COLUMN
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せっかくの夏休みだというのに、マキオには何もやることが無い。
「もしもし? ヤスジだけど、今からお前んち行ってもいいか?」
マキオとヤスジは小学校、いや保育園時代からの友達同士だ。 ヤスジはやたら図体がでかく、プロレス好きである。 一方のマキオは背は小さいというほどではないにしろ、ヤセていて、腕力にしても必ずしも「自信がある」というものでも無かった。 一緒に道を歩いているときには、いきなりヤスジはマキオにプロレスの技をかける。 周りに人が歩いていようとお構いなしである。 マキオは「イテテテテ」と言うだけであり、これといって抵抗はしない。 むしろ喜んでいるくらいだ。 性格はむしろ正反対といってもよいくらいなのだが、不思議と話は合った。 ヤスジの行う「冗談」は時に人を不快にさせるようなものもあったが、マキオにはむしろ心地良いものであったし、ヤスジもそれをよくわかっていた。 芸能の話題に強いというのも二人に共通していた。 芸能界の下世話な話で盛り上がったりもした。 そして何よりも音楽の趣味が合っていた。 ヤスジの持つCDのストック量は半端では無く、マキオはヤスジからCDを借りることが多かった。
「コイツ、本当にカッコ悪いよなあ〜」
「アタリって、どう?」
夕方も5時を回り、ヤスジは「そろそろ帰るよ」と言った。 マキオは玄関先までヤスジを見送った。 ヤスジはこの日自転車でマキオの家まで来ていた。 自転車にまたがり、ヤスジはペダルを漕ぎ始めた。
マキオは自分の部屋に戻り、一枚のCDをラジカセに入れた。 スピーカーからは椎名林檎の「茜さす、帰路照らされど」が流れてきた。
その日もマキオは昼の1時過ぎに汗をかきながら目覚めた。 セミの鳴き声がすごい。
「あ〜・・・うるさい!!」
アスファルトの照り返しが強く、日が昇ると同時に突然のように暑くなる都会とは異なり、マキオの住むS村はかなり涼しい。 休みに突入してからというもの、マキオは明け方の4時に床につき、昼の1時に起きるといった毎日を過ごしていた。 涼しいS村といえど、昼の1時ともなれば気温は30度を越す。
軽めの昼食(朝食?)を済ませ、マキオは自分の部屋に戻った。 何もやることが無い日は、たいてい部屋でCDを聴いているか、テレビを見ているか、本を読んでいるかのどれかだ。 「今日は何を聴こうか」 そう思いCDの棚に手を伸ばしたとき、電話のベルが鳴った。
テレビには浅香光代が出ていた。 それから一時間ほど、「浅香対サッチー」の話題で盛り上がった。 はたから見れば、何て下らない話題で・・・ということになるのだろうが、二人にとっては楽しかった。
話題は音楽の話に移った。 とは言っても特別真面目な話をするわけではない。 二人が話をするとき、堅い話は皆無である。 長い話にもならない。
「あ〜あ、いいけど、飽きる」
「エイジアン・ダブ・ファウンデーションはどうかな?」
「ダブだろ? 聴かない。 それよりお前。 アレ、いいぞ。 ドラゴンアッシュ!!」
「あ。 アレ俺も欲しいんだよ!!」
「いや、冗談で言ったんだけど・・・」
こんな感じだ。 趣味が合うとはいったものの、弱冠のズレはあるようだ。 特にヤスジは飽きっぽく、また、「嫌いなものは嫌い」という性格であった。 昨日までヘヴィ・メタルを聴いていたと思ったら、次の日にはパンクを聴いている、そういう人間である。
この日、マキオは、一つだけヤスジに聞いておきたいことがあった。
「なあ、お前、椎名林檎って、聴く?」
「あ? 聴かねえよ?」
「なんでだよ?」
「だって、クソが臭そうじゃん!!」
「わっははは!! 確かにクサそうじゃのう!!!」
「イエイ!!」
何故かヤスジはガッツポーズをとり、マキオの家を去った。 ウインクもしていたような気がする。 マキオの気のせいだったのだろうか。 ともかく、「ばいばい、またな」の代わりだったのだろう。 マキオも「イエイ」と応えた。 ウインクも、した。
「林檎・・・・ゴメン・・・・・」
陽はいよいよ傾き始め、セミの鳴き声はいっそう強くなった。 マキオは林檎姫の歌声をよく聴き取ることができなかった。
「今更」って感じの話題で恐縮ですが、RED HOT CHILI PEPPERSのニューアルバム「CALIFORNICATION」はいいですよ!!
