
DREAMLAND
93点
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知名度がそんなに高くないので、あんまり期待せずに軽い気持ちで購入したCDでしたが、なんてこった、超悶絶盤じゃないですか!これは。このCDはイタリアンメタルバンドDGMの2nd。何といってもここの魅力は(g)ディエゴ・レアリの超絶テクニカルギター。その振幅の大きいギタープレイはリスナーのメタルハートを煽りまくる。すげぇよこの人。マジうめぇ。これほどのギタリストが現状に留まっているのは、ネオクラギタリストが背負わなくてはならない宿命であるイングヴェイのフォロワーとしての扱いがあるからか。 音楽性的にはシンフォニー・Xが最も近いところです。ネオクラとプログレが混じってる感じのやつですが、個人的感想としては彼らよりプログレ比率が若干高く、シンフォニー・Xが5:5なら、DGMは4:6といったところでしょうか。 ウェッティなギタープレイが印象的な1曲目"Dreamland"、7曲目"Lies"歌メロとかぶるギターソロが何とも言えない相互作用を生む2曲目"Eternity",5曲目"Reason to live"。泣きバラード4曲目"The Rain falls in the desert"。サビに北欧メタル的な憂いを感じる3曲目"Lost in time"プログレ色が強い"Feeling forever"などバラエティーに富んだ作品となっている。 プログレという音楽性は複雑なので、管理人のような音楽的知識が希薄な人間には文章を持って説明しづらいジャンルなので、彼らの魅力を知ってもらうには実際に彼らの音楽に触れてもらう以外ないのだが、全体的にウェッティで憂いを帯びた雰囲気が漂っている。そういった雰囲気を作り出しているのは御大、ディエゴ・レアリのギタープレイである事は言うまでもない。この潤いたっぷりのギターソロのレベル、コンポーザーとしてのレベルは、数多といるイングヴェイやマイケル・ロメオのフォロワーとは段違いの高さ。泣きや憂いという点では、シンフォニー・Xを上回っている。また、今作から加入したという(vo)ティッタ・タニのクリアなハイトーンはシンフォニー・Xのややダーティさ漂う歌声が苦手という人にもきっと好感が持てるはず。彼の声質もこのバンドの音楽性との相性が非常に良い。 個人的にはもっと評価が合って欲しいバンド。自分がもう聴いてるからそれでいいっちゃぁ、いいんだけど、ネオクラ好きでこれを聴いてない人がいたらかなり損してますよ。 |