4.01 MADRID PALACIO DE DEPORTES



3.31 パリ〜マドリッド

さて今日からはまったくの一人での行動だ。マドリッドへ向かうため夕方3時50分発の電車に乗り込む。約6時間程電車に揺られている間となりでじいさんがおもむろにバッグからナイフと皿と取り出して次に焼いた肉を取り出す...。さらにでっかいフランスパンを取り出しナイフで小さく切って食べている。電車の中は肉のくさ〜い匂いがプンプン。このじいさんの弁当みたいなもんか?肉を喰い終わったじいさんは今度はチーズを取り出し....これまたブルーチーズのようにくっさいやつだ。チーズをパンに付けて食べている...。
そんなこんなでIRUNという駅に午後9時20分ころ着き、午後10時15分発の寝台車に乗り換える。乗り換えまでの時間カフェテリアでビール2杯とフランスパンにポテトを挟んだうまくないもので腹をみたす。店員はオラーと声をかけてくる。もうここではスペイン語なのだ。IRUNっていったいどこだ???地図に載ってないんだ.....。寝台車のカプセルホテルのような狭い空間に押し込められ9時間程かけてマドリッドへ向かう。



4.01 マドリッド

朝の7時半にマドリッドに着く。右も左もスペイン語もわからないので大変だ。フランスより英語が通じない。まず次の日のバルセロナ行きの電車の予約をする。次に会場の場所探し。電車の券売機横の電車の地図で会場の最寄り駅O'Donellを探すが見当たらない...。
すると後ろから英語でにいちゃんが、「クイーンのコンサート行くのか?ロンドンに行きたかったがチケットが取れなかった...バルセロナは行く....でもポールのファンだ」とか話しかけてきて、「それは普通の電車の地図で、会場はMETRO(地下鉄)だ」と教えてくれた。

会場に着くと朝の10時だというのにすでに20人くらい並んでいる。「やばい!」と思いながら並んでいるにいちゃんに声をかける。
ベネズエラから来たらしく前日の晩からここで並んでるとか....。英語で答えてくれた。会場付近ではホテルは無いらしく結局、次の日のことを考えバルセロナ行きの電車の駅近くでホテルを探すことに。
運良くすぐ見つかる。

ところで今日はコスフレする気満々なのだ。ホテルに着くなり着替えてメイクをする前の状態で上からジャンパーを羽織って地下鉄に乗り込みいざ会場へ!会場へ着くとすぐにコスフレがばれてしまう。
僕は「今からすぐにメイクするから」といってメイクを始める。メイクを終えてみんなに披露すると、拍手で歓迎される。



「ブリクストンに行ってたでしょ?」と聞く人がいた。その人も行ってたのかと思ったら、僕の写真がすでにQOL(QUEEN ON LINE.COM)ネット上に公開されているらしい。早速いろんな人に写真をせがまれた。僕は写真をお願いされたすべての人と写真を撮った。家族できている人達や友人同士で来ている人とクイーンのどの曲をやるのかを話した後、デェーロをやって盛り上げる。

そうこうしているとビデオカメラをまわしている大きな男がやって来て「こっちでもやってくれ」と....その時気付いたのだが会場へ入るもう一つの入り口にも列があった。
そっちに行くとすごい歓迎ぶりでいきなりデェーロで盛り上げる。いやいや大盛り上がりだ!こっちの列の方がノリがいい。みんな友達か?と聞くとここで友達になったとか...この国の人達はすぐに友達になれるフレンドリーな人ばかりだ。ビールやワイン、お菓子やサンドイッチなどみんなでシェアして誰とでも話が弾んでいる。僕もビールやワイン、ハムやポテトチップなど貰った。

2人くらい英語をしゃべれる人がいたので自然と僕の通訳係みたいになった。何回もデェーロをやったり、Break freeやkind of magic、love of my lifeなど歌もみんなでたくさん歌った。
誰かが「フランスはどうだった?」と聞いて来たので「人のノリも良かったしライブもよかったよ...WWRYコールしたりね」というと対抗意識があるのかフランスより盛り上げようとする..いやいやあんたら負けて無いって...。
ゴミ箱を二人くらいで叩きWWRYコールをしだす。それに合わせて僕が歌う、そしてみんなで大合唱!時間を持て余すことなくクイーンの話したり歌を歌ったり写真も会場に来ている人とほとんど撮ったんじゃ無いかくらいたくさん撮った。



通訳役の一人が「お前の中にはフレディが宿っている」という言葉を言われた時はとても嬉しかった。みんなが僕にフレディフレディとフレディコールをしたりするんだ。コスフレをしていって大歓迎されスターのように扱われ時には神のように扱われこんなにも暖かく迎えてくれて本当にうれしかった。

スペインの人ほんまに最高や。ROYのサインも何人かにした。あとで昨年ガーデンロッジで会ったノルウェーからのミッシェルも来た。ロンドン公演も来てたし、ウェンブリーやバルセロナ、ハイドパークやドイツの公演も行くらしい。彼女は陽気で来るなり歌をたくさん一緒に歌った。時間があっという間に過ぎていった。




