ANTONI  GAUDI' 

(スペインの誇る建築家、アントニオ・ガウディー)

 19世紀末、スペインのバルセロナでは、フランスの「アール・ヌーボー」に並ぶ、カタルーニャ独自の近代主義の文化を作ろうという運動が高まっていた。それが「モデルニスモ」と呼ばれ、その思想を代表する一人が建築家ガウディーでした。

 ガウディーはグエル氏という良きパトロンを得て、数々の作品作りました。現在、ガウディーの作品の中で、「グエル邸」「グエル公園」「カサ・ミラ」がユネスコの世界遺産に指定されています。築後たった100年程度の建築物が、世界遺産に指定されたのには驚きであり、これはいかにガウディーが偉大であったかということであります。

 ガウディーの晩年は、グエル公園の自宅からサグラダ・ファミリアの現場に歩いて通い、時には現場に泊まり込み、この仕事に打ち込んでいた。そんな生活をしていたある日、家から現場に向かう途中で、電車にはねられて事故死していまう。


casa milla : カサ・ミラ  

 バルセロナのグラシア通りに面して建っているマンション

 バルセロナの近くにモンセラットという岩山があり、これを見たガウディーがイメージして造ったとも言われている。

 1905年から5年の歳月をかけ、モンジュイックの石切場から切り出した岩を荒削りした材料を使って、建築されており、この石の積み上げられた形態から、ラ・ペドレラ(カタルーニャ語で、石切場という意味)とも呼ばれている。

 内部の構成は、2つのパティオを中心にスロープ、住居が配置され地下には、車庫がある。各階4戸で利用された。

 現在は、小さなガウディー博物館みたいになっていて、彼の作品の模型とか写真などが展示されており、ガウディーについて知らない人は、他の作品を見る前に、一度、訪れるとよいかも、まだ、住人との立ち退きの交渉中で交渉が終了次第、本格的なガウディー資料館になるという、噂を聞いた。

casa batllo : カサ・バトリョ

 ガウディーのデザインで改修された地上6層、地下1層で屋根裏階が1層ある住宅。

 海がテーマとして造られており、竜の背中を思わせる鱗のような瓦の屋根や、壁面に埋め込まれた色とりどりの、砕かれたセラミックやガラスがスペインの強い光を受け、反射して美しい。夜になると、ライトアップされているようだ。

 1階には店舗が入り、2階がバトリョ家の住宅、以上は各層が二分され、賃貸し住宅にされ最上階の屋根裏は、ガウディーが常に用いた二重屋根の役割をしている。

 正面のファサードは、光をやわらかく受けるためにゆるやかにうねりが付けられていて、更に淡い色彩でトーンが整えられている。

 陸屋根となっている最上部は、ダブル十字が目に入ると同時に、幾つかのグループに分けられた煙突が並べられているが、それらは共にセラミックやガラスの破片で表面を覆っている。

Guell : グエル公園

 ここは未来の住宅地を構想して造られた60棟の分譲住宅地であったが、買い手が付かず、工事は途中でストップし、商業的には失敗に終わる。

 住宅は二棟だけ完成し、一棟はガウディーの住宅となったので、実際にはガウディーの友人に一棟だけが売れたことになる。あまりにも先進的、あまりにも夢を追い過ぎたので、販売価格が高すぎたのかも?現在、商業的には失敗に終わりましたが、この土地は市に寄贈されグルエ公園として一般に公開されており、人々の目を楽しませてくれています。

 有名な波形の破砕タイルを張り付けたベンチが、人工地盤の上にある。

グエル公園の中央の人工地盤の下、有名なカメレオンの前で  

Sagrada Familia : サクラダ・ファミリア

スペインと言えばサグラダ・ファミリア、というぐらい有名なもので、世界遺産のひとつ

   1882年3月19日、サン・ホセ(聖ヨセフ)の日に、最初の礎石が置かれた。発起人である、ホセ・マリア・ボガベージャは、バルセローナで書籍業を営む宗教人である。ボガベージャは1866年サン・ホセ崇拝者精神協会を設立していた。

 死後70年経つけれども、工事は引き継がれ、カタツムリのような鈍い速度ではありますが、工事は進行しています。資金のメインは観光客による入場料でありますから、あと完成まで100年とも200年とも、いやもっとそれ以上だとも言われています。 ガウディーの計画を実現するには、あと200年ぐらいかかる

 12本の塔は12使徒を表し,中央の抜きんでた塔は,キリストを象徴するのだそうです.ガウディーは市内電車にはねられて急死してしまったので,弟子たちが彼の残した研究資料をもとに建築している.

 サグダラ・ファミリアの建設費は全部寄付金で賄われている。このお金が世界遺産の一部になるなんて、素晴らしい?

   せっかくなので、塔の上の方まで上る。(エレベーターもある)。途中でも眺めはすごくよかった。階段がすごく狭くって、降りてくる人と登る人がすれ違うのにも一苦労。思う存分見て、外にでたものの、なんとなく名残惜しい感じ。