EUROPE

1982‐1992

88点
当時はロック不毛の地として知られていた北欧から(今は本場だけどね)彗星の如く現れたロックバンド。優雅なスター性を備えていたヴォーカルジョーイ・テンペストとロックファンをうならせる超絶ギタリストジョン・ノーラムの2人によって 今の北欧ロックや、北欧メタルのベースを作ったバンドのこの功績は大きい。EUROPEを聴いた事のない人でも(最近まであっしもそうだった)The Final Countdownのイントロは絶対一度は耳にしたはず。この作品によって、アメリカ市場で成功を収めた彼らだが、その代償としてロックサイドのファンを獲得するために必要不可欠だったジョン・ノーラムの脱退を招き、楽曲自体の売れ筋路線への転向がロックバンドとしてのEUROPEの魅力を後退させ、このバンドの寿命を縮めてしまう皮肉な結果を招いてしまった。ここ2〜3年以内に出たメタルやロックしか聴かないという人にも是非聴いてもらいたい。すっごくいいから、今聴いたらむしろ、新鮮な感じに聞こえるかもしれない。