3.17 トロント〜バッファロー
トロントからアメリカバッファローまでバスで行くために朝6:45のバスに乗り込む。
バッファローには二時間半ほどでつく予定だ。
アメリカのバッファローって所はどんなとこだろう?日本で売っているガイドブックにはバッファローの情報なんて載っている本なんて一つもなかった。
バッファローと言えばバッファローウィングスという辛い手羽先を思い浮かべるが、なんの知識もないままバッファローへ向かった。途中税関をくぐり抜ける。
バスに乗っているすべての人が一旦下ろされ一人一人税関を通って行く。
もちろん手荷物もすべて一旦下ろされる。僕はカナダでの入国の際ネックになったマイクスタンドをバスの荷台にわざと置いてきた。もしバスの運ちゃんに見つかってこれ誰のだ!と言われれば、あっ僕の荷物だけど忘れてたってことにしようと思った。
さて自分の番になって税関の係員に早口で質問攻めだった。何しにバッファローに行く?所持金は?何日滞在する?などなど......。
僕はこれは正直に答えないとカナダより入国大変になると思い素直にクイーンのコンサートに行くんだ。と答え、昨日もトロントのコンサートに行った。と言うと、すぐさま早口でどこの会場であった?と聞かれたのでエアカナダセンターだ。とすぐに答えた。
ほれこれがチケットだよと。チケットも見せ、コンサートの写真や自分の衣装も素直に見せた。
すると係員はお前はクレイジーなクイーンファンだなと....ここでもクレイジーと言われたが構わない。
下手なこと言って入国できないのはアホだから。
最後に係員が留学やホームステイしたことあるのか?と聞いてきた。(いや〜僕も入国するためには必死に答えただけだよ....質問に詰まるとあやしいでしょ。)昔、日本の英会話学校少し通ったんだ。と答え、入国手続きを終えた。最後は笑顔でコンサートを楽しんで!と言われまたバスに乗り込みバッファローへ向かった。
バッファローのバスターミナルに朝9:10に着いた。さぁここからが大変だ!ATMマシーンでアメリカドルを引き出し、まずは会場探し。
HSBCアリーナとは大手銀行のアイスホッケーのスタジアムなのでこの街の人は知っているだろうととりあえず、バスターミナルのインフォメーションで聞くとここから歩いて15分くらいのところにあるとのこと。 よかったよかった。そして歩いて会場までいく。
バッファローという街は......こんなにも人が歩いてないのか!!!ってくらいさびれている。
会場はすぐに見つかり、一安心。もちろんこんな朝早くから会場に来ている人はいない。
チケット売り場のところに小さいチラシが貼ってあったのでチケット売り場のお姉さんにこれ欲しい!とせがんだが、自分はパートタイムで働いてるのでそれをあげる判断は出来ないのごめんねと言われ、あきらめた。
この街にホテルってあるのか???とりあえず、重たい荷物をしょってホテル探しに行く。
とりあえず街にはホテルがない。
結局探しまわったあげく一軒だけあったさびれたホテルに泊まることに。疲れていたので少し仮眠する。
昼過ぎに起きて昼食を近くの商店街のピザ屋で取り、その後コスフレメイク前の状態に寒いのでジャンパーを羽織って会場に行く。当然ながらまだ誰も来ていない。
その後入り待ちをしようと、日本人らしきの女性がいた。
ROYさんですよね?と日本語で聞いてきた。彼女はロンドンに在住で、今回の北米ツアーもNY公演から見ているらしくヨーロッパツアーもたくさん行ったみたいだった。
こんなへんぴな所で日本人に会うなんて思っていなかったのでうれしく思った。
しばらくマニアックな話をしながら入り待ちをしていると、警備員がそこで何してるの?と聞いてきたのでメンバーを待っていると言うと、メンバー達は既に会場入りしていたとのことでした。
後で昨日もトロントに来ていたドイツからのファン数人に出会う。
彼等は今度日本公演あったら絶対に行くと言っていた。何故なら日本は特別に演奏される曲が多いからね。
あまりにも寒い外で待っていたので僕は一旦ホテルへ戻ることにした。
夕方また会場に戻るとたくさんの人が集まっていた。トロントでも一緒だったアンディ、サイモンも声をかけてくれた。バルセロナで一緒に写真を撮ったと言うスペイン人も来ていてなんかうれしくなってきた。
アンディと共に開場待ちをして一緒に会場に入った。
バッファローのチケットはあまりにも売れ残っていて特に高いアリーナ席は余っていたのでスタンド席の人はアリーナへ移っても良いと係員に言われ移動していた。
僕はキャットウォークのすぐ側のチケットだったんでトロントより良い席だった。
会場内でアンドリューとも再会し、アンドリューと一緒にいたフランス人女性がパリであなたを見かけたと話しかけてきた。「あなたはほんと素晴らしい。あなたのパフォーマンスは本当に素晴らしい。」
「あなたは、みんなをクイーンファンを幸せにするんだよ。You make us happy...」 この言葉を言われた時、すごくうれしかった。 コスフレは人を楽しませ、幸せにすると言う忘れかけていたことを思い出させてくれた。 「ありがとう、その言葉本当にうれしいよ」といい、コンサートが始まるまでたくさんの会話を交わした。
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