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スウェーデンが生んだ天才。イングヴェイ・J・マルムスティーン。ネオクラシカルの創始者であり、あまりにも偉大な存在であり、その偉大すぎる存在故にファンを裏切り続ける男でもある。どうでもいいけど、メッチャわがままな性格によって、そっちの方も色々なゴシップネタになった(貴族の出らしい)。圧倒的な速弾きを得意とする彼のギターのスピード革命によって、ギターの速さの概念そのものが変わってしまった。その後イングヴェイを模倣するギタリスト達が後を絶たず。今でもネオクラと名がつけば、必ずといってもいいほど、イングヴェイと比較される(おかげで若手からいいのが出てもイングヴェイの模倣ということで片付けられちゃうんだけどね)。ロック、メタル史上長かれど3本の指に入る模倣ギタリストが多いギタリストに確実にランクインするんなんじゃないかなぁ。それほど凄いギタリストでありながらも、あまりにも変わりばえのない楽曲。それだけならまだしも右肩下がりになっていく楽曲のクオリティー。自分のフォロワー達が活躍するのを見向きもせず、己のスタイルを貫く姿に悲しい天才の意地を感じる。この作品では彼の若かりし頃のスーパープレイが聴ける。インストのギタープレイなんか悶絶物。やっぱり単純にギタープレイだけを言うなら、他のフォロワーなんざ勝負にならんくらい上手い。イングヴェイ=速弾きのイメージだが、エモーションとかその他の部分もやっぱり別格(ギターの詳しい用語知らないから上手く説明できないんです。ごめんなさいね)。イングヴェイとかぶるギタリスト代表格のクリス・インペリテリとでは比較にならんほど、イングヴェイが上手い。この頃の彼は最強です。どうでもいいけど、この頃の彼は細いねぇ。なんか貴公子って感じやもんね。何で、ネオクラギタリストの代表格って恰幅のいい人が多いんだろ?
89点 イングヴェイの後期ベスト。選曲は悪くなく、いいとこどりなので、あんまり悪い印象はありません。1曲目はABBAのカヴァー曲"Gimmi! Gimmi! Gimmi!"ですが、この曲は微妙です。彼らしい"Never Die"、泣きが入ったインスト"Brothers"と続き、後期の名作Seventh Signへ。ギターソロは正直げんなりだけど、曲自体はほんとにかっこいい。まぁその後もイングヴェイ節満載な曲が続きます。ネオクラ入門にはもってこいの1枚。 |