レッチリはスゴイ、特にアンソニーとフリーは・・・・。 僕らなんかとはまったく違う生き物なんじゃないかと思わせる。 僕は「その人の生き様も含めて、ファン♪」というアーティストがほとんどいない。 あのQueenにしてもそうだし、THE STONE ROSESにしても、「ソロでもなんでも、いい曲作ってくれればそれでいいんだ」みたいな感じだった。 でも、レッチリは違う。 バンドの歴史も含めて、まるで何かのファンタジーのような人生だ・・・。 自伝とか、ヒストリーものの本が出てたら、まず買っちゃうだろうな。
っていう話をしようと思ったら、今月の「rockin' on」で渋谷陽一がこのアルバムについてレビューしてる・・・。 しかも、感想はほとんど僕と一緒。 アルバムの内容はもちろん、ジャケットに関してまで・・・。 さらに、「club K」の掲示板見たら、KAKEさんも、「今月の渋谷氏の原稿はスバラシイ!!」だって(笑) だから、みなさん「rockin' on」8月号買って下さい。 で、196、197ページを読んで下さい(笑)
知ってる人も多いかも知れませんが、僕はCD屋でバイトしております。 CD屋と言っても、8畳ぶんくらいの小さなスペースなんですが。 ほら、TSUTAYAってあるでしょう。 レンタルビデオ、CDを扱ってる。 あそこなんスよ。 そこの「CDセル」のコーナー。 今はだいたい週に4回くらい入ってます。 遅番やることが多くて、夕方5時から深夜の0時半まで(お金の計算とかで1時過ぎることが多いですが)働いてます。 やっぱり音楽好きだし、こういうところで働いてみたいとは思っていたので、けっこう楽しいですね。 バイトの人は当然(?)割引が効きまして、国内盤で20%、輸入盤で10%安くなります。 これはけっこうデカいよ!!
で、いつもは遅番のよしかずなんですが、今日は初めての早番。 たいていの作業は夜と一緒なんだけど、朝は納品処理という仕事があります。 さほどたいした仕事じゃないんだけど、なにしろ初めての早番だもんね。 何故か緊張しっぱなしだった(納品処理だけじゃなく、他の仕事も)。
CD屋にはたいてい、販売促進用のポスター、フラッグ(天井からぶらさげるポスターみたいなモノ)、ポップ(これの説明は難しいな・・・・パス!!)などがあります。 で、これらは不要になったら当然「ゴミ」になるんですが、こういうのを欲しいというお客さんは非常に多く、欲しい人には無料でプレゼントしています。 当然早いもの勝ちで、店には予約帳があったりする。
よしかず 「あ。ちょっと待ってて下さいね〜。 今予約無いかどうか調べてみますんで」
女子高生 「じゃあねえ。 アレとアレと、あ。あとアレもちょうだい!!!」
「あのう・・・。もうそれくらいにしときませんか?」
僕の言い方が悪かったのでしょうか。 女子高生はブゼンとした表情でレンタルのフロアーに・・・・。 「それだけ予約すれば十分だろう!!」とは思いつつも、なんか悪いこと言っちゃったかな〜なんて思ってみたりもして。 あ〜、俺ってお人よしだよね(笑)
さて、こういう時に限って、困った客はやって来ます。 本日の敵は・・・・女子高生(しかも3人組)♪
猫にカツオブシ、よしかずに女子高生、という諺があるとおり、よしかずは最近この「女子高生」というものに異常に弱い(笑)。 「バイトに行くとき、車を走らせると、歩道には数人の女子高生が・・・」 こんなシチュエーションがあったら、僕は必ず女子高生のほうを見ます。 よしかずが交通事故を起こしたら、そこには女子高生が関係している、と思ってもらってまず間違いは無いでしょう(笑)
話が逸れた。 セッセセッセと慣れない納品処理の仕事をしているとき、「スイマセ〜ン♪」の声が・・・。
女子高生 「あの〜。 あそこに飾ってあるラルクのポスター欲しいんですケド〜♪」
ラルクなんて超人気アーティストだもんね。 ポスターは当然予約、アリ。
よしかず 「あ〜・・・、予約入っちゃってますね〜。 すいません」
女子高生 「え〜〜〜? じゃあじゃあ、あの天井からぶら下がってるヤツは!?」
実はこのフラッグというヤツがけっこう盲点で予約が入ってないことが多い。 写真はけっこうキレイだし、枚数も多いからまとめて持って帰って部屋に貼ったりすると、けっこう見映えがするんですよ。 かくいう僕も、レッチリのフラッグを4枚貰って部屋に飾ってあります♪
よしかず 「ええ。 これは予約無いですね。 不要になったら連絡差し上げますんで、ココに名前と電話番号書いて下さい。」
女子高生 「マジで!? やった〜〜〜〜〜!!」
良かった、喜んでる。 俺は人が笑ったり喜んだりするところを見るのが好きだ。 しかも、その女の子達の屈託の無い笑顔と言ったら・・・・・・♪ 「あれ? 俺ってひょっとしていいことしちゃった?」
しかし、闘いはそこから始まった。
リッキー・マーティンやらブラック・アイヴォリーやらミスター・プレジデントやらのポスター、計5枚!! 本当に好きなのか・・・?