会場に入るなり新聞や雑誌のカメラマンに、撮った君の写真を送るからメルアドを教えてくれと言われた。僕の写真がスペインの雑誌に載るかもね。

今までの会場とは比べ物にならないくらいこのスタジアムは広い。センターステージもかなり長く延びている。この日はセンターステージの右側面の1列目を確保。待切れない人々はオエ〜オエオエオエ〜オエ〜オエ〜♪とサッカーの応援かけ声や人間ウェーブを始める。
フレ〜ディ、フレ〜ディとフレディコールも起こる。「It's A Beautiful day(reprise)」のシークレットトラックが静かに流れはじめる。客は拍手して開演を待つ。

電気が消えると歓声湧き上がる。いつもこの始まる前のドキドキワクワク感はたまらない。
エミネム流れ客がざわつき始める。ブーイングと興奮の二つの叫びが交差する。クイーン好きにラップ好きは少ないからね。

ポールが歌い始め現れるとみんな興奮し出す「Tie Your Mother Down」が始まるとみんな飛び跳ねる!でもフランスより危険は感じない。みんなノリにのってるが自分のスペースを確保しながら押したりぶつかったりというのはあまり無いから。この日は3曲目に「Can't get enough」を演奏し、センターステージを移動するポールに気付いてもらえる。僕を見るなり指差して微笑んだ。



センターステージが長いためブライアンのソロやロジャーのコングは背中を見るかたちとなった。まぁたまには背中を見るのもいいかな?とロジャーやブライアンの背後からの写真を撮ったり、彼等の靴の写真を撮ったりした。それとすごいことに気付いた。センターステージの先端に備え付けられたコンピュータのモニターがあったのだがそこに曲の流れとともに歌詞がながれるのだ。しかも歌わなければいけない部分に色が着く、そうまるでカラオケの歌詞テロップのように。そうか...ポールはまだ完全に歌詞を覚えて無いな。歌詞だけでは無い今何をどの曲かというのもちゃんとモニターに文字として写し出されるのだ。



ブライアンはスペイン語を話し「I want to break free」はここでも最初から大合唱でポールはあまり歌う余地がないくらい圧倒されている様子。「Seagull」が終わるとロジャーコール、ブライアンが紹介されるとブライアンコール!ブライアンは「次の曲は歌うの手伝ってよ!」と言いながら「'39」が始まる。
曲が終わるとまたブライアンコール。ブライアンはスペイン語で「この曲はフレディに...」というと今度はフレディコールだ。「Love of my life」が始まると大合唱しながらライターを持っている人達が手にライターの明かりで付け始める。会場を見渡すとローソクのあかりがたくさんあるようで美しい。「Love of my life」が終わるとフレディコール続いてブライアンコール。

この日は「Hammer to fall」の後に「Little bit of love」「I'm in love with may car」と続きロジャーコールが起こる。 「Last Horizon」では途中ブライアンのギターの弦が切れ、演奏が一時中断しかけたが、そこはプロ、すぐに新しいスペアに代え少し間があいたがソロを弾き始め拍手をあびる。



「Radio Ga Ga」の後「Feel making love」を演奏し、ポールが「ヘイ!...クイーンロックンロール!」と叫び「A kind of magic」の演奏が始まり、次にロジャーの「1、2、3、4」という叫び声とともに「I want it all」が始まる。この日はポールがメインで「I want it all」を歌う。ハイテンポになるとこでは客はやはり飛び跳ね大盛り上がりだ。

最後に「 Bohemian Rhapsody」の大合唱で一端幕を閉じる。客はフレディコールをし、オエ〜オエオエオエ〜オエ〜とアンコールをせがむ。その次はWWRYコールだ。

アンコールで「Show Must go on」「Allright Now」と続きポールがメンバー紹介をするが、やはりキーボードのスパイクとギターのジェイミーだけだった。
スパイクはクイーンの85年以降サポートメンバーで、ロジャー率いるTHE CROSSのキーボード、さらにブライアン・メイ・バンドのメンバーでもあった。ジェイミーは93年、98年とブライアン・メイ・バンドのギターとして活躍し2度一緒に来日を果たしている。この二人はたしかにクイーンのファミリーとしてかかせない存在だ。しかしベースの人このバンドのベースとしてはJohnが参加できないのであれば適任かもしれない。メジャー過ぎる人だとスパイクやジェイミーのようにクイーンやブライアンやロジャーを影で支えて来たように振る舞えないだろう。ベーシストが控えめだけにQUEENとしてのブライアンやロジャーが引き立つのだ。



「We Will Rock You」「We Are The Champions」で締めくくり、ポールはこの日も「ブライアン・メイ!ロジャー・テイラー!クイーン!」と言ってステージを降り、この日のコンサートは終了した。
4.01 MADRID PALACIO DE DEPORTES SET LIST

01. Reachin' Out
02. Tie Your Mother Down
03. Can't get enough
04. I want to break free
05. Fat Bottomed Girls
06. Crazy litttle thing called love
07. Seagull
08. '39
09. Love of my life
10. Hammer to fall
11. Little bit of love
12. I'm in love with may car
13. guitar solo
14. Last Horizon
15. Thease are the day of our lives
16. Radio Ga Ga
17. Feel making love
18. A kind of magic
19. I Want it all
20. Bohemian Rhapsody
(アンコール)
21. Show Must go on
22. Allright Now
23. We Will Rock You
24. We Are The Champions
25. God Save the Queen





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