「my Pod」
□タイムレス・メロディ


★★★☆☆

寂れたビリヤード場を舞台にした人間模様。
ゆったりと流れるような映像。
印象的な音楽。
なにより、市川実日子がかわいい。
まっすぐで吸い込まれそうな瞳。
基本的には仏頂面なんだけど、時折みせる笑顔がたまんない。(笑)

2005.4.16

□誰も知らない


★★★★★

今では誰もが知ってるあの映画です。
心がくたくたになって涙なんて出てこなかった。

確かに、テーマは重いのですが
まずはそれ以前の映画として素晴らしさを強調しておきたいです。
それぞれのシーンを映画のために撮ったのではなく
実際にそこで生活している子供達を監督の目線で切り取ったという雰囲気。
それぐらい自然。
特別な台詞や大袈裟な演出なんかじゃなくて
ちょっとした動きや表情から全てが伝わってくる。

実際の事件について少し調べてみたけれど映画とは大分違った。
それこそ、現実は映画よりもずっと悲惨だった。
特に大きく違うのが紗希の存在とラストの件。
それがこの映画がドキュメンタリーではなく
映画であるということの大きなポイントであり、
是枝監督の優しさでもあるのだろう。

監督がこの映画で描きたかったのは
事件の悲惨さとか教訓めいた何かじゃなくて
子供の可能性とか生きる力の凄さだったんじゃないかなあ。
少なくとも私はそう思った。

2005.4.16

□茶の味


★★★★☆

かなりのツボだった!
さすが「鮫桃」の石井監督。
大好きです。

栃木のどこかに住む春野家の日常。
最初はよくわからないんだけど、だんだんいろんな事が繋がってきて
最後には「ああ、いい映画だった。」と思える。
全ての登場人物がいい味出してます。
途中に入るアニメや歌のセンスも最高です。
坂野真弥ちゃんがハイパーかわいい。
将来が楽しみ。

2005.5.28

□月とキャベツ


★★★☆☆

かつてカリスマ的人気を誇ったミュージシャンの花火は、
今は意欲をなくして田舎にひっこみ、
キャベツを栽培しながらひっそりと暮らしていた。
そんな彼の前に、ある日突然ヒバナと名乗る謎の少女が現れて…。

山崎まさよし主演映画。
何はなくとも主題歌『One more time, one more chance』である。
主題歌がこの映画の魅力の8割を占めているとか言っちゃうよ。
根岸線で桜木町を通過するときには、
決まって、この歌を思い出すのです。

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
明け方の街 桜木町で こんなとこに来るはずもないのに


2005.2.11

□DISTANCE


★★★☆☆

オウム真理教事件がモチーフになっている。
4人の加害者家族と元信者の男がひょんなことから
実行犯たちが最期の時を過ごしたロッジに身を寄せることになり…。

ドキュメンタリータッチで音楽は一切使われていない。
俳優は物語の方向性と人物設定、自分の出演部分だけを知らされ、
多くの部分がアドリブらしい。
相手の台詞がわからない状態が会話のリアルさを出している。

監督はここでも加害者である信者ではなく、
その家族というあまり日の目に当たりにくい人々を描いている。
当人達は死んでしまったけれど残された家族は事件を抱えたまま
生き続けなければならないのだ。

それぞれの信者がカルト集団に引き込まれていく様は
正気の沙汰ではないと思った。
「どうしてなんだ?」
家族には到底理解できない。

犯罪は決して許されない。
それでもやっぱり信じるという行為を否定することはできない。
あちらの世界で彼らは果たして本当に幸せだったのだろうか。

2005.4.24

□東京ゴミ女


★★★☆☆

タイトルに惹かれて。
片付けられない 女の話かと思ったら違った。

同じマンションに住む男に片思いしているみゆきは
彼について知りたいがために夜な夜な彼のゴミを漁っている。
果たして彼女の恋の行方は・・・

ストーカーだよ!
でも、気持ちはわからないでもない。
さすがにこれはやり過ぎだけど建前じゃない人間の姿が描かれていて
なんだか少しほっとする自分がいたりした。

パッケージにでっかく「柴咲コウ」って書いてあるから
てっきり彼女が主演かと思ってたら主人公の友達役だった。
なかなか、いいキャラだった。
これが映画初出演なんだって。

ラストはちょっと寝ぼけた感じなんだけど
エンディングでwyolocaの「さあいこう」が
使われててなんだかじーんときた。
あの曲好きだから嬉しかった。

2005.4.24

□tokyo.sora


★★★★☆

本上まなみ、井川遥などが出演。
東京に暮らす6人の女の子たちの日常をリアルに描く。

それぞれが悩みを抱えながらも日々生きている姿に好感が持てる。
同じ空の下みんな生きているんだなあ。
本上まなみの眼鏡がかわいい。
井川遥もかなり好きな女優さん。
ぽてっとしててかわいい。
明け方の街を全力疾走するシーンがあるのですが
すがすがしい感じで、思わず走り出したくなります。

2004.10.30

□東京タワー


★★★☆☆

江國香織原作、黒木瞳、岡田准一主演。

最初の方は「あれ?つまんないかな〜」って感じだったんですが
中盤以降、原作とは大分ストーリーが変わってって
映画的盛り上がりを見せていました。
特に松本潤の恋人役の寺島しのぶ演じるきみこがすごかった。
狂気って第三者からしてみると滑稽だったりするんですよね。
当事者にしてみればそれどころではないんですが・・・

単なるおしゃれ映画では終わっていなかったのでよかったと思います。

2004.11.13

□東京マリーゴールド


★★★★☆

留学中の彼女がいる田村を好きになったエリコ。
「彼女が帰ってくるまでの1年間だけでいいから、私とつきあって。」

一般的な映画や小説よりも
より登場人物に近い視点で描かれているような気がした。
例えばエリコのいつも身につけている腕時計になって
ふたりの会話を盗み聞きしているような・・・
話の筋とは関係のないような会話がすごくリアルだった。

叔父さん役で登場した寺尾聡。
やっぱどっか説教臭い(笑)
「見るという事はそれだけで差別になるんだ。」
でも、かなり納得。
ビジュアルって凄い影響力だからなあ。
それを排除してこそ本質なのか。
それも含めての本質なのかは微妙なところ。

2005.4.16

□Dolls


★★★★☆

1本の赤い紐に結ばれ、あてもなくさまよう男と女、
迫り来る死期を悟った老境のヤクザと彼をひたすら待ち続ける女、
事故で人気の絶頂から転落したアイドルと、
そんな彼女を慕い続ける孤独な青年…。
北野武監督が、3つの物語を交錯させながら繰り広げていく愛の映画。

色彩がとても鮮やかで綺麗。
途中で挿入される文楽が様式美を際立たせている。
目で見て楽しめる作品であると同時に
3つの愛のカタチがそれぞれに人間であるが故の
不器用さだったり、やるせなさだったり、素晴らしさを感じさせる。

ああやって、紐で繋がってるの「お繋がり乞食」っていうんだって。
何だか胸が痛くなるのは甘すぎる幻想でしょうか。

2005.2.11
MOVIE-邦画
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岩井俊二
スタジオジブリ

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