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日本中のXametalファンのパンツの中をスッゴイ状態にする最強のイタリアンシンフォニックメタルバンド、ラプソディーの2nd。1st〜4thまで一連のストーリーになっているにもかかわらず、2ndからゲットしたのは、メタルリスナー諸氏からメタル史上屈指の名曲との評判が高かったEMERALD SWORDを聴くため。で、その感想なんだけど、確かにEMERALD SWORDは皆が絶賛する通り、究極という言葉がピッタリの馬鹿馬鹿しいまでの大仰さと勇壮さを漂わせる超悶絶疾走チューンなんだけど、後が続かないんだよなぁ。全体的にこれ1曲以外はなんかしっくり来ない曲が多くて、はっきりいって2,300円分くらいはこの曲のためだけに払ったような気がしないでもない。でもやっぱファビオ・リオーネはうまいよねぇ。あのオペラチックな声にちびりそうになるからねぇ。まさにラプソディーのヴォーカルになることを宿命づけられていたかのような楽曲とのシンクロ率はある意味奇跡。ここまでの幻想世界を作り上げる御大ルカ・トゥリッリのあんまり響いて来ないギターソロはなんだが、楽曲構成の上手さがそれをもみ消しちゃってんのよね。個人的にはこのスクウェア系のゲームにありそうな世界観は苦手なんだけど、やっぱり聴いちゃうよねぇ。この人たちの音楽って。 94点 ラプソディーの4thにして、長々と続いた1st〜4thまでの一大絵巻の最終章。物語仕立てになっているにもかかわらず、あっしは2ndと4thしかもっていない。(正直、物語なんてどうでもいいんです。曲さえよければ)実は2ndは"EMERALD SWORD"という全身鳥肌もんのキラーチューンがありながらも、他の作品が煮え切らなかったこと、また彼らのそのRPGみたいな物語になじめなかった事もあり、他の作品の購入には消極的だった。しかし、やっぱ色んな所で絶賛されていたからやっぱ買っちゃおうかという気になった。で、感想の方なんだけど、前作のような煮え切らなさはなくなった。そのRPGみたいな歌詞の世界も段々慣れてきちゃったし、御大のギタープレイもあんまり気にならなくなってきちゃった。だってこのバンド、あっし好みの馬鹿馬鹿しいまで濃いことをやっているバンドという項目にどんぴしゃなんだよなぁ。全体的に従来作(といっても2ndしか聴いた事がないが)アグレッシブな感じとなっており、無限大の声量をもってそうなファビオ・リオーネの声が結構ダーティーになっていることに驚いた(これはこれでいいねぇ)。全体的にコンパクトで結構似たタイプの疾走曲が多いが、ラストに待ち構えているのは"GARGOIL'S ANGEL'S OF DARKNESS"は19分の超大作。まるでオペラのような、はっきりいってここまでせんでもと思うような馬鹿馬鹿しいまでの大仰な劇的展開に失笑しつつも、ここまでやってくれる御大に敬意を払ってしまうんだなぁ。でもやっぱ全体を聴いて思う事は御大のギターの短調さ。まぁ逆に御大のギターが単調だから、シンフォニックさが際立っている様にも思うんだけどね。自分の中ですっげぇ好きな部分と嫌いな部分を包含しているすっげぇ貴重なバンドですよ。そういえば、御大ったらルックスがなんかカッコよくなりましたね。2ndの時の印象とだいぶ違うんだけど。この人ってこんなに男前やったんや。 |