3.15トロント到着
アメリカン航空でシカゴ経由でトロントに着いたのは夜。
しかし税関でとんでもなく時間を食ってしまった。税関でトロント滞在の目的など聞かれ次の場所へ移動して荷物検査.....ここでマイクスタンドに目を付けられる。
女性の監査員がしつこくこのスタンドをスキャンする。僕はそれはマイクのスタンドだと必死に言うが、何度もスキャンした後いろいろ質問してくる。滞在期間は?所持金は?僕は落ち着いてトロント滞在は1日で次の日にアメリカのバッファローへ行くと言った。
ちゃんとコンサートのチケットも見せたが、怪しいとしつこく質問攻めだ。所持金は200ドルだというとさらに怪しまれた。何時間もフライトしてたった一日しかトロントにいないのは怪しいと言う。
鞄の隅から隅まで、携帯電話の画像ファイルまですべて見せるように言われた。こうなったらすべて正直に言わないと入国できないと思い、「僕はクイーンのコンサートに来た。
明日はトロント公演そして明後日はバッファロー公演に行く、チケットも持っているだろう?」と言った。でもさらに鞄を見せろと言ってきたので鞄を開けるとバナナマイクがっ!
バナナを見てなんだこれは!と目の色を変えて言ってきたが、険しかった監査員の顔がプププと緩んだ。
これはバナナマイクだよ、このスタンドにこうやって付けるんだといって付けてみた。
「That's Cool!」と言って、別の監査員まで呼んで「見てこれバナナマイク!」とみんなで大受けだ。
しかし日本公演でメンバーに渡せずにいれていたカードが出て来て、「ROYってだれだ?」とまた険しい様子、「ROYは僕のことだよ!」って言った。
さらに衣装やコスフレ写真やバンドメンバーとの写真を見せた。
ようやく分かってもらえた。「君はそうとうのクレイジークイーンファンだ!」と言われた。やっと信じてもらえ税関を通れることに!こんなに入国するのが大変だったのは今までなかった。気がついたら一時間以上も足止めを食らってた。
地下鉄を乗り継いで一泊だけとっていたホテルに着くと11時を回ってた。
ホテルの隣にアイリッシュパブがあったので疲れた体を癒しにビールを一杯だけ飲もうと思った。
しかし一杯のつもりがバーテンのお姉ちゃんがいろいろしゃべってきて、明日クイーンのコンサートに行くんだと話しだしたら、二杯三杯と....
もう帰ろうとしたら「私がおごるからもう一杯飲みなよっ!」って言ってまたクイーンの話やトロントの見所の話ですっかり時間が経っていった。ここでも結局クレイジークイーンファンということになった。
3.16 トロント公演
朝ホテルでブレックファーストを食べコンサート会場のエアカナダセンター(ACC)まで歩いていく。
世界一高いCNタワーを目印に歩いていき、タワーに上ろうとしたが、あんまり所持金がないので結局やめた。
その後次の日のバッファロー行きのバスのチケットを買おうと思いいろんな人に聞きまくる。dundasバスターミナルから出ているというので地下鉄にのってチケットを買いにいく。
トロントからバッファローまで往復46ドルだった。
dundas駅前にハードロックカフェ(HRC)があったが、もう一つのHRCスカイドーム店に行きたかったのでここでは何も買わなかった。
スカイドームに行ったら、現在はRogers Centerという名前に変わっていた。
HRCスカイドーム店でピンバッジを買ってACCへ向う。昼くらいに会場前に着いたがまだ誰もいない。
そりゃそうだ。ヨーロッパと違って並ばなくても席が決まっているから早く行く必要もないのである。
しかし裏の方へ行くと3人ほど人がいた。「クイーンファン?」と聞くとそうだというので少し話をした。どうやらドイツから来たみたいだ。
彼らはNY公演から来ており明日のバッファロー公演を見てドイツに帰ると言う。
彼らが言うにはNY公演からサウンドチェック時にバンドはUnder Pressureを演奏しているのでそろそろやるんじゃない?と言っていた。
その後サウンドチェックの音が会場のドア越しに少し聞けたので耳を付けて聞いてみるとまさにUnder Pressureを演奏しているではないか!僕はすごく好きな曲なので日本でもやらなかったUnder Pressureを演奏することを望んだ。
おなかが減ったのでUNION駅の近くのマクドでMac Xtraというバカでかいハンバーガーを食べる。
カナダのマクドのマークはMの中に小さくカナダの国旗のメープルのマークがあった。
食事をすませ近くのトイレでコスフレに着替えた。
トロントは東京より少し寒いので黄色ジャケットだけじゃ寒いので屋根の付いてるところを通って会場まで戻る。
会場ではマーチャンダイスが出店してたので早速新しいツアーTシャツと新しいプログラムやリストバンドを買う。プログラムには昨年のハリウッド公演や日本公演の写真も掲載されており、僕の友人の写真も映っていた。
人がたくさん集まってきだし外に出ると、日本にも来ていたアンディに会う。向こうから声をかけてくれた。僕は目が悪いので最初誰だか分からなかった。
その後ミラノであったアンドリューが「ROY!」って声をかけてくれた!僕もかなりのファンだがまさか北米ツアーにまで来るとは!お互い興奮しながらブライアンやロジャーと撮った写真を見せ合う。
僕は彼にロジャーの写真をあげた。彼はロジャーがとても好きなのでとても喜んでいた。
そして一緒にゲートをくぐった。録音機やカメラは禁止だが、軽いチェックですんだ。もちろんバナナマイクも持って入れた。
北米ツアーのチケットは席が決まっているので席はネットで購入した時に決まる。しかしネットで取る時キャットウォーク付近の買えたのでまあまあの席だった。前から6列キャットウォークから4列だ。これならポールにも気付いてもらえると思った。
カナダトロントのノリはどうなんだろう?と少し不安だった。みんな開場前にビールを買いに行ったり飲んだり.....やっぱりアメリカと同じ感じだった。
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