よしかず 「あぁ、それも予約入ってないですね。 予約入れときます。」
女子高生 「ヤッタ〜♪ じゃあ、あと、アレとアレは!?」
このあとはエンドレス・・・。 さすがの俺も疲れたよ。 予約帳1ページ使いきっちゃうじゃないかってくらいの勢いだった。 そして、ふと見てみると、女子高生達の後ろにはレジを待ってるお客さんが・・・^^; これはイケナイ。 なんとかして収拾をつけないと・・・。 そこで俺が放った言葉・・・。
それから30分ほど経った時だったでしょうか、ふとカウンターの後ろを見てみると、女子高生が欲しがっていたラルクのフラッグの余りが。 しかも5枚もある。 そしてフロアーを見ると、さっきの女子高生が・・・。 まだいたのか!?
よしかず 「あの〜・・・・・」
ここはこのフラッグでも差し上げて機嫌をなおしてもらわないといけない。
よしかず 「コレ、余ってるヤツなんだけど、良かったら差し上げますよ」
女子高生 「マジで!? キャ〜〜〜!!やった〜〜〜〜〜!!!!!」(めちゃめちゃ声がデカい)
良かった、喜んでる。 俺は人が笑ったり喜んだりするところを見るのが好きだ。 しかも、その女の子達の屈託の無い笑顔と言ったら・・・・・・♪ 「あれ? 俺ってひょっとして、またまたいいことしちゃった?」(笑)
しかし、闘いは再びそこから始まった。
女子高生 「じゃあねー。 アレとアレとアレと・・・・・」
いいかげんにしろ!!!
俺は確かに女子高生は好きだが(笑)、さすがにこのときばかりはまいりました。 この女子高生達の風貌について語るのを忘れていたが、いわゆる「コギャル」風。 ガングロ、茶髪、ってやつですか? 俺は何故か昔流行った「オバタリアン」という言葉を思い出した。 この図々しさと強さ。 「コギャル」は「オバタリアン」だ。 風貌と興味の対象こそ違えど、流れてる精神は全く同じものだ!!
よしかず 「すいません。 ソレもう予約入ってるんです。 あ。ソレは差し上げられないんスよー」
最後はこうしてウソをつきながら誤魔化すしかなかったよしかずだが、女子高生達はとりあえずラルクのフラッグを手にして、満足気に帰っていきました。
「T社、不合格!!!」
例の「T社」の面接試験を担当していた方からだったのだ!!! しかも、かなり個人的な手紙。
〜貴殿の御希望に応えることが出来なくて申し訳ありませんでした。 貴方のことについては、かなり迷いました。当社では貴方のように深い学問を積み重ねられた実績に対して、充分に応えられる職場が無いように思いました。 貴方の御希望にお応えできなかったからというだけで、お手紙を差し上げる訳ではありませんが、よかったら参考にして下さい・・・・・・・・・・〜
というワケで、なんと僕の就職先の紹介までしてくださったのだ。
でも、これだけは言えるのは、「就職活動って、こんなに暖かいものだったのか・・・?」ってコト。 この手紙を読んで、本当に暖かい気持ちになった。 そうじゃないだろ? とくに今年なんて、かなりキビしいって聞いてるよ? だとしたら、俺は本当にラッキーマンだ。 3社しか試験受けてないクセに、しっかり1社から内定貰って、落ちた会社からは他の就職先の紹介までしてもらってる・・・。
結局、TM氏の好意に応えることは出来なかったけど、一連の(4月前半の「中途でいいから雇って、雇って〜♪」期も含め)就職活動でいろんな経験をし、いろんな素晴らしい人間と出会った。 こういう人達が今の日本を作ってんだよなぁ〜、って思うと、がぜんやる気が出てくる。
この知らせが届いてから、およそ一週間経った頃だったでしょうか? 僕のところに一通の手紙が届きました。 差出人のところを読んでみると・・・・TMさん・・・・。 ウ〜ンン、知らない人だ。 誰だろう・・・・?
