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DEEP PURPLE/COME HELL OR HIGH MATER
19年発表作品
評価:93
このアルバムはリッチー在籍時最後の音源で、凄まじい演奏が聴けるロック界の奇跡的ライブアルバムです。70年代はライブバンドとして定評ありましたが、再結成後はスタジオ作品の完成度の高さに対して、ライブ盤の仕上がりはパッとしませんでした。この作品を聴くのに昔のギランを期待してはいけませんが、メンバーの余裕すらある演奏は素晴らしく、70年代の緊迫感たっぷりのライブ盤とは反対に、円熟の域に達した鉄人の演奏だ。ただ、このライブのビデオを観てショックだったのは荒れ狂う野獣の如くロッカーの姿ではなく、余裕たっぷりで小手先の演奏みたいなメンバーが気にくわなかった。ギランも不気味な笑顔をふりまき、ジョン、リッチー、ロジャーとか指の動きが物凄いのに全く体が動かない映像で観ていてつまらなかった。
演奏は素晴らしいので、ぜひこのCDで聴く事おすすめします。遊びフレーズたっぷりで楽しくなるし、長年のファンもうれしくなる曲を新たなアレンジで聴けます。@〜Bまで息つく暇ない程凄まじい演奏聴けます。リッチーのインプロヴァイズプレーがきもちいい、ライブで殆どやらないDが素晴らしいアレンジで聴けて涙ものです。もうEはギランに歌えないと思った、リッチー、ジョンの演奏には興奮しまくった。FGはメンバーの個性たっぷり発揮され気にいっている。H〜Jはメドレーになっていて、とても気持ちいいアレンジで、最後にKを持ってきてくれて凄くうれしい。セット・リストも最高だと思う。(99.12.18
COZY POWELL
DEEP PURPLE/
THE ROYAL PHILHAMONIC

19--年発表作品
評価:87
黄金時代第2期の第1弾アルバムであり、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとの共演アルバムだ。作曲は全曲ジョン・ロードが担当し壮絶な名演だと思うが、一般的評価がとても低く伝説だけ残っているアルバムで誰も聴かなくなったアルバムかもしれない。ただじっくり何十回も聴いていると、とてつもないアルバムである事に気づくはずだ。
最初聴いた時、悪くないけど…ぐらいの印象だったのが、素晴らしいと思える様になった。決して純粋にクラシック音楽をしている訳ではなく、ビートルズみたいにキーボード的伴奏に使うのでもなく、ロックとクラシックの大胆さ、繊細さを上手く融合させている。プログレ的流れもあり、全体的スリリングさがありダイナミック音空間を作っている。今でこそネオクラシックや様式美というジャンルがあるが、当時はハードロックというジャンルが出てきたばっかりで、その後のHRの歴史にも偉大な貢献したバンドだが、新たなジャンルを実験的創作していたと思う。@のクラシックそのものの始まりを、DPの演奏が始まったらロックナンバーになった。リッチーの演奏が華麗で、静動のうねりがあるナンバーで聞き入ってしまう魅力がある。A夜の山道の散歩的不安つのるメロディー展開で、イアン・ギランのボーカル入ってからお花畑の情景が思い浮かぶ様なリラックスナンバーだ。BはDPパートが待ちどうしくイアン・ギランの完璧な歌声を聴けた時は、今のイアンにはもう歌えないだろうな…と感じながら感心した。Cでは荒削りながらセンスたっぷりのリッチーの演奏は心にズンズン響く。後半のイアン・ペースのドラムソロも激しさと気品あり惚れ惚れしてしまう。本当のDP伝説の出発地点アルバムといってもいいと思う。
(99.12.22
COZY POWELL
DRIVER - M.A.R.S
1987年発表作品
評価:★★★★☆
正式にはPROJECT DRIVERと名乗り、プロジェクトだけの作品である。ギターとキーボードを弾いているのがトニー・マカパインというだけで、欲しくなるのだが内容も悪くない。オーソドックスで多少キラキラしたパワー・メタルをやっている。シェプラルの首領マイク・ヴァーニーが絡んでいる事から、だいたいのサウンドは想像いただけるのではないでしょうか?この手のサウンドが好きな方なら買いでしょう。
(by
.BUN

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