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イタリアのレーベルからデヴューを果たした。スウェーデンのネオクラシカルメタルバンドPLATITUDEの1st。ここのバンドで特筆すべきはメンバーの若さ。17歳〜22歳のメンバーによって、構築された作品は、実に威風堂々としたもので、若さが持つ危うさを感じさせない、年齢からは想像もできない完成度を持つ。楽曲、演奏共に、もう何年もキャリア積んできたような、落ち着きを感じる。 このバンドはツインギター・ツインキーボードを擁しており、7人組みと大所帯(この作品完成後ツインキーボードの片割れトミー・ラングレンは脱退している。 作品の中身にふれると幻想的なイントロから強靭なリフが始まり疾走する"DECEPTION"。2曲目も力強い疾走曲"JUST ONE TRY"。ヴォーカルのドスのきいたハスキーな声がいい。3曲目もキーボードプレイが光る攻撃的な疾走曲"DANCE THRU THE FIRE"4曲目"MEMORIES"もなかなかよくできたバラード。このバンドが勢いだけで押してくるバンドでないことを証明している。5曲目も弾きまくりのキーボードから始まるヘヴィミドルチューン"ANIMA"6曲目 "LAST SUNSET"もキーボードソロがギラリと光る曲。7曲目は今作一ヘヴィな"RAINING TEARS"彼らが単純なネオクラメタラーで無い事を感じさせる。8曲目のタイトル曲SECRETS OF LIFEこの曲をイングヴェイをキーボード主体にした ような感じの曲。弾きまくりのキーボードソロが耳を捕らえる。疾走するサビも聴き応えあり。曲目もキーボード弾きまくりの"ILLUSIONS"。本編ラストの"EVIL SKY"は多彩なキーボードの音色が楽しめる曲。結構プログレっぽいイメージがあり、聴き手を飽きさせない。ラストに相応しい凝った作品。ボーナストラック"WINGS OF TIME"も十分なでき。結構哀愁漂う疾走曲だ。 音楽的にはネオクラという事で、勿論イングヴェイ・マルムスティーンの影響を色濃く受けているが、キーボード先行ということで、リチャード・アンダーセンが率いていた、マジェスティックに近い雰囲気だ。ヴォーカルエリク”EZ”プロムクヴィストのハスキーな声質もなんとなく、元マジェスティックのヴォーカル、アポロ・パパサナシオに通じるものがある。 。あえてケチをつけるなら、デヴュー作としては完成度が高すぎる分、若さを感じないというか、ハジケッぷりが足りないというか、落ち着きすぎてる地味さみたいなのがあるのよねぇ。なんとなくデヴュー作は結構荒削りなものを期待したりしちゃうんよね。これだけのクオリティーの作品を作ってくれてるんだから贅沢っちゃぁ贅沢なんだけど。まぁキーボードの片割れが脱退したので、今後、キーボード奏者をもう一人加入させるか、そのまま一人でやらすのかは不明だが、2ndも期待ができるということで。 |