中を開けてみました。 手紙、読みました。 ビックリしました。
手紙の内容を要約してみましょう・・・・・・・・
僕は別にここで「ヘヘ〜ン。俺って、こんなに優秀なんだヨ〜ン♪」なんていう、くだらない自慢をしたいワケではない。 むしろ、こんなありがたい手紙をもらって「ハズカシ〜・・・」って思ったくらいだ。 たしかに面接ではデカいことを言った。 「研究バリバリやったし、英語もバッチリ♪」なんてことを。 ほとんど、ウソだ。 ゴメンナサイ!!! 僕、嘘ついてましたぁ〜〜〜〜〜〜っ
俺も四月から頑張るよ♪
なんか、いちいち自分の就職活動の事、詳しく話すの面倒くさくなってきたな(笑) べつにそんなこと知りたい人いないだろうし。 でもまあ、きっと世の中に一人はいるであろう「よしかずの苦労話聞きたい!!」という人のために、ここからは駆け足でお話しましょう。 ん、まあ、けっきょくそれほど苦労はしてないんだけど^^;
で、行きました。 その「T社」の研究所。
さて、ここで一つ問題が生じた。 「T社」「C社」共に僕が希望する業種であるが、「T社」は研究職から営業職、事務職まで募集してるのに対し、「C社」は営業職しか募集してない。 僕は当然研究職志望だったし、そういう意味で一応「T社」を第一希望、「C社」第二希望と考えてた。 実は会社としては「T社」よりも「C社」のほうがでかく、しっかりしてるという印象があった。 だから、すごく迷ってた(もちろんまだ両方とも受かって無かったケド)。
運良く両社とも、最終面接までこぎつけた。 キビしかったのは「C社」のほう。
さて、先に結果が来たのは「C社」のほう。 「今日ぐらい、そろそろ来るかなぁ」って思ってたら、ホントに来た!! 恐る恐る封筒を開けて中身を見る。
数日後、「T社」から結果が届きました。 結果は・・・・・・・・不合格!!! よしかず、ちょっぴり苦笑。 「ふふふ。世の中って、けっこううまくできてるものだよね!!」 だって、もし内定が出たとしても、断る手間が省けたんだもん。
と、言いたいところですが、この話にはちょっとした「オチ」があったりして・・・(笑) part3へつづく!!
結論から言うと、「ここで働きたい!!」って思った。 そこから僕の本当の就職活動が始まった。
「T社」と同じく家畜飼料を製造している会社で、同じく愛知県に本社を持っている「C社」がある。 ここにも資料請求を行った。 あとは過去に紹介している伊○ハム(笑)。 ここは例の面接であっさりと落ちてしまった^^;
そう。 結局僕が就職試験を受けたのはこの3社だけなんですよ。 ○籐ハムはハナからあまりやる気が無かったので事実上は2社だな。 どうでしょう? やっぱ少ないスか?^^;
担当「君、大学院までいってるよねぇ・・・・」
よしかず 「はい」
担当「うちは今年営業職しか募集してないよ。 本当は研究がしたいんじゃあないの・・・?」
ギクリ!!! こういうことは絶対聞かれると思ってた。 でも、結局その時まで明確な答えは自分の中で見出せないままだった。 で、僕がその場で出した答え。
「はい。 僕は正直に申しますと研究がしたいと考えてます。 しかし、研究をするためにはまず現場を知る必要があると思います。 消費者、あるいは実際に畜産に携わっている農家が何を求めているかを知るためには実際に現場に出るのが最も良い事だと思います。 そうやって営業の仕事をこなし、実績を上げていけば、いつかは研究に携わっていくチャンスも出てくるのではないかと考えています。」
一応言っておくけど、コレ、ホンネですよ。ホンネ。 我ながら良く出来た答えだとはおもっていたけど、担当者はいぶかしげな顔してたなぁ。 この会社はもうお終いかな、って、思いました。
