My Impression
熊天平について、感じたことを徒然に書いていきます。
時々、横道にそれるかもしれませんが、ご容赦を;;;



心に響くということー雑感1−

私は熊天平くんのファンですが、天平くんを崇拝しているわけではないし、天平くんの歌を手放しで褒め称えてもいません。
確かに彼の歌声は中性的、というか女性的で、そこが嫌だという人はいると思います。私の好みからいうと、アレンジがイマイチだなあと思う曲もあります。

彼はよく張信哲と比べられていて、ファンの中にはライバル意識を持っている人もいるみたいですが、ある人には張信哲がぴったりはまって、ある人には熊天平がぴったりくる、という現象はとても興味深いです。
思うに、芸術の分野は、上手い下手ではなくて、感性が勝負の世界ですから、どんな声質、どんな歌い方でもいいんですね。表現力という技術は大切ですが、一番大切なのはやはり「Soul」でしょう。
表現する人の感性と受け取り側の感性が、合ったり合わなかったりするわけで、他の歌手と比べること自体ナンセンスです。

更にいうと、私は天平くんの歌を知ってから、すっかり満足しているのです。歌手は数え切れないくらいいるのですから、探せばもっと感性に響く歌と出会える可能性は高いのですが、私は彼の歌ですっかり幸せなのです。
実際のところ、精神の支えになってくれたり、人生を豊かにしてくれる「歌」は、それほどの数がなくても十分なのではないでしょうか。
そこには感性だけでなく、意志の力も働いるようです。この人を応援していこうと「決めた」訳ですね。
出来ることなら、現在苦しい立場にある彼の力になってあげたいのですが。見守るしかできない自分が腹立たしい時もあります。

(2002/06/09)


熊天平の歌について その2

3rdアルバムの『雪候鳥』を購入。初めて出会う曲があって何度も繰り返し聴いてます。
しかし、何でこんなに切ない曲が多いのでしょう。
フランスでの体験がアルバム作りにも影響してるのかもしれませんが、フランスの香りはしないなあ(^^;
唯一?前向きな『順其自然』が天平くん作詞作曲で、何となくホットしたような。
最後の曲『夢田農夫』は「無償の愛」がテーマなのかしら。あまりに切なくて、「去っていった恋人のために、祈りにも似た愛情をささげ続けるなんて、不毛だ!」と言って、その後ギューッと抱きしめてあげたい気分です!(*^^*)

しみじみ思うけど、天平くんは歌がうまい! でも、この感動は技術的なうまさだけが原因じゃないような気がするんです。「傷心」「祈り」「秘めた思い」そういう純粋なものを、歌手の人格や魂を抜きにして表現するのは不可能だと思うから。
それぞれの歌の主人公が、天平くんと重なってもまったく違和感がない。私は彼の人となりを知っているわけじゃないから、ただの憶測に過ぎないんだけど。でも、やっぱり純粋で不器用で、一途な人なんじゃないかなと思います。いいんです、思い込みで。(^^)
その天平くんの魂が私の心を打つんですねえ。
このアルバムで特に好きなのは、『蔵書人』『月亮森林』『夢田農夫』。もちろん『雪候鳥』は別格。

(2002/05/31)


熊天平の歌について その1

熊天平の歌で好きな曲はたくさんありますが、『雪候鳥』『I Wish』『夜夜夜夜』は何度聞いても感動します。
『夜夜夜夜』を最初に聴いたときは、DEMO版だったのもあって、途中の3拍子のところなど、分かりにくい曲だなあというのが第一印象でした。
(天平くんはギター1本だと、時々リズムが甘くなる……というか、ルバートが自由自在という歌い方をするようです。)
でも、途中の「霊魂也有了裂縫」や、おおサビの「我不願再放縦…」など、胸にグッとくるほど切々とした想いが響いてきます(歌詞は分からなくても)。
この曲は斉秦に提供した歌なんですが、斉秦はどんな風に歌ってるんだろう。すごく興味があります。
内容は恋の傷心を歌ったものみたいです。
天平くんのラブソングは、悲しいものが多い(^^;みたいなんですが、どうやら実体験に基づいているとのこと。
純粋に人を好きになって、別れも純粋で、悲しいくらいきれいな失恋、って感じですね。ドロドロしてないんだな。
それにしても、『夜夜夜夜』って、どういう意味? 一瞬、英語の「YEH!」かな? とか思ったけど、それじゃ歌詞とマッチしないっすよね(^^;

(2001/11/24)


熊天平のインタビューを聞いて

「Panda Xiong Gallery」に熊天平のインタビューが収録されているのを知ったのは、つい最近のことです。
それまではCDの歌声しか知らなくて、普通に話している声がとても聞きたかったのです。あるサイト(今は閉鎖?)に天平くんのライブの音源があって、歌の間奏の間に、ひと言だけしゃべってる(叫んでる)のが聞けたんですが、そのひと言が嬉しくて何度も繰り返したくらい。
いったい、歌声みたいに高い声なのか、話し方は早口なのか、訥々としゃべるのか。ニュースを読む限りでは、真面目に冷静に受け答えをするようです。でも、テレビに出る時は「ものまね」なんかもする、楽しい人らしい。
だから、初めてインタビューを聞いたときは、胸がドキドキ。興奮して鼻息が荒くなりそうでした。といっても、3年くらい前の番組なんだけどね、関係ないの。

第一印象は……、「か、かわゆいっ! *^o^*」。
確かに声質は高いけど、ちょっとハスキーなのが意外だった。話し方はちょっと甘えた感じ? あんましハキハキ話す人じゃない。スピードも割とゆっくりしてる。
後は、よく笑ってる。ジョークを言ってるようだ。リスナーとの会話の時は、何度も何度も「謝謝」を繰り返してる。

肝心なインタビューの内容は……、これがあんまし理解できないんだなー。単にリスニング力のせいなんですが。く、くやしい。な、情けない。
しかし、根性で「原稿起こし、翻訳」にチャレンジしようと思ってます。やっぱ、あれでしょ、語学力の向上には「恋の力」が一番効果的ってね。
中・高校生のころ、好きな洋楽の歌手の歌を理解したいがために、必死で英和辞典と格闘した経験、ありませんか?

(2001/11/15)


熊天平との出会い

熊天平の歌に出会ったのは、1998年2月、ちょうど春節のころ。私は1人旅の途中で厦門大学に滞在していました。厦門は、留学先の北京とは空気も植物も全然違っていて、柔らかな南国の香りは、寒さと乾燥に痛めつけられていた心を解きほぐすのに最適でした。大学の裏手には砂浜が広がっていました。久しぶりの海が、ちょっと感傷的な心を撫で上げ、刺激するものですから、私はかなり感じやすい、剥き出しの心のままで、フワフワと休暇を過ごしていたのです。

実は、その時泊まっていた留学生寮で、初めてチャイナポップスのMTVを見ました。多くの歌手の中で、震えがくるほど惹き付けられた歌手が2人いました。1人は張恵妹、そして熊天平。彼は「雪候鳥」を歌っていました。

天平の声は天から授かった、類いまれな個性をもっていました。歌唱力の確かさも曲のよさもあったけれど、やはりあの、ノンビブラートで真っ直ぐに伸びる高音に心を掴まれたのです。

「出会い」は、その時の自身のコンディションやとりまく環境によって、袖振り合うだけで終わったり、忘れられぬ思い出となり得たりするのだと思います。そういう意味では、旅先という、感受性の研ぎ澄まされた時に彼の歌を聴いたのは、まったくステキな出会いだったと、辺りかまわず、何にでもに、無性に感謝したい気分なのです。

(2001/11/5)