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メタルレビューでもあるにもかかわらず、ここで、このメタルレヴューで紹介するのは今は無期活動停止中ヴィジュアル系ラファエルです。メタルにはまる前にはヴィジュアル系にはまっていた時期もあったこけやんは陰陽座を除くとヴィジュアル系というもので最後に評価に値すると思っていたのはこのバンドです。少女趣味が少し強く、男性諸氏には気恥ずかしい面もあるこのバンドですが、今のJ−POPバンドにはない何かを感じずにはいられないバンドでした。遅れてきたヴィジュアル系という感じでデヴューが2、3年早ければこのバンドの評価は大きく違ったと思います。この作品はインディーズで最初の作品ということもあって、クオリティーはいまいちです。ただ、他のヴィジュアル系にはない可能性を感じる1枚だということは間違いないでしょう。 84点 86点 個人的にはこのバンド、メタルとしての魅力で聞くべきバンドではないと思うが、あえてメタルとして聞くのであれば、3曲目小夜曲4曲目花咲く命ある限り9曲目のHOLY MISSIONでしょう。正直、演奏力などはヴィジュアル系の範囲の中で巧いというレベルで、メタル勢と比較すると物足りないものがありますが、この作品は聴き応えがあります。あっ、紹介が遅れたけど、(vo)YUKIの 歌声はメタル耳には微妙な声だが、普通耳で聞けば、伸びのあるいい歌声をしてます。 87点 話が横道にそれてしまったが、この作品はリーダー、(g)華月が19歳というあまりにも早過ぎる死を遂げてしまったためリリースされたベストアルバムである。この急なニュースを聴いたときはショックだった。別にヴィジュアル系的な魅力を感じていたわけではなく、純粋に一人のアーティストとして評価していただけに、この早過ぎる彼の死は残念でならなかった。晩年の作品であるEver Greenや秋風の狂詩曲などはメタルから乖離した曲となっているものの彼らがデヴュー当時から抱いていたコンセプト「癒し」というものに直結する言い作品であった。特にまるで恋愛小説を読んでいるかのような(読んだことねぇけど)秋風の狂詩曲に込められた、切なすぎる恋心はどことなく少女趣味を感じさせながらも、日本人の琴線に触れまくる甘い歌詞はヴェりーナイスです。初期のメタルに近いものも含まれており、バランスのとれたベストな選曲だったんじゃないだろうか。 晩年の作品はハード路線からの離脱傾向が見られたが、このバンドに見出していた魅力自体がハードな音楽ではなく、繊細な詞の世界だったので、むしろよい傾向だった気がする(普通のバンドなら逆だけどね)せめて3年、華月に時間が与えられていたのであれば、彼の世間一般の評価は大きく違ったに違いない。 |