DARK MOOR

The Hall Of The Olden Dreams
92点
スペインのシンフォニックメタルバンド。ブラインドガーディアンやストラトヴァリウスの影響を色濃く感じる最強のクサメタルバンド。
荘厳な幕開けがこれから始まる劇的クサメロ劇場の幕開けを告げると、虚を突いて始まる2曲目"SOMEWHERE IN DREAMS"。いきなり掴みはOK。続く"MAID OF ORLEANSはジャンヌ・ダルクの悲劇を歌った劇的疾走チューン。女性ヴォーカルエリサ.C.マルティンの雄雄しい(?)ヴォーカルとサビの高揚感が良い。4曲目"BELLS OF NOTRE DAME"はアレンジの面でこだわりを感じる曲。5曲目"SIVER LAKE"は今作屈指の劇走チューン。ただ速いだけというだけ無く、緩急うまく織り交ぜれられた曲で、実に聴き応えがある。6曲目"MORTAL SIN"は風変わり曲でうまく説明できないが、悪くない.7曲目の"THE SOUND OF THE BLADE"はバラード曲。続く8曲目は"BEYOND THE FIRE"。マイツボをピンポイントで寸分のズレもなく突いてくるこの曲は今作屈指の悶絶チューン。9曲目は明朗でクワイアがいい感じで絡む疾走曲"QUEST FOR THE ETERNAL FAME"。本編ラストの"HAND IN HAND"ボーナストラックの"THE FALL OF MELNIBONE"もハイクオリティ。
プレイ面に関しては(vo)エリサ.C.マルティンは女性的な声ではなく、男性的なヴォーカルが特徴的。それでも随所に女性らしさを出し、伸びやかなハイトーンは実に好感触。渾身のクラシカルフレーズを惜しみなく披露するエンリク・ガルシア&アルベルト・マロートの(G)コンビは特別難解な事をこなすわけではないが、なかなか味のあるプレイを披露している。またその二人を一歩引いたところからダークムーアの世界観を演出する(Key)ロベルト.P.Cアナン・カドウーリ(B),ホルヘ・サエス(Ds)からなるリズム隊も好感触。特にホルヘはなかなかの好手である。初対面の人の前で聴くのは気恥ずかしいかもしれないが、一人でにんまりするには最適の作品(わしゃ非メタルの人の前でも大音量で聴いたるけどね)。まぁ超悶絶盤ですわ.

The Gate Of The Oblivion Dreams
93点
ダークムーアの3rd。悶絶の嵐だった前作に比べて、クサさ減少、洗練度アップ。B級メタルからA級メタルへ変貌を遂げた作品である。クサさが減少し多分、インパクトは前作よりダウンしたかなぁ。ただ、疾走曲も多く、悶絶盤であることには間違いない。前作がクサすぎていやという人にはこちらをお薦め。
ツーバスがいい感じの疾走曲"In The Heart Of Stone"前作の"QUEST FOR THE ETERNAL FAME"に通じる明朗疾走チューン"A New World"。インストを挿み4曲目の"Nevermore"悪い曲ではないが、ほかの曲と比較するとどうでもいい曲(この人が好きな人ごめんなさいね)続く5曲目"Starmaker"サビの高揚感が好感触。6曲目のインストを挿み続くは"By The Strange Paths Of Destiny"も明朗な曲。サビに入る前のキーボードがいい感じ。8曲目は全体的にあっさりめの今回の作品が気に入らない人でもインストで瞬殺される"The Night Of The Age "。この曲はグッときますなぁ。9曲目の"Your Symphony"はバラード曲。悪くない。10曲目はインスト。11曲目は出だしのギタープレイがそそるもののサビが今一つ気に入らない"A Truth For Me"本編ラストはモーツァルトの作品をモチーフにした"Dies Irae"。エリサのソプラノヴォイスはあまりフィットしていないが、練り練られた作品である事がヒシヒシと感じられる。11分という長い曲でありながらも、決して退屈させない秀逸曲である。ボーナストラックの"Mystery Of Goddes"もかなりニンマリもの。
前作より評判は良くないような気がしますが、十分悶絶物です.