逆に「T社」。 こっちはもうなんともフレンドリーな面接!! 特にギクシャクした雰囲気も無く、アッサリ終わった。 「コリャ、いただいちゃったカナ?」って、マジで思ってた。
「内定」
ウッソー!! マジで!? このときばかりはマジで嬉しかった。 し・か・し。 問題がまたここで一つ。
「就職承諾書」ってのがあるよね? これを期限日までに郵送しなくちゃイケナイ。 あー、どうしよ。 まだ「T社」の結果出てないし・・・・。 ギリギリまで待ちました。 でも、来ませんでした、「T社」の結果。 よーく考えて、「C社」に就職承諾書、出しました。 僕はこの時点で後悔の無いような決断を下したつもりです。
かくして、「あんなに面接うまくいったのに、なーんで落ちちゃったんだろ・・・・」という、ちょっとした疑問を残しつつ、僕の就職活動は幕を閉じました。 以上。
なんて仰々しく銘うってやるような話題じゃあないけどさ。 やっぱり僕にとっては今年の大きな出来事の一つだと思うし、なんか気分的に区切りがついたっていうか。 こんなホッとした気分はひさしぶり(大学合格以来、かも?)っていうか。 もちろん会社に入ってからもいろいろ大変なことがいっぱいあるのは覚悟しているけど。
四月に入ってからの僕はやけに焦っていて、中途採用でも何でもいいから、とにかく雇ってくれ〜って感じだったんだね。 いろいろ行ったよ。 寿司屋も行ったし、コンビニの弁当作る会社も行ったし、太陽熱でお湯を作る装置(何て言う名前か忘れた)のセールスとか。 一貫性なんて何も無し!!
で、まあ、ここは一つ初心にかえって、もう一度よく考えてみよう、と。
そんなときに、手元にある資料が。 愛知県豊橋市に本社がある「T社」という会社の資料。 家畜のエサ(要するに飼料)を扱っている会社で、どうやら研究部門に欠員があるらしく、その募集をしているようだ。 別にまだ焦っていたわけではないんだけど、大学では「畜産学」を専攻していたワケだし、それに、「すぐに採用!!」なんていうオイシイ話がひょっとしたらあるかもしれない・・・。 一応電話、してみました。
よしかず 「あのう、研究職の欠員を募集していると伺ったのですが・・・」
再び焦りだす俺・・・・。 くそぅ、スタートダッシュで出遅れた、ってヤツか・・・。クスン。(たしかあれは四月中旬くらいだったと思う) ・・・・・・しかし神はまだ僕を見捨ててはいなかった!!
担当 「えーと、実はですね、今度うちの会社の研究所を見学しに来る学生が3名ほどいましてね。 もしよろしければ、そのとき一緒に来ていただければ、ご案内しますけど」
ヨカッターーー!!(^0^)
でも、よーく考えてみたらさ、何も焦ることなんかないわけ。 確かに親に心配かけたり、あと世間体みたいなもんもあるかもしれないけど、まだ26よ?俺(笑) 焦っても構わないかもしれないけど、第一何も考えずにわけの分からない会社に入ってあとから後悔するのもバカバカしいし。 実際それまでに行った会社でも、おんなじような事言われたからね。 寿司屋にしても、コンビニ弁当の会社にしても、実は担当の人はすごくいい人ばかりで、「もっと自分のやりたいことをよく考えてみたらどうだい?」「それでも、うちの会社が良いと考えてくれたら、いつでも歓迎するよ」みたいな事言われた。 きっと焦っているのを感じとられたんだろうなあ^^;
担当 「あぁ、そちらの募集は既に終了しました」
よしかず 「(ガーン) そ、そうなんですか・・・・」
担当 「はい。 でも、今、来年四月採用の募集をしてますよ」
よしかず 「そうなんですか? その事について是非お話を伺わせていただきたいのですが」
担当 「実はもう会社説明会も既に終了してるんですよ」
よしかず 「はい!! 是非!! よろしくお願いいたします!!」
こうして会社訪問の日程をお互いに確認して、よしかずは電話を切った。(part2へつづく・・・)