峠シリーズ

発売元 アトラス

 

私は大体レースゲームは基本的に好きなので、買うゲームの半分はそれ系です。で、この峠シリーズは、なんだかんだ言ってサターンで2作品、プレステで既に2作品、そして今度またプレステで第三段が出るという、結構続いているシリーズであるわけです。

このゲームはタイトルが示すとおり、走るコースが峠という設定で、他のレースゲームにはあまりないカテゴリーとなっています。まあ、前置きはその辺にしておいて、私はサターンのを2作品(うちひとつは売り飛ばしましたが)、プレステのを一作品持っているので、紹介していきましょう。

1サターン版 峠KING THE SPILITS

出たのがサターン初期の頃です(確か95年)。PSに比べポリゴン表示能力が弱いうえ、初期ということで技術もまだ未熟、しかも3Dレースモノは表示ポリゴンがでかいゆえ、処理速度との戦いがとてもネックになってしまうので、こういった条件が合わさった結果、見た目のグラフィックは極まってます。超大味。コマ数も1/20くらいでカクカクしていて、車をスムーズに動かすことさえままならなかったのですが、注目すべき点もありました。どんなに遠くの背景も、まず欠けないのです。これより以前に買ったデイトナで、至近距離でいきなりぬっと建物が現れるといった現象がたびたびだあったので、それからするとこれはすごいと思いました。ただ、ゲームとしてはやはり遊びにくかったですが。

2サターン版 峠KING THE SPILITS 2

前作とはうって変わったのが、これです。グラフィックの質は格段に向上、コマ数も現在のレースゲームで標準である1/30を実現、コースも季節、時間帯、天候を自由に組み合わせられるので、なかなか飽きず、特に霧の表現は心にくるものがありました。車の挙動も実車のデータを元に作られているような感じで、理不尽な動きがなく、よくできています。そして一番驚いたのが、車の光沢表現。それがGTのように普通の反射を計算して出されたグラフィックとはまったく違い、まるで鉄板の反射のようにギラギラした光を放つ車体は、相当印象に残りました。未だその反射の計算法式は謎です。

・・・とまあ、ここまでは良いことを書いてきましたが、この作品の欠点は、コースがあまりにも入り組みすぎているくせに、車はかなりのスピードが出るので、安全運転でいかない限り、どうしてもクラッシュしてしまうのです。もう少しコースが簡単だったならば、かなりいい評価が得られたと思うのですが、残念なところです。

3 プレイステーション版 峠 MAX 2

この記事を書いている時点で、この作品を買ってからはまだ1週間も経っていないのですが、これは、本当に車を操るのが楽しいです。グラフィックはプレステなので、特に問題はないです。ただ、前作と比べて霧とかの天候を変えるのができないのだけは残念ですが。

で、なぜそんなに楽しいかというと、まず、車の挙動が前作よりさらにリアルになりました。それでいて、GTのように「ちょっとミスするとすぐにスピン」というほどシビアでもないわけです。そして、コースは峠であるので前作同様入り組んでしまってますが、加速率、最高速などのバランス調整がきっちり成されているので、ほとんど不満が解消されました。

 

このように代を重ねるごとに着実に進化していく峠シリーズなので、次に待ち構えているシリーズもも買ってしまいそうです。