BASS MANIMAL

by Kodai Yamase

「左手・運指フレーズ集」2

さて、皆様、ベ−ス弾いてますかな?
私はと言えば、暑さにとうとうギヴ・アップしてク−ラーを入手したものの、途端に涼しくなりやがって「ゴラァ!!」というちょっぴりアンニュイな気分の今日この頃です(注:執筆時は夏でした)。
今回は前回に引き続きフィンガリングに役立つフレ−ズ集を。

まずは、今回は左手薬指と小指を徹底的にいぢめるヤツを選んでみました。

ex01

各フレットを押さえる指はそれぞれ人指し指から小指まで1本ずつ均等に割り当てるように。
通常は1=人指し指、2=中指、3=薬指、4=小指なんだが、薬指と小指をいぢめるのが目的なので、この場合は1=人指し指、2=薬指、3=中指、4=小指で。
これを1フレットづつ上昇していき、12フレットくらいで(もちろん、最終フレットまで言っても構わんけど)また元に戻っていく、というパタ−ン。
・・・結構つらいっしょ。
人指し指や中指と比べて、なかなか薬指と小指は非力になりがちだが、こうやって鍛えておけばフィンガリングが小難しいフレ−ズを弾く時に役に立ちます。
音符はまた例によって割愛してしまったが、基本的に8分音符で構成されていると思って頂きたい。

次はそのバリエ−ション的フレーズ。
譜面には載せていないですが1−3、3−5のル−ト+5度のポジションで弾くバリエ=ションの方も試してみて下さい。
ex02

次のフレーズ。
小指で押さえた音がビビったりしない様、しっかりと押さえる事が肝心。
また、最初はゆっくり、慣れて来たらだんだんテンポをあげてやってみると、結構腕がパンパンになります。
ex03

最後に、ピアノではお馴染みの「ハノン」をアレンジしたもの。本来はCなんだけれども、こっちの方がポジション的に使用頻度が高いかも知れません。もちろん、オリジナル通りにCのキ−でやってみてもOKだし、ポジションを変えて(この場合、最初のAを3弦開放から始めるパタ−ンやオクタ−ブ上の3弦12フレットから始めてみるとか、色々試してみると良いでしょう。
それこそフィンガリングのパターンにバリエ−ションを持つのは良い事だし、同じAでも押さえるポジションによって音質が異なる事を実感してみるのも大切です。
ex04

さて、こうしたフィンガリングの練習そのものは実はムチャクチャ地味で、「こんなのが役に立つのかなぁ?」という疑問がフと頭をよぎるかもしれない。
そう、確かに地味だ。
しかし、この練習を繰り返す事で左手の各指が有る程度自由に動かせるようになったら、今まで上手く弾けなかったフレ−ズもずっとスム−ズに弾ける様になっているはずだ。
また、効果的かつ機械的に指の動きを体に叩き込む事でポジショニングやフレットの位置関係を覚える事になるし、ムダな力が抜けて長時間の演奏(特にライヴ。ライヴでは普段の数十倍の体力を使うからね。)に耐える事が出来るようになる。
いわば、アレだ、「ドラゴンボール」で牾空が地球の数十倍の重力の所で修行して、戻って来たらもう凄い事になっていた、アレと同じようなもんだ(本当か!?)。

やはり努力なくして進歩無し!!

そんなわけで、今回はこんな所で。

リクエスト、御意見御感想などお待ちしてます。

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