。まぁ、安心しろ。べつに 傷つけたりするつもりはない。同じ体を共有する者同士、仲良くやろうじゃないか。」 10/03 03:12 がひ「………。」 10/03 03:27 頭の中の妖精「お前は俺の方からコンタクトをとらないと俺の存在に気付かんらしいな。俺はお前が外に出ている時でもお前の考えている事がわかるし、周囲の状況もきちんと把握できている。そして 俺とお前の決定的な違いは、俺は外にも内にも自由に出入りが出来るということだ。」 10/03 03:29 がひ「えっ?」 10/03 03:30 ナレーション「気になる一言だった。」 10/03 03:34 頭の中の妖精「さっきは お前がエロマンガ島に行こうなどと考えたもんだから、強制的にお前を眠らせて俺が外に出た。 俺は退屈な伯母さん家よりも、六門島の方に興味があったからな。あの二人、何かワケありって感じだったしな。」 10/03 03:40 ナレーション「だんだん恐くなってきた。妖精の正体など、今まで考えたこともなかった。それが いきなり僕のもう一つの人格だと明かされ、しかも そいつは自由に僕をコントロールする事ができるのだ。まるで悪夢だ。」 10/03 03:47 頭の中の妖精「さて、それじゃあ 俺はちょっと寝るかな。今度はお前が起きる番だ。あ、そうそう。言い忘れてた。もう既に飛行機の中にいる。目覚めた時 驚かないように。 それと、二重人格じゃないぜ。もう一人、赤いきつねうどんとかいうヤツもいる。じゃあ おやすみ。」 10/03 03:49 効果音「ゴオオオォォ…」 10/03 03:51 がひ「……………。」 10/03 03:54 ナレーション「目覚めた時、あいつの言う通り 僕は飛行機の中にいた。夢から覚めた僕は、終わらない悪夢に しばし呆然としていた。」 10/03 03:55 校長先生「ヘックシ!!」 10/03 03:56 ナレーション「 5 」 10/03 03:57 効果音「ゴオオオォォ…」 10/03 04:03 ナレーション「考え事をしていた。 これから先 どのようにしてあいつと付き合っていけば いいのだろう? 家に帰ったら親に何と伝えればいいのだろう? 多重人格障害…。なぜ僕は そうなってしまったのだろう?」 |