ミリアム・ストックリー 「MIRIAM」

NHKスペシャル−世紀を越えて−の主題歌、アディエマスのボーカリスト、ミリアム・ストックリーのソロ。

あのエキゾチックな歌声がなんとも心地よい。彼女の歌声はすばらしく、歌い方にアフリカンヴォイスの臭いがする。それは彼女自身が12歳までアフリカで生活していたことによるものであるらしい。アディエマスとちがった独特の世界を見ることができる。

 

BLANKEY JET CITY 「HARLEM JET」

ブランキーJCのラストアルバム。

これがブランキーだ!というべきサウンドの集大成。解散することになったのは、ベンジー、照井、達也の個人個人のベクトルが明らかに違ってきたからかもしれない。正直な話、前作ロメオで達也グルーブが聴けなくなったのが、悲しかった(サウンド自体はこれはこれでよかった、でも僕は3人が合わさったブランキーJCのグルーブが何よりも好きなのだ)。んで、ここで見事に3人のグルーブがカムバックした。でもこれがラストである。ウソやろー??、ブランキーに当てられるスポットライトはまだまだこれからだというのに・・・、悔しく、残念である。

ブランキーというバンドはこの夏のライブをもって解散=死んでしまう。でも、メンバー個人は生きている。いつかまた新しいブランキーが誕生することを僕自身は期待したいのだ。

宇多田ヒカル 「Wait & See -リスク-」

Hikki、最近やばいんじゃないの?クラキマイが出てきたから、とか言う声がある。そんな戯言を吹き飛ばしてしまう、すごいシングルがこれである!

いやー、さすがです!こういう曲は新しい、んでソウルフル。「リスクがあるからこそ/信じることに意味があるのさ」「リスクがあるからこそ/戦うたびに強くなるのさ」

んで、「変えられないものを受け入れる力を/そして受けいられないものを/変える力をちょうだいよ」この辺のくだりがすばらしい。これで17歳なんだから信じられん。

中村一義 「ハレルヤ」

ゴスペル調の楽曲ってこのことだったのか!うーん、かなりスピリチャルな曲である。

「舞い上がれ、さぁ、上がれ/舞い上がれ、願いを言え」と合唱される強烈な一発。破壊力はばっちりである。

大人数でレコーディングしたエコー感あり、くるりのメンバーと高野寛、FM802のスタッフが参加したらしい。カップリングの恋は桃色、じっくり聴いたとなかったけど、よい。耳に残る。

岡村靖之 「真夜中のサイクリング」

久しぶりの岡村ちゃん。ちょっと期待して買った。聴き始めはいまいちに感じた。やっぱり。でもこれはこれでいいんじゃないか?、と最近思うようになった。

確かに楽曲に派手さがない、でもじっくり聴いてみると、そこにはパンチがあるのだ。詩がかなりいい線行ってるが幸いしたか(?)。「どきどきするべきだぜ」と岡村ちゃん。

ニューアルバムもレコーディング中とのことで楽しみがまた一つ増えた。

BUMP OF CHIKEN 「THE LIVING DEAD」

インディーズで大人気らしい。パワフルで分かりやすいメロディライン。ストーリー化した歌詞。その歌詞の中で視点の変化が多い。たとえば当事者Aの視点、当事者Bの視点、客観的視点と変化して全体をとらえようとする。

「ハロー、ハロー聞こえるだろう?君の中でずっと待っていたんだよ。/大丈夫、大丈夫、いつも一緒だよ、君と生きる情熱のランプだよ/君が強く望みさえすれば、照らし出そう、温めよう、歩くタメの勇気にだってなるよ」(ランプ) には思わずぐっとくるものがあった。

一曲、一曲が別物とするよりも、このアルバム全体で一曲と見た方がスマート、そんな楽曲群。

HIKARI 「ライカ」

FM802の4月のヘビーローテーションナンバー。サビの音が割れているのはわざとか。曲にダイナミズムがある。詩の内容はごく内省的なもの。個人的にはこういう音はスキ。SupercarのSUNDAY PEOPLEみたいな感じ。

アルバムのほかの曲も聴いたが、ライカがピカ一やな。

斉藤和義 「COLD TUBE」

久しぶりのせっちゃんこと、斉藤和義。ええぞ!!バンドサウンドを経験したせいか、曲作りが変わり、聴きやすくなった。韻というか、イメージが残る曲が多い。本来こう云うのを名曲というんじゃないだろうか?

もともと、斉藤和義の音は好きな方、でも今回は言葉が多くなった分、分からないところも多くなった。

奥田民夫 「GOLDBLEND」
股旅以来の奥田民夫。股旅はとてもよかった。だから今回、かなり期待した。でもあてがはずれた。旅にでて、そんでまたもどってしまったようだ。前半戦はともかく、後半はけだるさが漂う、いつもの奥田節。相変わらずマイペースなのだ。それはそれでいいのかもしれないが落ち着いてしまってはおもしろくないのだ。
椎名林檎 「勝訴ストリップ」

ブレイク林檎嬢。すごいな、ここまでくると、・・・わけわからん。どこから集めてきてんのかちゅう、サウンド群。

ギブスや罪と罰でもだいぶ方向性が分からなくなってきたけど、アルバム聴くとそれがなおさら再認識された。しかし、分からないなりにいい感じの曲になっているのがすごいところ。もっとも林檎嬢の巻き舌が気になる。何とかならんのか、あの「らりるれろ」発音。3枚目で音楽やめるとかいう話があるらしいが、どうなるんだろか。

Soul Flower Union 「HIGH TIDE & MOONLIGHT BASH」
ライブアルバム。ソウルフラワーってちょっとおどろしいところがあった。今までのアルバムでは。でも、このライブ版ではそれが聴きやすく、エネルギッシュに感じられる。泣き、笑い、悲しみ、喜びあり、のソウル魂、ここに健在!!
中村一義 「Jubilee」

FM802、1999年のヘビーローテーションナンバー。セールス的には過去最高かしらんが、私的にはいまいち。せっかくの言葉が伝わってこない。詩の方もいまいちよくわからん。なぜ、「君を祝いたい」のだ?曲もちょっと長すぎ、第2楽章でやめときゃいいのに・・・。最後まで聴くと飽きる。

私的にはカップリングの威風堂々がよい。

「僕らがさぁ、雨にも負けて、風にも負ける、けど、晴れた日には進める生き物ならば、そうねぇ、新しい地へ、そうねぇ、歩けるから」